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こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160131-00000056-mai-n_ame
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11月の米大統領選に向けた民主・共和両党の候補指名争いの初戦となる中西部アイオワ州の党員集会が2月1日に迫り、現地では候補たちが最後の攻防を続けている。民主党は、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)を中高年が支持する一方、その子供にあたる大学生や高校生がバーニー・サンダース上院議員(74)を熱狂的に支持し、世代の違いが目立つ。

 「バーニー! バーニー! 政治革命だ」。アイオワ州デモインで1月29日夜、サンダース候補を応援する音楽ライブが開かれた。数百人の高校生や大学生が集まり、陣営の音頭に合わせ、声を上げた。

 ライブに来た高校生のマディソン・ディロンさん(18)は、「私たちはいろいろな情報に接するので、親の世代より価値観が多様でリベラルになっている。同性愛も中絶の権利も尊重する」と語り、「バーニーは平等な考えを持ち、信念を持って未来を良くしようとしている」と期待した。

 サンダース氏を支えるのはインターネットが普及した環境に育った1980年代から2000年代初頭に生まれたミレニアル世代と呼ばれる若者だ。「あなたたちミレニアルはより良い価値観を持っている。月曜夜の党員集会に行ってね」。演奏の合間に女性スタッフが呼びかけた。

 地元紙デモイン・レジスターが30日に発表した世論調査によると、クリントン氏の支持率が45%、サンダース氏は42%。サンダース氏が勝利するためには、党員集会への高い参加率が必須なのだ。

 一方、クリントン氏は夫で元大統領のビル氏とともに現地入りして遊説。州東部シーダーラピッズで30日、「誰が大統領になる準備ができているだろうか?」と経験を強調した。

 コンサルタントのジャニス・ビーチャンさん(63)は「サンダース氏は大好きだが、実際に物事を動かすには経験や知識が必要」とクリントン氏を支持する。20歳の息子がサンダース氏を支持するのは「ヒラリーが対応してきた困難を知らない世代だから」という。

 やはり息子がサンダース氏支持だという元大学職員のダイアン・シェイファーさん(63)は「若い世代はインターネットによって何事も速く進むのに慣れており、変革にも素早さを求める。だから、バーニーの政治革命に熱狂する。だが、現実は甘くない」と語った。  


Posted by いざぁりん  at 22:28
ベッキーも、お金持ちです。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/174340
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 ひとまず沈静化の動きを見せたSMAP解散騒動。それぞれが仕事を再開する中、先週、ちょっと気になる“事件”があった。週刊文春が、中居正広の預金通帳を見たという芸能関係者の証言を載せたのだ。

 それによると、「0が10個並ぶ高額が記載されていた――」と。驚くどころか、もはや開いた口がふさがらない。預金残高は、100億円!? 普通預金だとしたら、まるで預金の“放置プレー”じゃないか。

 いくら何でもあり得ない金額だが、それも承知で利子を計算してみた。大手メガバンクの場合、普通預金の利子は0.020%だから、利子収入は年間200万円(ただし、約20%の税金がかかる。以下同)。非正規労働者の年収分くらいか。

 定期預金だったらどうか。同じく1年もの大口定期の金利は、0.025%で利子は250万円。ゆうちょ銀行は、0.035%なので、利子収入は350万円にハネ上がる。現実には上限があって預けられないが、こちらは入社数年のサラリーマンの年収といったところか。

 より金利が高いネット銀行に預けると、利子もケタ違い。たとえば、目下、キャンペーン中の静岡銀行インターネット支店の定期預金(1年)金利は、0.330%。ざっと3300万円ナリ。税金分20%を差し引いても約2600万円余りの利子収入が1年ごとに転がり込む計算。こうなると、嵐の桜井君のパパ(総務省事務次官)の給料並みか。

 まさか、普通預金ってことはないよね、中居クン!   


Posted by いざぁりん  at 12:08
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160130-00000010-nkgendai-ent&pos=1
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〈私の心は正しくなかったのか。これまでの生き方全部が間違っていたのか。そう自問し、ただただ涙がこぼれた。〉

 世紀の大発見として話題になったあの「STAP細胞」発表から丸2年の今月28日。元理研の小保方晴子氏(32)が手記「あの日」を発売した。

 4月に開いた記者会見以降、かたくなに口を閉ざしてきたが、手記の中身は過熱するマスコミに対する怒りと若山教授への不信感が満載。

〈毎日新聞の須田桃子記者からの取材攻勢は殺意すら感じさせるものがあった。脅迫のようなメールが「取材」名目でやって来る。〉〈若山先生が作った細胞を、若山先生ご自身が調べて「おかしい」と言っている異常な事態〉と記し、ワイドショーが散々騒いだ会見時の小保方氏の髪形についても〈病院の美容院で髪を切ってもらった。美容院にはテレビがついていて、(中略)無意識にテレビから目を背けると、美容師さんは私が小保方だとは気がつかなかったようで、私の写真が表紙の週刊誌を渡してくれた。美容師さんの気遣いだったのだと思うが、私はそのまま気絶し、看護師さんに迎えに来てもらって病室に戻った。〉と書いている。

 今回の手記は初版5万部で、印税500万円以上が小保方氏の元に入る計算になる。さらに、映画化も検討されているという。

「未来ある若者が悪い大人たちや組織にハメられ潰されていくという話は、日本人が大好きなストーリー。ドラマはスポンサーの問題があるので難しいですが、映画化の話はすでにスタートしている。ただ、理研が真実を語る可能性は極めて低く、笹井教授が亡くなっていることからも『真実』を描くのは至難の業。今回の手記をもとにした“ワンサイド”のフィクションとして映画化することになるのでは」(マスコミ関係者)

 映画の中の小保方氏ははたして、悲劇のヒロインか、希代の悪女か。主演は誰になるのかも楽しみだ。  


Posted by いざぁりん  at 12:07
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160130-00000008-tospoweb-ent&pos=5
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 28日に“電撃出版”された小保方晴子・元理化学研究所研究員(32)が一連のSTAP細胞騒動を振り返った手記「あの日」(講談社)が、反響を広げている。

 小保方氏らが新型万能細胞・STAP細胞の作成に成功したと、理研がメディアに明らかにしたのが2014年の1月28日。同じ28日に出版された小保方氏の手記は、発表当時からSTAP細胞問題を追ってきた米国の幹細胞研究者ポール・ナウフラー・カリフォルニア大デービス校准教授がブログで取り上げ、ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)も報じた。

 国内では、STAP細胞の問題点を追及してきた研究者のアカウントとみられるツイッターが、第三者の投稿を転載している。「小保方氏の本は買うな」「講談社は生物系の研究者からボイコットされることを覚悟したほうがいい」といった厳しい声もある。

 突然の手記発表に、サイエンス系ライターはこう話す。

「小保方さんはひっそりと隠れて、ほとぼりが冷めるころに、どこかの研究職に行くのかと思いました。それに科学者なら実験結果と論文で主張すべきなのに、まさか告発本を出すなんて…。また注目が集まり、しかも暴露する女性というレッテルが貼られ、もう研究職は難しいのでは。しかも若山教授を疑惑の人物としているとは」

 小保方氏を主著者とするSTAP細胞論文については後に研究不正が認定され、「STAP細胞はありまぁす」と訴えた涙の釈明会見も実らず、論文は撤回された。理研の検証実験などで、STAP細胞の“正体”も胚性幹細胞(ES)が混入したものである可能性が高いと結論づけられた。

 この間に生じたのが、論文共著者で小保方氏にとっては恩師にあたる若山照彦・山梨大教授(48)との実験用マウスなどをめぐる齟齬(そご)。「あの日」は若山氏への不信感を述べ立ててもいる。いち早く論文撤回を言いだし、検証実験への協力も拒否した若山氏は“愛弟子”の告発にどう答えるのか。  


Posted by いざぁりん  at 12:07
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160130-00000004-tospoweb-ent&pos=3
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 ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27)との不倫スキャンダルの渦中にあるベッキー(31)がレギュラー番組「にじいろジーン」(フジテレビ系、土曜午前8時30分)を降板。このほか、毎週高視聴率を記録している日本テレビ系の人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」(日曜午後7時58分)も出演を見合わせることになった。多くの子供が見ている番組だけに、スポンサーのみならず視聴者からも抗議が殺到していたのだ。

