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http://kinbushi.hatenablog.com/entry/2017/05/01/%E3%83%8D%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%A8%E3%81%AE%E3%83%87%E3%83%9E%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%A6%E3%81%AB%E7%AD%94%E3%81%88%E3%82%8B%E3%80%8E%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%88
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170529-00099537-okinawat-oki
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 沖縄の米軍基地問題に関する誤解やデマの反証本「これってホント!?  誤解だらけの沖縄基地」(沖縄タイムス編集局編著、高文研)の刊行を記念したトークショーが27日、那覇市牧志のジュンク堂書店那覇店で開かれた。

 ジャーナリストの屋良朝博さんは「以前は沖縄に基地を押し付けている罪悪感が国民にあり、金をもらっているからいいだろうという議論は考えられなかった。社会の空気感がおかしい」と指摘。反証本が必要になる状況に「暗たんたる気持ちだ」と話した。

 同書は昨年1~8月の本紙の連載をまとめた。取材班キャップの吉田央記者は「辺野古の反対運動は日当が出る、翁長知事の娘は中国の高官と結婚しているので知事は中国の手先になったという根も葉もないデマが出回っている」と強調し、連載のきっかけや狙いなどを説明した。

 政経部の福元大輔記者は海兵隊が岐阜や山梨、静岡から沖縄に移ってきた経緯を取り上げ、「最初に『海兵隊よ出て行け』と言ったのは本土の側だ。辺野古移設反対の声に対し、『売国奴』とののしるのは歴史を知らないことが要因」と語った。コーディネーターを務めた与那原良彦政経部長は「誤解やデマを感情論ではなく、具体的なデータや歴史的事実で反証した」と企画の意図を話した。  


Posted by いざぁりん  at 08:24
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https://mainichi.jp/articles/20170525/dde/012/040/013000c?inb=ys
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 イソップ寓話(ぐうわ)「オオカミ少年」とは言うまい。だが、北朝鮮による昨年の2度の核実験や相次ぐ弾道ミサイルの発射に「危機」を強調する政府の対応に違和感が拭えない。確かに不安は感じるが、私たちが見落としている面はないのか。【田村彰子】

 <弾道ミサイル発射時の学校対応について>とタイトルが付いたお知らせを見て、東京都世田谷区在住のNPO法人理事、中山瑞穂さん(47)は仰天した。4月29日の朝のこと。小学生の息子が持ち帰ったペーパーには、同区教育委員会と学校長の連名で、全国瞬時警報システム(Jアラート)や防災無線放送があった際の対応が書かれていた。「児童が屋外にいる場合」の対応は(1)近くにある建物の中に入れてもらい、窓から離れる(2)近くに建物がないときは、物陰などに身を隠し、頭部を守る--と記されていた。

 「ママ友」と連絡を取り合い、不安に陥った子どもが泣いたという話や、担任から説明を受けたクラスがあったらしいと聞いた。テレビをつけると、この日の早朝に北朝鮮が弾道ミサイルを発射。これを受けて東京メトロやJR西日本などが一時運休したことを報じていた。

 このお知らせは、内閣官房の国民保護ポータルサイトに掲示されている文章とほぼ一緒の内容だ。世田谷区教委に取材すると、4月21日に国から都を通じて、弾道ミサイル発射時の際の行動などを周知するように通知が届いたと説明した。中山さんは「この『対応』で子どもを守れるとも思えず、結局、教育現場を通して、子どもに無用な『印象づけ』をしただけなのでは」と割り切れない思いを明かす。

 滋賀県内の学校でも同様の文書が配られ、宮城県では県教委が避難訓練を促した。「お知らせ」通りに行動すれば安全は確保できるのか。軍事アナリストの小川和久さんに尋ねると「政府の危機管理は全くできていません」と即答した。続けて「現在の態勢では、北朝鮮がミサイルを発射すると1分以内に米国から官邸に情報が入ります。そこからすぐに国民に周知しないと警報の意味がありません」と言い切った。その理由とは?

