2016年04月10日
日本で一番売れた大ベストセラー本に学ぶ!「落着きのない子」の個性の伸ばし方2つ
こちらです。
http://itmama.jp/2015/08/20/97563/
(以下は、コピーです)
世界35カ国語に翻訳出版され、800万部売れている大ベストセラー本『窓際のトットちゃん』をご存じでしょうか? 8月15日放送の『世界一受けたい授業』で著者の黒柳徹子さんが初の授業を行い、その番組でも紹介され話題となりました。
トットちゃんとはあの黒柳徹子さんの愛称です。
問題児とされて学校を退学処分にもなった黒柳さんの活躍の源は『窓際のトットちゃん』の中で語られているある学校でのユニークな教育のされ方にあります。そして、この書籍には子育ての大切なヒントが隠されています。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、落ち着きのない子の個性の伸ばし方についてお話ししたいと思います。
■トットちゃんが通った「トモエ学園」でのある人との出会い
落ち着きのない徹子さんは小学校で窓際に座り、授業中、外に見えたチンドン屋を呼び込んだり、開け閉め型の机をパタパタとさせるなど問題行動が絶えず退学処分となりました。
そんな時、お母様がとった態度が素晴らしかったのです。トットちゃんに退学になったことを伝えると自尊心が傷つくだろうと配慮し、反省するように叱るのではなく、この子を受け入れてくれる学校探しをはじめました。
この学校がトモエ学園で、この学校の校長先生はトットちゃんと出会った時、話好きで自分の興味のある話を延々と続けるトットちゃん(黒柳さん)に、話が終わるまで4時間もただ耳を傾けて話を聞いてくれたそうです。
そして校長先生のある一言が後の黒柳徹子さんを支えることとなります。
それは「君はほんとうはいい子なんだよ」という言葉。
後に黒柳徹子さんは“この言葉に支えられ、自分が他人と違うことも落ち着きのないことも良い点と捉え、自分を好きになり受け入れて人生を生きてこられた”と語っています。
そんな徹子さんは注意欠如/多動性障害(AD/HD)だとも言われています。
■「落ち着きのない子」の個性の伸ばし方2つ
(1)その子にあった支援を
目が悪い人が眼鏡をかけていても誰も何も言いません。足の悪い人が杖をついていても誰も非難しませんよね?
でも、学習障害児(LD児)がみんなと同じように読み書きできないと「努力が足りない!」と叱ったり「もっと勉強しなくちゃね」と言われたりします。しかし、通常のやり方では文字の学習が出来ないということを大人が理解する必要があります。
学習障害児(LD)は目で文字を捉えてそれを音声化する部分に障害があるのです。だから、理解する脳はあってもそれを読むことが出来ず、文字に表せないのです。
こんな時はママや先生が代わりに読んでやり、答えは口頭で言わせてみる、といった対応をとればよいのです。あのトムクルーズもLDで文字が読めません。だから台本を録音して覚えていると言います。
(2)子どもを変えないで周りを変えよう
障害のあるなしに関わらず、子どもはみんな様々な個性を持った存在です。そして不得意なこと得意なことがあります。
そんな時、集団生活においてはみんなと同じ方法で学習や遊びをさせられる子ども達。でも通り一遍の画一的な教え方ではなく、その子にあった支援、遊び方を提示してやることが大切です。子どもを変えようとしないで、周りが変わればいいのです。
3歳くらいになると好奇心が旺盛になり、あっちに行ったりこっちにいったりと落ち着きのない子どもがいます。こんな時、ママも「じっとしていなさい!」と叱ることがあるのではないでしょうか?
