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自公内閣は、平和と民主主義を破壊しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150719-00000003-mbsnewsv-soci
(以下は、コピーです)
 先週、衆議院を通過した安全保障関連法案に反対する若者たちのデモが、大阪で行われました。

 大阪市西区の靭公園では、「民主主義と生活を守る有志」という若者グループなどが主催する安保法案に反対するデモが行われました。

 今月16日、集団的自衛権の行使を認める安保法案が衆議院本会議で可決され、参議院に送られました。

 集まった人たちは戦後70年間で築き上げた平和を覆す戦争法案だと、反対の声を上げました。

「廃案にもっていくために必要なのは、より多くの人が声を上げて、それを(デモなどで)可視化させていくこと」(参加者)

「私たち1人1人の声がこの法案を廃案にし、平和と民主主義を守ります」(参加者)

 参加者たちは靭公園から難波までのデモ行進を行いました。  


Posted by いざぁりん  at 22:36
平和の党ならば、連立から外れていただきたいものです。
http://blogos.com/article/123472/
(以下は、コピーです)

「こんなの持っているから通さない、と言いましたね?」。警察官に激しく詰め寄る主催者。=18日午後1時 信濃町 写真:筆者=

 きょうは「反安倍デー」。午後1時、全国各地各所で「アベ政治を許さない」のポスターが掲げられた。(呼びかけ人:作家・澤地久枝さん、瀬戸内寂聴さんら)

 会場に行けない人は自宅の壁に貼った。ベビーカーに吊り下げた。カバンに貼って街を歩いた・・・

 新宿区信濃町では、市民団体(反安保実行委員会)が公明党本部前で「アベ政治を許さない」を掲げようとしたが、警察に阻止された。

 公明党を抗議対象に選んだのは安倍政権の暴走を支えているのが公明党だからだ。

 実行委の一人は「60日ルールで衆院に戻された時、公明党議員を8人以上棄権させれば、3分の2取れなくなる(※)。廃案に追い込める」と戦略を語った。

警察はピケを張り通せんぼした。奥に見えるのが公明党本部。警察官の後ろには山口那津男委員長の御真影が。=18日午後1時、信濃町 写真:筆者=

 東京都内だけでも会場は10指に余った。「どこに行こうか迷ったけど、ここに来た」。公明党前を選んで埼玉から信濃町まで駆けつけた女性もいた。

 「公明党になんとかブレーキをかけたくて来た。銀座や国会前は他の人がたくさん行くだろうから」と話す。

 市民たちの思いは、しかし、警察に阻まれた。公明党本部手前の路地で警察がピケを張り、一行を通せんぼした。

 「通せ」「通さない」の押し問答が、30分間に渡って続いた。警察はピケを3重に張り、ひとっこ一人通さなかった。

 代表2人が公明党本部前まで行くことを許可された。2人は「(公明党は)憲法破壊、民主主義破壊であることを自覚して下さい」などと記した申し入れ書を警備会社のガードマンに手渡した。

築地のがんセンターに通院中の女性は「次の時代の若い人にこんな世の中を残していいか後悔するから」と参加の理由を話した。=18日午後1時、銀座4丁目 写真:取材班=

 銀座四丁目の歩行者天国には、開始時刻の10分くらい前から数人が集まりだした。和光の時計台が午後1時の鐘を鳴らすと、近くにいた男女たちが一斉に「アベ政治を許さない」プラカードを掲げた。

 「(銀座に来たのは)一般の無関心層に対するアピールだ。今アベ政治に反対しなかったらいつ反対するのか」と70代の男性は語る。

 80歳近い女性は娘と参加した。森ガール風の青いワンピースを着こなす上品な おばあちゃん だ。9歳の時、疎開先で終戦を迎えた。

 「東京は焼け野原でなんにもなかった。民主教育を受けた時、父親から『民主主義は多数決で止めることができる』と教えられた。大事にしなきゃ」

 「70年で歴史ってこんな風になるんだ。私の目の前でやってくれるとは思わなかった。死ぬのに心配事が増えちゃった」。おばあちゃん は眉をひそめた。


 ※
実際、必要なのは11人以上。

   ◇    ◇

『田中龍作ジャーナル』は読者のご支援により続いています。

    ◇

『田中龍作ジャーナル』では取材助手を募集しています。時給、交通費払います。ジャーナリスト志望の若者を歓迎します。学生可。詳しくは…tanakaryusaku@gmail.com
   

  


Posted by いざぁりん  at 22:26
目指せ、前代未聞の支持率、O%。
達成できれば、凄いです。
戦争法案に反対しましょう。
徴兵制に反対しましょう。
立憲主義の破壊に反対しましょう。
海外派兵に反対しましょう。
日米安保に反対しましょう。
自衛隊の存在に反対しましょう。
武力・暴力による政治に反対しましょう。
自公独裁に反対しましょう。
憲法改悪に反対しましょう。
強行採決に反対しましょう。
安保関連法案に反対しましょう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150719-00000038-mai-pol
(以下は、コピーです)
<安保関連法案>「支持率犠牲にしても成立を」自民副総裁
 自民党の高村正彦副総裁は19日のNHK番組で、安全保障関連法案の衆院平和安全法制特別委員会での強行採決後、毎日新聞の全国世論調査などで内閣支持率が急落したことを受け、「支持率を犠牲にしてでも、国民のために必要なことはやってきたのがわが党の誇るべき歴史だ」と述べ、安保法案の今国会成立を目指す考えを強調した。

【支持率推移のグラフも】内閣支持、急落35% 不支持51% 安保強行採決「問題」68%

 高村氏は「最後のころは繰り返しや直接関係ないような質問があり、議論は熟したと判断した」と特別委での採決の正当性を主張した。

 安保法案が参院で採決されない場合、9月14日以降に衆院で再議決できる憲法上の「60日ルール」について、公明党の北側一雄副代表は同番組で「2カ月以上もあり、そんな状況には参院のメンツをかけてしないと思う」と述べた。

 同番組では、民主党の枝野幸男幹事長が「審議するほど国民が理解し、理解すれば反対が増える。ますます反対の世論が広がり、参院で(与党が)採決できない状況を作れるのではないか」と指摘。共産党の山下芳生書記局長も「国民の戦いを盛り上げ、廃案を勝ち取りたい」と同調した。

 維新の党の柿沢未途幹事長は、衆院で否決された同党の対案について「国民の不安に応え、憲法適合性を確保する内容になっている」と参院に改めて提出する意向を示した。対案を巡る与党との協議は「今後も継続していくことになる」と述べた。

 一方、菅義偉官房長官は19日、横浜市で講演し、安保法案に世論の批判が強い現状を踏まえ、参院審議を通じて丁寧に説明する考えを表明。「野党やマスコミは戦争法案、徴兵制復活だと宣伝している」と批判したうえで、「この国会でなんとしても成立させたい」と述べた。  


Posted by いざぁりん  at 22:17
総理大臣には、憲法尊重擁護義務があります。
安倍総理は、存在自体が、憲法違反です。
http://mainichi.jp/shimen/news/20150714dde012010002000c.html
(以下は、コピーです)
◇憲法を憎んでいるのか

 「今の安倍晋三政権は、現行憲法を憎んでいるのではないですかね……」

 憲法を、憎む−−。強い感情を示す言葉が、現代文学を代表する作家の一人、島田雅彦さん(54)の口からこぼれ落ちた時には、さすがに驚いた。

 安倍政権について「憲法を軽んじている」「憲法尊重擁護義務を定めた99条違反だ」などの論評は今や至る所で聞く。それでも「憎んでいる」という表現は初めて聞いた気がした。

 もっとも安倍首相が「解釈改憲」による集団的自衛権の行使にこだわるのは「対等な日米関係」が祖父、岸信介元首相の宿願だったから、とよく語られるし、「首相の執念がなければここまで来られなかった」(官邸関係者)との指摘もある。宿願、執念……。安倍首相を突き動かすものが、芥川賞の選考委員でもある作家の目には「憎しみ」と見えるのだろうか。