「ベッキーの騒動を聞いた子供が親に『“不倫”って何なの?』と聞いたりする。それで視聴者から『子供が見る番組にベッキーを出さないで!』という電話が殺到しているんです」(テレビ局関係者)

 それどころかさらに過激な証言もある。

「ベッキーが番組に出演すると、電話だけでも1000件以上の苦情が寄せられる。その99%以上が『不倫疑惑のベッキーを見るのは不快』『子供と一緒に見ていて吐き気がする』。揚げ句は『ベッキーを出演させるということは、おたくのテレビ局は不倫を肯定するのか』といった極端な意見も…。ネットやSNSなどを加えると、数千件以上のクレームになるはずですよ」(制作関係者)

 あまりのクレームの多さに、各テレビ局もやむなく対策を講じ始めた。前出の制作関係者は「実はベッキーが出演する番組では最近、彼女の姿がなるべく映らないよう編集を加えているんですよ。映るだけで毎分視聴率が下がるから」と語った。  


Posted by いざぁりん  at 12:06
生涯賃金は稼ぎ終えてらっしゃるので、今後は引退して働かなくても、生活には困らない方です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160130-00000005-tospoweb-ent
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 ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27)との不倫スキャンダルで出演CMが放送されなくなるなどタレント生命の危機にあるベッキー(31)が、さらなる窮地に追い込まれた。レギュラー番組「にじいろジーン」(フジテレビ系、土曜午前8時30分)を降板することが28日、本紙の取材で判明。30日の出演を取りやめた。今後、他のレギュラー番組の降板も避けられないと判断した所属事務所は休業させる苦渋の決断を下したといわれ、“事実上の引退”となりそうだ。禁断の愛に突き進んだ代償は想像以上だった。

「にじいろジーン」は川谷との交際発覚後にベッキーが最初に生出演した(9日)番組。広告代理店関係者は「とにかくスポンサー側から『なぜベッキーを出演させ続けるんだ!』と抗議のオンパレード。当初は、あくまで不倫を認めないことで押し通そうとしたが、スポンサーの声には逆らえず、降板せざるを得なくなった」と明かした。

 同番組を制作する関西テレビの福井澄郎社長は22日の新春会見で「降板は考えていない」と明言し、ベッキーの出演継続を容認したと思われていただけに、他局に与える影響は大きい。

「あの発言で、スポンサー側は『なぜおとがめなしなんだ!』と怒りが増幅した。朝の情報番組のターゲットは、不倫というイメージを最も嫌う主婦層だからね」(前出の広告代理店関係者)

 数多く出演していたCMも、すでに10社すべて放送を自粛するなどベッキーの芸能活動には重大な影響が及んでいる。苦境に立たされ、所属事務所幹部などから「川谷と別れるように」と説得されても、本人は決して首を縦に振らないという。

「何度も話し合いが持たれてきたんですが、結論は同じ。『彼とは絶対に別れない』。親しいスタッフが『川谷が現在の奥さんと泥沼状態になっていて、誰もハッピーにならない』とアドバイスしても、ベッキーは『最後は一緒になれる』と泣きだしてしまう。さらに関係者が畳みかけると『もう誰にも迷惑を掛けたくない。この仕事を辞めたい』と言いだす。今のベッキーは完全に川谷のとりこですよ」(事情通)

 川谷との不倫が週刊文春に報じられ、ベッキーが謝罪会見を開いたのは今月6日のこと。このときは「実家に行ったのは軽率でしたが、お付き合いはしていない」と、あくまで不倫は否定した。

 ところがその後、同誌で2人が会見直前に交わしたLINEの通信内容が新たに報じられ、「友達で押し通す予定!笑」などというやりとりが暴露された。

 関係者に対しても不倫愛を貫き通すと言い張るかたくなな姿に、焦りだしたのが周囲のスタッフだ。先手を打つ形でレギュラー番組を抱える各テレビ局に「芸能活動の自粛」を打診し始めたという。

「事務所としてはドル箱であるベッキーの引退だけはどうにか避けたい。だが、事務所やスタッフの意に反し、川谷と別れようとしない。だったら自粛=休業という形で、何とかしてベッキーのタレント生命を守ろうと考えたようだ」(某キー局編成マン)

“引退”となる前に“休業”の形にして時間を稼ぐ狙いだろうが、このままではそれ以前に「レギュラーすべて降板」となりかねない状況だ。

 一連の報道から、ベッキーは「もはや不倫を認めたようなもの」とみている冒頭の広告代理店関係者は「それでも“知らぬ存ぜぬ”を決め込み、テレビに出演し続けたけれど、スポンサーとしてはとても許せない。テレビ局としても守り切れなくなったようだ」と続ける。

 長い間“好感度タレント”“タレントのかがみ”といわれたベッキーだが、不倫スキャンダルの代償はあまりに大きかったようだ。  


Posted by いざぁりん  at 12:06
副社長も悪いです。
要は、ブラック企業であるということです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160130-00000514-sanspo-ent
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 ロック歌手、内田裕也(76)が29日、自身のツイッターを更新。分裂、解散騒動に揺れたSMAPについて、過去のエピソードを明かしながら「はっきり言ってやろう。悪いのはこのI女史と4人のメンバーだ!」と怒りをぶっちゃけた。

 内田は、SMAP騒動の報道であまりにも自身に身近な人たちが登場してくることに「俺もあるエピソードを思い出した」と過去の出来事を披露した。

 それによれば、以前、時代劇で木村拓哉を起用した映画の企画を考え、ジャニーズ事務所に連絡。「キムタクを貸して欲しい」と打診したところ、「SMAPに関してはI女史に任せっきりであまり口出しをしたことはない」と、SMAPの育ての親で今回、独立を計画した女性チーフマネジャー、Iさんに一任している説明があったという。

 内田は改めてIさんに会い、木村のキャスティングを打診。その際は「わかりました。脚本ができたらすぐに送ってください」との回答だったが、1年経ってもIさんからの返事はなし。内田からIさんに連絡したところ、他の映画からオファーがあるという理由で断わられたという。翌年も同じ内容で断られ、さらには「どうしてもスケジュールが組めないのでこのお話は無かったことに」と言われた内田は激怒。「バカヤロー!!」と一喝すると、「この世界で依頼を断る時は、ちゃんとアポイントメントをとって、俺の目を見て話すのがマナーだろう!」とIさんに説いたことを告白した。その後、メリー喜多川氏から直接謝罪したいとの申し出があったそうだが、断ったという。

 一連のやり取りを明かした内田は、所属タレントだけでなくマネジャーの不手際までジャニーズ事務所がフォローし、守っていることを訴え、「独立して一体何をしようというんだ!ジャニーズ事務所あってのSMAPだろう。はっきり言ってやろう。悪いのはこのI女史と4人のメンバーだ!甘く見るんじゃないよ、日本の芸能界を!」と強い口調で批判した。

 そして騒動を乗り越えたSMAPへ「いい機会だ、これをどう逆転していくのか、皆一度謙虚になって打算を考えないでマジにぶつかって行けよ」と内田らしいメッセージで締めくくった。  


Posted by いざぁりん  at 12:05
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160131-00000001-dal-ent
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「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(27)との不倫騒動が原因で休業する方向のタレント・ベッキー(31)が、2月中旬にもテレビから姿を消すことになることが30日、分かった。この日新たにレギュラー2番組の出演見合わせが発表された。現在、調整中のTBSなどでも今後、出演休止となるのは確実。収録済みの番組の放送終了をもって“見納め”となる。レギュラー出演していたフジテレビ系「にじいろジーン」(土曜、前8・30)は、ベッキー不在での放送をスタートさせた。

【写真】ベッキー まさかの“食い逃げ”疑惑!?

