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鳥越氏は、説明責任を果たさなければなりません。
http://agora-web.jp/archives/2020432.html
(以下は、コピーです)
「週刊文春」の淫行スキャンダル報道は鳥越氏にとって予想以上に深刻なものになりそうだ。なにしろ、被害者側がたれ込んだのでなく、某有名大学で広く流れていた噂を取材したとことろ具体的な状況が明らかになったというものだ。

また、「被害者」側からのかなり詳細な証言や傍証も上がっているし、事件は10年以上前だが、一昨年に事後処理について両者のやりとりがあったという。こうなれば、鳥越氏がウソというなら具体的に反証すべきだ。

鳥越氏はサンデー毎日編集長として、宇野首相のスキャンダルをプライベートな問題は詳細に書かないという報道規範があったものを無視し、生々しい個人間のやりとりまで暴露した人物である。ならば、通常より踏み込んだ報道をされてもいたしかたあるまい。

まして、宇野氏の場合には接客業の方と客の関係だが、鳥越氏の場合は大学を舞台にした学生と教員の友人で一緒に指導に当たっていた著名人ということだから不適切さは格段に大きい。

選挙期間中であることは、鳥越氏の立候補声明が告示直前であったことを考えれば、その手の疑惑追及は告示までにすませておくべきだ、という規範の範囲で追究することが不可能だったのだから、報道はやむを得ない例外的な状況だ。

いずれにしても、心身の状況のチェックも含めて最低限の身体検査を怠った民進党指導部や仲介にあたったといわれる杉尾秀哉氏や東京都選出の何人かの国会議員の責任は大きい。

しかも、記事の内容も分からず鳥越氏からの反論もない段階での、民進党幹部による文春への批判や鳥越氏擁護はいったい何を根拠としたものなのか。良心が問われるところだ。
  


Posted by いざぁりん  at 12:57
こちらです。
https://netatopi.jp/article/1012748.html
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 宇都宮健児氏は7月28日(木)、Twitterで「鳥越さんの応援要請について、政策面に関しては誠実なご回答を頂きましたが、女性の人権にかかわる問題についての対応という点で、残念ながら一致にいたっていません。以上ご報告申し上げます。」とツイート。鳥越陣営の応援要請に応じられない状態であることを明らかにしました。

 宇都宮氏のツイートによると、正式に要請が来たのは7月27日(水)とのこと。宇都宮氏は、応援要請を受ける政策面などの条件について書面で回答したことを7月27日にツイートしていて、「女性の人権にかかわる問題」への回答に納得できないという状態のようです。

 「女性の人権にかかわる問題についての対応という点で、残念ながら一致にいたっていません」というやんわりした表現ながら、週刊文春や週刊新潮が報じた、女性への“キス強要”報道についての説明責任などについて、一致していないものと思われます。

鳥越氏は、生出演番組で“キス強要”報道について聞かれ、しどろもどろに

 一方、鳥越俊太郎氏は7月28日(木)、フジテレビの「直撃LIVE グッディ!」で生出演。“キス強要”報道について聞かれると、「悪魔の証明といって、やっていないことは証明できない。事実無根」と回答しましたが、コメンテーターの伊藤洋一氏から、3人で会った記憶はあるのかと突っ込まれると、3人で会ったことは覚えていると認めました。

 さらに、どんな話をしたのかという伊藤洋一氏の質問には、「それは……まあ、どんな話か、あんまり明瞭には覚えて(声が聞き取れないくらい小さくなる)えーそのー、彼女の彼氏の方、なんか、いろんな、もうちょっと、ちゃんと、女子、あの学生に、接してくれみたいな、そういう話だったように思うんですけどね」としどろもどろに。

 「細かいことは……」と鳥越氏が話を続けているところに、メインキャスターの安藤優子氏が「まあ事実無根であるということをおっしゃりたいというわけですね」とかぶせて強引に話を中断。視聴者は十分な説明を聞くことができないままとなりました。

