京つう

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http://digital.asahi.com/articles/DA3S12328522.html?rm=150
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 山形県長井市のアマチュアフォークグループ「影法師」が原発のことを歌い始めたのは、チェルノブイリの事故で浮かんだ疑問からだった。あの国では広大な土地が立ち入り禁止になった。これが日本なら逃げる所はあるのだろうか▼ベースの青木文雄さんはすぐ、こんな詞を書いた。〈汚染が日本中溢(あふ)れたら/いったいどこへ行くのだろう〉。地方にゴミを押しつける都会を批判する歌をつくったときにも、原発に触れた。〈原発みたいな/危ないものは/全てこっちに/押しつけといて……割り合わないね/東北というのは〉▼しばらくして仙台のテレビ局で歌う機会があった。本番前に、局の担当者が駆け寄ってきて言った。立地県のことを考えて、原発の部分だけ遠慮してもらえないでしょうか――。東日本大震災の10年ほど前のことだ▼「情けなかったのは、それを受け入れてしまったこっちの方なんです」と、バンジョーの遠藤孝太郎さんは言う。「福島の事故が起きて最初に思いました。歌っていながらこんな事態を招いてしまった。ちゃんとメッセージを届けられていたのかと」▼後悔と自責。それは、歌うことで何かを変えられるかもしれないと信じる人たちには、自然なことだったのだろう。今度はきちんと歌いたいと、原発を正面から問う「花は咲けども」をつくった。時間の許す限り、福島へ全国へと出向き演奏している▼きょうは旧ソ連で起きたチェルノブイリ事故から30年、福島の事故から5年46日になる。


♪花は咲けども(Orignal)
https://www.youtube.com/watch?v=5Vd8owCwSTM
https://www.youtube.com/watch?v=w0l3LxkT4K4
  


Posted by いざぁりん  at 00:13
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160427-00010003-yomidr-sctch
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 声は、心の状態を映し出す鏡だ。ちょっとした会話で、微妙な変化に気づくこともある。スマートフォンで話すだけで、心の状態をチェックできるアプリができた。自覚しにくいストレスや心の不調に気づくきっかけにできるかもしれない。

 東京大学職員の大嶋 紗幸(さゆき)さん(25)は、職場が変わったのを機に、アプリ「MIMOSYS(ミモシス)」を使い始めた。1日に数回、スマートフォンで友人や仕事相手と会話した後、アプリを開き、通話時の心の状態を示す「元気圧」をチェックする。

 元気圧は、通話で発した声を一つずつ解析し、通話全体でどのくらい元気だったかを、「HIGH(高い)」、「NORMAL(普通)」、「LOW(低い)」の3段階で表示する。本人もわかりにくい、自分の心の状態が一目でわかる。

 「相手によって、元気圧が違うのが面白い。元気圧のグラフが右下がりの時は、仕事量を減らしたり、睡眠を十分に取ったりして、体調管理にも役立てています」と大嶋さん。

 このアプリは、同大特任准教授の徳野慎一さんと同特任講師の 光吉(みつよし)俊二さんらが開発した。


 脳はストレスを受けると、神経を通じて声帯にシグナルを送る。緊張すると、声が上ずったり、固まったりするのはこのためだ。ミモシスは、自分でコントロールできない不随意の変化を声の周波数の変動パターンから解析。感情を「平常」「喜び」「怒り」「 哀(かな)しみ」の4グループに分け、それぞれの感情成分が声にどれくらいの割合で含まれているかを計算する。

 1回の通話ではその時の状態しか測定できないが、3回以上通話すると、長期的な心の元気さが「活量値」という数値で示される。履歴はグラフで確認できる。

 徳野さんが陸上自衛隊の医官だった2005年、イラクの復興支援から帰国した知人の自衛官が自殺した。「なぜ気づかなかったのか。何か出来なかったのか」と考えたことが、ミモシス開発の原点になった。

 徳野さんは、「心の状態を『可視化』すれば、体調管理やうつなどの心の病の予防に役立つ。1回ごとの数字ではなく、傾向をとらえることが大切」とアドバイスする。

 光吉さんが開発に携わった、声で感情を認識する人型ロボット「ペッパー」や、恋人や上司など会話相手の本当の気持ちを分析するアプリなど、音声の解析技術を利用した製品開発は急速に進んでいる。

 顧客の苦情を受けることが多いコールセンターでは、声の大きさ、抑揚、会話の間などを認識し、静かな話しぶりながら実は怒っている「静かな怒り」などをリアルタイムで表示し、オペレーターの対応をサポートしているところもある。

 横浜国立大の鈴木朋子准教授(臨床心理学)は「声に感情が表れることは、心理学や精神医学でも長年言われてきた。その解析・実用化は技術的な問題もあって遅れていた。採血などと違い、音声分析は体に負担をかけないので、チェック項目の一つとして心の健康管理などに活用できるのではないか」と話す。

 ◆メモ  徳野さんの研究室は、ミモシスの医学的な効果などを検証するため、8月まで1万人を目標に研究参加者を募っている。アンケートに答えることなどを条件にミモシスをダウンロードできる。使用可能な携帯端末はアンドロイド4.1以上。東大音声病態分析学講座のホームページ( http://univ.tokyo/mimosys )まで。  