 法政大の高層棟にある研究室。窓の外は、霧雨にけむる。

 「安倍首相は最初、改憲のハードルを下げるために96条に手を付けようとした。だが、現行憲法の規定に従わなければならないので、今度は解釈変更で乗り切ろうとした。それが今回の『戦争法案』です。つまり安倍政権のやりたいことをことごとく邪魔するのが現行憲法、という構図です。しかし1票の格差が是正されない状態で成立した政権も違憲だが、この法案も違憲。政権の意向に憲法を従わせようなんて本末転倒です」

 実際、憲法学者らが安全保障関連法案に「違憲」判断を突きつけたことが世論を動かし、安倍政権は今、支持率を落としつつある。

 「現行憲法のことを米国からの『押しつけ』だから改正しようと言う。しかし同じ『押しつけ』であっても日米安保条約はかたくなに守ろうとする。大変な矛盾ではないか。安倍政権は、憲法より日米安保条約を上位に置こうとしているのです」

 1983年、東京外国語大在学中に「優しいサヨクのための嬉遊(きゆう)曲」でデビュー。イデオロギーなどいらないと「左翼」ではなく「サヨク」を自称し、若い頃から「青二才」「亡命」「郊外」などをキーワードに若者や時代を語ってきた。

 91年の湾岸戦争では「日本が湾岸戦争および今後ありうべき一切の戦争に加担することに反対する」と作家仲間らと声明を発表。2001年には、表現・報道の自由を制限すると懸念された個人情報保護法案の反対集会に出席した。

 今年6月12日には、日中韓3カ国の文学者が討議する「第3回東アジア文学フォーラム」に参加し、北京市内で共同記者会見を開いた。会見での「今の日本には史上最も好ましくない首相がいる」「愚かな政治家が対立の種をまいたとしても、どこかで和解に向かう粘り強い努力が必要。個々は微力でもそこに貢献したい」という発言が国内外で報道され、話題を呼んだ。

 なぜ島田さんはひるまず政権批判を続けるのか。そう問うと、こんな答えが返ってきた。

 「小説家だから」

 続けて言う。「『小説』は『小さい説』、つまり個人の生活と意見のこと。対になるのは『大説』『大きい説』。政治経済、国家を論じることです。大説が多様性を失い、単純化し、多くの矛盾を抱えている現状では、大説に異論を唱えることが小説の役割となる。書きたいことを書けなくなれば小説家は終わりです。職業上の自由を保障してくれているのが憲法です」

 だから批判的精神を失わず異論を唱えていくことが、小説家の役目、というわけだ。

 憲法への思いは深い。「今一度、現行憲法を読んでみると、時代遅れどころか、日本が目指すべき今後の安全保障のあり方を示唆してもいます。日本を戦前に回帰させたがっている人は現行憲法の前文の規定を『ユートピア的』と批判するが、憲法が国民の自由と権利を保障し、平和を希求しているからこそ、戦争に行けといわれても、断ることができ、政府を批判することもできるのです。今春、戦没者慰霊のためにパラオを訪問し話題になった天皇陛下も、憲法を守り、二度と戦争をしないことを述べておられます」

 安保法案の採決強行は秒読み段階だ。しかし島田さんは悲観していない。「国会の場では数の力に任せて強行採決もできるでしょうが、支持率低下と引き換えになる。ゴリ押しすることで逆に改憲の野望は遠のくのではないでしょうか」

 そう考えるのは、安保法案に反対する学生グループ「自由と民主主義のための学生緊急行動(SEALDs=シールズ)」が国会前で抗議行動を行うなどの動きに大きな希望を感じているからだ。

 「非常に当事者意識の高い運動が育ちつつある。この少子高齢化時代において、若者には社会に大事にされていないという不満が根強いはず。そこに今回の安保法案で徴兵制復活までが語られ始めた。『俺たちは戦争にまで駆り出されるのかよ?』と我が身に降りかかる危機を感じているのではないでしょうか。実際、本当に戦争になれば、政権を批判する学生の就職の内定を取り消せとか、島田の本なんて発禁にしろといい出すやつが今よりもっと威張り出す」

 今問題なのは、政治的なオルタナティブ(対案)が盛り上がらないことだという。「自民党は伝統的に改憲派と護憲派、タカ派とハト派が対立構造を作り、党内に多様性があった。今はそれが完全に失われてしまった。即席で結成された野党も右派ばかり。最大野党の民主党は第2自民党の要素を含んでいる。国民の間で政権批判が盛り上がろうと、批判票の受け皿となって自民党を止められる政治的オルタナティブがどこにもない。このことが何より異常事態です。自民党が戦時中の国家総動員制を復活させかねない中、中道左派、リベラル、ハト派の再編成が急務です」

 では今、できることは何なのか。島田さんの言葉は強く、真っすぐだった。「一人一人が反対の意を唱え続けること。政治を動かすのは国会だけではないですから」。デモで、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で、メディアでの発言で−−。「異議を唱え続ければ、政権の支持率低下につながります。ネトウヨの罵詈雑言(ばりぞうごん)よりも政権批判の正論の方が強いし、説得力があるのです」

 そして最後に言い添えた。「ベトナム戦争で米国から参戦を要請された時、集団的自衛権の行使が禁じられているから、日本は断ることができた。一方、あの時参戦した韓国は、今もベトナムとわだかまりを残す。戦争は負の遺産しか残しません。集団的自衛権の行使は、国の『自殺行為』です。それを私たち国民が放置するなら、私たちだって『自殺ほう助』の罪を問われると同じことではないですか」

 「大説」に異論を唱え続ける小説家の根っこが、ようやく見えた気がした。【小国綾子】

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 ■人物略歴

 ◇しまだ・まさひこ

 1961年東京都生まれ。川崎市育ち。東京外国語大ロシア語学科卒。6度も芥川賞候補となるがすべて落選。ポストモダン世代の旗手として日本の純文学をけん引。2003年から法政大国際文化学部教授。芥川賞選考委員。
  


Posted by いざぁりん  at 21:14
未だに気づいていない国民が居ることが、残念です。
早く、気づいてください。
http://mainichi.jp/shimen/news/20150716ddm041010170000c.html
(以下は、コピーです)
先月4日の衆院憲法審査会で、自民党推薦の参考人として安全保障関連法案を違憲だと指摘した憲法学者の長谷部恭男氏(早稲田大大学院教授)が、毎日新聞のインタビューに応じた。「立憲主義の危機が深まった」と安倍政権を批判する一方で、「国民が法案に問題があると気づき始めている。悲観するのはまだ早い」と、今後の国会審議への期待感も語った。【聞き手・川崎桂吾】

 <自民党推薦の参考人でありながら、法案に「ノー」を突きつけて反響を呼び、国民の関心を高めた>

 私はずっと前から、集団的自衛権は違憲である、と言い続けてきました。あの場でも同じ主張を繰り返しただけです。参考人として呼ばれた際、自民の推薦とは知らされておらず、正直、あんな騒ぎになるとは予想していませんでした。

 もともと国民の間に「こんな法案を通していいのか」という違和感、エネルギーがたまっていた。そこへ私や他の先生方の指摘があって、「やっぱりそうなのか」と人々が納得したということだと思います。背景があったということです。

 <安倍政権をどう評価すべきか>

 政権の存在自体が、立憲主義を脅かしているのではないでしょうか。政治権力が好き勝手に振る舞えないよう憲法で拘束する、というのが立憲主義の最低限の要請です。安倍政権は憲法改正の要件を緩和しようとし人事権を振りかざし、違憲かどうかのチェック機能を担ってきた内閣法制局を言いなりにさせようとした。つまり、憲法の拘束を外そうという試みです。立憲主義への攻撃と言っていい。その結果、明らかに憲法違反である安保法案が出てきたわけです。

