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2016年03月15日

LINEと殺人事件 3

こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160314-00000001-asahi-soci
(以下は、コピーです)
 福岡市西区で2月、予備校生の北川ひかるさん(19)=同区=が刺殺された事件で、福岡県警は13日午後、同じ予備校に通う少年(19)を殺人容疑で福岡地検に送検した。

 少年は2月27日午後8時50分ごろ、福岡市西区姪の浜6丁目の路上で北川さんの首などを刃物で刺して殺害したとして、今月11日に逮捕された。

 少年は昨年4月に福岡市内の予備校に入って北川さんと知り合った。捜査関係者によると、少年はスマートフォンの通信アプリ「LINE」で、北川さんへ好意を伝える内容のメッセージを送っていた。事件直後に交番に自首した際には「北川さんに告白したが、言葉を濁された」などと話したという。  


Posted by いざぁりん  at 23:42

2016年03月15日

LINEと殺人事件 2

こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160315-00000029-jnn-soci
(以下は、コピーです)
劇団員殺害、逮捕の男 「LINE交換しようと声かけた」

TBS系(JNN) 3月15日(火)12時18分配信
 東京・中野区で劇団員の女性が殺害された事件で、逮捕された男が「LINEを交換しようと思って部屋の前で声をかけた」と供述していることが新たに分かりました。

 この事件は、福島県の戸倉高広容疑者(37)が去年8月、中野区のマンションで、アルバイト従業員で劇団員の加賀谷理沙さん(当時25)を殺害したとして逮捕されたものです。

 その後の取り調べに対し戸倉容疑者が、「歩きながらたばこを吸っていたら加賀谷さんを見かけて後をつけた」「LINEを交換しようと思って部屋の前で『すみません』と声をかけた」「加賀谷さんが驚いて部屋に入ったので、自分もすぐに部屋に入り、手や紐(ひも)のようなもので首を絞めた」と供述していることが新たに分かりました。

 また、現場の部屋からは加賀谷さんのリュックサックやシーツなど十数点がなくなっていましたが、戸倉容疑者はこれらの一部について持ち去ったことを認めたうえで、「自分が住んでいたマンションでごみとして捨てた」と供述しているということです。

 戸倉容疑者は事件前日の8月24日午前、高速バスで実家がある福島県から上京したということです。戸倉容疑者は加賀谷さんと面識がなかったとみられ、警視庁は防犯カメラの映像を解析するなどして、戸倉容疑者の事件前後の行動や動機についてさらに詳しく調べています。  


Posted by いざぁりん  at 23:42

2016年03月15日

労働マルチ

こちらです。
http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-5489.html
(以下は、コピーです)
ダイナミックフルーツは労働マルチ?野菜の訪問販売とキャッチセールス
2014-07-31
企業・会社


 駅前を歩いていると、いきなり「あの、八百屋なんですけども…」と切り出して手持ちの野菜を売りつけようとする人らがいるそうです。八百屋のキャッチセールスとも言われていました。

知らないと危ないかも。駅前に出没する「○○売り」の正体 - NAVER まとめ 更新日: 2014年07月04日
http://matome.naver.jp/odai/2139703920971181601?&page=1

 特徴としては、やたら笑顔でぱっと見、健康的で爽やかな若者風の人が多く、ダンボールかトレイに野菜を積めて持ち運んでいるとのこと。

 柔らかい押し売りとも言われていたので、そう悪どい感じではなさそうですが、「最後なのでどうぞ」などと言われてつい受けとってしまうとお金をとるってのもあるようです。これは悪質な感じしますね。

 また、上のサイトではキャッチセールスを強調しているものの、訪問販売も多いようです。

 「柔らかい押し売り」と書いていたのは以下のサイトで、エピソードを読むと笑えなくもないです。

ダイナミックフルーツって”柔らかい”押し売り - パセリ男の日記帳 - 2009/10/7(水) 午後 3:17

今日本郷の東大の前を仕事を終えてとぽとぽ歩いていたら前から歩いて来た女の子に突然声を掛けられた。(中略)
彼女は私に「果物を買ってください」といきなり。

え?!と思う間もなく説明しはじめた。

「何処から来たの?」と聞くと「大阪です」と答えた。
しかし始終標準語でどう聞いても大阪人ではない。
僕は西の言葉で話しかけると、普通大阪人って大阪弁以外使わないはずなんだけど、この子はまんまと僕の使う方言をおうむ返しに使って来る。ニセモノやんか~
http://blogs.yahoo.co.jp/enjoyrelaxlifeman/21681492.html