 正式休業へのカウントダウンが着実に進んだ。

 新たに出演の取りやめが発表されたのはフジテレビ系「人生のパイセンTV」とBSスカパー!「FULL CHORUS~音楽は、フルコーラス~」のレギュラー2番組。いずれも「所属事務所の申し入れを受けて」の決定だった。

 「FULL-」は、既に収録済みの2月16日分までの放送は決定。テレビ東京系「ありえへん∞世界」など他のレギュラー番組も、収録済みのものが同時期までに放送終了となる予定で、2月中旬にはベッキーがテレビなどの電波から姿を消すことになりそうだ。

 これでレギュラーでは11番組中7番組で出演取りやめが発表となった。残っているのは「中居正広の金曜日のスマたちへ」など調整中のTBS系3番組と、既に2週分の収録を終えているTOKYO FMのラジオレギュラー「ベッキー♪GO LUCKY」。単発では、司会で出演が予定される2月28日放送のBSスカパー!の生番組「スカパー!音楽祭 2016」。これらについても週明けには、出演見合わせの結論が出る見込み。

 全番組の出演見合わせが決定次第、正式に休業が発表される運びで、その際には、本人が何らかのケジメをつける可能性もありそうだ。

 この日は、フジテレビ系「にじいろジーン」が、ベッキー抜きで最初の生放送を迎えた。番組冒頭では共演の山口智充(46)が、「一緒にやっておりましたベッキーですけど、今日から休業するということで。皆さんご存じだと思いますけど、よろしくお願いします」と報告して頭を下げた。  


Posted by いざぁりん  at 12:05
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160127-00079798-hbolz-int&pos=1
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「社会主義者」を自称するサンダース候補の猛追で前代未聞の事態となった米大統領選

◆米大統領選に起きた「異変」

 アメリカ大統領選挙がいよいよ「公式」にスタートする。

⇒【表】複雑な大統領候補選び→大統領選挙本選までのスケジュール

「公式」と言っても、アメリカの大統領選びはいささか複雑だ。

 11月に行われる大統領選挙本選の前に、まずは、各政党が候補者を選ばねばならない。

 この各政党での候補者選びは、約9か月の長丁場になる。選び方は基本的には各政党の自由に任されている。日本の各政党の党首や総裁選びがその政党の任意に任されており公職選挙法等の公法による制約を受けないのと同じだ。従って「公式」とは厳密には言えない。 しかしながら強力な二大政党制の米国では民主・共和両党に於ける候補者選びは、実質的に大統領職へ向けたレースの一環として扱うしかない。

 この複雑な大統領候補選び→大統領選挙本選までのスケジュールを表にまとめてみた。

 この表でわかるように、大統領レース最初の関門が、2月に開催される最初のアイオワ州党員集会だ。そのため、目下、アメリカの各メディアが民主共和両党の候補者支持率世論調査を発表している。

 CNNが1月24日に報道したところによると、アイオワ州の党員大会出席予定者における各候補者の支持率は以下のとおりだ。

(Kopan, Tal. “Donald Trump, Bernie Sanders hold solid leads in Iowa, CNN/ORC poll finds.” CNN 2016年1月24日)

 共和党ではトランプがリード。そして民主党ではなんとヒラリー・クリントンではなく、バーニー・サンダースがリードという結果となったのだ。

 CNNのみならず、各社ともに同じような世論調査の結果になっており、大方のアメリカのメディアは、「トランプ躍進」より「サンダース優勢」を驚きをもって迎えている。

◆「サンダース躍進」を報じぬ日本メディアの鈍感さ

 確かにトランプは、レイシストでありポピュリストなので警戒する必要はあろう。しかしトランプのように激しい言葉を並べ有権者の興味を引こうとする候補者が共和党の候補者レースで優位に立つのは、ここ20年のトレンドと言っていい。古くはニューエット・ギングリッチ、最近ではサラペイリンが記憶に新しい。つまり、トランプのあのやり方は別段新しくはないのだ。

 一方で、民主党でのサンダース躍進は、極めて「新しい現象」と言えるだろう。先月末に本サイトに掲出した「リベラルは日本でも復権するか。学者ら、民主に政策提言へ」でも触れたように、バーニー・サンダース候補はことあるごとに「私は社会主義者だ!」と自称し、「社会主義」なる言葉を売り文句にする候補者だ。そんな候補者が、一躍、候補者レースでトップに立つのは前代未聞。こんなことはいまだかつてなかった。無論、アメリカには社民主義を標榜する政党も、さらには共産党も存在している。そしてそれらの政党はこれまでも泡沫候補扱いながら、大統領選挙に候補者を立ててきた。

 だが、今回は違う。

 ことあるごとに「私は社会主義者だ」を売り文句にしている人物が、泡沫候補どころか、二大政党の片方で首位を取ろうとしている。しかも、実績も知名度も抜群のヒラリー・クリントンを抑えて!

「資本主義の本国」ともいうべき、あのアメリカで「社会主義」という言葉が肯定的に捉えられ、大統領選挙の主要トピックになったのだ。この話題は驚きを持って迎えられるべき歴史的な出来事だというべきだろう。

 にもかかわらず、日本のメディアは、「トランプ躍進」の報道ばかり。まるで民主党候補者レースでのサンダース候補の躍進はないもののように扱われている。選挙予想めいた報道でさえ、「もしトランプが候補者になってヒラリーと対決したら」という枠組みのものしか見当たらない。

 日本のメディアは「あのアメリカで、社会主義者が好意を持って迎えられている」という事実を直視できないのか、はたまた、その事実に「驚く」感度を持っていないのか… どう考えてもやはり不思議と言わざるをえない。

 思い起こせば、ヒラリー・クリントン陣営は、2008年の大統領選挙でも「圧倒的優位」の下馬評がありながら、民主党内候補者選びがスタートすると、当時は無名だったオバマの追い上げを喰らい、候補者指名を逃した経験を持つ。今回もその悪夢がよみがえりつつあるのだ。

 そうした意味でも、クリントン陣営を猛追するバーニー・サンダースの動きに目が離せない。
  


Posted by いざぁりん  at 02:02
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160130-00000037-asahi-int
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 世界各地に展開する国連平和維持活動(PKO)隊員らによる性的搾取・虐待問題について、国連のアンソニー・バンベリー事務次長補は29日、2015年の子どもを含む被害の申し立ては計69件になる見込みと発表した。国連は今回、一部の隊員らの出身国を初めて公表した。詳細は2月の報告書で公表される。

 発表によると、69件のうち22件は中央アフリカに展開中のPKO部隊がかかわったという。バングラデシュやコンゴ民主共和国、ニジェール、セネガル出身の隊員ら計10人が子どもと性的関係を持ったことが疑われ、金銭を授受した可能性もあるという。

 国連は隊員らに18歳未満との性行為はもちろん、相手が大人でも性行為の対価として金銭や雇用機会、物資を与えることを禁じている。ただ、隊員の行為に対する捜査や処罰の権限は派遣国にある。

 国連はコンゴ民主共和国に捜査官の任命を依頼したが、期日までに返事がないという。問題を起こした隊員が派遣国で適切に処罰されていないケースが多いと指摘されている。  


Posted by いざぁりん  at 01:11
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160128-00000024-zdn_mkt-bus_all
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 最近、スクラブ製品(古くなった角質層を取り除く効果があると言われている)が、世界的に注目されているのをご存じだろうか。

【マイクロビースは人体にも環境にも危険を及ぼすという】

 私たちが何気なく使っているスクラブ洗顔料や歯磨き粉、クリームなどの一部には、いわゆる「マイクロビーズ」と呼ばれるプラスチックの粒子が使われている。その粒子が、実は非常に危険な物質であると指摘されているのだ。

 そして今世界では、マイクロビーズを含んだスクラブ製品は近い将来、完全に姿を消すと見られている。そして洗顔料や歯磨き粉、化粧品などにマイクロビーズが使われている日本にも、いずれその流れは波及することになるだろう。(誤解ないように言っておくが、すべての「スクラブ」がプラスチック粒子を配合しているわけではない……例えば、植物性のスクラブもある)

 2015年12月28日、1年が間もなく終わろうかという年の瀬に、米国である法律が成立した。バラク・オバマ米大統領が、「マイクロビーズ除去海域法」という法案に署名し、法律が成立したのである。これによって米国では2017年7月から、スクラブ洗顔やせっけん、歯磨き粉に入っているツブツブ(マイクロビーズ)が製造禁止になり、その1年後の2018年6月には販売が全面禁止になる。