 内閣官房の担当者によると「発射から約4分でJアラートが作動する」という。小川さんが問題視するのは警報発令までの時間だ。「多少の差はありますが、多くは発射から8分もあれば日本の国土に着弾してしまう」と説明する。たとえ最速の「4分後」に国民が発射を知ったとしても、「避難行動」に残された時間は4分程度。これでは訓練を積まないと政府が推奨する行動は取れない、というのが小川さんの主張である。

 さらに「もし、日本がミサイルに本気で対応する気なら」と前置きした上で、イスラエル国民の訓練を挙げた。

 その内容について、小川さんと一緒に危機管理を研究する静岡県立大学グローバル地域センター特任助教の西恭之さんが話す。「イスラエルでは、レバノンなどから発射されたと想定する弾道ミサイルやロケット弾の発射警報から着弾までの時間が場所によってあらかじめ計算され、国民に周知されている。その上で訓練をしているのです」

 万全の態勢を築くのは困難かもしれない。それでも小川さんは「日本政府が国民に警戒を促すのならば、せめて地下鉄や地下街の地上入り口を広げ、シェルターとして逃げ込みやすくする整備はしてほしい。訓練もやるべきです」と指摘する。

 韓国にいる日本人の救出体制も気に掛かる。小川さんは「6万~7万人の救出が見込まれ、日本政府は、北朝鮮が韓国を攻撃した場合、米軍による警護や海路での退避を想定していますが、米軍には余力はないし海路は海上封鎖で使えない。全くお手上げです」と手厳しい。小川さんは、米国には10日間で12万人以上の米国関係者を空路で退避させる計画があると言う。「政府は2011年の(中東の民主化運動)『アラブの春』で、リビアから23人の日本人を救出できなかったが、中国は4万2600人を脱出させた。あれから何も変わっていないのです」

 政府が「危機」を強調する一方、原発の再稼働を進めていることも理解し難い。17日には関西電力の高浜原発(福井県高浜町)の4号機が再稼働し、今は4基が運転中だ。もし、原子炉や使用済み燃料プールにミサイルが命中したら--。

 「放射能毒性の強力なプルトニウムやウランまでもが大量に大気中に放出されます。湾岸戦争で米国が使用して大問題になった劣化ウラン弾より深刻な被害になるでしょう」。こう予想を語るのは、原子力コンサルタントの佐藤暁(さとし)さん。「現状のミサイルの精度が、原子炉などにピンポイントで命中するほど高いとは思わない」とも言うが、原発を攻撃されるリスクを想定しなくてもいいのだろうか。

 佐藤さんは「米国では、原発の対ミサイル防衛は事業者の責任範囲を超えるが、航空機テロに対しては、国と連携して備えています」と説明する。各原発には150人程度の「戦闘部隊」が配置されているという。「屈強な部隊ですが、テロ集団の不意打ちに防衛しきれない可能性もある。同時に住民避難も必要で、かなり困難な対応となります」

 東日本大震災による東京電力福島第1原発事故で思い知らされたように、原発は「絶対に安全な施設」ではない。「1万年に1回の地震や津波を設計基準にしていると言ってはいますが、今やテロは日常的であり、世界大戦の頻度でさえ、これよりもはるかに高い」。「危機」の中で原発を稼働させるリスクを政府は想定していないのか。

 政府の対応に釈然としないのはなぜか。政官界などの内部事情を詳報する情報誌「インサイドライン」の歳川隆雄編集長は「ひとしきり不安をあおられた国民からすれば不満でしょう」と切り出し、注目すべきは安倍晋三首相の行動だと指摘した。

 予定していた外遊を切り上げて4月30日に帰国した安倍首相はゴールデンウイーク後半にゴルフを楽しんだ。歳川さんは「5月1日に北朝鮮が核実験をするかもしれないとの情報が流れたので帰国を早めたが、何もなかったのでゴルフをしたのでしょう。軍人出身の米国防長官は、兵士の命の尊さを十分理解しており、決してタカ派ではない。実は過激なタカ派は、トランプ政権の中枢からは外されています。官邸もそうした状況を把握しており『両国は開戦という最後の一線は越えないだろう』と思っているはず」と推測する。