 "さっきまで「旨いから」と言って"いたのに、試食してみると「今はシーズンからずれてるから」…全体にデタラメばかりという印象だったようです。

 このサイトさんはグーグルで上位表示されているためか、管理人さんが迷惑していないのかな?というほどいろいろとコメントがついています。多くは「怪しい」「ダメ」というもの、実際に働いていたことがあったり現役だったりで「良くないかも」といったものがほとんどです。

 ただ、少数ながら擁護している方もいらっしゃいました。

最近買って、ググったら詐欺や何やの根拠ないブログが多すぎるので書いてまわってます。ダイナミックフルーツってただの果物屋さんでしょ?日本の売り方ぢゃ珍しいたけで。。しっかり領収書も渡してくるし、味落ちてたの連絡したらホント返金も交換もしてくれましたよ。基本的に売ってるもの美味しいし・ω・☆何かこーゆーブログでマルチだとか詐欺だとか煽ることで売ってる人達がマイナスな印象ばかり受けて可哀想な気がするんですが。ヤクルトの販売してましたが完全歩合制の仕事って半端なく大変なんですよ。ましてや、ダイナミックフルーツが今まで摘発のニュースに触れたの聞いたことないですし。書き込まれた方はホントに詐欺にあったんですか?


もしも不法なら
捕まってる筈だと、思いますけど、、、

実際に捕まってないと
いうことは不法ではないのですかね?



 最後の論法はよく見かけますが、再犯でない限り逮捕者を出した事業もみな捕まるまでは「不法」じゃなかったと言えます(ついでに言うと逮捕で決定ではなく裁判が確定するまで)。他にグレーゾーンということもありますし、そう簡単に捕まらないものです。結構、行政処分なんかも遅いものなんですよね。別にこの野菜売りが違法だと決めつけるわけではないのですけど、一般的にはそういうものです。

 たとえば、就活生支援の一生懸命塾「あなたは一生成功しない」と悪質勧誘の、一生懸命塾の場合、3年で87件もの相談があってやっと是正勧告です。「柔らかい押し売り」だともっと難しそうな感じがします。


 既に名前が出てきていますが、一般的に「ダイナミックフルーツ」と呼ばれているようですね。DS-MAXという会社が背後にあるという話も出ています。このDS-MAXならWikipediaにも項目がある立派な(?)会社です。

DS-MAXは、提携する独立採算制訪問販売会社に商品を委託する卸売会社であり、北米・南米・ヨーロッパ・アジアに点在する架空の巨大企業。各国の提携卸売販売会社・訪問販売会社をコンサルトして多大な業績を挙げる。 フランチャイズではないため経営権の売買等はできず、参入するにはダイレクトセールスから始めないといけない。 委託業務員に対し、違法な拘束を行っているとも言われているが、一方では、セールス手法、マーケティングのノウハウ習得の為に時間を投資するものだとも言える。(中略)

 ビジネスモデル

DS-MAXのビジネスモデルは非常にシンプルである。このビジネスはダイレクトセールス(訪問販売)がその基盤となっている。本来自社製品を販売していたが、近年一般企業との協賛が増加し、一般企業が製造・販売を行っている商材のダイレクトセールスが主になっている。オフィスを経営する人間はオーナーと呼ばれる。オーナーは供給される商品、又は自分自身で開拓した企業の商材を販売して、売り上げの大半をキックバックする。 販売方法は主に、アポの取れていないいわゆる「飛び込み」での販売を行うものが多いとされる。企業からの基本給はなく、収入は商品の売り上げしだいの出来高制となっている。 現在、このビジネスモデルが、労働マルチと呼ばれ、労働基準法に違反していると示唆されることも多い。



 基本的には創業者のやり方の踏襲しているようです。"創業者は卸売業者・問屋・各種販売店から返品・売れ残り商品等を安価で仕入れ、それらをダイレクトセールス、いわゆる訪問販売により売却して利益を出し"てきているとのこと。