ネットの声は

 鳥越俊太郎氏は、相手の女性に直接取材した言葉として「鳥越氏に強引に全裸にされた」などと今週号で報じた「週刊新潮」も刑事告訴することを明らかにしていますが、ネットでは「訴えたからシロということにはならない」と見る声も少なくありません。

 宇都宮健児氏がツイートで、鳥越氏の“キス強要問題”への対応に納得していないことを明らかにしたことで、2ちゃんねるでは「弁護士の宇都宮さんからみても、刑事告訴は説明責任を果たしたということにはならないんだな」といった感想も。

 一方、Twitterでは鳥越俊太郎氏を応援する人から「宇都宮健児さんの鳥越候補支援表明を心から期待しています。宇都宮さんが長い間あたため続けてこられた都政を作るためには、自民党に勝たなくてはなりません。私たちと共に、残り3日、鳥越さんの応援に立ち上がって頂けることを切に願っています」など、野党共闘の立場から宇都宮氏の応援を期待する声が多く聞かれます。

 とはいえ、宇都宮氏個人を支持する人からは、「ここで鳥越応援に回るのは宇都宮さんの大きなイメージダウンとなり、今後にも大きなマイナスになります。宇都宮さんを支持しているのは共産党支持者だけではありません」、「どうか妥協などせずに、政策主義を貫いてほしいです。心から応援しています!」という声も。

 都知事選を3日後に控え、選挙戦も残すところ数日。宇都宮氏が鳥越氏の応援演説に立つことがあるのかも注目ポイントです。
  


Posted by いざぁりん  at 12:33
Posted by いざぁりん  at 12:30
鳥越氏は、説明責任を果たさなければなりません。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160729/plt1607291140003-n1.htm
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 東京都知事選(31日投開票)に、今度は「新潮砲」が炸裂した。民進党や共産党などが推薦したジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)に、28日発売の週刊新潮が「(女子大生)淫行疑惑」について詳報したのだ。週刊文春が先週報じた同疑惑について、新潮が13年前に取材していた「被害女性」の証言記録を公開した。鳥越氏側は「事実無根」として新潮に抗議文を送り、名誉毀損と公選法違反(選挙妨害)の疑いで28日、東京地検に告訴状を提出した。「報道・言論の自由」を力説する鳥越氏は、徹底的に言論で闘わないのか。

 「週刊新潮は十数年前に私のところに取材に来た。私はもちろん『虚偽である』と否定し、新潮は最終的に書けなかった。それを何の新しい事実もなしに、蒸し返しているのは大変残念だ」「(この件の)取材は法定代理人及び弁護士に窓口を一本化した。終わりにしてほしい」

 鳥越氏は27日、記者団の囲み取材に、こう答えた。文春に続く、新潮の疑惑報道に、やや疲れた印象さえ受けた。

 新潮の注目記事は「『週刊新潮』13年前の『被害女性』証言記録」「『週刊文春』淫行疑惑が封印を解いた」との見出しで報じられた。

 同誌は2003年、鳥越氏から肉体関係を迫られたという女子大生に接触し、「二度と思い出したくない」経験について取材したという。

 記事によると、鳥越氏は十数年前、教授と付き合いがある有名私大に出入りし、女子大生と知り合った。02年7月半ばから、鳥越氏は毎日連絡して「好きだ」といい、食事などに誘ったという。

 女子大生は当時、新潮の取材に対し、鳥越氏が品川に借りていたマンションで「キスされたんです。すごくビックリしました」と語り、山梨県内の富士山が見える鳥越氏の別荘では「半ば強制的に全裸にさせられた」「私、初めてだったから、嫌だって言ったんです」「(鳥越氏から)『こういうことを経験していないから自分に自信が持てないんだ』と言われ…」などと証言している。

 最終的に行為は未遂で終わったという。

 先週の文春報道と同じ話だが、決定的な違いがある。文春は、女子大生と結婚した夫の証言に基づいているが、新潮は当時、女子大生から直接取材しているのだ。

 新潮はかつて記事にしなかった理由について、女子大生と男性(現在の夫)が「締切近くになって『やはり、記事にしないでほしい』と強く希望したからだ」と説明。今回、記事化した理由について、「鳥越氏が都知事に相応しいかどうかを考える際の判断材料として、13年前の証言を掲載した次第である」と記している。

