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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160216-00000044-nksports-pol&pos=5
(以下は、コピーです)
 原発事故後の除染目標値をめぐり、自身の講演での発言を撤回した丸川珠代環境相(45)が、野党の新たな「辞任ターゲット」になった。15日、「反放射能の人が騒いだ」などとする講演の発言を国会で釈明したが、民主党は「アウト」として追及を強める方針だ。同党は、甘利明氏の金銭授受問題で、元秘書の「口利き」を示すとする音声データも公開。丸川氏の閣僚辞任と甘利氏の議員辞職に照準を合わせた。宮崎謙介氏の「不倫辞職」に続く「辞任&辞職ドミノ」の危機が、政権に迫っている。

 丸川氏は15日の衆院予算委員会で、今月7日の長野県での講演で、国の除染目標値に関し「反放射能の人がワーワー騒いだ」という趣旨の発言をしたと、民主、維新両党に指摘された。また、環境省について「今まではエコだの何だのと言っていれば良かった」と発言、自身がかつて所属したメディアについても「自分の身を安全なところに置いて批判していれば、商売が成り立つ」と触れていた、と指摘された。

 丸川氏は、「反放射能」に関して「不安を感じている(福島の)方について言ったのではない」と釈明。環境省については「震災後、今までより苦労が多い仕事になったことを、とりわけ強調したかった」と理解を求め、メディア発言に関しても釈明したが、民主党の長妻昭代表代行は「大臣の資格はない」と指摘。維新の初鹿明博議員は、「言葉が軽い」として、安倍晋三首相に更迭を求めた。

 丸川氏は講演内容に関し、自身の言葉にかかわらず、「記録を取っていない」と事実関係を認めず、国会質疑での撤回要求に応じてこなかった。しかし、宮崎氏の辞職会見が、各メディアで大きく報じられた12日の夕方に急きょ会見し、発言を撤回した。この日も「12日に事務所がメモを入手し、(発言内容に)間違いなかろうということで撤回した」と、言い訳をした。

 宮崎氏の会見に隠れるような撤回表明の手法にも、批判の声がある中、民主党の枝野幸男幹事長は15日、「資質が疑われるというより、アウトだ」と断言。今後、丸川氏の辞任要求を強める考えを強調した。

 丸川氏は、首相の信頼が厚い。進退に発展すれば、金銭授受問題で引責辞任した甘利氏に続く、「首相側近」の辞任。政権基盤の混乱は避けられない。今日16日の衆院本会議では、宮崎氏の辞職が認められる。辞任&辞職ドミノが続けば、大臣のドミノ辞任を機に、退陣に追い込まれた第1次政権の「悪夢」がよみがえる可能性もある。【中山知子】

 ◆安倍政権の閣僚辞任ドミノ 第1次政権では06年12月から07年9月にかけて、5人の閣僚が相次いで交代。事務所費問題などで閣僚4人が辞任し、1人は自殺した。辞任ドミノで政権基盤は弱体化。首相は07年の参院選で敗れ、その年の9月、退陣に追い込まれた。第2次政権以降では14年10月、小渕優子、松島みどり両氏が政治とカネの問題で、ダブル辞任。昨年2月には西川公也氏が寄付問題で農相を辞任し、今年1月、首相最側近の甘利氏が辞任に追い込まれた。



Posted by いざぁりん  at 00:16