 米国がマイクロビーズの使用を違法にすることにした背景には、この小さな粒子が環境に与える大きな悪影響がある。マイクロビーズの粒子は洗顔などの後に下水管を通って処分される。だが微粒子のために下水処理施設のフィルターなどを通り抜けてしまい、そのままの形で自然界に流されてしまうという。そして湖や池、海などに流れつくのだ。

 こうした粒子は殺虫剤のような毒素や重金属など有害物質や汚染物質を吸収する性質がある。魚が有害物質を吸収した粒子を食べるため、その後、人間が汚染された魚を食することになる。要するに、食物連鎖に毒素を入れ込む媒介になっているのだ。

●とにかくとんでもない危険な粒

 このマイクロビースは人体も環境も破壊しかねないという、とにかくとんでもない危険な粒だと言われている。

 マイクロビーズとは、直径が0.5ミリ以下のプラスチック粒子を指す。石油化学製品であるポリエチレンやポリプロピレン、ポリスチレンなどで作られているケースが多い。例えば、米ニューヨーク州司法長官のオフィスが2014年に行ったマイクロビーズによる影響のアセスメントによると、年間19トンのマイクロビーズがニューヨーク州付近の海に流れ出ているという。

 そもそもこの問題はいつ表面化したのか。筆者は、世界で最初にこの問題を大々的に提起したオランダの環境団体「プラスチック・スープ・ファンデーション(PSF)」のプログラム責任であるジェローン・ダジェボス氏に取材した。「私たちはもともとプラスチックによる環境汚染について声を上げてきました。マイクロビーズの運動を始めた当時、規制している国はどこにもなかった。世界中の化粧品からマイクロビーズをなくすべく活動を続けています」と、ダジェボス氏は言う。

 以前よりプラスチック製品が海など自然界に多大なる汚染をもたらしているとの指摘はあった。だが2012年にPSFが、マイクロビーズに特化した活動を始め、化粧品などのバーコードを読み取ることでマイクロビーズが含まれるかどうかを調べることができるアプリを発表。国連環境計画なども活動に参加し、マイクロビーズ問題は世界的に注目されるようになった(国連環境計画は2015年に化粧品とプラスチックについての調査結果を発表している)。

●マイクロビーズを含む商品、排除の動き

 こうした動きを受けて、英蘭企業の日用品大手ユニリーバは、2012年にマイクロビーズを含む商品を排除していくと発表。さらにその翌年には、具体的な日程こそ明らかにしていないが、米プロクター&ギャンブル(P&G)や、仏企業のロレアルといった化粧品企業も排除していく方針を示している。

 すると米国では、州ごとに次々とマイクロビーズを禁止する法律が作られる。オバマが連邦法に署名する直前の2015年10月までに、9つの州が禁止法を成立させていた。

 実はこの問題、米国以外でも迅速に対応している国がある。オランダだ。オランダは、2016年末までにすべてのマイクロビーズ商品を排除する方向で動いており、化粧品業界もすでにその政府の意向に合意をしている。また政府を挙げて欧州連合(EU)に対しても禁止するよう働きかけを行っており、欧州最大の化粧品業界団体であるコスメティック・ヨーロッパは、2020年までに企業へ自発的にマイクロビーズを排除するよう求めている。

 また英国も「英政府と大西洋の北東地域を守るオスロ・パリ条約を結んでいる関係各国は、2014年に海洋環境のゴミ問題について取り組む地域活動計画に合意している。マイクロプラスチックに関連する行動も含まれていおり、化粧品やパーソナルケア商品でマイクロプラスチックを自発的に排除するよう促している」と発表している。

●日本での状況

 では日本での状況はどうなっているのか。

 日本では、1980年代にマイクロビーズを含んだ洗顔料がヒットしたことで“スクラブ”は市民権を得た。そして現在でも、毛穴の汚れを取るといった効果を売りに美容に敏感な人たちの間で人気の商品となっている。近所のドラッグストアやコンビニに行けば、スクラブ商品はすぐに手にはいるほど身近になった。ただ多くの化粧品会社で対策が遅れているという声が出ている。

 実のところ、日本政府はこの問題を認識している。2014年に日本近海でプラスチックについて調査を行っており、環境省はマイクロプラスチック(5ミリ以下のプラスチック片で、マイクロビーズを含む)についてこう説明している。「サイズが5mmを下回ったものをマイクロプラスチックと呼び、これまで数百μmから1mm程度の大きさを持った微細片の浮遊が、世界各地の海域で確認されています。動物プランクトンと同程度の大きさを持ったマイクロプラスチックは、魚類等による誤食を通して容易に生態系に混入するため、その表面に付着した汚染物質の生物体内への輸送媒体になる可能性も指摘されています」

 ちなみに日本周辺はアジア諸国から出るプラスチックごみが集まる海域として知られている。また魚をよく食べる日本人は有害物質を飲み込んだ魚を体内に入れている可能性があるため、政府は早急に問題に取り組む必要がある。

●次は洋服に使われているマイクロファイバー

 化粧品最大手の資生堂では、こうした問題を鑑みて、2年前からマイクロビーズの使用を止めている。この流れは、昨年末のオバマ大統領による署名でさらに強くなっていくだろう。日本でも、その動きが広がることは間違いない。

 PSFのダジェボス氏は、「私たちの考えでは、化粧品に限るとマイクロビーズを使うのは“設計ミス”だ。消費者は歯磨き粉やシャンプーなどにマイクロビーズを入れて欲しいなんて考えていないし、マイクロビーズの代わりになる代替材料が存在すると私たちは考えている」と指摘した。

 マイクロビーズの問題提起を成功させたオランダのPSFは、次は洋服に使われているマイクロファイバー(合成繊維)が海などに流れ込むことを食い止める活動を始めるという。というのも、マイクロビーズ同様、アクリルやナイロン、ポリエステル素材を洗濯することによって、大量のマイクロファイバーが下水などからフィルターを抜けて、自然界に流れ出ているという。例えばポリエステルのフリースを一度洗うことで、100万の繊維が流出するらしい。

 同団体のダジェボス氏はこう意気込む。「すでに世界中のNGOなんかと協力しています。今後は活動を成功させるためにも、中国や日本でもその活動を広げていきたい」
  


Posted by いざぁりん  at 01:10
こちらです。
http://www.dailyshincho.jp/article/2015/02250815/?all=1
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 さる10日、理化学研究所は一連のSTAP細胞論文の不正で、遅ればせながら小保方晴子博士(31)が「懲戒解雇に相当する」と発表した。これを受け、彼女に研究人生を狂わされた一人、論文の共著者である山梨大の若山照彦教授(47)が、その心情を初めて独白した。

 ***

 母校の早稲田大から「猶予つき学位取り消し」宣告まで受けている小保方博士は、すでに昨年末、理研を依願退職。このため10日の発表は、実効力をまるで伴わない“焼け石に水”の処分であった。

 同じ日、若山教授もまた「出勤停止相当」との処分を言い渡され、あわせて理研の客員主管研究員の職から外されていた。さらにこれを受け、

〈当時の研究室の主宰者として、このような事態に至った責任を痛感している。今回の判断を真摯に受け止める〉

 とのコメントを発表した教授は、勤務先の山梨大でも「発生工学研究センター」のトップを自ら辞する意向を示したのである。

「2012年4月に生命環境学部が新設され、その“目玉”として若山先生が教授で着任しました。直後、センターの前身である『ライフサイエンス実験施設』が竣工します。これは先生のために作られた施設で、その研究室も兼ねている。今後も引き続き、先生は学部教授として留まりますが、次のセンター長については、現在審議しているところです」(山梨大広報)

 当の若山教授に問うと、

「検証実験をきちんと行っていなかった監督責任を問われるのは当然で、理研の処分は妥当だと思います。また、大学でセンター長を辞任すれば、今後の研究活動や地域での生活に大きな影響が出ることも考えられます。でも、それ以外に方法はありませんでした」

 もっとも“もらい事故”との側面も否めず、

「私は、小保方さんの研究を一生懸命に手伝ってきたつもりです。その挙げ句、こんなひどい目に遭うなんて思ってもいませんでした」(同)

