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こちらです。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151015-00044990-jbpressz-int&p=3
(以下は、コピーです)
 ニュージャージー州では1994年、ミーガン法と呼ばれる性犯罪者の情報公開法が成立した。一度でも性犯罪を起こした者をコンピューターに登録し、出所後は氏名や住所、顔写真を公開する法律だ。いまは全50州で採用されている。

 さらに強い常習性が見られる性犯罪者にはジェシカ法の下でGPSの装着が義務づけられている。いまは半数以上の州で、GPS監視が行われている。

 こうした状況下でありながら、アーティスには社会復帰する機会が与えられていない。少なくとも20数年の長きにわたって刑務所と更正センターで問題を起こしていないのだ。社会に出られれば、アーティスはGPS装着を厭わないはずだ。

 もしかすると刑務所および更生センターが、アーティスの社会復帰を望んでいない別の理由があるのかもしれない。それであれば、アーティス本人に諸事の経緯を告げると同時に理由を公開すべきだろう。

■ 憲法違反との指摘も

 実はバージニア州をはじめとする他19州では、性犯罪者をほぼ無期限で拘禁できる州法がある。刑期を終えても更正センターに送り込んで、社会復帰させないのだ。もちろん再犯を怖れてもことだが、不条理とも思える縛りである。

 現在、全米には約5000人が同法の下で施設内に留まらされている。ただ同法は違憲であるとの訴訟も起こされており、多くの州で改正される可能性はある。

 アーティスの半生を知り、1994年に公開された映画(日本では95年)『ショーシャンクの空に(原題はThe Shawshank Redemption)』を思い出される方もいるだろう。主役ティム・ロビンスの相手役、モーガン・フリーマンが演じる「レッド」は刑務所からの仮釈放の審査に何度も落ちる。

 最終的には審査にパスしてティム・ロビンス(アンディ)のいるメキシコの海岸で再会を果たして映画は終わるが、「レッド」は自分が十分に更正できていると思っても認められない日々が続いた。

 性犯罪者の再犯率が高いことは分かるが、少なくともアーティスは23歳時の事件については罪を認めて反省もしている。刑務所にいた期間は25年である。さらに刑期満了後、更正センターに移監されて4年が過ぎた。更正の2文字が確実に自分のものになっている人もいるはずである。

 しかしアーティスにはいまだに社会復帰できる日が見えていない。



Posted by いざぁりん  at 00:21