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こちらです。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/159278
(以下は、コピーです)
 20日に自宅で自殺していたことが分かった「ザ・ワイルドワンズ」のリーダーで、音楽プロデューサーの加瀬邦彦さん(享年74)。突然の訃報にファンからは驚きの声が上がっているが、加瀬さんは今月に入り体調が優れず、精神的に不安定だったという。

「加瀬さんは昨年2月に下咽頭がんを発症。“恩師”の加山雄三さんの助言で同3月に声帯を切除したそうです。ミュージシャンにとっての命である声を捨て、苦渋の選択で『延命』を優先させました」(芸能ライター)

 それが、自殺の引き金になった可能性もある。

「ミュージシャンが声を奪われたということが、より一層うつ状態に拍車をかけたのかもしれません」(都内の大学病院の精神科医)

 これは決して他人事ではない。警察庁の統計によると、2014年の自殺者は2万5427人で、70歳以上が約24%を占める。4人に1人の割合だ。うち約71%が「健康問題」を動機に挙げている。

 年老いて病を患えば誰だって、いつかは「延命」か否かの選択を迫られる時がやってくる。その「いつか」がいつくるのかは誰にも分からない。

「家族や周りの人の希望で延命治療を受けることが、必ずしも患者本人の『人生の質』を高めるわけではありません。15日に亡くなった愛川欽也さんのように、自分らしく生きることを優先し、延命治療を拒否する選択肢もあるのではないでしょうか。個人の死生観の問題ですが、薄い意識の中で生かされるような状態をよしとしないのなら、その意思を周囲にあらかじめ伝えておいた方がいいでしょう」(全国介護者支援協議会理事長の上原喜光氏)

 必ずしも「命あってこそ」とは言えないのかも知れない。



Posted by いざぁりん  at 23:46