 そう呻吟するのだ。

■引っ越しは手伝わず

 折しも、理研OBの石川智久・理学博士(薬物動態学)が1月下旬、小保方博士を窃盗容疑で兵庫県警に刑事告発した。彼女の作成した“自称・STAP細胞”の正体は胚性幹細胞(ES細胞)であったことが昨年暮れ、理研の外部調査委員会によってほぼ断定されたのは記憶に新しいところだ。

「若山研究室で作成、保管されていたはずのES細胞が、なぜか小保方さんの研究室の冷凍庫から見つかった。これで告発へと至るわけですが、実はこの事実は、理研の関係者や調査委員の間ではつとに知れ渡っていました」

 とは、さる理研関係者。山梨大に在籍しながら神戸の理研CDB(発生・再生科学総合研究センター)で実験を続けていた若山教授は、13年4月、拠点を完全に大学へと移すのだが、

「引っ越しの際、問題のES細胞も山梨大へ持って行くはずでした。元々は若山研究室に在籍していた中国人留学生が11年夏に作成したもので、帰国後もそのまま保管されていたのですが、若山先生が、その試料がないことに気付いたのは昨年の中頃。理研が現場保全のため小保方研究室の試料を逐一チェックし、リスト化して山梨大に送ったところ、先生は、およそ80本のES細胞入りチューブが、なぜか彼女のもとにあると分かって驚いたのです」(同)

 小保方博士は11年4月、ハーバード大の優秀なポストドクターとの触れ込みで、若山研究室に客員研究員として加入。以来籍を置き、教授が山梨へ移るのと前後して理研に正式採用され、自身の研究室を発足させた。が、1カ月以上にわたる教授の引っ越し作業を、まったく手伝わなかったという。

 当時の若山研究室の事情に詳しい関係者は、

「引っ越しの最中、研究用冷凍庫の整理作業も進められていました。冷凍庫には、割り当てられたスペースごとに各自の使う試料が保管されており、だんだんと不要不急のものが増えてくる。それらについて若山先生は“いついつ迄に必要なものは確保するように。それ以降は処分します”と告知していました。もちろん、問題のES細胞についても、山梨大へ運ぶよう事前に指示が出ていたのです」

 にもかかわらず、あらぬ場所に置かれ続けていたわけである。別の事情通も、

「作業を手伝っていない小保方さんが、自分の所持品と間違えてうっかり試料を持ち出してしまった可能性は考えられません」

 としながら、以下のように指摘するのだ。

「それでも、運び出した“形跡”は窺えるのです。冷凍庫整理の期限日までには、彼女自身の試料も回収されていたからです。日中は片づけをする姿が目撃されていないので、あるいは夜中にこっそり移していたのかもしれません」

 告発状を提出した石川博士が言う。

「調査委員会は不正の有無を調べるだけで、“誰が何の目的で”という調査は権限を越えてしまう。小保方研究室の『STAP幹細胞』と称するサンプルと、10年前に若山研究室の日本人研究者が作り、同じく彼女の部屋から見つかったES細胞、この両方の塩基配列を調べた結果が一致しても“実行犯”を断定できない。そんな歯がゆさから私は、独自調査を進めたのです。若山先生とは、告発状を提出する前の1月中旬、ごく短時間お会いしましたが、精神的にひどく参っておられる様子で、とてもSTAP細胞の話ができる雰囲気ではありませんでした」

 その若山教授、“えせリケジョ”への恨み節とともに、こう振り返るのだ。

「昨年3月、私が最初にSTAP論文の撤回を呼びかけた時に小保方さんもきちんと謝罪していれば、これだけの大ごとにならずに済んだのかもしれません」

 2人の“出会い”にも遡り、

「彼女の研究を手伝ってほしいと言われ、4年前、理研を通さずに客員として迎え入れました。でも結局は捏造だったわけです。改革委員会からは“02年の高温超電導不正(米国)、そして05年のES細胞捏造(韓国)と並び、世界三大不正だ”と言われ、実際に世界中を巻き込んだ挙げ句、笹井(芳樹)先生の命まで奪うことになって……。小保方さんについては、今はあれこれ語りたくありません」

 代わりに、親しい知人がこう明かすのだ。

「恨みつらみより、もはや関わりたくないのが本心でしょう。若山さんの妻もまた研究員で、ネットではその経歴など、同じ研究室にいた者でなければ知り得ない情報が晒されている。ただでさえ騒動で神経をすり減らしている身内は、こうしたことにも小保方さんが絡んでいるのでは、などとすっかり疑心暗鬼になっているのです」

■恩を仇で返し…

 実際に若山教授には、およそ信じ難い出来事が降りかかっていた。山梨大の関係者が打ち明ける。

「研究に疑惑が生じたのち、若山先生と小保方さんとの連絡は、論文に関するメールのやり取りのみでした。先生から発信する時は、後々のことを考えCDBの竹市雅俊センター長などにもCCで送り、小保方さんからのメールも、関係者に一斉送信という形で送られていたのですが……」

 そんな中、思わぬメールが届いたというのだ。

「ことの発端は、13年3月に米国の著名科学誌『セル・ステム・セル』に掲載された論文でした。筆頭著者は若山先生の奥様で、先生と小保方さんも共著者に名を連ねていた。論文では、ある電気泳動の実験を小保方さんが担当しており、その画像が“不正データではないか”と、STAP細胞の騒動が勃発した時と同じく、世界中の科学者が閲覧するサイトで問題にされ始めたのです」(同)

 最終的には“不自然だが、完全な不正とは確認できない”といった結論に落ち着いたものの、

「不安に思った若山先生は、念のため小保方さんにメールをしました。“正しい実験から導かれたデータなのですよね?”と、これまで通りCCで関係者にも送る形で確認をしたのです」(同)

 ところが、これに対し、

「彼女からは“若山先生の論文でも、不正が見つかれば私は撤回を呼びかけますので”などと、脅しとも挑発とも取れる内容の返信があったのです。先生が心配したのはもちろん小保方さんの担当したパートだったわけで、全く的外れな物言いだったのですが、メールを受け取った先生は、言葉を失っていました」(同)

 盗人猛々しい、とまでは言わずとも、まさに恩を仇で返した格好だ。“仕返し”を示唆された若山教授は、

「ただ彼女が反省してくれれば、と。そう思い続けてきました」

 と、やり取りの事実は認めながらも困惑を隠さない。

「騒動が始まってから、大学の中でも白い眼で見られたり、ずっと居心地が悪かったのですが、それでも理解してくれる先生方はいました。何とか、もとの生活に戻れれば……。今はそう願うだけです」(同)

 先の処分発表で理研は、研究費などの返還請求とともに、小保方博士を刑事告訴する可能性にも言及。現在、ES細胞の窃盗罪や偽計業務妨害罪などが検討されているといい、

「必要性の有無からも検討しており、あくまで一例として2つの罪を挙げたということです」(理研広報室)

 年が明けてもなお、小保方博士は神戸の地に身を潜めている。が、その包囲網は、着実に狭まってきているのだ。
  


Posted by いざぁりん  at 01:10
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160128-00004223-bengocom-soci
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週刊文春に違法献金疑惑を報じられた甘利明・経済再生担当大臣が1月28日、東京都内で記者会見を開き、大臣を辞任することを表明した。記者会見には200人近い報道関係者が詰めかけ、その模様はテレビやインターネットで生中継された。

1時間10分ほどの会見の前半は、甘利氏が用意した文書を読み上げながら、報道された事実について釈明し、大臣の職を辞することを明らかにした。後半の約35分は、記者との質疑応答だった。

●甘利氏自身の「現金授受」について繰り返し質問

質問したのは、朝日新聞、読売新聞(2人)、日経新聞、テレビ朝日、フジテレビ(2人)、そして、デモクラTVの8人の記者。その中で異彩を放っていたのは、ネットメディア「デモクラTV」の代表をつとめるジャーナリストで、元朝日新聞編集委員の山田厚史さんだ。

多くの記者が秘書の行動や大臣を辞めた理由などについてたずねるなかで、山田さんは、甘利氏自身の「現金授受」に絞り込んで、何度もしつこく質問を繰り返した。

週刊文春は、甘利氏が大臣室と地元事務所で、千葉県の建設会社の総務担当者から現金50万円が入った封筒を受け取り、スーツの内ポケットに入れたと報じた。一方、甘利氏はこの日の会見で、「政治家以前に人間としての品格を疑われる行為で、そんなことはするはずがない」と否定した。

