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こちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=ZwSwZ2Y0Ops
http://tanosimukoto.com/archives/330
(以下は、コピーです)
CM動画のホバーボードが宙に浮く原理について、レクサスのホームページには「液体窒素で冷却された超電導体と永久磁石を組み合わせて…」と書かれています。

超電導…

どこかで聞いた名前ですよね。

お分かりの方も多いと思いますが、2027年に営業開始を目指しているリニアモーターカーで、超電導リニアという言葉が使われています。

超電導とは電気抵抗がゼロになる状態のことで、超電導体と呼ばれる特殊な金属を超低温で冷やすことで起きる状態のことだそうです。

超低温というのは-196℃というとても冷たい温度なのですが、その温度まで超電導体を冷やすのに液体窒素を使います。

今回のCM動画でも、超電導体を冷やすのに液体窒素を使用していると書いてありましたね。

もっと小さい規模で分かりやすい実験動画がありました↓

このように液体窒素で冷やされた超電導体の上に磁石を持って行くと、磁石は宙に浮いた状態をキープします。

宙に浮いているため摩擦抵抗がありませんので、このように磁石を回転させるといつまでも回っているわけですね。

-196℃に冷やされた超電導体の上に置かれた磁石は、磁力によって位置を変えることなく固定されるそうなんですが、それをマイスナー効果やピン止め効果と呼ぶそうです。

その原理については調べたのですが、難しすぎてよく分かりませんでした…

もう一度物理の勉強をしてきちんと理解したいところです。

レクサスがホバーボードにかけた最新技術とは?

超電導体と磁石の実験で、液体窒素で冷やされた超電導体の上で磁石は安定して浮くことが分かりました。

今回のレクサスのCM動画の場合は、この2つの位置が逆になってるわけですね。

スケボーの中に超電導体が仕込まれていて、磁石はおそらく地面の中に埋まっています。

スケボーの中は空洞になっていて、そこに液体窒素と超電導体が入れられていると思います。

外気の温度で気化した窒素の冷気が、白煙となってスケボーのボディの隙間から漏れていますからね。

これだけ大きな物体を浮かすのに、どれだけの超電導体や磁石が必要なのかは分かりませんが、かなり大掛かりな実験であることは間違いないと思います。

液体窒素で冷やされているはずのボディに霜が全く付いていないので、本体の厚みも結構あるのではないでしょうか。

足を乗せる部分はバンブーを使ってるみたいですが、その下の本体にはカーボン素材を使ってるように見えます。

浮力を得るために極力軽い素材を使ってると思いますが、果たしてこのスケボーに人が乗ることは出来るのでしょうか?

宙に浮いているため地面との摩擦がありませんので、もしこのスケボーに乗って地面を蹴ったら、そのままのスピードで動き続けるわけですよね。

実際は磁石の上という限られた範囲でしか浮くことが出来ないわけですが、これがもしどこでも走れるようになったとしたら…

そんな想像をふくらませると、楽しそうな未来が浮かんできますね。



Posted by いざぁりん  at 00:29