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専門家は、一般人を、馬鹿にしてはいけません。
http://www.hochi.co.jp/topics/20150902-OHT1T50064.html
(以下は、コピーです)
ネットが佐野氏追い込んだ!「大勝利」「感動の一瞬」書き込み続々


佐野研二郎氏(43)のデザイン盗用疑惑は、インターネット掲示板「2ちゃんねる」やツイッターなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)への投稿がきっかけとなった。

 元となったとされる画像がネットユーザーによって次々と“発掘”。その疑惑をメディアが「後追い」するという構図で、問題は拡大化した。ネットの書き込みは、国家的事業のシンボルを白紙撤回させる大きな力となった。

 この日、ネットには「大勝利」「感動の一瞬」などの書き込みがあふれた。

 ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「典型的な“炎上”事件。ネットによる抗議活動は広がりがあり、無期限、無制限に続く」と分析。「佐野氏と近いデザイン専門家周辺から発せられた『一般人には本物のデザインは分からない』という書き込みなども火に油を注いだのではないか」と話した。

 7月のエンブレム発表直後、「ベルギーの劇場ロゴと酷似している」と作者から指摘を受けた。その後、佐野氏の作品をめぐり、サントリービールのトートバッグのデザイン、群馬県太田市の美術館、東山動植物園(名古屋市)のロゴと酷似しているとの指摘が相次いだ。

 井上氏は「掲示板などには、内部関係者からのリークとみられる投稿もあった」と指摘。昨年発覚したSTAP細胞論文不正疑惑も、専門家のブログや書き込みなどをきっかけに、騒動が拡大した。井上氏は「政治家らが絡み、利権があるとみたネットユーザーがスポンサーなどに問い合わせて、より事態は悪化した」と話した。

 また、ネットに詳しいジャーナリストの津田大介氏は「著作権の知識を欠き、プロとは思えない佐野研二郎氏周辺の仕事ぶりが“大炎上”を招いた」と指摘。結果として、市井の人々が公的なデザインの検証に参画できた点を評価し「ネットでなければ、ここまで大きな動きにはならなかった」と話す。

 一方で、「盗用か、偶然の類似かを一般人が判断するのは困難」として、佐野氏に全責任を負わせるようなネット言説には疑問を呈する。「デザインの信頼性を担保するのは、本来、大会組織委であり、審査委員であるはず。その責任も同時に問われる必要がある」としている。






Posted by いざぁりん  at 00:23