 一連の経緯で印象に残っているのは、「砂川判決」を集団的自衛権が合憲であることの根拠として主張し始めたことです。

 <砂川事件最高裁判決(1959年)は、日本が固有の自衛権を持つことを認めた。これを前提に政府は72年「(個別的自衛権は認められても)他国への武力攻撃を阻止する集団的自衛権は憲法違反で認められない」との見解を示した。だが安倍政権は合憲とした>

 全くでたらめな議論です。政府も合憲の根拠付けに困っているのでしょう。

 <今回の強行採決については>

 立憲主義の危機が新たな段階に入った。憲法が無視されるということは、その時々の政権の都合で憲法の意味がくるくる変わるということです。極端な例ですが、安倍政権の閣僚も徴兵制は違憲だと今は言っていますが、これもどうなるか分からない。安保法制が成立し、自衛官のリスクが高まれば成り手は少なくなるでしょう。

 <安全保障についてどう考えるか>

 国民の生命や財産に加え、その国のあり方を守ることも安全保障です。国のあり方を左右するのは憲法です。日本国憲法は、さまざまな価値観を抱く人々が、それでもフェアに社会生活の便宜とコストを分かち合える枠組みを提供しています。そんな憲法を壊して安保法案を成立させようとするのは、本末転倒ではないでしょうか。

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 ■人物略歴

 ◇はせべ・やすお

 1956年、広島市生まれ。東京大学法学部卒業。著書に「憲法と平和を問いなおす」「憲法とは何か」など。
  


Posted by いざぁりん  at 21:14
国家権力は、憲法を破って良いという、前例が作られました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150718-00010001-videonewsv-pol
(以下は、コピーです)
あれは安倍政権によるクーデターだった/石川健治氏(東京大学法学部教授)

 あの日、日本でクーデターが起きていた。そんなことを言われても、ほとんどの人が「何をバカな」と取り合わないかもしれない。しかし、残念ながら紛れもなくあれはクーデターだった。そして、それは現在も進行中である。

 安倍政権は7月15日の衆院の委員会で安全保障関連法案の採決を強行し、翌16日には本会議を通過させた。国会の会期が9月27日まで延長されていることから、仮に参院が法案を議決しなくても、衆院通過から60日後には衆院の3分の2の賛成で法案は可決する。衆院では自民、公明を合わせると3分の2以上の議席を得ていることから、16日の衆院の通過を持って、事実上法案の成立は確実になった。

 これは一見、民主主義の正当な手続きを踏んでいるように見えるが、決してそうではない。今回日本の政治に起きたことは、後世にまで禍根を残すことになるだろうと東京大学法学部教授で憲法学者の石川健治氏は言う。

 その理由として石川氏は今回、安倍政権が、憲法を改正しないまま、長年にわたり憲法によって禁じていると解されてきた集団的自衛権を容認する法解釈と法整備を強行したことによって、「法秩序の連続性が切断された」と考えられるからだと説明する。

 元々安倍政権は憲法9条を改正して、日本も軍隊を持ち戦争のできる「普通の国」にしたいという野望を抱き、それを公言して憚らなかった。しかし、それを実現するために必要な国民の支持がないことがわかると、今度は憲法改正を困難にしている憲法96条を改正し、現行の3分の2から国会の2分の1の賛成で憲法改正を発議できるようにしたいと言い出した。

 憲法の条文を改正する手続きを定める憲法96条は、憲法の中では他のすべての条文よりも高い位置にある。それを壊す行為は憲法そのものを転覆させる行為であり、これを法学的には「革命」と呼ぶが、「革命」が成功するためには国民の支持が必要だ。しかし、日本国民は憲法96条の改正を支持しなかったため、「革命」は失敗に終わった。

 ところが安倍政権は今度は、国民を置き去りにしたまま、政府レベルで法秩序の連続性の破壊を図った。内閣法制局長官を集団的自衛権容認論者にすげ替え、集団的自衛権の行使容認を閣議決定し、政権与党のみで法案を国会を通してしまった。国民から支持を受ける「革命」に対し、国民を置き去りにした状態で法秩序の連続性を破壊する行為を、法学的には「クーデター」と呼ぶのだと、石川氏は言う。

 石川氏は今回日本が失ったものの中で、最も大きかったものは「理屈が突破されたこと」だったという。参考人として呼ばれた3人の憲法学者にことごとく違憲の烙印を押され、憲法学者はもとより世のほとんど学者も、歴代の内閣法制局長官も、こぞってこの集団的自衛権を認めるこの法案は違憲であると主張していた。こうした主張に対する政府・与党側の反論は、集団的自衛権とは何の関係もない砂川事件の最高裁判決で集団的自衛権は禁止されていないという、およそ屁理屈にもならないようなお粗末なものだった。また、今回の法整備によって日本の抑止力が高まるという政府の主張も、根本的な部分に誤謬があることも明らかになった。

 理屈の上では安保法制をめぐる安倍政権の主張は完全に敗北していた。しかし、にもかかわらず論理的に破綻している法案が閣議決定され、7月16日の衆院通過で事実上の成立が決まってしまった。

 理が通らない政策が数の論理によって押し切られてしまったことで、日本が「法秩序」を失ったことの影響は大きい。今後、この法案がもたらすであろう個別の問題を考えただけでも目眩がしそうだが、より高次元で日本の法秩序が破砕されたことの影響は恐らく安全保障分野だけにとどまらないだろう。われわれの多くが、日本という国の政治の頂点で、「理」が「無理」によって押し切られるところを目撃してしまった。これによって戦後われわれが大切に育て、守ってきた「公共」空間が壊されてしまった。

 ここに至るまで安倍政権は、解釈改憲を実現するために内閣法制局長官をすげ替えたほか、アベノミクス実現のための日銀総裁人事にも介入した。また、メディアへの圧力を強める一方で、NHK会長人事にも介入してきた。こうした行為もまた、憲法96条改正の通底するところがある。最終的に法秩序を破壊するような行為を行う上で、まず邪魔になる障害を取り除くために首相の権限をフルに活用する。法律で委ねられた権限を行使しているだけとの見方もあろうが、そもそもそうした権限が内閣に委ねられているのは、そうした個々の機関の暴走を防ぐためであり、首相の権力を私物化するためではない。それを自身の権力や権限の拡大のために利用する行為は、権力の目的外利用であり、権力の濫用に他ならない。

 今回の安保法制の事実上の成立で日本が失ったものとは何なのか。今後その影響はどこで表面化してくるのか。われわれはそれにどう対抗していけばいいのか。知性主義も立憲主義も否定したまま自身の目的達成に向けて突っ走る安倍政権と、われわれはいかに向き合っていけばいいかを、ゲストの石川健治氏とともにジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。  


Posted by いざぁりん  at 21:13
自衛権ってのは、結局、先制攻撃を行います。
戦争は、利権のために行われます。
日本が平和だった時間は、たった70年間でした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150718-00000048-asahi-soci&pos=3
(以下は、コピーです)
衆院を通過し、審議が参院に移ることになった安全保障関連法案。憲法学者らから「法案は違憲」との指摘を受けながら成立へ突き進む安倍政権に対し、一風変わったメッセージで待ったをかけようとする動きがある。インターネットや口コミを通じ、賛同者がじわり広がっている。


 〈戦争は、防衛を名目に始まる。

 戦争は、兵器産業に富をもたらす。

 戦争は、すぐに制御が効かなくなる。〉

 安保法案の採決が衆院特別委員会で強行された15日の前夜、京都大吉田キャンパス(京都市)の教室で、詩のような声明書が読み上げられた。

 〈戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。

 戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。

 戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。〉

 京都大人文科学研究所で准教授を務める藤原辰史(たつし)さん(38)が、ゆっくりと読んでいく。学者、研究者、市民合わせて賛同者が3万人を超えた「安全保障関連法案に反対する学者の会」と学生たちによる緊急シンポジウムの場。約600人の参加者でぎゅうぎゅう詰めになり、熱気が漂う教室が静寂に包まれる。