 "大量の小物商品を一斉に捌く"には限界があるために、このビジネスモデルを使って部下に任せました。委託業務員に任せるというのは、その延長線上にあるようです。

 このモデルでは、極めて安価に仕入れることのできる商品、返品・売れ残り商品のようなものが必要です。ダイナミックフルーツに詳しかった下記サイトでは、昔は"Made in Chinaの計算機などを500円程度で訪問販売していたが、1990年代後半からの100円ショップ台頭で売れなくなった"とあります。



 そこで、現在でも"タダ同然で仕入れられる"商品ということで選ばれたのが、野菜・果実のようです。傷物や人気がない生鮮食品は早く処分しないといけないためです。

 「1990年代後半から」とあるように、かなり長いですね。上の記事は2012年、その前の記事は2009年でしたので野菜も長そうです。これだけ長い間やってこれています。

 これは業務委託だからってのもありそうですね。違法行為があってもそれは委託業務員1人1人の問題であって、組織としての問題じゃないという理屈です。マルチ商法でも下っ端だけ逮捕ってのがあり得ます。

 で、これはその「マルチ」とも言われていて、Wikipediaでも「労働マルチ」の可能性があるとされていました。

 「労働マルチ」については、以下が詳しかったです。

労働力のマルチ商法 労働マルチ : 悪徳業者の潰し方

 この方の別サイトを見るとモロにDS-MAXが労働マルチだと説明していました。

元ガイズ エヌモのブログ DS-MAX 改心 などなど

 なお、勘違いしている方が多いですが、マルチ商法そのものは合法です。じゃあ、望ましい商売のやり方か?と言うとそうではなく、合法であるものの、悪徳商法になりやすい、違法なことに繋がりやすい、大きな損をしやすいという意味で、たいへん注意が必要な商法です。

 ダイナミックフルーツも搾取が起こりやすいビジネスモデルとは言えそうですけど、違法とは言えないデリケートなところでしょう。


 最後にもう一つ。一見さわやかというのとも関係しそうですし、労働マルチと言われるイメージとも合いますが、彼らは夢にあふれているというのも特徴のようです。さっきの「ダイナミックフルーツって”柔らかい”押し売り」ではこういうコメントもありました。

以前少しの間だけ働きました。(中略)
入ってくる人は、今の状況を打開したくてお金持ちになりたい、海外に行きたいという一獲千金みたいな夢を持っているので、当然やる気に満ち満ちています。
それと、会社の人達はいい人だと思います。(中略)

僕がいたときにオーナーになれた人は何十人もいる中のたった一人です。
そりゃ従業員一人一人の取り分をとってるんだから社長は海外でもどこでもいきたい放題です。
本当に大変です。



 これ読むとオーナーになるって目標があるみたいですね。別サイトでも「社長になるという夢を持って活動しています」と言われたという方もいました。

 私は最初マルチ商法のシステムとは厳密に言うと違うかもと思いました。配下の加盟者を勧誘・加入させてピラミッド型の体制を作るようなものではないと思ったためです。

 ただ、オーナーになれるってことは、やはりマルチらしいピラミッド型の構造を取っているのかも。これなら"「労働マルチ」の可能性がある"という言い方は妥当かもしれません。

  


Posted by いざぁりん  at 19:39
こちらです。
http://girlschannel.net/topics/198674/
(以下は、コピーです)
“若者のフルーツ売り”とは、最近インターネット上などで出没情報が頻出している謎のビジネスで、 いっぱいにフルーツを入れたカゴを抱えた若者(男女問わず)が 「売れ残ってしまったので1つ買ってくれませんか?」「最近フルーツを食べていますか?」などと 声をかけ、売り歩くのだ。 オフィスに飛び込み営業をすることもあれば、終電間際の駅前で酔客に売りつける手口に、 ネット上では「(売り子の明るい笑顔に)自己啓発系なのではないか?」 「マルチ商法なのではないか?」などといった疑問の声が上がっている。

A子さんは、アルバイト情報誌の「日給1万円」という広告を見て、
このフルーツ売りの会社B社(仮名)に応募したのだという。

その仕事内容は、およそ次のようなものだったという。

・朝、B社に集合。全員揃うと朝礼が始まる。
・朝礼では全員で円陣を組み、笑顔でハイタッチ。「今日もがんばって売ろう」と大声を出す。
・業者から安く買い叩いた売れ残りのフルーツを箱から開け、腐ったものは捨て、
 売れそうなものだけカゴに入れる。客に売る価格は、その場で本社が決める。
・リーダーを中心にグループになって、それぞれのグループで当日、売りに行くエリアを決める。現地に着いたら、ひたすら売り続ける。