 歳川さんがトップの危機管理が問われた事例として挙げたのは、01年2月に米ハワイ沖で起きた米原子力潜水艦衝突による実習船沈没事故だ。愛媛県の高校生ら9人が犠牲になったが、事故の一報を聞きながら森喜朗首相(当時)は、ゴルフを続行したことで批判され、退陣につながった。「安倍首相はこの事例を肝に銘じていたはず。それなのにゴルフをしたのは、安倍1強による緩みもあり、そこまでの『脅威』だと思っていない本心が出たのでは」

 「朝鮮半島有事」を安倍首相は利用しているとも読む。その一例が、憲法9条に自衛隊を明記する改憲発言である。「国外の危機をうまく使い、自らの理念の実現に利用しようと考えても不思議ではありません」

 国の外に敵をつくり、危機をあおって国民をまとめる手法は歴史上、繰り返されてきた。私たちは今こそ、事態を冷静に見極める必要があるのではないか。
  


Posted by いざぁりん  at 08:18
Posted by いざぁりん  at 01:49
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https://abematimes.com/posts/2405127
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 大学の奨学金で480万円の借金をし、OLをしながら3年で全額返済をした鈴木舞さん(仮名)は、「返済するにあたってやったことが”自分で調べる”ということだった」と話す。奨学金を借りたときには知らなかった内訳や利子の仕組みを知ったことで、短期間で完済することができたという。今後、社会に変わってほしいことを問われると「借りる前にきちんと、借りた後にどうなるのかというシミュレーションや知識を詳しく伝えられる場があればいい」と話した。

 これを受け、番組MCのSHELLYが「(奨学金は)もらえるものだと思っていた。ただで学校へ行かせれくれるシステムだって」とコメントすると、ライターの雨宮処凛さんは「奨学金という名前自体も変えたほうがいいのでは。学生ローンなんですよね」と指摘。

 続けて雨宮さんは、現在の大学生のうち2人に1人が奨学金を借り、その平均額が300万円であるとコメント。「奨学金で300万円の借金がある者同士で結婚に二の足を踏むっていうカップルも多い。2人合わせたら600万円」としたうえで「ここはちゃんと国が予算を使ってやっていかないと、少子化とか若者の自己破産が増えるのでは。若い人に借金を背負わせて社会に出すのは一種の虐待でもありますね」と現代の問題を提起した。
  


Posted by いざぁりん  at 01:48
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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170528-00010003-agora-pol
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強引な官邸主導に不満が噴出

加計学園の獣医学部認可問題で、文科省前次官の前川氏が、安倍政権の強引な手法に反乱を起こしました。官邸の圧力の有無、内部文書の存在の有無、証人喚問の賛否など、獣医学部の開設の是非という核心部分の解明から、追及の焦点がずれて行くに違いありません。ひょっとしたら、それは官邸が望むところなのかもしれません。

経産省の局長だった古賀氏が退官後に、メディアで安倍政権への批判論を展開したことはありました。今回は自らかかわった案件を俎上に乗せました。国家戦略特区での獣医学部開設は「官邸の最高レベルが言っているとの内部文書は存在する。自分も読んだ」と、記者会見で発言しました。「官邸、内閣官房、内閣府などの政治権力の中枢の力が強まっている」とも、強すぎる政治主導のへの不満をあからさまに噴出させました。官僚の行動として、前例がないことです。

文科省の現役官僚は人事での報復を恐れ沈黙しています。本心はどうかというと、「われわれの気持ちを代弁してくれている」でしょう。恐らく森友学園の国有地払下げで批判されている財務省関係者なども、喝采していることでしょう。「なぜ官邸は逃げるのか」と。報復人事が怖い彼らは忍の一字で、核心に触れる発言を避けています。

都合のいい時は「首相の指示」

政権が長期間、安定し、外交力を強め、内政でも官僚の省益優先の行政を打破することは大切です。だからといって、都合のいい時は「首相の指示」と発表し、都合が悪い時は、裏から指揮して官僚を操り、世間の批判が官僚に集中するようにしている政治は不信を招きます。補佐官や副官房長官が影武者になり、指示を飛ばしているようですね。