 選挙期間中のスキャンダル報道に、鳥越氏の事務所は27日、新潮編集部に「事実無根」「選挙妨害」などとする抗議文を送り、弁護団も28日午前、東京地検に告訴状を提出した。

 ただ、鳥越氏は「報道の自由」を声高に主張してきた著名ジャーナリストである。サンデー毎日の編集長時代には、当時タブーだった下半身の問題の暴露で、宇野宗佑首相を退陣に追い込んでいる。

 自らに降りかかった下半身の疑惑について、単に「虚偽だ」「大変残念」といって弁護士に丸投げするのではなく、記者会見を開いて、徹底的に文春と新潮の報道を論破すべきではないのか。

 そもそも、鳥越氏は新潮の早刷りが出回った27日午後、JR新宿駅南口での街頭演説で次のように訴えていた。

 「私たちは報道の自由、意見を言う自由、モノを言う自由はある。この憲法をしっかり守っていこうじゃないか!」

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「鳥越氏の対応はひどいとしか言いようがない。女子大生との接点を認めている一方で、『事実無根』と主張している時点で矛盾している」といい、続けた。

 「そもそも、都知事という公人を目指すのに、自分自身の疑惑について説明しない態度はいかがなものか。鳥越氏が逆の立場だったら、厳しく批判していたはずだ。これだけ踏み込んで書かれているのだから、自らの口できちんと説明すべきだ。鳥越氏は、候補者同士の討論会に欠席するなど、都知事選の政策論議のレベルを下げている。鳥越氏を推薦した野党4党の責任も問われる」  


Posted by いざぁりん  at 12:21
こちらです。
http://ironna.jp/theme/605
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 あまりに論外で理不尽だが、この手紙の内容は、記録されなければならないだろう。

 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」の19人死亡するなどした事件で、殺人未遂容疑などで逮捕された植松聖容疑者(26)が、大島理森衆院議長に渡そうとしていた手紙の内容は、安倍首相の進める愛国心や右翼思想が、時に、過激な宗教と同様の現象を引き起こし、テロや暴力的に暴発する可能性を示している、と思う。

 植松容疑者の行った今回の大量殺傷事件は、単なる殺人事件というよりも、その動機だけ見れば、ローンウルフテロの色彩が濃厚であり、だからこそ大量殺りく事件が敢行されたともいえる。

 世界を見れば、昨今のISやISに触発されて引き起こされたテロ事件や、EUや米国の、右翼思想に触発されたテロ事件との親和性すら感じさせる。

 愛国心や右翼思想の行き着く先は、米国大統領候補のトランプの思想を見るまでもなく、そもそも排外主義や排除の論理と結びつきやすく、その過熱化は危険である。現にナチス政権は、このような過程でこそ、成立し得た。

 安倍首相や、愛国心や右翼思想を論じる人たちは、真に日本を愛するなら、その思想の行き着く先が、テロや暴力容認の危険思想にも通ずる危険性があることを十分に自戒すべきである。

 そうでないと、今のままリミッターなく、愛国心や右翼思想が語られると、論者や識者がたとえ暴力容認ということではなくても、欧米にみられるように、第2、第3の今回のような「テロ」が誘発される可能性がある。(弁護士、紀藤正樹ブログ2016.07.27)  


Posted by いざぁりん  at 01:12
こちらです。
http://lite-ra.com/2016/07/post-2447.html
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障がい者大量殺害、相模原事件の容疑者はネトウヨ? 安倍首相、百田尚樹、橋下徹、Kギルバートらをフォロー

 相模原の障がい者施設で起きた大量殺人事件は、死者19人という戦後最悪の事態となった。しかも、容疑者は「障害者なんていなくなればいい」と供述していると伝えられており、その差別思想に基づいた残虐な行為には憤りを禁じ得ない。