A子さんは、1日目はフルーツを40個売った。すると、リーダーから「今日はがんばったね』と4000円を手渡された。
ボーナスかと思って喜んでいたが、それはその日の日当だったという。

つまり、「日給1万円」という広告はウソで、完全出来高払いで、当日の売り上げ分に対して数千円が支払われるのみなのだ。

しかし、このB社、明らかに若者の労働を搾取する“労働マルチ”であり、やりがい搾取の典型ではないか。
やりがい搾取とは、いろいろな仕掛けでやりがいを錯覚させることで従業員を低賃金で働かせ、搾取するというものだ。
代わりがいくらでもいる若手からは、身体や精神が壊れるまで搾取する。
その舞台装置が、自己啓発的な笑顔の朝礼、いつかは独立できるといった目標設定なのだ。   


Posted by いざぁりん  at 19:38
こちらです。
http://dot.asahi.com/dot/2016030700246.html
(以下は、コピーです)
 東大に息子三人を合格させた佐藤ママが「受験に恋愛は不要です!」と発言したことが話題となったが、この意見に真っ向から反論するのは、『スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法』(朝日新聞出版)を出版したばかりの、アグネス・チャンだ。

 長男を出産した当時、テレビ局に乳児を連れていったことからその是非をめぐって数々の論争を巻き起こした「アグネス論争」からはや30年。三人の息子に恵まれたアグネス・チャンは、なんと三人とも世界大学ランキング3位に位置するスタンフォード大に三人を合格させる、という快挙を成し遂げていた。ちなみに、東大のランキングは43位(THE 世界大学総合ランキング2015-16より)。その差は歴然だ。

 小さいころから絵本を大量に読み聞かせる、三人の子どもたちを比べないなど、佐藤ママとアグネス・チャンの教育法の類似点は多い。

 しかし、最大の違いは「受験に恋愛は不要です!」と言い切った佐藤ママに対し、アグネス・チャンは、「恋愛は大切な受験経験」ととらえていることだ。

 頭の良さはもちろん、内面の充実も重視してきたアグネス・チャンにとってこれは自然なことらしい。異性との付き合いを否定すると、子どもは恋愛に対して臆病になってしまい、健全な男女関係もつくりにくくなってしまうからだという。

 そのため、子どもが9歳ぐらいになるごろから男女のホルモンの違いを話し、それが思春期特有のイライラにもつながることを説明し、中学生になる前には性教育もきちんとしたという。中学生になってからは、健全で安全なセックスについても話し合ったというから、かなりオープンな家庭だったといえる。三人の息子は、みなアメリカの高校に留学しているが、日本を発つ前には「No Drinking, No Drugs, No Babyね!」といって送り出したという。

 スタンフォード大をはじめ、海外の名門大学に合格するためには、頭の良さはもちろん、願書やエッセイなどでいかにいろいろな経験を積んできたかが重要視される。スポーツや音楽、ボランティア、コンテストなどの受賞歴なども重要な要素になるという。

「日本のようなペーパーテストで合格が決まるわけでないので、一発逆転はありえないのです。つまり、その子の人生すべてを見て入学の可否を決めるのです。でも、これからの日本もこの方向にシフトしくはず。とすれば、これからの教育は、国際基準に合わせていかないと、子どもたちは世界ではもちろん、日本でも活躍できないと思います。」(アグネス・チャン)

「テストを乗り越えるために、恋愛は禁止!」というのはもはや古い、というわけか。   


Posted by いざぁりん  at 03:05
Posted by いざぁりん  at 03:04
こちらです。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160309-01065341-sspa-bus_all&pos=3
(以下は、コピーです)
 毎月、株式投資などのトレードで約3000万円、投資以外のビジネスの収入が約6000万円という莫大な収入を得ている与沢翼氏。華麗にデイトレーダーに転身した与沢氏が株以外に「次の一手」として推すのが不動産投資だ。  


Posted by いざぁりん  at 03:04
こちらです。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=3894975&media_id=81&from=access_ranking
(以下は、コピーです)
’78年に「カレーハウスCoCo壱番屋」を創業以来、20年以上増収増益を続け、世界一のカレーチェーンに育て上げた創業者・宗次德二氏。’02年に壱番屋代表取締役会長は退き、「創業者特別顧問」に就任している。そんな宗次氏の素顔に迫る。

――ココイチといえば今年1月に、廃棄処分したビーフカツが産廃業者に偽装販売されていた事件が話題になりました。宗次さんは、この事件をいつ知ったんですか?

