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為末氏の発言は、いずれも、シールズに対して、失礼です(為末氏は、反省もしているようですが、その反省が、やはり上から目線。為末氏、何様?、との印象を受けます)。
シールズに対して仰りたいことがあるならば、直接、仰れば良いのでは?
シールズには、戦略がありますし、成功もしています(現在は、道半ば、途中に居る、という状況ですが、戦後民主主義運動の新たな歴史に到達しました)。
シールズの目標は、廃案&護憲&戦争反対&徴兵制反対&民主主義の否定反対&などなど、多岐にわたりますし、今国会でダメなら継続して、という観点も、当然に入っています。
目標が多岐に亘ることや、今回ダメなら次という継続性について、為末氏は、想像できなかったのでしょうか?
戦争法案が、廃案にならなかったのは、与党が強行採決したからです。
悪いのは、与党であって、シールズではありません。
審議時間を十分にかけていれば、廃案は可能性がありました(だから、そうさせないために、与党は強行採決を急いだのです)。
シールズは、純粋な心を売りにしているのではなくて、非組織的・自発的運動を売りにしているので、為末氏には、誤解があります。
シールズは、次の参院選の落選運動を目標にし、運動をつないでいます。
為末氏は、シールズが安倍総理と、裏取引することを、求めているのでしょうか?(例えば、法案修正など。しかし、修正しでも、違憲の事実は変わりませんが)
裏取引があることの方が、間違いですし、世論の支持を失うことになります。
為末氏は、シールズを批判するならば、ご自身が、シールズ以上の働きをされて、戦争法案を廃止されるべきです。
為末氏に、ぜひ、お手本を見せていただきたいものです。
「結局(為末氏が)炎上する時の一番の要因」は、強者の論理で、未熟な弱者が精いっぱい声を上げていることに対して、上から目線で、相手の主張を謙虚に聴かず、軽蔑侮蔑してアドバイス(自分は、分析して目標達成する人間だが、シールズは分析して目標達成していない人間の集まりだ、という軽蔑侮蔑的アドバイス)することを、やってのけるからなのです。
為末氏いわく、「僕は勝敗や目的達成にこだわりすぎる」と反省しているとのことですが、これは、全く反省ではなくて、俺は偉い立派な人間だと宣言しているようにしか、見えません。
本当の意味で、勝敗や目的達成にこだわる人は、強者の論理に自惚れることはありません。
本当の意味で、勝敗や目的達成にこだわる人は、弱い人や未熟な人に対して、あたたかなまなざしを向け続けるのではないでしょうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000005-jct-soci&p=1
(以下は、コピーです)
 元陸上競技選手でスポーツコメンテーターの為末大さん(37)が、安全保障関連法案に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」についての分析記事にツイッターでコメントしたところ、思わぬ波紋を広げてしまった。

 為末さんの意見については「正論」とする声も多かったのだが、ツイッターユーザーらとのやりとりを通じ、最終的には自身の「認識違い」だったとして反省の弁を口にした。

■「純粋さじゃなくて戦略的だったかどうか」

 為末さんが触れたのは、SEALDsの運動を過去に起きた海外の学生運動の失敗例・成功例と比較する形で分析した記事だ。

 筆者であるノンフィクション作家の安田峰俊さんは、1989年に中国で起きた六四天安門事件の学生運動指導者・王丹氏が自ら考察した同運動の失敗原因を紹介。その一つに「運動の戦略・戦術の失敗」があり、記事中ではこれを、

  「『ピュアな若者の運動』というイメージで自分たちを縛ってしまい、『汚い大人』である当局を相手とするしたたかな交渉戦略を否定してしまった」

と解説していた。

 安田さんは、香港の雨傘革命(14年9月)も同様の理由を原因に失敗した側面があると指摘。一方で、台湾のひまわり学生運動(14年3月)では学生運動の「純粋性」を克服し、戦略的な交渉を行ったことなどが成功につながったとの見方を示した。SEALDsについては具体的な分析を控えたが、「成功例」であるひまわり学生運動と彼らのスローガンを併載することで、SEALDsが政治目標を達成できなかった理由の一端を暗に示した。

 戦略の重要性については為末さんも深く共感したようで、2015年9月26日には、記事を引用して「これだと思う。純粋さじゃなくて戦略的だったかどうか」とツイートした。

 あるユーザーから、このコメントだけでは主張が分かりにくいとする声が届くと、

  「僕らの世界ではチームが負けた時に、何が敗因だったか、次はどうすれば勝てるのかを、分析し総括して、次につなげるのがいい監督だと言われていて、試合にどんな純粋な気持ちで挑んだかは評価とは関係がないです」

と、スポーツの勝負の世界になぞらえて自身の見解を説明した。


目標は廃案ではなく意見表明?

 すると為末さんのもとには、さまざまな反論や批判が寄せられることとなった。SEALDs支持者とみられる人々からは、

  「ご自分の目で現地で見てください。為末さんにはガッカリです」
  「SEADLsがハイセンスだったから感じるヒガミ」
  「ご自分の言葉で、建設的な批判をしましょう」

といった厳しい声が寄せられた。

 為末さんはこうした意見を一つ一つ拾い「丁寧」に返信していたのだが、そのほかの人々からも、「SEALDsは『SNSを利用してゆるくつながる、組織を作らない、リーダーを立てない』という組織であり『勝つ』という考え方をしていないのでは」といった意見や「スポーツの勝ち負けと今回のデモは違うのでは」といった具体的な反論が届いた。

 安田さんの記事は、「廃案」が目標であることを前提に書かれており、為末さんも同じ認識で話を進めていたようだが、「成果のありなしは参加者それぞれ」だとする声や「参加者は次の選挙等を見据えており、廃案がゴールではなかったのでは」といった指摘がくると、

  「例えばメダル獲得が目的なのか、それとも競技に注目を集めるのが目的なのかによって手段が違うし評価も違うのですが、僕が勝手に安保を止めるのが目的だと思っていたので、その認識間違いがあったみたいです。すいません」

と謝罪。「廃案を目指すのではなくて、声を出して意見表明をすること自体が目標だったのだと認識しました」と改めた。

 さらに、日頃の発言が賛否を呼ぶことについても触れて、

  「結局僕が炎上する時の一番の要因は、みんなそんなに一番になったり絶対目標を達成したいわけじゃないのに、そういう前提でつき詰めて話しすぎることじゃないかと思って、反省しております」「僕は勝敗や目的達成にこだわりすぎる」

と述べた。
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「叩いてる奴は全員読解力のないアホ」「為末の言うとおり」

 SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)は「自由で民主的な日本を守るため」にできた組織であり、活動目的は安保法案廃案に限定しているわけではない。

 ただ国会前等での反対デモにおいては、「本当に止める」をキャッチフレーズに、「戦争法案、絶対廃案」と声高に叫んできた。そのため、安保反対デモにおいては為末さんのように「廃案が目標」と受け止めるのも無理はないだろう。

 また為末さんのツイートは、SEALDsを真っ向から否定したわけではなく、「廃案」という目標があるのなら分析や総括を通して戦略を立てるべきと主張したに過ぎなかった。そのため今回の「炎上」に対しては、

  「これに関しては為末さんの言うとおり」
  「言葉を選ばず言うと、今回は為末氏叩いてる奴は全員読解力のないアホ」
  「ぐうの音が出ないほどの正論なのに」
  「社会運動はなんらかの成果を得るためにやってる訳で、それを『成果が得られたかどうかは参加者それぞれ』言われたら混乱するだろね」

といった擁護の声も多く上がっている。



Posted by いざぁりん  at 02:53