 ところが、このニュースに、ネトウヨたちがまたぞろ「犯人は在日」「在日によるテロ」などという根拠のないデマをわめきたてている。

「聖は在日韓国人が好む漢字だろ」「松という字は、キムを姓とする在日が好む姓だよ」「元職員だそうだな、在日雇ってたんだか」「いかにも在日っぽい風貌」「在日によるテロが毎日のように行われているのに、その元締めの民団総連をなぜ放っておくんだ?」

 凶悪事件が起きるたびに繰り返されるこの差別的なデマの拡散、ヘイトスピーチはどうにかならないものか。

 そもそも、今回の事件に関しては、「容疑者はネトウヨ」というほうがまだ事実に近いのではないか。

 たとえば、容疑者がツイッターでフォローしていた有名人を見てみると、安倍晋三、百田尚樹、橋下徹、中山成彬、テキサス親父日本事務局、ケント・ギルバート、上念司、西村幸祐、つるの剛士、高須克弥、村西とおると、ネトウヨが好みそうな極右政治家、文化人がずらりと並んでいる。

 また、その中身も、最近、右派発言が目立つ村西とおるの「米軍の沖縄駐留は平和に大きく貢献している、米軍がいればこその安心なのです」という発言をリツイートしたり、「在日恐い」「翁長知事にハゲ野郎って伝えて!!」といった、ネトウヨ的志向がかいま見えるツイートも散見される。

 もちろん、ネトウヨ思想を持つものがすべて凶悪事件に走るわけではないし、この事件については、障がい者施設の職員の劣悪な労働環境という根深い構造的な問題もある。また、責任能力の問題というのも今後は焦点になるだろう。これらの問題については追って報道するつもりだ。

 しかし、容疑者は一方で、衆院議長公邸に「私の目標は重複障害者の方が家庭内での生活および社会的活動が極めて困難な場合、保護者の同意を得て安楽死できる世界です」といった手紙を届け、「障害者なんていなくなればいい」と供述している。今回の犯行は、その弱者を社会から排除するという思想の延長線上に出てきたもので、“ヘイトクライム”的な側面があるのは明らかだろう。

 そして、これはネットで在日韓国人や弱者に対して、「死ね」「日本から出て行け」などと叫んで排除しようとしている、ネトウヨ的なメンタリティと決して無関係ではないはずだ。

 ネトウヨたちは、この凶悪事件に「在日の仕業」などと無根拠なデマを喚き立てる前に、自分たちの内部にひそむ排除思想のヤバさに気づくべきではないのか。
  


Posted by いざぁりん  at 01:11
こちらです。
http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/160727/evt16072715430024-n1.html
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 相模原市の知的障害者施設殺傷事件で逮捕、送検された元施設職員、植松聖(さとし)容疑者(26)。「障害者を殺す」と発言したことから精神保健福祉法に基づく措置入院となった後、約2週間で退院していた。行政側は退院後の動向を一切把握しておらず、植松容疑者は“野放し状態”のまま入所者19人を殺害する凶行に突き進んだ。制度の不備が浮かび上がった形だが、精神障害をめぐる判断は難しいケースも多い。専門家は「検証が必要だ」と訴える。

 ◆2週間で退院

 措置入院は、精神疾患のため、他人や自分を傷つける恐れがある患者を本人や家族の同意なく強制的に入院させる制度。2人以上の精神保健指定医の判断で都道府県知事か政令市の市長が入院を決める。期間の定めはなく指定医の診察などをもとに退院が決まる。

 植松容疑者は2月14、15日、事件の舞台となった相模原市緑区の知的障害者施設「津久井やまゆり園」を名指しした上で、「障害者を抹殺する」などと記した手紙を衆院議長の公邸に持参。19日、神奈川県警津久井署の事情聴取にも「いつでも大量殺人する」と話した。

 連絡を受けた相模原市は同日、「他害の恐れがある」として、精神保健福祉法に基づき神奈川県内の病院に緊急措置入院させた。その後、尿検査で大麻の陽性反応のほか、指定医2人の再診察で妄想性障害や大麻の影響による精神障害との結果が出た。