宗次:事件の起こった日に、社長室長から電話がきて「今日のニュースでこんな報道が流れると思います」と言われたのが最初ですね。もともとココイチではこれまではニュースになるような事件は一度もなかったので、驚きましたけど。

――風評被害など、経営に悪影響が出るのではと心配はありましたか?

宗次:いいえ、していませんでした。もともと、今回も県から紹介された産廃業者さんに、しっかりとした契約に基づいて依頼をしていたので。大量の廃棄処分品を見て「もったいない」と思う気持ちはわかりますが、お客さまの信頼を裏切るようなことは絶対ダメですよね。

◆孤児院育ちの少年がカレー屋を創業

――小さい頃から、カレーはお好きだったんですか?

宗次:いえ、うちは貧乏だったので、小さい頃はほとんど食べた記憶はありません。店で出したカレーも、もともとは妻の実家のカレーがベースです。私は孤児院育ちで、いまだに両親も親戚のことも一切知らないんですよ。3歳のときに養父母に引き取られたんですが、養父がギャンブル好きで電気代や水道代も払えないような貧乏家族で。しかも、途中で養父に愛想を尽かし、養母も蒸発してしまったので、ご飯はだいたい自分で用意していましたね。

――どんな食事でしたか?

宗次:貧乏なのでお米はなかなか食べられず、メリケン粉を水で溶いたものや雑草を食べて暮らしていました。子供の頃に食べて一番おいしかったのは、年に2回、養父が買ってきてくれるリンゴでした。あとは幼少期の思い出といえば、よく一人でパチンコ屋に行っては、床に落ちているシケモクを拾い集めていたこと。養父はシケモクをパイプに詰めてよく吸っていたので、彼を喜ばせるために、よくパチンコ屋に通っていました。

――壮絶な子供時代ですね……。

宗次:アハハ。ただ、私はすごく楽観主義者なので、一度も自分のことを不幸だと思ったことはないんです。今みたいに恵まれた時代でもなかったというのはあるんでしょうが。ただ、当時から「人生はこんなものだから、他人に頼らず、迷惑をかけず、一人でコツコツ生きていこう」と心に決めていて、その姿勢が社長時代に生きた部分もあると思います。

――経営に生きたのはどのような部分でしょうか?

宗次:とにかく私は「人に迷惑をかけたくない」という気持ちが強かったので、何事も自分で考えて、行動するようになりました。店の経営に関してコンサルタントの先生に相談したことはないし、会費を払ってセミナーに行ったこともないです。「そんな暇があるなら、店舗に行って、お客さまに満足してもらうにはどうしたらいいかを考えるほうが有益だ」と、現場主義をとっていました。

――我流で一生懸命やってきたことがよい結果をもたらした、と。

宗次:はい。今思えば、私の素人考えが当たった部分が多いんですよね。仮に専門家の先生に相談していたら、素人がカレー専門店を出すことはなかったと思いますよ。いまだにいろいろな勉強会で「成功の秘訣」を聞かれますが、私がやってきたことは「目の前のことに一生懸命取り組む」ということの積み重ね。私は凡才な“自称、三流経営者”ですから、逆にそれしかできなかったんです。

――社長になって成功すると、経済人同士の交流を深めたり、遊ぶ方も多いですよね。

宗次:そうなる経営者の方も多くいますが、私は必要ないと思っています。53歳で社長業を引退するまで、一度も飲み屋やスナック、クラブに行ったことはありません。大好きなクラシックコンサートに行ったのも1回だけ。

――遊びに誘われませんでしたか?

