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2015年10月22日

米国の最も長い戦争

こちらです。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12026091.html?rm=150
(以下は、コピーです)
 長い戦争というのは年数から名称がつく。中世欧州の百年戦争や三十年戦争などを世界史で学んだ。時は流れて21世紀、対テロを掲げた戦いは、後世どんな呼び方をされるのだろう。米国のアフガニスタン攻撃から15年目に入った▼ベトナム戦争を抜いて「米国史上最も長い戦争」になっているという。泥沼は深く、米軍は足がログイン前の続き抜けない。オバマ大統領は先週、公約だった来年末までの撤退を断念すると表明した。戦争は始めるより終わらせるのが難しい▼9・11テロを受けた開戦前、当時のラムズフェルド国防長官は「これは複雑な戦いだ」と語っていた。「勝利を告げるのは(調印式のような)儀式ではなく、安全(を得た)という感覚だ」と。ブッシュ政権でタカ派と目された人である▼米軍はテロの温床だったタリバーン政権を一気に崩壊させる。しかしその後は「負けなければ勝ち」のゲリラ勢力と一進一退が続いた。殺し合いは次の殺し合いに理由を与え、世界は安全を得るどころか、いっそうキナ臭い▼文明の十字路と呼ばれながら、実際は「戦乱の十字路」だったともアフガンは言われる。古くから列強の軍靴に踏まれてきた。冷戦期には旧ソ連の侵略もあった。そうした中で国内は荒廃し、テロを生む土壌がつくられていった▼西方のシリアでは、ロシアが空爆を開始している。南西アジアから中東は、大国の「思惑と独善の十字路」の様相を見せる。武器で解決できることの限界を、対テロの戦争は教えていないか。



Posted by いざぁりん  at 01:02