ところが、山田さんは甘利氏の説明に納得せず、「(封筒の)中身を確認しなかったのか?」「1回目は現金が入っていたのに、2回目は現金が入っていると思わなかったのか?」「無防備にもらっているが、事務所に来る人が現金を置いていくことはよくあるのか?」「秘書が無防備だったと言ったが、自分のことは無防備だと思わないのか?」といった質問を矢継ぎ早にぶつけた。

その質疑応答は8分間に及んだ。

甘利氏は、それらの質問に対して、「開けていないから、中身はわからない」「(2回目に現金を受け取ったときは)たぶんそうだろうと思ったから、ちゃんと処理をしておけと指示した」「(来訪者が現金を置いていくようなことは)ない」「(無防備だったかについては)私の不徳だ」と答えた。

●「馴れ合いの質問をしている記者は情けない」

他の報道関係者からは「長いよ」という声も出ていたが、山田さんは記者会見後、弁護士ドットコムニュースに対して、「しつこい質問」の意図について次のように語った。

「この記者会見は多くの国民が関心を持っているので、ジャーナリストがその代弁者となって追及しないといけない。そのときに、仲間の論理のような馴れ合いの質問をしていたら、ジャーナリズムの命を失う。

それなのに、ほかの記者たちは、どうしてもっと追及しないのか。事件を解明しようという姿勢ではなく、どうしてこんなことになってしまったのかとか、悪意をもった人が近づいてきたらどうすればいいのかという質問をしている記者もいた。

こういう記者会見に出て、質問を浴びせるのがジャーナリストだと思う。新聞記者がこんなことをやっていたら、本当に情けない。今回の記者会見で、権力を監視するジャーナリズムの力が落ちているなと感じた」  


Posted by いざぁりん  at 01:09
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160129-00000071-san-pol
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「アベノミクスの推進役で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉でも実績を挙げた。こういう形で辞めるのは誠に残念だ」

 自民党の谷垣禎一幹事長は28日、甘利明経済再生担当相の辞任について、記者団に険しい表情で語った。

 甘利氏は平成24年の第2次安倍晋三内閣発足以降、政権の屋台骨として重要閣僚を担い続けただけに、与党では「普通の閣僚と格段に影響が違う」(自民党幹部)と衝撃が広がった。

 自民党の二階俊博総務会長は、記者団に「TPP協定の調印を迎える寸前にこうなったことは大変残念だ」と指摘。公明党の山口那津男代表も「極めて残念な事態だ」と語った。その上で、首相から辞任について「大変申し訳ない」と電話を受け、「大事な局面なのでしっかり支える」と伝えたことを明らかにした。

 甘利氏の辞任は、28年度予算案の審議日程にも影響した。民主党の安住淳国対委員長代理は28日、国会内で自民党の佐藤勉国対委員長らと会談し、29日に予定していた衆院予算委員会での趣旨説明について、来週以降に延期するよう要求。佐藤氏も受け入れた。これにより与党が2月1日に想定した予算案の実質審議入りは2日以降にずれ込む可能性が高まった。

 ただ、甘利氏がこのタイミングで辞任したことについては「驚いたが安堵(あんど)した」(閣僚経験者)と冷静な受け止めもある。野党の追及が長引けば国会審議の遅延に加え、夏の参院選への悪影響も懸念されていたからだ。

 今春には衆参両院の特別委員会でTPP関連法案の審議が行われるが、自民党国対幹部は「甘利氏が担当閣僚のままでは、6月1日の今国会会期末までに成立させられない可能性もあった」と言及。党内では、「今年は参院選があって会期延長が難しい以上、辞任は避けられなかった」(党幹部)との声も上がる。

 ただ、甘利氏の後任に石原伸晃元環境相が選ばれたことについて、与党内は当惑気味だ。

 石原氏は党幹事長や政調会長などの要職を歴任し、26年9月まで閣僚を務めており、「身体検査に時間を割く必要がなく、『政治とカネ』の心配がない」(政府関係者)という事情があるが、失言も目立つためだ。環境相時代には、東京電力福島第1原発事故に伴う汚染土などを保管する中間貯蔵施設の建設をめぐり、「最後は金目でしょ」と発言。福島県議会の抗議を受け、撤回した経緯がある。また、TPP交渉にもかかわっていないことから、党国対幹部は「TPP関連の調整や政策立案に携わった経験に乏しい。関連法案の審議に耐えられるだろうか」と不安視している。  


Posted by いざぁりん  at 01:07
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http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160129-OHT1T50188.html
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反省するどころか…騒動の悪化招いたベッキーと川谷のLINEやりとり

週刊文春が報じたタレントのベッキー(31)と人気バンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(えのん、27)の不倫疑惑。騒動の悪化を招いたのは、21日発売の文春に掲載されたLINEのやり取りだった。

 「逆に堂々とできるキッカケになるかも」(川谷)

 「ありがとう文春!」(2人)

 「センテンス スプリング!」(ベッキー)

 反省するどころか居直った態度のベッキー。6日に謝罪会見を行い、スポンサーに対する“みそぎの場面作り”で幕引きを図ろうとした事務所にとっては痛恨だった。

 騒動発覚後から視聴者の抗議はやまなかった。ある出演番組ではベッキーのコメントを一部削除し、出演シーンも数秒に減らしたが、それでも視聴者の電話は収まらなかった。テレビ局関係者は「番組の信頼を失いかねないところまで来ていた。限界だった」。多くの関係者が対応の遅れに不信感を募らせていた。
  


Posted by いざぁりん  at 09:28
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160129-00000181-sph-ent
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 バンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音(えのん、27)と不倫騒動の渦中にあるタレントのベッキー(31)が休業することが29日、分かった。関係者によると心身ともに憔悴(しょうすい)しきっているため。事務所はフジテレビ系「にじいろジーン」(土曜・午前8時30分)を制作する関西テレビに対して、30日の生放送から当面、出演を見合わせると申し入れ。この日までにレギュラー11番組中5つを休むことが決まり、近く全番組に広がる方向だ。

【写真】“不倫は文化”の石田純一は「頑張ってほしい」

 騒動発覚から23日たったこの日、ベッキーが初めてレギュラー番組を休むことが発表された。関西テレビは「所属事務所のサンミュージック様から申し出があり、協議の結果、1月30日の放送より当面の間、番組出演を見合わせる運びとなりました」とコメント。22日には福井澄郎社長が「通常どおり放送していく」と発言したばかりだった。事務所は同局に「土曜日の朝、大阪での生放送ということもあり、本人の体調にかんがみると司会の役割を担いきれない」と説明した。

 ベッキーはBSスカパー!の音楽番組を含めテレビ10本、ラジオ1本にレギュラー出演。日本テレビとテレビ東京には、この日までに所属事務所から当面出演を見合わせる申し入れがあった。いずれも今後の収録には参加せず、収録済みの分は放送する。TBSは「制作過程のことはお答えできない」とコメント。TOKYO FMは「現時点で事務所からは正式な連絡がない」と答えたが、週明けにも出演見合わせとなるようだ。

 ベッキーは、28日に日本テレビ系「天才!志村どうぶつ園」の収録に参加。オフだった29日から事実上の休業に入ったとみられる。

 都内にある所属事務所はこの日、各局への出演見合わせの連絡など対応に追われ、幹部らが今後の対策を協議した。具体的な休業期間などは「関係各所と調整中で、詳細は申し上げられない」と明言しなかった。また、川谷との関係について「(報道以降は)1度も会っていないし、交際はしていません」と話した。

 テレビ関係者は「番組の本番ではプロなので明るく笑顔で振る舞っているが、終了後はぐったりしている」と肉体的、精神的に追い込まれているという。出演CMも契約打ち切りや更新しない企業が出るなど騒動はさらに悪化していた。