宗次:社長時代は友人を一人もつくりませんでした。友人は“遊人”ですから。当時は土日も休まず、朝4時半に起きて夜まで働く生活をしていたので遊ぶ暇はない。中途半端なお付き合いをするよりは現場に行って、お客さまに「ありがとうございます」と言うほうが楽しかったです。

――豪遊したい、遊びたい、贅沢したいという欲求がないのが、世の大半の社長と宗次さんの大きな違いかもしれないですね。

宗次:僕がほかの人と大きく違うのは「毎日同じ仕事をひたすら続けられる」という点ですね。世の中の8~9割の経営者はある程度ビジネスが軌道に乗ると、がむしゃらには働かなくなる。そして、「経営だけが人生じゃないから」とゴルフや飲み会などの遊びに走る。私みたいに仕事だけをし続ける経営者は1~2割程度。でも、そこまで真剣に打ち込めるかが、事業を拡大できるかどうかの分かれ目だと思います。

――でも、そうやって大きくしたココイチを、’02年には浜島俊哉現社長に事業承継します。53歳の若さでの引退は話題になりましたね。

宗次:浜島社長は19歳からウチの会社で働いていて、とても優秀な人だったので、以前から浜島社長に「社長を継ぐ気になったら教えて」と声をかけていたんです。そして、’02年に彼から「継ぎたい」と言われ、翌日には社長交代を発表しました。思っていたより早い交代になりましたが、結果的にはよかったですね。

――現在、ココイチの国内外の店舗数は1431店舗で、ギネスブックでも「世界一店舗数の多いカレーチェーン」として登録されています。「カレーは日本の国民食だ」と言われている一方で、チェーン化で成功するお店は少ないですね。まさに独り勝ち状態ですが、その理由はなんだと思われますか?

宗次:ひとつには1号店からハウス食品さんにスパイスの調合をお願いしていたので、ルウを安定供給できたのは大きいです。あと、店舗拡大の最大要因であるフランチャイズ化に関しては、オーナーは一般募集ではなく社員を経て独立してもらう暖簾分け制度をとったので、ココイチのマインドが全店で共有されていた点。また、ルウをこちらで仕入れてもらう代わりにロイヤルティは取らないという、私たちにとっても、オーナーさんにとっても損をしない関係を築けたのもよかったと思います。
  


Posted by いざぁりん  at 03:03
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160311-00010001-travelv-bus_all&p=2
(以下は、コピーです)

スタッフの”心の負担”が限界に ――「それでも飛ばしつづけるしかない」

「毎朝カウンターをオープンする時間には、山形から出発しようとする人たちですでに長蛇の列だったといいます。仕事が始まると、空港スタッフたちは夜の8時、9時まで一度もバックオフィスへは戻れない。休み時間なしで案内やチェックイン業務に追われました。食事に行く時間もとれないのを承知で、朝6時にオフィスでおにぎりを食べると、気合いを入れて職場に出ていったと聞きます。空港へはみんなクルマ通勤だったようですが、ガソリンがなくなると補充できず、仕事に行けません。『飛行機を止めるわけにはいかないので優先的にガソリンを売ってほしい』と、スタンドの会社との交渉も自分たちで進めていました」


臨時便のキャビンを担当する客室乗務員たちには、体力的よりも精神的な負担が積もっていたようだ。最初の1週間は出張先の東北から避難する乗客が多かったが、2週目、3週目になると乗ってくる客層に変化が起こった。

「身寄りのない子供が、ランドセル一つで乗ってきたりしました。東北で家族を失い、遠い親戚を頼っての旅だったのでしょう。客室乗務員たちは、そういう乗客をケアしながらのフライトで、心の負担が大きかったと思います。乗務を終えてオフィスに戻り、ワンワン泣いていた若い乗務員もいました」

仙台空港に津波が押し寄せたときに、空港スタッフたちが防寒具として着用していた黄色いジャンパーがある。それを、いまでも見ることができないと言っている人も多い。思い出すのが辛い、黄色のジャンパーを見ると胸が苦しくなるというのだ。


「それでも、私たちは飛ばしつづけるしかありません。3.11の5日後には花巻空港が再開し、山形と花巻に臨時便を集中させました。東京からもJALの臨時便運航が始まり、震災後のJALグループの臨時便は半年間で約3000便に達しました。そのうちの1900便以上が、ジェイ・エアの便でした」
.

「料金後払い」の額は1200万円超、その顛末は――?