でも一日に何度も同じことを言って叱るよりも、その子の特性に合わせた対応を考えてみましょう。
水遊びが好きな子にはお風呂場で遊ばせて、そこから掃除のお手伝いをさせてみたり、飛び跳ねたりするのが好きな子は、保育園や幼稚園で学芸会などがあった時に舞台の上を飛び跳ねていても違和感のない鳥の役をやらせるなど特性にあった役割を与えてみるのです。
そうすると、できる自信につながり、その子の自己肯定感が高まっていきます。
いかがでしたか。
他の子や兄弟と比較して“あれも出来ない、これも出来ない”とないものを嘆くのは止めて、子どもの得意なところを小さいうちに見つけてそれを自由に伸ばしてあげましょう。
『窓際のトットちゃん』はそんな個性の伸ばし方のヒントとなる本ですので、読んでみてくださいね。そしてトットちゃんのお母さんや校長先生がそうしたように、お子さんの個性を開花させる子育てをしてみてくださいね。
http://itmama.jp/2015/08/20/97563/
(以下は、コピーです)
世界35カ国語に翻訳出版され、800万部売れている大ベストセラー本『窓際のトットちゃん』をご存じでしょうか? 8月15日放送の『世界一受けたい授業』で著者の黒柳徹子さんが初の授業を行い、その番組でも紹介され話題となりました。
トットちゃんとはあの黒柳徹子さんの愛称です。
問題児とされて学校を退学処分にもなった黒柳さんの活躍の源は『窓際のトットちゃん』の中で語られているある学校でのユニークな教育のされ方にあります。そして、この書籍には子育ての大切なヒントが隠されています。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、落ち着きのない子の個性の伸ばし方についてお話ししたいと思います。
■トットちゃんが通った「トモエ学園」でのある人との出会い
落ち着きのない徹子さんは小学校で窓際に座り、授業中、外に見えたチンドン屋を呼び込んだり、開け閉め型の机をパタパタとさせるなど問題行動が絶えず退学処分となりました。
そんな時、お母様がとった態度が素晴らしかったのです。トットちゃんに退学になったことを伝えると自尊心が傷つくだろうと配慮し、反省するように叱るのではなく、この子を受け入れてくれる学校探しをはじめました。
この学校がトモエ学園で、この学校の校長先生はトットちゃんと出会った時、話好きで自分の興味のある話を延々と続けるトットちゃん(黒柳さん)に、話が終わるまで4時間もただ耳を傾けて話を聞いてくれたそうです。
そして校長先生のある一言が後の黒柳徹子さんを支えることとなります。
それは「君はほんとうはいい子なんだよ」という言葉。
後に黒柳徹子さんは“この言葉に支えられ、自分が他人と違うことも落ち着きのないことも良い点と捉え、自分を好きになり受け入れて人生を生きてこられた”と語っています。
そんな徹子さんは注意欠如/多動性障害(AD/HD)だとも言われています。
■「落ち着きのない子」の個性の伸ばし方2つ
(1)その子にあった支援を
目が悪い人が眼鏡をかけていても誰も何も言いません。足の悪い人が杖をついていても誰も非難しませんよね?
でも、学習障害児(LD児)がみんなと同じように読み書きできないと「努力が足りない!」と叱ったり「もっと勉強しなくちゃね」と言われたりします。しかし、通常のやり方では文字の学習が出来ないということを大人が理解する必要があります。
学習障害児(LD)は目で文字を捉えてそれを音声化する部分に障害があるのです。だから、理解する脳はあってもそれを読むことが出来ず、文字に表せないのです。
こんな時はママや先生が代わりに読んでやり、答えは口頭で言わせてみる、といった対応をとればよいのです。あのトムクルーズもLDで文字が読めません。だから台本を録音して覚えていると言います。
(2)子どもを変えないで周りを変えよう
障害のあるなしに関わらず、子どもはみんな様々な個性を持った存在です。そして不得意なこと得意なことがあります。
そんな時、集団生活においてはみんなと同じ方法で学習や遊びをさせられる子ども達。でも通り一遍の画一的な教え方ではなく、その子にあった支援、遊び方を提示してやることが大切です。子どもを変えようとしないで、周りが変わればいいのです。
3歳くらいになると好奇心が旺盛になり、あっちに行ったりこっちにいったりと落ち着きのない子どもがいます。こんな時、ママも「じっとしていなさい!」と叱ることがあるのではないでしょうか?
でも一日に何度も同じことを言って叱るよりも、その子の特性に合わせた対応を考えてみましょう。
水遊びが好きな子にはお風呂場で遊ばせて、そこから掃除のお手伝いをさせてみたり、飛び跳ねたりするのが好きな子は、保育園や幼稚園で学芸会などがあった時に舞台の上を飛び跳ねていても違和感のない鳥の役をやらせるなど特性にあった役割を与えてみるのです。
そうすると、できる自信につながり、その子の自己肯定感が高まっていきます。
いかがでしたか。
他の子や兄弟と比較して“あれも出来ない、これも出来ない”とないものを嘆くのは止めて、子どもの得意なところを小さいうちに見つけてそれを自由に伸ばしてあげましょう。
『窓際のトットちゃん』はそんな個性の伸ばし方のヒントとなる本ですので、読んでみてくださいね。そしてトットちゃんのお母さんや校長先生がそうしたように、お子さんの個性を開花させる子育てをしてみてくださいね。
Posted by いざぁりん
at 00:04