獣医学部を新設するとしたら、「学部新設が50年も認可されておらず、獣医師が不足している」、「生命科学など新たに対応すべき分野がある」などの根拠をあげることでしょう。既得権益を代弁する農水省は「獣医は不足していない」と言っているそうです。それなら官邸は農水省に「そんなことはない」と、データを突きつければいいのに、やっていません。首相の親友が絡む案件だし、1強内閣なのだから、手間を省き、強行突破しても大丈夫と考えたのですかね。

同じような強行突破は、憲法改正でも浮上しています。私は自衛隊の存在を憲法に明記し、法的な疑念が生じないようにすべきだと思います。問題は憲法改正という薬を飲みやすくするため、「大学教育を含む無償化を憲法に盛り込む」意向を首相が強く持っていることです。財源として、毎年4,5兆円、教育国債を発行していけば、財政は破綻します。無茶です。

教育無償を盛る憲法改正も強引

自民党内でも教育無償化はやり過ぎたと、懸念する声が強いのに、お構いなしです。私立大学はこの25年間で、364が600に急増、国公立を含むと364が777です。「教育無償化の前に、大リストラを」が良識ある声です。思い込んだ引き下がらず、途中の民主的なプロセス、論議を飛ばす強引な政治を危惧する人は多いのです。

前川氏の反乱は、「獣医学部の認可に反対だったのに、官邸主導で押し切られた」、「経緯を記した説明文書が官房長官に怪文書と決めつけられ、後始末に振り回される現役官僚を見捨てられなくなった」、「私的な素行まで官邸筋にリークされ、腹が座った」などが背景だと推測されます。

本人が記者会見までして、内情を語っているのですから、国会で証人喚問すべきです。虚偽の発言をしていることが分かったら、偽証で告発すればいいのです。それが政権としてとるべき態度です。内部文書の真偽、獣医師の過不足、認可手続きの適否などを究明する機会を持つよう期待します。
  


Posted by いざぁりん  at 01:48
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170528-00000032-kyt-l26
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 旧日本軍で細菌兵器を研究した「731部隊」を題材とした混声合唱組曲「悪魔の飽食」を歌い続ける市民合唱団「京都・あくまで平和な合唱団」(京都市中京区)が結成20周年を迎え、28日に上京区の京都府立文化芸術会館で記念コンサートを開いた。戦争の残酷さを直視し、平和につなげることの大切さを高らかに歌い上げた。
 組曲は、戦時中に731部隊が旧満州国で中国人らに行ったとされる生体実験を告発した作家森村誠一さんの著作を基にしている。森村さんが原詩を書き、作曲家の池辺晋一郎さんが曲をつけた。
 1984年にあった初演の後に全国縦断コンサートが行われ、96年の京都公演に参加した人らが翌年に合唱団を立ち上げた。
 生体実験の残酷さを表現した「生体の出前いたします」や部隊員が行いを後悔する「三十七年目の真実」、最終章の「君よ 目を凝らしたまえ」など全7章を約50人の団員が歌った。平和への強いメッセージが込められた歌声に、400人を超えた観客が一心に聞き入った。
 合唱団事務局長の竹内正彦さん(57)は「原爆などの被害だけではなく加害の事実にも目を向けたい。共に歌ってくれる若者を募り、歌いつないでいきたい」と話した。  


Posted by いざぁりん  at 01:47
いかなる天皇制も、国民主権&基本的人権に違反するゆえ、廃止しなければなりません。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12919466.html?rm=150
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天皇の発言

 戦争の悲劇と引き換えに国民が手にした日本国憲法には、国民主権、戦争放棄、人権保障という新たな考え方が盛り込まれた。施行から3日で70年。憲法をめぐる状況はどう変化し、「現在地」はどこなのか。連載初回は、1条が定める「国民統合」の象徴としての天皇について考える。

 沖縄県の本島北部から西へ9キロの離島、伊江島。その中央部にあり、島全体を見下ろせる小高い城山に、天皇が皇太子時代に詠んだ琉歌の碑がある。

 広がゆる畑立ちゆる城山(ふぃるがゆるはたちたちゅるぐすくやま)(広がる畑地の中に立ち上がる城山)

 肝のしのばらぬ戦世の事(ちむんしぬばらんいくさゆぬくとぅ)(あの戦争のことで胸がかきむしられる)