前述したように、ジェイ・エアは「緊急事態なので運賃は後払いでかまいません」とアナウンスし、東北への臨時便を飛ばしていた。料金を回収できなければ大赤字になってしまうのを覚悟の上だ。収入がゼロというだけではなく、飛行機を飛ばすには燃料費も含めて膨大なコストがかかる。

「責任は私がもつから、とにかくチケットをもたない人も乗せて飛ばしてほしい。そう指示したあのときの自分の判断が正しかったのかどうか──いまもわかりません。正規料金でいうと、山形から大阪への運賃は3万円ちょっとで、76人が一人も払ってくれなければ200万円以上の損失になる。それが6便になると、1200万円。ですが、社内で反対の声などはいっさい出なかったですね。むしろ『やりましょう!』と、社員の気持ちは一つになっていたと思います」



山形から伊丹に到着すると、乗客たちは「こちらにお並びください」と空港スタッフやジェイ・エア社員に誘導される。そこで一人ひとりに後払いをお願いするため、連絡先を聞くなどの対応がとられた。では、実際にどれくらいの乗客から後で料金を徴収できたのか? その質問に、山村氏は当時を思い出しながら目を細めた。

「結論から言うと、全員です。お支払いいただけなかったケースは1件もありません。社員たちも、みんな驚いていましたよ。連絡先などは聞いてありましたが、社員が『払ってください』と個別に訪ねたわけでもありません。名前も住所もウソを書かれたら、それで通ってしまう。伊丹で降りた乗客に『こちらで手続きをお願いします』と誘導はしたものの、トイレへ行くと言ってどこかへ消えてしまったら、追いかける術もない。しかし、結果は全員が後できちんと振り込んでくださいました。日本人の素晴らしさだと思いますね」


3.11から5年。ジェイ・エアの社員たちは、今日もそれぞれの現場で自分たちの果たすべき役割・仕事に取り組んでいる。


  


Posted by いざぁりん  at 03:03
こちらです。
http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-5074.html
(以下は、コピーです)
 日本人の平均年収は400万…という値を何度も使ってきました。しかし、こういった平均値は上位層が大きく引き上げているために、庶民の感覚とはかなりズレがある可能性があります。そのため、中央値を知りたいなと前々から思っていました。

中央値(ちゅうおうち、英: median)は、代表値の一つで、有限個のデータを小さい順に並べたとき中央に位置する値。たとえば5人の人がいるとき、その5人の年齢の中央値は3番目に年寄りな人の年齢である。 ただし、データが偶数個の場合は、中央に近い2つの値の算術平均をとる。中央値の事を、メディアン、メジアン、中間値とも呼ぶ。ただし、「中間値の定理」の中間値はこの意味ではない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E5%80%A4



 Wikipediaの説明を見たら、以下のようにちょうど年収を例に出していました。やはり年収で平均値を基準とするのは、不都合が大きそうです。

 平均値との関係

中央値は平均値と類似した目的で使うが、用途によっては中央値のほうが平均値よりも優れている。これはたとえば年収の場合を考えてみるとわかりやすい。

貧富の差が激しい国では、一部の富裕層が平均年収をつり上げてしまっている為、平均年収は「普通の人」の年収よりもずっと高い値になってしまう。この為平均年収は「普通の人」の生活水準を推し測るには向かない。

一方中央値は、年収が低い順に国民を並べたときに丁度真ん中になる人の年収を表している為、一部の富裕層の年収は中央値に影響せず、中央値は「普通の人」の生活水準により近くなる。

実際例えばフォーブスの世界長者番付にランクインするような億万長者が1万人の市に引っ越してくれば平均年収はつり上がってしまうが、年収の中央値はほとんど変わらない。ビル・ゲイツ等の大金持ちが引っ越しただけで、「普通の人」の生活水準が変化するとはいえず、中央値のほうがより直感に近い事が納得されるであろう。



 中央値について検索して出たのは、以下のページ。「すごい高い!」と思ったら「世帯所得」だそうな。

日本人の年収の中央値 WEB金融新聞

まず見つかったのは、厚生労働省が公表している「世帯所得」の数字です。これによると、2009年の1世帯あたりの所得は、平均値なら549万円ですが、中央値なら438万円だそうです。実に100万円以上(約25%)も、平均と中央値に差があります。
http://www.777money.com/torivia/torivia4_5.htm



 ちょっと古い2009年ですが、ここで出ている値では最新でした。

2009年
世帯所得の平均値 549万円
世帯所得の中央値 438万円

 Wikipediaでは「貧富の差が激しい国では」とありました。しかし、貧富の差が比較的小さいと言われる日本であっても、やっぱり平均なんか見ちゃいかん!という話ですね。ものすごい違います。

