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こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160427-00010003-yomidr-sctch
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 声は、心の状態を映し出す鏡だ。ちょっとした会話で、微妙な変化に気づくこともある。スマートフォンで話すだけで、心の状態をチェックできるアプリができた。自覚しにくいストレスや心の不調に気づくきっかけにできるかもしれない。

 東京大学職員の大嶋 紗幸(さゆき)さん(25)は、職場が変わったのを機に、アプリ「MIMOSYS(ミモシス)」を使い始めた。1日に数回、スマートフォンで友人や仕事相手と会話した後、アプリを開き、通話時の心の状態を示す「元気圧」をチェックする。

 元気圧は、通話で発した声を一つずつ解析し、通話全体でどのくらい元気だったかを、「HIGH(高い)」、「NORMAL(普通)」、「LOW(低い)」の3段階で表示する。本人もわかりにくい、自分の心の状態が一目でわかる。

 「相手によって、元気圧が違うのが面白い。元気圧のグラフが右下がりの時は、仕事量を減らしたり、睡眠を十分に取ったりして、体調管理にも役立てています」と大嶋さん。

 このアプリは、同大特任准教授の徳野慎一さんと同特任講師の 光吉(みつよし)俊二さんらが開発した。


 脳はストレスを受けると、神経を通じて声帯にシグナルを送る。緊張すると、声が上ずったり、固まったりするのはこのためだ。ミモシスは、自分でコントロールできない不随意の変化を声の周波数の変動パターンから解析。感情を「平常」「喜び」「怒り」「 哀(かな)しみ」の4グループに分け、それぞれの感情成分が声にどれくらいの割合で含まれているかを計算する。

 1回の通話ではその時の状態しか測定できないが、3回以上通話すると、長期的な心の元気さが「活量値」という数値で示される。履歴はグラフで確認できる。

 徳野さんが陸上自衛隊の医官だった2005年、イラクの復興支援から帰国した知人の自衛官が自殺した。「なぜ気づかなかったのか。何か出来なかったのか」と考えたことが、ミモシス開発の原点になった。

 徳野さんは、「心の状態を『可視化』すれば、体調管理やうつなどの心の病の予防に役立つ。1回ごとの数字ではなく、傾向をとらえることが大切」とアドバイスする。

 光吉さんが開発に携わった、声で感情を認識する人型ロボット「ペッパー」や、恋人や上司など会話相手の本当の気持ちを分析するアプリなど、音声の解析技術を利用した製品開発は急速に進んでいる。

 顧客の苦情を受けることが多いコールセンターでは、声の大きさ、抑揚、会話の間などを認識し、静かな話しぶりながら実は怒っている「静かな怒り」などをリアルタイムで表示し、オペレーターの対応をサポートしているところもある。

 横浜国立大の鈴木朋子准教授(臨床心理学)は「声に感情が表れることは、心理学や精神医学でも長年言われてきた。その解析・実用化は技術的な問題もあって遅れていた。採血などと違い、音声分析は体に負担をかけないので、チェック項目の一つとして心の健康管理などに活用できるのではないか」と話す。

 ◆メモ  徳野さんの研究室は、ミモシスの医学的な効果などを検証するため、8月まで1万人を目標に研究参加者を募っている。アンケートに答えることなどを条件にミモシスをダウンロードできる。使用可能な携帯端末はアンドロイド4.1以上。東大音声病態分析学講座のホームページ( http://univ.tokyo/mimosys )まで。



Posted by いざぁりん  at 00:12