 〈精神は、操作の対象物ではない。

 生命は、誰かの持ち駒ではない。

 海は、基地に押しつぶされてはならない。

 空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。〉

 太平洋戦争が終わってから70年。沖縄の人たちは今も米軍基地と向き合う。集団的自衛権を使い、自衛隊が海外で武力を行使することを認める安保法案は様々な危険性をはらむ。

 〈血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、

 知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。〉

 戦後70年間、憲法9条のもとで戦争を放棄してきた日本。声明書は、こうした姿勢を変えて米国との関係を強化したうえでの「積極的平和主義」を推し進めようとする安倍政権に疑問を投げかける。そして、太平洋戦争で大学が戦争に協力したことへの反省も込め、決意を示す。

 〈学問は、戦争の武器ではない。

 学問は、商売の道具ではない。

 学問は、権力の下僕ではない。

 生きる場所と考える自由を守り、創るために、

 私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない。〉

 藤原さんが1分半ほどかけて読み終えると、教室内に拍手が10秒ほど続いた。

   ■ □ ■

 声明書を作ったのは、今月2日に立ち上がった「自由と平和のための京大有志の会」。ふだんは戦時中の食べ物の歴史を研究する傍ら、安保法案などについて同僚や学生と議論している藤原さんが草稿を書いた。

 ホームページ(http://www.kyotounivfreedom.com/)に声明書を載せると、ツイッターなどを通じネット空間に拡散。「歴史をふまえた名文」「ハートを撃ち抜かれました」といった書き込みとともに賛同する人も増え、フェイスブックで賛意を示す「いいね!」は1万9千件に達した。北海道や静岡などの集会で声明書を読んだという連絡も寄せられ、藤原さんは「勇気づけられます」と話す。

 教員や留学生には翻訳を買って出る人も。英語、中国語、韓国語、ポーランド語、イタリア語、アラビア語などの声明書ができ、ホームページに載っている。藤原さんは「学者、学生、市民が自由に発想し、議論ができる勉強会を企画していく。市民の目線で戦争の愚かさ、平和や自由の大切さについて考え、その成果を発信していきたい」と話している。(増谷文生)


     ◇

■「自由と平和のための京大有志の会」の声明書(全文)

戦争は、防衛を名目に始まる。

戦争は、兵器産業に富をもたらす。

戦争は、すぐに制御が効かなくなる。

戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。

戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。

戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。

精神は、操作の対象物ではない。

生命は、誰かの持ち駒ではない。

海は、基地に押しつぶされてはならない。

空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。

血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、

知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。

学問は、戦争の武器ではない。

学問は、商売の道具ではない。

学問は、権力の下僕ではない。

生きる場所と考える自由を守り、創るために、

私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない。  


Posted by いざぁりん  at 21:13
ならば、全てを撤回されるべきです。
http://www.asahi.com/articles/ASH7B63N3H7BUTFK01S.html?ref=yahoo
(以下は、コピーです)
安保法案「成立すれば国民は忘れる」 強行採決の背景は

国民の理解が進んでいないのも事実――。安倍晋三首相自らがこう認めたのに、自民、公明両党は15日、安全保障関連法案の採決を強行した。報道機関の世論調査で多くの国民が反対の考えを示し、憲法学者の多数が憲法違反だと指摘する中、安倍政権は異論や違憲という指摘に背を向けたまま、安保政策の大転換に突き進もうとしている。

 「アベ政治を許さない」「自民党 感じ悪いよね」

 民主党議員が掲げたプラカードが揺れ、採決中止を求める怒号が飛び交う中、衆院特別委員会の浜田靖一委員長(自民)は「採決に移ります」と叫んだ。

 野党議員が委員長席に詰め寄り、浜田氏から議事進行用の紙を取り上げると、浜田氏はポケットから別のコピーを取り出して読み上げる。野党議員からは「反対、反対」のコール。委員会室は混乱した。

 採決前の質疑で、首相は「まだ国民のみなさまのご理解が進んでいないのも事実だ」とも認めた。浜田氏は採決後、記者団に「もう少しわかりやすくするためにも、法案を10本束ねたのはいかがなものかなと思う」と首相への不満を漏らした。石破茂地方創生相も14日の記者会見で「『国民の理解が進んできた』と言い切る自信があまりない」。政権内には、国民の理解が一向に進んでいないという自覚はあった。それなのに、政権はこれ以上の異論を封じるかのように採決に突き進んだ。

 民主の岡田克也代表は採決後、「国民の反対が強まってくるなかで、早く店じまいしなければ大変なことになる。これが首相の考えだ」。共産党の志位和夫委員長も「国民多数の反対を踏みにじって採決を強行した。国民主権の蹂躙(じゅうりん)だ」とそれぞれ批判。参院で廃案に追い込む考えを示した。

 首相がここまでして特別委での採決に踏みきったのは、安保関連法案成立を4月の訪米で米国に公約しており、先送りが国内外で政権の求心力を落とすことになるからだ。このため、衆院を通過した法案が仮に参院で議決されなくても、60日たてば衆院で再議決できる「60日ルール」の適用を視野に、9月27日の会期末から逆算。余裕を持って15日の採決に踏み切った。

 新国立競技場の建設問題や九州電力川内原発などの再稼働、戦後70年談話など難題も山積しており、懸案を早期に処理しておく必要性にも迫られていた。(安倍龍太郎)

■自民党内での議論も乏しく

 異論封じへの伏線はあった。5月28日の特別委で、首相が自席から民主党議員に「早く質問しろよ」とヤジを飛ばした。政府の説明責任を放棄するような姿勢に批判が集まった。また、6月25日の首相に近い自民党議員の勉強会で、議員が「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番」「沖縄のゆがんだ世論を正しい方向に持っていく」などと述べ、政府に批判的な報道や世論を威圧する発言も飛び出した。

 自民幹部の一人は法案の作成過程も問題視する。議員が幅広く法案の作成過程に関与することなく、「一部の幹部だけで法案が作られ、党内議論で意見しようとすれば、作成を主導した高村正彦副総裁に論破された」。異論に耳を傾けぬ党内の空気が醸成された。首相に近い参院議員の一人は「消費税や年金と違い、国民生活にすぐに直接の影響がない。法案が成立すれば国民は忘れる」と言い切る。

 くしくもこの日は、首相の尊敬する祖父、岸信介元首相が1960年、日米安保条約改定を巡る国会の混乱から退陣した日だ。首相は特別委で「あの(安保改定の)時も国民の理解はなかなか進まなかった。しかし、その後の実績をみて多くの国民から理解や支持をいただいた」。

 かつて、有事法制や消費税率の5%から8%への引き上げ法案では、与野党が粘り強く協議して合意を作り上げた実績もある。だが、今の首相にあるのは、異論もいずれは収まるだろうという楽観論だ。

 野党議員が委員長席周辺で抗議の声をあげる中、首相は採決の結果を見届けないまま議場を後にした。

■違憲か、合憲か…最後まで釈明に追われ

 法案の内容をめぐり、与野党が厳しく対立する構図はふつうだ。だが安保関連法案は、そもそも法案が合憲か、違憲かという根幹が問われ続ける異例の審議をたどった。

 「国民は憲法が『存立危機事態』だと思っている」「自分の思い通りに憲法をねじ曲げようとしている」。15日の特別委で民主党の辻元清美氏は、長年の憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を認めた首相の手法を厳しくせめた。

 こうした批判に、安倍首相は「我々は合憲である絶対的な確信を持っている」と述べるなど、最後まで憲法をめぐる説明に追われた。

 首相にすれば、ここまで国会で合憲か違憲かが問われるのは想定外だった。昨年7月の憲法解釈変更後、首相は自国防衛に限定した集団的自衛権なら憲法上認められると説明。弁護士出身の自民党の高村氏、公明党の北側一雄副代表を中心に、内閣法制局を加えて理屈を練り上げた。政権は万全の理論武装をして法案審議に臨んだはずだった。