 上記のページでは個人のものも探していらっしゃって、"正確なデータは見あた"らなかったものの、以下の資料から推計されています。

国税庁の「民間給与実態統計調査(2010年)※PDF」
http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/minkan2010/pdf/001.pdf

2010年
サラリーマン男性の年収の平均値 約507万円
サラリーマン男性の年収の中央値 約456万円

サラリーマン全体の年収の平均値 約412万円
サラリーマン全体の年収の中央値 約352万円
(後半は男女合わせたものという意味)


 私がよく言っていた平均年収400万は、確か本当はもう少し多い409万円くらいだったと思います。で、これまた記憶が曖昧ですが、確かサラリーマンのものだったという覚えもあります。ですから、最後の「サラリーマン全体の年収の平均値 約412万円」の年度違いあたりが私が覚えていたものの元ネタでしょう。

 現在の日本人の働き方からして女性を含めるのが妥当か否かは難しいものの、これまでの400万円という目安を修正するなら、実際には350万円程度と説明した方がいいかもしれません。


 あと、おもしろかったのが、年収300万円以下の割合について調べたもの。

収入格差 最新の情報を掲載-年収ラボ
http://nensyu-labo.com/heikin_kakusa.htm

西暦 男女計(%) 男性(%) 女性(%)
2002年 34.9 17.8 63.7
2004年 37.5 20.0 65.5
2006年 38.8 21.6 66.0
2008年 39.7 22.3 66.4
2010年 40.5 23.4 66.2
2012年 41.0 24.3 65.9
統計元:国税庁 平成14-24年 民間給与実態統計調査結果より

 割合は40%ほど。かなりの人が年収300万円以下です。しかも、着実に増えてきています。

 女性の方が男性より給料が安いので女性の労働者が増えれば増えるほど、男女計の年収300万円以下の人が増えるはずです。

 しかし、注目すべきなのは男性限定の年収300万円以下の割合。男性限定でもはっきりと増加してきているのがわかり、全体の年収300万円以下が増えている原因は、男性労働者の年収自体が下がっているという理由もあることがわかります。


 もう一つ、中央値の話に戻って、年代ごとの年収の中央値。これは他人との比較としてはより目安としてふさわしいと思います。…が、元データは国の値ではなく、DODA登録者でなおかつ「正社員」限定です。これはどうでしょうね?

平均年収(年齢別) 2012年版  DODA(デューダ)
http://doda.jp/guide/heikin/2012/age/

■男女計
20代平均年収 343万円 中央値 320万円
30代平均年収 458万円 中央値 420万円
40代平均年収 608万円 中央値 550万円
50代平均年収 754万円 中央値 700万円

■男性
20代平均年収 361万円 中央値 350万円
30代平均年収 485万円 中央値 450万円
40代平均年収 637万円 中央値 600万円
50代平均年収 777万円 中央値 700万円

■女性
20代平均年収 317万円 中央値 300万円
30代平均年収 380万円 中央値 350万円
40代平均年収 461万円 中央値 400万円
50代平均年収 486万円 中央値 406万円


 若い頃は「平均年収」と「年収の中央値」の値に大きな差がありません。就職した時点ではそうそう差はつきませんからね。この差と比べると大きいものの、男女差というものの若い年代ではそう顕著ではありません。

 しかし、中央値と平均値の差はどちらのケースでも、徐々に広まっていきます。特に男女差は年を取るにつれて半端無く広がりますね。

 あと、正社員のみに限った値の話。国税庁の調査の値は、正社員限定版の30代の年収にすら負けています。やはり非正規雇用を含む・含まないだけで、差は大きいですね。

サラリーマン全体の年収の平均値 約412万円 (国税庁)
サラリーマン全体の年収の中央値 約352万円 (国税庁)

30代平均年収 458万円 中央値 420万円 (正社員のみ)

 非正社員を人にあらず…みたいにバカにしている人がいますが、実際にそういう非正規雇用者が一定数を占めるというのが今の日本社会であり、無視して考えるのは非現実的です。また、用途によるものの、生涯未婚率が高まっている中では、女性の値を入れた方が妥当な場合も多いでしょう。

 私は正社員以外を含めた「サラリーマン全体の年収の中央値 約352万円」を目安にすることをおすすめします。

  


Posted by いざぁりん  at 03:03