 しかし、植松容疑者は約2週間後の3月2日に退院。大麻の反応が消えて症状が和らぎ、植松容疑者から「自分はどうかしていた」と反省の弁もあり、「他人に危害を加える恐れがなくなった」との指定医の判断で決まったという。

 ◆「現場責任は酷」

 こうした経緯について、措置入院の手続きに携わる大阪府健康医療部の担当者は「最近は精神疾患への社会的な理解も進んできたと思っていたが…。事件は非常にショックだ」と絶句。「ただ、患者が退院した後のことを見通すのは精神科医にも難しいのが現実だ」と明かす。

 精神科医で「無差別殺人の精神分析」などの著作がある片田珠美氏は「退院が早すぎたようにも思うが、判断の責任を現場の医師だけが負うのは酷ではないか」と指摘する。患者が退院を強く希望したり、危害の恐れがないように装ったりすることもあり、判断が難しいことは少なくないという。「社会の安全と患者の人権の兼ね合いなど議論を深めることが必要だ」と語る。

 ◆「仕組み検証を」

 植松容疑者は相模原市緑区の自宅で1人暮らしをしていた。退院の連絡を受けた津久井署は3月4日、植松容疑者宅を訪れたが、不在だった。都内に住む親に連絡を取るとこの時は親元におり、「今後も植松容疑者の動向を教えてほしい」と伝えていたという。

 相模原市によると、植松容疑者は退院後、家族と同居して通院治療を行うことになっていた。だが、市は退院後の状況を一切確認していなかった。担当者は「ケアできればいいが、人手が足りない」とこぼす。

 措置入院に詳しい屋宮(おくみや)昇太弁護士は「措置入院後に退院させる際は医学的な見解が重視され、福祉関係者や家族の受け入れ態勢が具体的にどうなのかは必ずしも検討されない」と指摘。「今回も地域でフォローしていく仕組みがあったのか検証する必要がある」と話
している。  


Posted by いざぁりん  at 01:09
こちらです。
http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/160728/evt16072822030022-n1.html
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 事件をめぐっては県警津久井署捜査本部の捜査が進むにつれ、発生当時の施設内の詳細な動きが明らかになってきた。障害の程度が軽い入居者が、緊縛されていた職員の結束バンドをはさみで切断して救出。この職員が無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使って外部に救出を求めていた。入居者に話しかけ、反応を確認し重度の障害者から次々と刺していった植松聖容疑者。わずか約45分間の凶行で、施設内は大混乱に陥っていた。

■15分で10人を殺害か

 捜査関係者や施設関係者によると、裏口から施設敷地内に入った植松容疑者は26日午前2時ごろ、東棟の東側窓を破って侵入した。

 夜勤の職員8人のうち5人を結束バンドで拘束。夜勤の女性職員から園のほぼ全ての扉を開けられる鍵を奪い、抵抗できないような複数の障害がある重複障害者の居場所も聞き出した。

 施設内には居室が集まった「ホーム」が8つあり、植松容疑者が最初に入ったのは「はな」と名付けられたホーム。部屋にいた19歳の女性など、隣の「にじ」ホームと合わせて女性10人を次々と殺害した。

 「はな」と「にじ」の間にあるエレベーターホールの防犯カメラに植松容疑者の姿が撮影されていたのは2時14分。「時間と動きから類推すると、侵入から15分ほどで10人を殺害したことになる」(捜査関係者)

 その後、植松容疑者は園内の1、2階を移動して3つのホームで男性9人を殺害し、正面玄関に向かった。仮眠を取っていた男性警備員は2時47分ごろ、玄関の扉に何かが当たる音を聞いた。施設関係者は「植松容疑者が開くと思ってぶつかったのか、開かなくて蹴るなどしたのかもしれない」と推測する。