 ところが、6月4日の衆院憲法審査会で、自民推薦の長谷部恭男・早大教授ら憲法学者3人が「憲法違反」と指摘すると、政権は一転、釈明に追われるようになった。

 自民は「憲法解釈の最高権威は最高裁だ。憲法学者でも内閣法制局でもない」(稲田朋美政調会長)などと防戦したが、朝日新聞が11、12日に実施した全国世論調査では、法案が憲法に「違反している」が48%に上り、「違反していない」は24%にとどまった。

 反論が一向に理解されない中、首相は15日の質疑で「確固たる信念があれば、政策を前に進めていく」と強調。さらに、日本を取り巻く安全保障環境の悪化による「リスク」を訴えて、集団的自衛権行使の正当性を主張してきた。しかし、憲法によって政治権力を縛る立憲主義に反することを認めれば、時の権力の暴走を許すことにつながりかねず、国のあり方そのものにとって、逆に重大なリスクになる。

 「総理は『政治家が判断しなければならない』と言うが独善だ。立憲主義は総理のような独走を抑えるためにある」。民主の大串博志氏は15日の質疑でこう迫ると、首相は「違憲立法かの最終的判断は最高裁判所が行う。憲法にも書いてある」と持論を強調した。  


Posted by いざぁりん  at 21:12
こちらです。
http://digital.asahi.com/
(以下は、コピーです)
5月にあった都構想の住民投票では、30~40代の投票者が計48万5579人で、65歳以上の高齢者の46万2403人を上回っていたことがわかった。市選管幹部は「子育て世代が、大阪の未来を真剣に考えたのでは。必ずしも、高齢者が決めたとは言えない結果だ」と話している。
  


Posted by いざぁりん  at 21:09
良いことです。
こちらから、どうぞ。
http://togetter.com/li/849256
http://digital.asahi.com/articles/ASH7L7K7HH7LUTIL01N.html
(以下は、コピーです)
 デモには欠かせないプラカード。手書きに代わってコンビニで印刷したものが増えている。共感するメッセージをすぐに入手できる手軽さが受け、幅広い世代に広がる。18日午後1時には、安全保障関連法案の採決を強行した安倍政権への抗議を込めた同じプラカードが各地で一斉に掲げられた。

 「PEACE NOT WAR」

 17日夜の国会前。千葉県松戸市の男子大学生(18)は、白地に赤と水色でカラフルに書かれたプラカードを高く掲げた。「NOT」の「O」にはピースマークをあしらった学生団体「SEALDs(シールズ)」のデザイン。「おしゃれでかっこいい。若者らしく、スマートに活動したいから」

 3週間前に初めてデモに参加する際、直前にコンビニに立ち寄って印刷した。「参加しようと思ったその日にプラカードを持って行ける。もっと多くの人に知って欲しい」と話す。

 メッセージ入りのプラカードを多くの人が共有できるのは、コンビニで画像を印刷できるサービスを活用しているからだ。

 メッセージを発信したい側は、専用ホームページにパソコンやスマートフォンから画像を登録。印刷に必要な番号などをツイッターやフェイスブックなどで画像とともに拡散する。それを見て「いいね!」と感じた人が、セブン―イレブンやローソン、ファミリーマートなどにある複合機で番号を入力すると、印刷できる。

 A3サイズなら白黒は1枚20円、フルカラーは100円。セブン―イレブンでサービスを展開する富士ゼロックス広報宣伝部の担当者は「サッカーのサポーターがスタジアムで共通のプラカードを掲げるために使う例もあるようです。その派生的な使い方でしょう」と話した。

 衆院特別委で安保法案の採決が強行された際、委員長を取り囲んだ野党議員は「アベ政治を許さない」と書かれたプラカードを掲げ、抗議した。同じプラカードは18日午後1時、全国各地で一斉に掲げられた。

 ノンフィクション作家の澤地久枝さん(84)、ジャーナリストの鳥越俊太郎さん(75)らが呼びかけ、プラカードはセブン―イレブンやネットで入手できるようにした。

 約6千人(主催者発表)が集まった国会前デモ。東京都多摩市の女性(72)はコンビニで印刷してきた友人にプラカードをわけてもらった。「気軽に思いを伝えられる。便利な時代になりましたね」。千葉県市川市のパート前原紗樹さん(37)は小学生の息子と初めて参加。「テレビで見ているだけではなく、自分で声を上げたいと思った」。プラカードは自宅のプリンターで印刷し、車にも縮小したものを貼り付けた。

 澤地さんは「反対だと思う人が手をつないだ時、政治は変わります」と話した。事務局は「18日午後5時までに、ほぼ全ての都道府県から500通以上の活動報告メールが寄せられている」と話す。(遠藤雄司、国吉美香)

■「同じ経験、させてはいけない」 俳人の金子兜太さん

 「アベ政治を許さない」の文字を書いたのは、俳人の金子兜太(とうた)さん(95)だ。

 「どれだけ頼まれても、戦争は二度と行きたくない」

 終戦の前年、海軍の主計中尉として南太平洋・トラック島に赴任した。手製手投げ弾の実験が失敗し、目の前で工員の腕が吹き飛び、背中がえぐれた。即死だった。「これからの人たちに同じ経験をさせてはいけない」。その思いを筆に込め、一気に書き上げた。

 「許さない」と書きつつも、米国に「夏までに成立する」と約束し、法案成立へとひた走る日本の首相の言動をみると、「気の毒にも思える」という。「でっち小僧が旦那になだめられたり引っぱたかれたり、時々菓子をもらったりして、いいようにされている姿を想像してしまう」

 揮毫(きごう)は旧知の作家、澤地久枝さんから6月上旬に依頼された。色紙を受け取った澤地さんは「素晴らしい迫力だった」と感激してくれた。金子さんは、自分の文字が揺れるデモの光景をテレビで目にし、「『反対』の声はじわじわ効いてくるはず」と感じている。
  


Posted by いざぁりん  at 20:55
せめて、村上氏が、総理をやれば。
http://www.asahi.com/articles/ASH6Z7WLJH6ZUTFK01J.html
(以下は、コピーです)
■村上誠一郎・自民党衆院議員
 99%の憲法学者、歴代の法制局長官、そしてほぼ全員の法曹のみなさん、私が議論する限り、砂川判決や1972年の政府見解は(集団的自衛権の行使容認の)根拠ではないと言う。大多数の国民、学者に「違憲の法案」というコンセンサスが得られているのに、あえて強引に突破することは、日本の将来、日本の民主主義に多大なる禍根を残すんじゃないかと心配している。
 私は10回連続で選挙に通って、1回も自民党を出たこともないし、1回も野党の不信任案に投票しなかった、ただ1人の生き残りだ。私こそがミスター自民党だと考えている。なぜそのミスター自民党がこういうことを言うかというと、我が愛する自民党と、我が愛する日本が、誤った道に踏み出さないように、なんとしてでも、ここは一度考え直してほしいという気持ちがあるからだ。
  


Posted by いざぁりん  at 12:41
麻生氏のおごりです。
http://www.asahi.com/articles/ASH7J5GB3H7JUTFK00W.html
(以下は、コピーです)
■麻生太郎副総理
 いま安全保障関連法案が上がりつつある。誠に喜ばしいことだと思っています。ちょっと聞くけど、「とんでもねえじゃねえか」って言って事務所で抗議の電話をもらった人。どれくらい来た? そんなもんか、数十件ね。普通だいたいね、めちゃめちゃ来るはずなんだ、これ、新聞の言う通りだったら。だって80%反対してるんだもん。もっと来なくちゃおかしい。俺のところだってめちゃめちゃ来るはず。いつもだったら。今度も秘書を並べて待った。でも、ほとんどかかってこない。これは間違いなく、日本がより安全なものになるための抑止力を確保するために、自信を持ってみんなこれだけやったんで。ぜひ、きちっとした法案を作り上げて日本の安全が確保されるように、みなさん方の自信と誇りを持ってやっていただけることをお願いしたい。(派閥会合のあいさつで)
  