Posted by いざぁりん  at 00:12
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160425-00000538-san-soci
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 政務活動費(政活費)約913万円をだまし取ったとして詐欺罪などに問われた元兵庫県議、野々村竜太郎被告(49)に対し、検察側は25日、神戸地裁で開かれた論告求刑公判で懲役3年を求刑し、判決期日は7月6日に指定された。野々村被告はこれまでの法廷で、起訴内容を否認し、“記憶障害”の可能性をにおわせつつ、収支報告書の作成経緯について「記憶にございません」「覚えておりません」という供述を連発した。しかしこの日、論告求刑の後に行われた最終意見陳述で、野々村被告は「説明責任を果たせず、申し訳ございませんでした」と涙声で謝罪する一方、「このような事件を二度と起こさない」と犯罪性を認めるかのような支離滅裂な言葉を繰り出した。自らの潔白を訴えた約2年前の記者会見のときにみせた“号泣”は最後までみられなかったが…。

■東京駅滞在7分「あり得ない」…傍聴席失笑

 開廷前、スキンヘッドに少し毛が生えた短髪と黒縁めがね姿で入廷した野々村被告。前回とは打って変わって、無精ひげは少し整えているようだ。黒のスーツに紺と青のネクタイをしめている。落ち着いた様子で弁護人の隣に腰掛けた。

 検察側は論告で、野々村被告が収支報告書に記載した出張の大半が空出張だったと主張した。ある日の「西宮-東京間」の出張を取り上げ、「被告のクレジットカートの利用明細に基づけば、朝5時に西宮を出て、滞在7分で東京駅を出るしかない。そんな出張は現実的にはありえない」と指摘。傍聴席からは失笑がもれた。

 野々村被告が公判で「記憶にございません」を繰り返し、記憶障害だと訴えたことについては「被告が主張する『記憶の欠落』は医学的根拠を伴わない。警察官の取り調べ状況については記憶を保持しており、記憶に著しい偏りがある」として、「明らかに虚偽性の認識があった」と述べた。

 動機については「私腹を肥やすためだった」と指摘。「県議初年度から早くも犯行を実行する、誠に大胆不敵な手口。一方で、政務活動費の手引きを熟読し、制度の盲点を的確に把握し、修正テープを使って領収書を偽装するなど、精緻な作業で巧妙な手口も用いた」と述べ、「(税金という)県民の貴重な犠牲を踏みにじる重大な背信行為で、許し難い悪質な犯行だ」と訴えた。

 一方で、「県議を辞職し、問題発覚後に開いた会見は『号泣会見』と報道され、一定の社会的制裁は受けた」として、懲役3年を求刑した。

 野々村被告は終始手元のメモに目を落とし、背筋を伸ばして聞き入っていた。

弁護側は仰天反論?「滞在7分…政治活動ではあり得る」

 続いて弁護側が最終弁論に立ち、「野々村さんは罪を犯したかといわれても記憶にないため、消極的に否認せざるを得ない」と主張した。検察側が指摘した「東京駅滞在7分」については「わずかな時間でも実際に人と会って話すのに意味があることも、政治活動ではあり得る」と反論した。

 その上で「事件は大きく報道され、野々村さんは日常生活を送るのも難しくなり、再就職も困難だ。事件後には全国の議員で政務活動費の問題が公表されたのは周知の通りで、政務活動費の存在やあり方を問題提起することになった」と指摘。「実刑は重すぎる。執行猶予が相当だ」と述べ、最終弁論を終えた。

■また出た…大声で「はいっ」

 最終弁論の間も、野々村被告の姿勢は変わらない。ずっと背筋を伸ばしたままだ。そして、ついに最終意見陳述の機会がめぐってきた。最大のクライマックスに傍聴人が固唾をのんで見守った。

 裁判長が問う。

 「最後に述べておきたいことがありますか」

 野々村被告は「はいっ」と大きな声で返事し、A4判の白い紙1枚を持って、証言台の前に立った。これまでの法廷で質問を受けるたびに「はいっ」と大声で返事していた場面を思い起こさせた。

 「裁判長のお言葉にお答えする上で、一言申し上げさせていただきます」

 一礼し、ゆっくりとはっきりした声で紙に書いた文字を読み上げ始めた。

 「この裁判の中で私は多くの質問を頂戴いたしましたが、医師の診断で解離性健忘の可能性もあるとのことで、収支報告書を作成いたしましたときの記憶が、ございませず…お答えすることができませんでした」

 ここで突然、声が震え始める。

 「説明責任を果たせず、申し訳ございませんでした」となんとか持ち直して言い切り、深く頭を下げた。

■早くも“執行猶予”確信?

 だが、その後も声の震えは止まらない。

 「報道などによって初めて、収支報告書に虚偽内容が含まれておりましたことが分かり、また公判を欠席いたしましたことを反省いたしますとともに、県民や国民の皆様に…心から謝罪をいたします。誠に申し訳ございませんでした」と再び頭を下げて謝罪した。

 そしてこう続けた。

 「このような事件を二度と起こさないこと、1人でも多くの方を幸せにすること、他の方に迷惑をかけないことを誓約いたします」

 今にも泣き出しそうな声で締めくくった。最後まで涙はこらえきったようだ。

 起訴内容を否認している身で「このような事件を二度と起こさない…」と自らの犯罪行為を認めるかのような言葉に続き、「1人でも多くの方を幸せにすること」とは支離滅裂だ。まるで、決して刑務所に入ることはなく、無罪放免か、少なくとも執行猶予判決で“自由”の身となることを確信しているようだ。

 判決は7月6日。懲役3年の求刑に対し、裁判所がどう判断するのか注目される。
  


Posted by いざぁりん  at 00:10