 直後、植松容疑者は玄関脇のドアから外に出た。施設にいた時間はわずか約45分だった。植松容疑者はその後、3時すぎに約7キロ離れた県警津久井署に車で出頭した。

 捜査関係者によると、最初の通報につながった連絡は、「すぐ来て、やばい」という夜勤職員から非番職員へのLINEメッセージだった。

 メッセージを受け取った非番職員が折り返しに電話をかけると、夜勤職員は小声で「大変なことが起きている」とだけ答えた。非番の男性が2時38分、園で何かが起こっていると110番通報した。

 捜査関係者によると、夜勤職員は植松容疑者に結束バンドで拘束されていたが、襲撃を逃れた比較的障害の軽い入居者が夜勤職員の結束バンドをはさみで切断して救出していた。この機転がなければ、けが人らの救助が遅れ被害がさらに拡大した可能性もあった。

 通報を受けて3時過ぎ、園に駆けつけた消防隊員らの目の前には、凄惨(せいさん)な状況が広がっていた。地元消防によると、隊員が廊下に連なる引き戸を開けるたびに血のにおいやうめき声、血で染まった人の姿が続いた。

 隊員が「大丈夫ですか!」と一人一人声をかけたが、半分以上は返答がなく、悲鳴を上げて廊下を行き来する入居者もいた。

 津久井消防署の山崎浩さん(55)は「自分が消防隊員じゃなかったら腰を抜かしていた」と振り返った。
  


Posted by いざぁりん  at 01:09
かまってちゃんだった、ということでしょうか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160729-00000061-san-soci
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 相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入居者19人が刺殺された事件で、元職員の植松聖(さとし)容疑者(26)=殺人容疑で送検=が、障害者の大量殺害計画を記した手紙を安倍晋三首相にも提出しようとしていたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。知人に朗読して内容を伝えており、断念するよう勧められた際は激しく抵抗したという。神奈川県警津久井署捜査本部は、差別意識を抱いた植松容疑者が自説を広く訴えようとしていたとみている。

 捜査関係者によると、植松容疑者は1月ごろ、知人らに「障害者を殺したい」と相次いで連絡。重複障害者を多数殺害する計画と具体的手口をまとめたメモを読み上げ、安倍首相に送る考えを伝えた。だが主張を否定されると「考えが分からないのか」と激怒。最終的に送付は断念したというが、その後友人と連絡を絶っていた。

 2月になり、植松容疑者は、障害者を大量殺害する計画などを記した衆院議長宛ての手紙を公邸に持参。この手紙の内容は1月に朗読していた計画と酷似していた。

 捜査本部は自宅の家宅捜索で手紙の下書きとみられるメモを押収しており、関連を調べている。

 家宅捜索では自宅から微量の植物片も見つかった。大麻の可能性があるとみて鑑定する。

 植松容疑者は措置入院中、「ヒトラー思想が降りてきた」とし、「抹殺事件をきっかけに法律が変わればいい。世界経済のためになる」と話していたことも判明。取り調べには「昔の同級生が障害者で幸せに思えなかった。不幸だから面倒を見ようと思い施設で働いた」とも供述している。

 捜査本部によると、司法解剖で犠牲者全員の死因が判明。19人のうち17人は、首を切られたことによる失血死だった。
  


Posted by いざぁりん  at 01:08
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160728-00000051-jnn-soci
(以下は、コピーです)
 神奈川県相模原市の障害者施設で入所者19人が殺害され26人が重軽傷を負った事件で、逮捕された元職員の自宅から押収された植物片は、古い大麻とみられることが新たにわかりました。

 障害者施設「津久井やまゆり園」では当時の入所者157人のうち19人が殺害され、職員2人を含む26人が重軽傷を負っていて、施設の元職員・植松聖容疑者(26)が、27日、殺人などの疑いで送検されました。

 警察が、27日、植松容疑者の自宅を家宅捜索した際に植物片が見つかっていましたが、捜査関係者への取材で、この植物片は、古い大麻とみられることが新たにわかりました。植物片は、茶色に変色していて葉を細かく磨り潰したようなもので、詳しく鑑定する方針です。

 警察は、植松容疑者が犯行時に大麻を使用していた疑いがあるとみて尿を採取するなどして、調べています。  


Posted by いざぁりん  at 01:08