Posted by いざぁりん  at 12:38
おごれる者も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
http://mainichi.jp/shimen/news/20150719ddm003010081000c.html
(以下は、コピーです)
 毎日新聞の17、18両日の全国世論調査で、安倍内閣の支持率が第2次内閣発足後最低まで下落したことに、政府・与党が焦りを強めている。世論の懸念が強い安全保障関連法案を衆院で採決強行したことへの反発が背景だ。今後も戦後70年談話や原発再稼働、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉など難しい政治課題が山積している。関連法案には「説明が不十分」との回答がなお82%に上っており、参院審議に影響を与えそうだ。

 自民党の谷垣禎一幹事長は18日、東京都内で記者団に「若干の支持率低下は覚悟していたが、かなり落ちている。(関連法案に)理解を求める丁寧な姿勢が求められる」と語った。

 安倍晋三首相は17日、建設費が高騰した新国立競技場の建設計画を「白紙で見直す」と表明したが、支持率低下は止まらなかった。自民幹部は「見直しの効果は1カ月も持たない。国民の多くが安倍政権の『おごり』を感じており、妙案が浮かばない」と表情を曇らせた。自民中堅議員は「今後はTPPも逆風だ。新国立見直しは当然の話に過ぎない」と語った。

 関連法案の「説明が不十分」だとしたのは、自民支持層で64%、公明支持層で8割強に上る。自民中堅議員は「参院でも『理解が得られなくても通す』という強硬姿勢ならば、付ける薬がなくなる」と一層の民意の離反を懸念。石破茂地方創生担当相は18日、鳥取市内で「有権者の前に出て訴えるのが自民党の姿勢だ」とさらに丁寧な説明が必要との考えを示した。

 一方、野党各党は世論を後押しに、参院で対決姿勢を強める考えだ。民主党の枝野幸男幹事長は東京都内で記者団に「審議すればするほど、国民の思いは首相から離れていっている。立憲主義と民主主義を守る闘いに全力を挙げる」と発言。維新の党の松野頼久代表も「(支持率30%台は)危険水域だ。国民も政権が暴走していることが分かってきた」と述べた。

 共産党の山下芳生書記局長は取材に対し「国民の怒りの表れだ」と強調。志位和夫委員長は講演で「圧倒的な世論で安倍政権を追い詰めれば、採決不能に追い込める」と訴えた。

 政党支持率は、自民が第2次安倍内閣発足後最低の28%、民主は10%で2012年末の政権転落以来初めて2ケタ台を回復した。自民幹部が危機感を強める一方、民主中堅議員は「関連法案への対決姿勢にプラス評価があるのではないか」と語った。

 ◇「新国立」建設、政府対応 「問題あった」8割

 今回の緊急全国世論調査では、2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の建設計画についても尋ねた。今回の調査は、安倍晋三首相が17日午後に計画をゼロベースで見直す考えを表明する前に開始したため、これに対する評価は聞けなかったが、計画通りに建設する方針をいったん決めた政府の対応に「問題があった」との回答は82%を占めた。

 「問題はなかった」は7%にとどまった。安倍内閣支持層でも「問題があった」は71%、「問題はなかった」は14%だった。これまでの政府の対応への批判は根強く、首相の見直し方針でそうした世論を鎮めるのは難しそうだ。2520億円に膨らんだ建設費用を減らすために、計画を「見直すべきだ」は88%に上った。見直しを求める世論の高まりが政府の方針転換につながったとみられる。

 ◇首相70年談話、謝罪必要49%

 安倍首相が8月に発表する予定の戦後70年談話に、過去の「植民地支配と侵略」に対する「反省とおわび」を「盛り込むべきだ」という回答は49%、「盛り込む必要はない」は36%だった。

 安倍内閣支持層では「盛り込む必要はない」が53%と半数を超えたが、「盛り込むべきだ」も33%あった。不支持層では「盛り込むべきだ」63%、「盛り込む必要はない」25%だった。

 自民支持層は「盛り込む必要はない」52%、「盛り込むべきだ」33%。今回の結果からは、首相を支える層でも、談話の文言に配慮すべきだという意見が一定程度あることがうかがえる。

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 ■本社緊急世論調査 質問と回答

 ◆安倍内閣を支持しますか。

                全体 前回 男性 女性

支持する            35(42)43 30

支持しない           51(43)49 52

関心がない           12(13) 7 15

 ◇<「支持する」と答えた方に>支持する理由は何ですか。

自民党の首相だから       18(17)14 21

指導力に期待できる       32(33)31 33

政策に期待できる        23(25)26 20

政治のあり方が変わりそうだから 23(20)27 19

 ◇<「支持しない」と答えた方に>支持しない理由は何ですか。

自民党の首相だから        8 (4)13  4

指導力に期待できない       7 (8) 5  8

政策に期待できない       58(60)53 62

政治のあり方が変わりそうにない 25(22)27 23

 ◆どの政党を支持しますか。

自民党             28(31)30 27

民主党             10 (7)11  9

維新の党             6 (5) 7  5

公明党              4 (4) 2  5

共産党              5 (4) 5  5

次世代の党            0 (0) −  0

社民党              2 (2) 1  2

生活の党             0 (1) 1  0

日本を元気にする会        0 (−) −  0

新党改革             0 (0) −  0

その他              5 (7) 5  5

支持政党はない         39(37)37 41

 ◆集団的自衛権の行使など、自衛隊の海外での活動を広げる安全保障関連法案が衆院で可決され、参院に送られました。あなたはこの法案に賛成ですか、反対ですか。

賛成              27(29)39 19

反対              62(58)55 67

 ◆政府・与党は、安全保障関連法案を今国会で成立させるために国会の会期を9月27日まで延長しました。あなたは延長した今国会でこの法案を成立させる方針に賛成ですか、反対ですか。

賛成              25(28)34 18

反対              63(61)61 65

 ◆安全保障関連法案をめぐり、与党は衆院の特別委員会で野党の反対を押し切って採決しました。あなたは与党が強行採決したことを問題だと思いますか。

問題だ             68    61 72

問題ではない          24    34 17

 ◆安全保障関連法案について、政府・与党は衆院での議論は尽くされたと主張しています。あなたは政府・与党の国民への説明は十分だと思いますか、不十分だと思いますか。

十分だ             10    15  7

不十分だ            82    80 83

 ◆政府・与党は、安全保障関連法案が成立すれば、外国が日本に武力攻撃をしようとするのを押しとどめる力、いわゆる抑止力が高まると主張しています。これに対し、自衛隊の海外での活動を広げることで日本が戦争に巻き込まれる恐れが強まるとして、反対する意見もあります。あなたの考えはどちらに近いですか。

抑止力が高まる         28    41 18

戦争に巻き込まれる恐れが強まる 64    53 72

 ◆安全保障関連法案は、これから参院で審議されます。あなたは野党にどのような対応をとってほしいですか。次の三つの中から、あなたの考えに近いものを選んでください。

法案の審議に協力する      20    30 13

法案の修正を求める       32    29 34

法案の撤回を求める       38    36 39

 ◆2020年の東京オリンピックとパラリンピックの会場となる新たな国立競技場の建設に約2500億円かかることがわかりました。あなたは新国立競技場の建設費用を減らすために計画を見直すべきだと思いますか。

見直すべきだ          88    91 87

見直さなくてもよい        5     5  4

 ◆新国立競技場をめぐっては、建築家グループなどが建設計画の見直しを求めましたが、政府は計画通りに建設する方針をいったん決めました。あなたはこれまでの政府の対応に問題があったと思いますか。