 ベッキーは自らの口で騒動を語るため30日にも会見を開く準備が進められていたが、関係者によると白紙になった。  


Posted by いざぁりん  at 09:23

2016年01月30日

ハルチカ 4話

Posted by いざぁりん  at 00:04
全基を廃炉にしなければなりません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160129-00000053-asahi-soci.view-000
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 関西電力の高浜原発3号機(福井県高浜町)が29日、再稼働した。原発を動かせば使った核燃料がどんどん増えるが、その処理もためておく場所も決まっていない。一時的に置いておく「中間貯蔵施設」の県外建設を、福井県知事は再稼働に同意する条件の一つとして挙げたが、見通しは立たないままだ。

 原発の使用済み核燃料は、原子炉がある建物の中のプールで保管されている。関電によると、原発11基のうち、廃炉を決めた美浜1、2号機(福井県美浜町)を除く9基が動いた場合、7~8年後にプールが満杯になるという。実際は9基がすぐに動くわけではないので、さらに数年は持ちそうだが、再処理や中間貯蔵施設ができなければ、使用済み核燃料を置くところがなくなってしまう。

 原発が動けば使用済み核燃料はたまっていく。すでに全国の原発全体で貯蔵できる量の7割超が埋まっている。東日本大震災で事故を起こした東京電力の福島第一原発は貯蔵量の9割を超え、中部電力の浜岡原発(静岡県御前崎市)も9割近くに達する。

 使用済み核燃料が原発にたまり続けているのは、再処理が進まないためだ。日本原燃の再処理工場(青森県六ケ所村)の完成は、2016年3月から18年4~9月に延期された。延期は22回目で、「核燃料サイクル」は行き詰まりつつある。

 今回再稼働した高浜3号機はMOX燃料を一部使う予定だが、それはフランスで加工されたものだ。原発が動き出せば使用済み核燃料がさらに増えて処理が追いつかず、たまり続ける構図に変わりはない。

 原発13基が集中する「原発銀座」を抱える福井県にとっては、使用済み核燃料が県内の原発にたまっていくことに懸念がある。そのため、西川一誠知事は高浜原発再稼働の条件として、使用済み核燃料の中間貯蔵施設を県外につくるよう国と関電に求めた。

 これに対し、関電は昨年11月、中間貯蔵施設を「20年ごろに福井県外で場所を決め、30年ごろに操業する」と発表した。ただ、関電の八木誠社長はその日の記者会見で、中間貯蔵施設の具体的な候補地について「お示しできる地点はない」と答えた。
  


Posted by いざぁりん  at 00:03
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160126-00000023-zdn_mkt-bus_all&pos=4
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「SMAPは友情と打算の二重構造」と感じる、これだけの理由

 日本中がザワザワした「SMAP解散騒動」がようやく落ち着き今秋以降の芸能活動にも見込みがついた今、一連の動きを振り返ると印象に残るのは、やはり熾烈(しれつ)な「情報戦」ではないだろうか。

【『FRIDAY』でもSMAP騒動が報じられ……】

 その象徴が、ダウンタウンの松本人志さんが中居正広くんから相談を受けて、「解散したくないなら木村に謝れ」とアドバイスをしたという『女性セブン』の記事だ。松本さんご本人がすぐさま「100%ウソ!」と強く否定したことを受け、1月22日に『女性セブン』側が「関係者へ取材して書いたものですが、ご本人に確認せぬまま掲載しました」と謝罪した。

 どういう意図でこの「関係者」が『女性セブン』に創作話を持ち込んだかは定かではないが、「大物芸能人たちはキムタク(事務所側)に理があると考えている」という方向へもっていきたかったのではないか。というのも、「周囲から謝罪を促される中居くん」というイメージは、『週刊新潮』で独占告白を行ったメリー喜多川副社長の「謝罪にくれば受け入れるつもりだったのに、いくら待っても中居ら4人が謝罪に来なかった」という主張と見事にシンクロするからだ。

 こういう「印象操作」が芸能報道ではよく行われる、というのはもはや世の常識となっているが、実はもうひとつ日常的に行われているところがある。

 それは政治報道だ。

●せっせと「中居おろし」ネタをリーク

 当たり前の話だが、政治記者は国会に座って議論や法案をチェックしたり、首相や官房長官の周りでICレコーダーを差し出したりしているだけでは仕事にならない。派閥領袖(はばつりょうしゅう)など有力政治家の思惑を明らかにして「政局」を読み解くことができねばダメ記者の烙印を押されてしまう。

 といっても、いくら記者といえど「政治家同士の会合」に立ち入ることはできないので、親しい政治家や高級官僚から会話の内容を又聞きをする。これが政治記事に登場する「関係者」だ。彼らからリークされたネタをもとにして政治報道というのは成り立っていると言っても過言ではない。

 そういう構造なので、先の『女性セブン』のような報道がわりと頻繁にある。ご本人が言ってもいないことが、尾ひれが付いてあたかも事実のように流される。

 例えば、史上最も短命だった宇野宗佑総理なんか分かりやすい。セックススキャンダルが発覚後、新聞に「辞意を表明した」「もう辞めたいとこぼした」という話がどんどんでてきた。ご本人がいくら「そんなアホな」「朝から同じことばかり釈明して疲れた」と全面否定をしても途切れることはなかった。

 当時、1カ月先に参院選を控えていた。不人気総理を担いでも大敗を喫するのは目に見ている。そこで、選挙前になんとか自分から辞めると言い出すように仕向けるため党内の政治勢力が、政治記者へせっせっと「宇野おろし」ネタをリークしていたというのは誰でも分かる。

 今回の解散騒動でもいちはやく、一部スポーツ紙を中心に、「関係者」の談話として中居くんが「とんでもない誤解をしていたことに気付いた」「すごく後悔している」(スポーツニッポン1月15日)なんて話やら「友人に後悔メールを送った」なんて報道がバンバン出た。

 「後悔」という言葉は、「自身の過ちを認めた」というイメージをつくりだす。政治抗争における政治記者と芸能記者の役割がほぼ同じという事実からも、中居くんたち4人に自発的に謝罪させるよう仕向けるための勢力が、せっせと「中居おろし」ネタをリークしていた可能性は否めない。

●芸能報道と政治報道が丸かぶり

 このように芸能報道と政治報道が丸かぶりしているとなると、これからのSMAPの行方を占ううえで非常に興味深い事例がある。

 「加藤の乱」だ。

 16年前、「首相候補最有力」とまで言われた加藤紘一氏が盟友・山崎拓氏とともに自身の派閥を率いて、森首相に辞任を迫る野党の不信任決議案に同調しようと働きかけた倒閣運動のことだ。

 当時、「このままでは自民党どころか日本が壊れてしまう」と訴えた加藤氏は「政界のプリンス」なんてもてはやされていた。まだネットがここまで普及していないなかで加藤氏のWebサイトは1日に5万件のアクセスがあって、激励メールが多数寄せられたという。そんな国民的支持に加え、野党とも連携することで、「勝算あり」と見込んで決起したわけだ。

 が、自民党執行部が除名処分をちらつかせて加藤派の切り崩しを行ったことでこの動きは頓挫。謀反の責任をとって加藤氏は、ひとり内閣不信任案に賛同しようと議場を目指すものの、側近だった谷垣禎一氏らから「大将がひとりで突撃なんてダメですよ」「死ぬも生きるも一緒だ」なんてたしなめられるという任侠映画さながらのやりとりが全国に中継された。

 おいおい、脂ギッシュな政治家の権力闘争と今回の騒動を重ねるな、とSMAPファンからお叱り声をいただきそうだが、国民的支持を得た「人気者」たちが自分たちでイニシアチブをとろうとしたところ、巨大勢力から「クーデター」として鎮圧されるという結末もさることながら、そこでかわされた「メディア戦」という点では両者は驚くほど似ている。

 まず、分かりやすい共通点としては、勝敗が決した後も謀反を起こした首謀者に対して執拗(しつよう)なまでにマイナスのイメージ付けが行われる点だろう。

 例えば、1月22日(金)に発売された『FRIDAY』が、騒動後初の番組収録に現われた4人が「憔悴しきっており」と報じ、なかでも特に痛々しいのが中居くんだった、と「テレビ局関係者」が述べている。

