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こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160612-00000503-san-pol&pos=2
(以下は、コピーです)
 舛添氏をめぐっては、一連の問題や疑惑が持ち上がる以前に政治家の私利私欲、無駄遣いなどを戒めていたことが掘り起こされ、インターネット上や都議会の質疑でやり玉に挙げられている。過去の語録がブーメランのように舞い戻って自身に突き刺さり、政治家としての資質が問われている格好だ。

 「『せっかく大臣になったんだから、ファーストクラスで海外』というさもしい根性が気に食わない」。7日、都議会で代表質問に立った自民都議は、舛添氏の著書「舛添要一39の毒舌」(平成22年発行)にこうした趣旨の記載があることを紹介しながら、「いまの態度と正反対」「悪い冗談としか思えない」と皮肉った。

 舛添氏も「まさに天に唾する行為であり、汗顔の至りであります」と陳謝した。舛添氏はこれまで行政の無駄遣い、政治とカネについて幾度となく物申してきた。

 「都庁の無駄遣いを全部切り詰める。自分の身を清く正したうえで」。11年4月11日投開票の都知事選に出馬した際、産経新聞の取材にこう意気込んだ。

 当時50歳。討論番組への出演などで「若手論客」「気鋭の国際政治学者」の地位を確立させていた。このときは落選したが、13年の参院選で自民党候補として初当選を果たした。

 22年2月に出した「内閣総理大臣増補版-その力量と資質の見極め方」ではこんな政治哲学を披露している。「政治の世界においてカネを使うことそれ自体が悪ではない。政治によって蓄財し、それを私利私欲のために使うから悪なのである」

 厚生労働相時代に社会保険庁の職員らが年金保険料を着服していたことが社会問題化した際には、「横領をやった連中は牢屋に入ってもらう」と厳しい姿勢を打ち出した。

 知事就任後も発言は注目を集めてきた。26年10月、当時の小渕優子経済産業相が政治資金問題で引責辞任したことに対して、記者会見で「政治資金の報告書を出すときはしっかりと皆でチェックするはずなので、チェックの仕方がずさんだったのかなと感じる」と疑問を呈した。

 27年6月、当時の新国立競技場整備計画の建設費が高騰していたことについては、費用の一部を負担する都のトップとして「私の最大の責務は都民の生命と財産を守ること。1円たりとも無駄にさせないという立場だ」と力説した。

 だが皮肉にも1年後、舛添氏が「無駄遣い」の批判を浴びることに。

 当初、海外出張時の飛行機のファーストクラスについて「完璧に寝て、はつらつとした形で仕事したい」、ホテルのスイートルームについては「トップが二流のビジネスホテルに泊まりますか?」と胸を張ったが、逆風が強まると「自らがどういうクラスの飛行機、どういうホテルと申し上げたことはなく、全てこれまでの知事がやった慣例の上に立って都庁の職員が決めた」。

 私的な飲食に政治資金が支出されていたことについても、「まじめな会計責任者に収支報告書の作成は全て任せておりました。責任者に勘違いがあった」と責任を押しつけた。

 10日の記者会見で、報道陣から「批判されてフラフラとぶれる様子が多くみられた」と指摘されると、舛添氏は「おっしゃる通り」と認め、これまでの自身の言動を「傲慢だった」と振り返った。



Posted by いざぁりん  at 20:24