問題があった          82    83 81

問題はなかった          7    10  5

 ◆安倍晋三首相は8月に戦後70年談話を発表する予定です。あなたはこの談話に過去の「植民地支配と侵略」に対する「反省とおわび」を盛り込むべきだと思いますか。

盛り込むべきだ         49    51 47

盛り込む必要はない       36    41 33

 (注)数字は%、小数点以下を四捨五入。0は0.5%未満、−は回答なし。無回答は省略。カッコ内の数字は前回7月4、5日の調査結果。

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 ◇調査の方法

 7月17、18日の2日間、コンピューターで無作為に数字を組み合わせて作った電話番号に、調査員が電話をかけるRDS法で調査した。福島第1原発事故で帰還困難区域などに指定されている市町村の電話番号は除いた。有権者のいる1760世帯から、1048人の回答を得た。回答率は60%。
  


Posted by いざぁりん  at 12:14
支持率35%は、まだまだ、高すぎます。
もっともっと、下げなければ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150719-00000003-mai-pol
(以下は、コピーです)
毎日新聞は17、18両日、安全保障関連法案の衆院通過を受けて緊急の全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は今月4、5両日の前回調査より7ポイント減の35%で、第2次安倍内閣発足後で最低となった。不支持率は前回より8ポイント増の51%と初めて半数に達した。与党が15日の衆院平和安全法制特別委員会で安保法案を強行採決したことについては「問題だ」との回答が68%で、「問題ではない」の24%を大きく上回った。安保法案への世論の批判は強まっており、政府・与党の一連の対応が内閣支持率を押し下げたとみられる。

【支持率急落】政府・与党に強まる焦り

 ◇安保強行採決「問題」68%

 集団的自衛権の行使などを可能にする安保法案に「反対」は62%(前回比4ポイント増)、「賛成」は27%(同2ポイント減)で、前回より賛否の差が広がった。法案成立によって日本に対する武力攻撃への「抑止力が高まる」は28%にとどまり、自衛隊の海外での活動拡大で「戦争に巻き込まれる恐れが強まる」が64%に上った。「戦争に巻き込まれる」と答えた層では9割近くが法案に反対した。抑止力と考えるか、戦争に巻き込まれると考えるかは、法案の賛否に密接に関連している。

 安保法案を9月27日までの今国会で成立させる政府・与党の方針には「反対」が63%(前回比2ポイント増)を占め、「賛成」は25%(同3ポイント減)だった。政府・与党は衆院での議論は尽くされたと主張したが、国民への説明が「不十分だ」は82%となお高率だ。こうした中での強行採決には自民支持層でも「問題だ」(43%)と「問題ではない」(47%)が拮抗(きっこう)した。

 今後始まる参院審議で野党に望む対応は、「法案の撤回を求める」38%▽「法案の修正を求める」32%▽「法案の審議に協力する」20%--と分かれた。野党支持層では「撤回」が目立って多いが、維新支持層では「修正」が4割で最多だった。

 政党支持率は、自民28%▽民主10%▽維新6%▽公明4%▽共産5%--など。「支持政党はない」と答えた無党派は39%だった。【今村茜】

 調査の方法 7月17、18日の2日間、コンピューターで無作為に数字を組み合わせて作った電話番号に、調査員が電話をかけるRDS法で調査した。福島第1原発事故で帰還困難区域などに指定されている市町村の電話番号は除いた。有権者のいる1760世帯から、1048人の回答を得た。回答率は60%。  


Posted by いざぁりん  at 12:07
「合憲は明々白々」vs「100%違憲」については、前者が敗北しました。
安保&安保法制に賛成の方は、米軍か自衛隊に入られるべきです。
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/150716/plt15071622380033-n5.html
(以下は、コピーです)
 討論会終了後、出席した学生は賛成・反対の票を投じ、会を主催し、票を集計した群馬大の藤井正希准教授は16日午後、自身のツイッター上で、今回の法案に対し「賛成47票・反対158票」との結果を発表した。  


Posted by いざぁりん  at 10:53
総理は、25%まで耐えられるとしていますので、24%以下にまで下げさせなければなりません。
支持率は、40%を切ると政権維持にとって危険とされていますが、総理は低支持率を覚悟していますので、37.7%では高すぎます。
目指せ、24%。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150719-00000053-san-pol
(以下は、コピーです)
 共同通信社が17、18両日に実施した全国電話世論調査によると、内閣支持率は37・7%で、前回6月の47・4%から9・7ポイント急落した。不支持率は51・6%(前回43・0%)と過半数に達し、平成24年12月発足の第2次安倍政権以降で初めて支持と不支持が逆転した。

 与党が16日の衆院本会議で、多くの野党が退席や欠席する中、安全保障関連法案を採決し、可決したことには「よくなかった」との回答が73・3%を占めた。「よかった」は21・4%だった。安保法案の今国会成立に反対が68・2%で前回から5・1ポイント増えた。賛成は24・6%だった。

 政党支持率は自民党が31・9%で前回から5・1ポイント下落した。民主党は11・2%で1・1ポイントの微増。  


Posted by いざぁりん  at 10:46
自殺に追い込んだ加害者たちの責任は?
「母親失格」は、加害者の側ではないのか。
黙認した学校や市教委にも、責任があります。
いじめ被害を受けた場合は、学校へ行くのを直ちにやめましょう。
学校なんかに行かなくても、立派な大人になれます。
塾や習い事に行けばいいのです。
学校を信じてはなりません。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150717-00000004-pseven-soci
(以下は、コピーです)
 栃木県の南西部に位置する佐野市の中心部から車で30分ほど行ったところに、白い鉄筋コンクリート造りの小学校の校舎がある。山が間近に迫り、田畑が広がるのどかな一帯には、昼間は子供たちの遊ぶ声が響く。児童は一学年10~15人程度で、全校でも70人ちょっとという小学校だ。

 そんな小さな学校を揺るがす“事件”が今年の4月、立て続けに起きた。1週間の間に、在籍する児童の母親2人が相次いで自殺したのだ。発端は4月16日、小4の娘を持つA子さんが亡くなったことだった。

「A子さんが首を吊っているのを見つけたのは娘さんでした。娘さんは特殊学級に通っていて、本当にかわいらしい子。その子が自分で救急車を呼びました。だけど、A子さんの家は山の中腹にあり、道も細く、救急車が道に迷ってしまった。娘さんは泣きじゃくりながら家の下の大きな道路まで下りてきて、救急車を待っていました」(近隣住民)

「お母さんが…お母さんが…」。声にならない声で泣きじゃくりながら助けを求める幼い子供に静かな街は騒然となった。

 A子さんの葬儀には、子供が同じ学校に通うママ友のB美さんが参列していた。A子さんとB美さんはママ友の中でも、親友といえるぐらい、何でも相談できる仲だった。B美さんの知人によると、A子さんの告別式でB美さんは友人代表としてこう手紙を読んだという。

「私がAちゃんの代わりになって子供のことを守ってあげるからね」

 だが、その約束は果たされなかった。A子さんが亡くなった1週間後、B美さんも自ら命を絶ったのだ。

「B美さんは男の子3人、女の子1人の4人の母。PTAの活動にも積極的に参加する、子供好きの活発で、きれいなお母さんでした。葬儀では、娘さんがお小遣いの1000円札を握りしめて火葬場の職員に“これをあげるからお母さんを焼かないで”と泣いていました。見ていて本当につらくて、つらくて…」(前出・B美さんの知人)

 2人のママ友の相次ぐ自殺。その真相に触れたのは、読売新聞の栃木県南版(7月3日)の短い記事だけだった。

《遺族によると、(A子さんとB美さんそれぞれの)児童2人は学校で物を隠されたりするいじめを受け、不登校になった。2人の母親が「やめてほしい」などと、別の児童の母親に改善を促すうち、母親たちの間で孤立するようになった。自殺直前には、他の児童の母親から「母親失格だ」などと厳しく言われ、家族に悩みを打ち明けていたという》

 学校や市教育委員会はLINE上で母親同士がA子さんとB美さんの陰口などをやりとりしていたことを確認したという。しかし、「児童や母親の間にいじめ行為はなかった」と結論づけたと報じられた。A子さんとB美さんを知る人物が語る。