 太平洋戦争末期の伊江島での戦闘は「沖縄戦の縮図」といわれ、住民の半分にあたる約1500人、軍人約2千人の約3500人が死亡した。碑は、天皇の思いを訪れた人に伝える。

 「『肝』は心という意味。陛下と皇后陛下のお二人は戦争の傷を和らげようと、平和のために働いてこられた」。島袋満英(まんえい)さん(81)は言う。米軍との戦闘で祖父と兄を失い、生き残った家族と共に米軍の捕虜になった。

 1976年1月17日、天皇夫妻は沖縄国際海洋博覧会の閉会式に出席する前に伊江島を訪れ、戦没者の慰霊碑「芳魂之塔」に参拝した。島袋さんは町役場の課長として警備役を務め、初めて天皇を間近に見た。

 「本土の捨て石」とされ、県民の4人に1人が戦争の犠牲になった沖縄。天皇制や昭和天皇の戦争責任に対する思いは複雑だ。厳戒警備の中での訪問だったが、「激戦地によく来られた、と感謝した」と島袋さんは振り返る。

    ◇

 天皇夫妻の沖縄訪問は皇太子時代を含め計10回にのぼる。2003年12月、70歳の誕生日を迎えるにあたっての記者会見で天皇は記者から「沖縄へのお気持ち」を聞かれ、答えた。

 「私どものまず念頭にあるのは沖縄島そして伊江島で地上戦が行われ非常に多くの、特に県民が、犠牲になったということです」

 「日本人全体で沖縄の歴史や文化を学び、沖縄の人々への理解を深めていかなければならないと思っていたわけです」

 兵士や民間人が身投げした「バンザイクリフ」のあるサイパン訪問(05年)、水俣病患者との懇談(13年)、宮城県の国立ハンセン病療養所訪問(14年)、太平洋戦争の激戦地であるパラオ(15年)やフィリピンの訪問(16年)……。

 琉球史が専門の高良倉吉・琉球大名誉教授(69)は、「日本という国は多様な地域や人々からなり、戦争の時代も含め、多様な国々と関わって今がある。そんな日本を統合し、憲法に適合する象徴のあり方を天皇は模索し、各地に赴くことで実践してきたのではないか」と話す。


 ■「統合」模索、政治家と対照的

 「まだ東北で、あっちの方だったから良かった」。東日本大震災をめぐる発言で今村雅弘復興相が辞任した。「ボケ、土人が」と大阪の機動隊員が沖縄のヘリパッド建設反対派に言い放ち、それを「ご苦労さん」とねぎらった大阪府知事。沖縄・北方担当相は土人発言について「差別と断定できない」などと繰り返した。

 政治は本来、少数派にこそ意を用いて国民統合の機能を果たさなければならないはずだが、いまは自ら進んで、社会のあちこちに分断線を引いている。

 「平和主義、地方自治、人権、国会、財政……。『数の力』を頼み、立憲主義を壊すような政治によって憲法の価値は傷ついてきた」と憲法学者の高良鉄美・琉球大教授(63)。

 「ただ1条だけは、侵食されずに残りました」

 第1条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

 天皇制は民主主義の外にある「飛び地」で、侵食を免れたのかもしれない。その住人の天皇が国民「統合」の象徴とは何かを模索する姿は、異論を排除し、「分断」を進める政治家とは対照的で、民主主義のゆがみを映し出しているようにも見える。

 「忘れてならないのは、1条の核心は国民主権だということ」と高良鉄美氏。よりましな民主主義にしていくのも国民であり、象徴天皇のあり方を決める最終責任者も国民である。

 多様性が増していく時代に、天皇という一人の人格に国民の多様性を統合させていくことは可能なのか。天皇が続けてきた過去の戦争の和解の旅や、弱者への配慮は、政治が担うべきものではないのか。

 「分断」の時代に浮かび上がる、国民「統合」の象徴の存在。そもそも憲法1条という一つの枠の中に、国民主権と象徴天皇制が共存しているのはなぜか。

 憲法はその問いをいまも私たちに突きつけている。
  


Posted by いざぁりん  at 01:47