 「生気がまったくなく、目はうつろ。まるで敗残兵のようでした……。全員無言で、すぐ局から出て行きました」

 この「テレビ局関係者」にそのように映ったとしたらしょうがないのだが、「敗残兵」というのは加藤・山崎両氏を評する報道でもよく用いられたように、政治抗争の文脈に登場する表現だ。つまり、今回の騒動を「中居の乱」だったということを強く印象付けたいという思惑が感じられるのだ。

●「中居の乱」と「加藤の乱」の共通点

 また、首謀者をより明確にするため、その人物が「敗れてからも頑なに謝罪を拒否している」という話が触れまわれる点も同じだ。

 SMAP×SMAPの「公開謝罪」で草なぎくんが、「ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれた」というコメントを述べたが、翌日の『サンケイスポーツ』に登場した「複数の関係者」によると、これは当初、中居くんが述べるはずの言葉だったが難色を示したため、その場の空気を読んで草なぎくんが「代弁」したという。

 このような「謝罪拒否」ネタは加藤氏にももちあがった。騒動後、加藤派と反加藤派と真っ二つに割れた派閥の関係修復がなかなか進まない原因を、「肝心の加藤氏が反加藤グループへの謝罪を拒否している」と報じられたのだ。

 さらに特筆すべきは、このように「反省の色のない首謀者」に対しても、勝者は「お咎(とが)めなし」という寛大の処置をした姿勢がアピールされるのも丸かぶりだ。

 『日刊スポーツ』は21日、これまた「関係者」が「4人がさらし者にされたことが、騒動を引き起こしたことに関する最大のペナルティーとなった」と語り、事務所側が「手打ち」にしたと大きく報じている。

 そんな「国民の前でさらし者になる=禊(みそぎ)」というのは、「加藤の乱」でも確認できる。クーデターを鎮圧した野中広務幹事長は、「造反組」に対して「お咎めなし」という寛大な処置をするとアピールするととともに、このように述べた。

 苦渋の中から、目に涙をためて、同志に語っている加藤氏を見て、心の痛みを感じた。これからもお互い、この傷をなめ合って、党の発展、改革に生かしていかなくてはならない。(東京新聞2000年11月21日)

 つまり、話をまとめると「中居の乱」と「加藤の乱」は、ともにメディアを使って、「人気を誇るリーダーに、『往生際の悪い敗軍の将』という執拗なイメージ付けを行いながら、勝者側は懐の深さをアピールする」という共通点があるのだ。

●クーデターを鎮圧した者が権力を握る

 ただ、このような類似点もさることながら、二つが重なって見えるのは、「クーデターを鎮圧した者が権力の階段をかけあがる」という点だ。

 先の草なぎくんの謝罪にもあったように、今回の「解散騒動」をおさめたのは、4人とメリー副社長の間をとりもった木村拓哉さんだとされている。確かに「公開謝罪」でも木村さんはセンターに立ち、詫びを述べる4人とは対照的に、「まあオレの顔に免じて許してやってください」と言わんばかりの堂々とした態度に、少なからず違和感を覚えた視聴者も少なくないはずだ。

 「木村さんがクーデターを鎮圧した」というイメージをさらに補強するのが、『週刊新潮』のメリー副社長インタビューだ。このなかで、副社長は、木村さんの奥様である工藤静香さんと頻繁に食事を行う間柄であることを明かし、「マッチ(近藤真彦)のところだって、ヒガシ(東山紀之)のとこだって、他のタレントだって同じようにしていますよ」とことも無げに言い放っている。これはつまり、メリー副社長が「ジャニーズのトップ」と太鼓判を押す近藤さんや、「大幹部」と目される東山さんと、木村さんが肩を並べる「出世ライン」にのっているということを意味しているともとれなくもない。

 そんな立場の人が、事務所のガバナンスを揺るがす「有力グループの独立」を阻止する。一般企業の感覚でも二階級特進、一気に経営幹部へと引き立てられるのは間違いない。

 実は「加藤の乱」でも、木村さんと同じような立ち振る舞いをしたことで権力にぐんと近づいた政治家がいた。

 小泉純一郎氏である。

●中居くんたち4人の先行きはかなり危うい

 当時、加藤氏、山崎氏とともに「YKK」なんて呼ばれていた小泉氏だったが、加藤氏から内閣不信任案の話を聞かされるやすぐさま議場を駆け巡って、党執行部に「加藤は本気だ」とふれまわった。清和会(森派)の会長を務めていた立場もあり、「クーデター鎮圧側」にまわったのだ。

 それから半年後、小泉氏は「自民党をぶっ壊す」という例のフレーズで、最高権力者の椅子に座っている。半年前までは、永田町で「ポスト森」といえば加藤氏であって、小泉氏の名前などまったくでなかった。

 これまで芸能報道では、木村さんは他のSMAPメンバーとともに飯島マネージャー派ということで、事務所内では傍流とされていた。それがここにきてマッチ、ヒガシと並ぶ大幹部の一員として躍り出たというのは、「加藤の乱」後に急速に永田町で存在感を増した小泉氏の姿と丸かぶりである。

 「中居の乱」と「加藤の乱」の構造が同じだとすれば、中居くんたち4人の先行きはかなり危うい。

 党執行部から、お咎めなしとなった加藤氏だったが、「クーデター首謀者」のイメージ付けが執拗に行なわれた結果、少しでも調子にのった発言をすると即座に叩かれるという状況がしばらく続いた。例えば、加藤氏が支援者に「加藤の乱」の正当性を訴えたなんて情報が少しでも流れると、野中氏が「加藤紘一は甘えすぎ」「子供っぽい」「育ててくれたみなさんにおわびをすべき」(産経新聞2001年1月16日)という談話を発して灸をすえたものだ。

 中居くんたちも同様に事務所からは「お咎めなし」ということになっているが、忠誠心が足りないとみなされれば、スポーツ紙などを用いた激しい「中居おろし」が再び行なわれる可能性は否めない。ただ、それよりも用心しなくてはいけないのは、スキャンダルだろう。

●ジャニーズ事務所の厳しい情報統制

 ジャニーズタレントのスキャンダルが一部週刊誌のみしか扱わないことからも分かるように、ジャニーズ事務所は業界きっての厳しい情報統制で知られている。その「抑止力」が、中居くんたち4人の「クーデター組」にこれまで同様に適用されるというのは疑わしい。事務所の威光が消えた人気者は芸能マスコミの格好の餌食だ。ベッキー的な致命的スキャンダルが発覚して、ファン離れという最悪のシナリオもなくはない。

 事実、加藤氏がそうだった。「加藤の乱」から1年ほどが経過してから、大手芸能事務所の脱税事件にからみ金庫番だった秘書が逮捕され、議員辞職へと追い込まれた。その後、政界復帰を果たすも「堕ちたプリンス」のイメージを拭うことができず、支援者の心が離れて2012年に落選。政界を去っている。

 そんな加藤氏とともに「敗残兵」のそしりを受けた山崎氏は、『日本経済新聞』(2015年9月13日)のインタビューで当時を振り返り、「一番おそろしいのは小泉氏だ」と述べた。

 「加藤の乱」からおよそ20日後、山崎氏の誕生パーティが催されたが当然、政治家はほとんど来なかった。そこへ小泉氏が乗り込んで来たのであいさつをさせたところ、こんな言葉を口走ったという。

 「YKKは友情と打算の二重構造だ。みなさんは私が友情でこの場に来たと思うでしょう。そうじゃありません。私は打算で来ました」

 山崎氏は「あれは次は自分が(首相に)なるという意味だった」とみている。要は、ポスト森に最も近いといわれた加藤氏が失脚したので、次はこの自分を応援しろと言いたかったのではないのか、というわけだ。

 小泉氏と木村拓哉さんが妙にオーバラップする今、個人的には「SMAPも友情と打算の二重構造」だったのではないかと感じてしまう。

 もしそうだとすれば、草なぎくんの「木村くんのおかげでここに立てています」というのも全く違う意味をもつ。もしやあれは、「敗残兵」にしたてあげられた4人の精一杯の反抗ではなかったか。「一番おそろしいのは木村くんだ」というメッセージの裏返しではなかったのか――。

 中居くんたち4人が加藤氏たちと同じ道を辿(たど)らないことを、心から祈りたい。
  


Posted by いざぁりん  at 00:03