「A子さんは1年ほど前から“娘がいじめられている”と周囲に相談すると同時に、自分もママ友から嫌がらせを受けていると悩んでいました。A子さんの娘が学校で“家族で旅行にいったんだ”と友達に言うと、その友達の母親から“子供に自慢話をさせるな”って怒られたとか、LINEの保護者のグループ内で5人のママ友から執拗に攻撃されているとか…。

 B美さんの小学校高学年のお子さんも友達にモノを隠されるなどのいじめを受けていて不登校だった。それでB美さんは、友達の母親に直接話をした。すると、その保護者が“てめえの育て方が悪いんだよ”と言って、その日からB美さんもママ友の中で仲間外れにされるようになったと聞いています」

 教育評論家の松本肇氏が指摘する。

「子供のいじめがそのまま、母親同士のいざこざに繋がることはよくあります。いじめられた子が母親に言うと、母親は子を守ろうとします。一方で、いじめた子も“ぼくは悪くない”と自分の母親に伝えるので、母親同士がそれぞれの子供の言い分を鵜呑みにして、一歩も譲らない言い争いになるケースが多い」

 B美さんが亡くなる前日、学校で授業参観、クラス懇談会、PTA総会が行われた。ある学校関係者はその日のB美さんの様子をこう振り返った。

「その日は不登校の娘さんが“お母さんと一緒なら私も学校へ行く”と言ったようなんです。それでB美さんはギクシャクしていたママ友の中に無理して入っていった。ガタガタと震えていて、目には涙も浮かんでいました」
  


Posted by いざぁりん  at 02:16
消費税法も、安保も、違憲の閣議決定も、自衛隊法も、国旗国歌法も、元号法も、つまり、撤回して欲しいものだらけです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150718-00000055-mai-soci
(以下は、コピーです)
安全保障関連法案に反対して作家の澤地久枝さん(84)らが呼びかけた安倍政権に対する抗議行動が18日、全国各地であり、「アベ政治を許さない」と記したポスターを午後1時ごろに一斉に掲げた。主催したスタッフは「全国各地の1000カ所前後で実施されたと見込まれる」と話している。

 澤地さんの提案にジャーナリストの鳥越俊太郎さん(75)、作家の落合恵子さん(70)らが賛同。俳人の金子兜太(とうた)さん(95)が書いたポスターをインターネットのサイトに掲載し、それぞれが印刷して持ち寄った。

 メイン会場の国会前には澤地さん、落合さん、鳥越さんらも駆けつけ、主催者発表で5000人以上が集まった。時折小雨が降る中、参加者はポスターを一斉に掲げて「安倍政治を許さない」とシュプレヒコールをあげた。

 壇上に立った澤地さんは「政治を変えるのは(政権に)反対する人たちが手をつなぐ時だ」と呼びかけた。落合さんが「平和の破壊を私たちは許さない。2015年7月を新しい一歩にしよう」と語りかけると、講談師の神田香織さんは「新国立競技場の建設案だけでなく、安保法案も撤回すべきだ」と訴えた。最後に鳥越さんが「我々が心を一つに連帯し、声を上げることが国会を動かすことになる」と締めくくった。

 東京都杉並区の男性(65)は「傍観者じゃいられないと思い、初めて抗議行動に参加した。安倍政権は安保法案が違憲だと言われても耳を貸さない」と話し、東京都江東区の女性会社員(58)は「一緒になって立憲主義を覆す政治をやめさせたい」と語った。

 名古屋市東区では市政資料館前に市民約100人が集まり「戦争反対、憲法守れ」などと声を合わせ、午後1時にポスターを一斉に掲げた。講演で同市に来ていた上野千鶴子・東京大名誉教授は「今怒らないで、いつ怒るの。このまま法案が通れば、子どもたちに顔向けができない」と訴えた。

 福岡市中央区では、終戦間際に旧満州(現中国東北部)に渡った満蒙(まんもう)開拓団の苦難を描いた映画「望郷の鐘 満蒙開拓団の落日」の上映会後、観客約150人がポスターを掲げた。主催者がポスターを配って賛同を呼びかけた。観客の川添緋砂子さん(79)は「戦争が起これば市民はみな苦しめられる。戦争につながりかねない安保法案に強く反対しているので、抗議行動で意思表示ができてよかった」と話した。

 大阪市北区の扇町公園では、安全保障関連法案の廃案を求める弁護士らが呼びかけた集会があり、約1万1000人(主催者発表)が参加した。「憲法9条をいかす壮大な運動を巻き起こす」との決議を採択し、周辺の約2キロをデモ行進した。  


Posted by いざぁりん  at 02:07
オリンピックなんて、やめちゃいましょう。
オリンピックは無くても、世の中、大丈夫です。
そんなことよりも、国民が日常的にスポーツを楽しめる社会づくりに、力を注ぎましょう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150718-00000032-nksports-pol
(以下は、コピーです)
安倍晋三首相は17日、20年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場建設計画の白紙撤回を正式に表明した。

 東京都の舛添要一知事はこの日、自身のツイッターで、新競技場見直しに関する安倍政権の「迷走」に関し、「主張の整合性よりも内閣支持率が優先か?」と、首相を痛烈に皮肉った。

 別のツイートでは、「これだけ大きな政策転換をするのならば、大失策の責任者の更迭は当然」「このような事態に至ったのは誰の責任か? ミスを重ねた文科省の役人1人の首もとれないのか?」と、関係者の処分を要求。新たな建設案に関し「安かろう悪かろうでは困る」とけん制した。

 都への500億円負担問題で、文科省や下村文科相と対立してきた。6月末に発表された「最終案」に関し、政府やJSC、組織委員会が「変更ない」「国際信用を傷つける」「最善の案」と確定を強調していたことにも触れ、「皆、自分は悪くないと自己弁護。大日本帝国陸軍と同じ無責任体制」と、指摘した。

 舛添氏は首相の会見前の会見でも、「こんな朝令暮改をやるなと言いたい。決める前に(見直し)できなかったのか。あまり楽しい気持ちではない」と、怒り心頭。大会まで5年となる24日にはIOC幹部を招いた記念イベントが予定されているが、準備不足のままホスト役を務める。お祝いムードにも水を差され「どうやって盛り上げるのか」と、不快感を示した。  


Posted by いざぁりん  at 02:02
強行採決と衆議院通過を果たしたのに、防戦ぎみの政権。
正々堂々と、していません。
それは、世論を無視し、憲法と立憲主義を破壊したことへの後ろめたさが、そうさせているのでしょう。
後ろめたいならば、安保関連法案を、廃案にしましょう。
気分が晴れますよ。
テレビ討論からも街頭演説からも逃げるとは、卑怯です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150718-00000011-asahi-pol
(以下は、コピーです)
自民、街頭演説を当面見送り 安保法制巡るヤジなど警戒
 自民党は17日、安全保障関連法案の国民への理解を深めるために立ち上げた「平和安全法制理解促進行動委員会」(委員長=衛藤晟一首相補佐官)の初会合を開いた。今後、党本部から安保に詳しい役員や学者を全国に派遣して勉強会を開く。ただ、反対派からヤジや批判を浴びかねない街頭演説は当面行わず、9月に集中的に実施する。

 同委は今後、安倍晋三首相の話を編集したビデオを作って全国組織に配布し、安保専門の議員や学者を講師にし、講演会やセミナーなどを開く。ただ、6月に谷垣禎一幹事長が街頭演説中、聴衆に「戦争反対」「帰れ」などとヤジを飛ばされたことから「批判される姿がメディアで映ると参院審議に影響が出る」(党関係者)として、街頭演説は当面行わない。

 安保関連法案は16日に衆院通過したが、安倍首相は「国民の理解が進んでいない」と認める。小泉進次郎・内閣政務官は16日の衆院通過後、記者団に「原因の一端は自民にある。自身が呼んだ学者が、党にそぐわないことを言うと『学者は無責任だ』と、その責めをその学者さんに負わす。昔の自民党の良くない部分が垣間見え、結果として法案の理解も進んでいない」と指摘した。  


Posted by いざぁりん  at 01:56