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2016年08月28日

続きです。

続きです。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160827-00100098-diamond-soci&p=3
(以下は、コピーです)
「どんなことでもするから、この子を産ませてください」

 二十二年前、劇団青年座の無名女優だった母・淳子は、高畑容疑者を身ごもったとき、こう言って劇団を説得したという。このとき、青年座は全国八十ヵ所の舞台公演を予定していたが、妊娠を知った淳子は舞台をキャンセルして裕太容疑者を産んだ。出産の後、淳子は二度目の離婚をするが、授かった息子に向けられた思いは尋常ではなかった。

 「裕太だけが真っ当に生きてくれたら、私いま、命あげてもいい」

 残念ながら、真っ当ではなかったようだ。高畑容疑者が反抗期を迎えた中学の三年間、母子はほとんど口をきかず、口を開けば罵声が飛び交うような状況だったとのことだ。高校時代は野球部に所属するが、卒業後の進路に悩んだときに“二世タレントブーム”が訪れ、このブームに乗ろうと芸能界入りを決めたと高畑容疑者は言っている。そして、初めて真剣に母親の舞台を観劇して感動し、十八歳で俳優デビューを飾った。

 淳子は、芸能界入りを決めた息子を自分の仕事場に同行させ、淳子自らスタッフに挨拶まわりをして高畑容疑者を売り込んだのだそうだ。そういった意味では、演技の修業らしい修業をすることもなく、母親の七光りと威光とコネで俳優になったのが高畑容疑者だった。プロになってから演技の勉強を始めるという本末転倒である。

 一部報道では、淳子の“甘やかし”が今回の事件を引き起こしたともあるが、東京未来大学こども心理学部・出口保行教授によれば、窃盗事件や強盗事件を起こした場合は親の甘やかしが原因になるが、性犯罪の場合、事件と親の育て方とは無関係だと言う。

 すると、窃盗事件を起こして日テレを追われたみのもんた次男はみのもんた氏の育て方に問題があったことになるが、強姦致傷罪に問われる高畑容疑者には、懲役七年から八年の実刑判決が科されることになるだろうと専門家は見る。

 注視すべきは、事件が“強姦罪”ではなく“強姦致傷罪”という点だ。

 強姦罪は現行法では被害者の告訴が必要で、その際の量刑は三年以上二〇年以下の懲役刑だが、被害者が和解に応じるなど告訴を取り下げた場合、高畑容疑者は不起訴となる。かつて淫行事件を引き起こした『極楽とんぼ』の山本圭壱のケースがこれだった。

 対して強姦致傷罪は、犯行の際、被害者に怪我を負わせる点が加味され、死刑及び無期懲役を含む五年以上三〇年以下の懲役刑が科せられる。被害女性の負傷の度合いによって高畑容疑者の罪状は“強姦罪”に引き下げられる可能性もあり、おそらくは弁護士も強姦罪の適用さらには示談・和解に持ち込もうとするだろうが、強姦致傷罪の場合、執行猶予がつけられることはまずなく、懲役七~八年の“実刑判決”が妥当との見方が強い。

 芸能人の子どもが起こした事件と言えば、三田佳子次男の三度にわたる覚醒剤使用による逮捕や中村雅俊長男の大麻使用による逮捕、みのもんた次男の窃盗事件、元チェッカーズ武内亨長男の大麻所持による逮捕等が記憶に新しいが、そのたびに親が出てきて謝罪会見を開く。

 もちろん、やってはいけないこととはいえ、覚せい剤の所持使用や大麻や窃盗事件を起こしたわが子に成り代わって親が頭を下げ、CMや番組を降板し、しばしの謹慎をすれば世間も多少は大目に見るだろうし芸能界も復帰を許すが、強姦致傷事件を引き起こしたとなると、世間も芸能界もそう容易く高畑容疑者を許すことはしないだろう。

 「うちの裕太クンがとても忙しくしているので、身体が心配です。ちゃんと寝てほしいし、玄関から帰ると三歩くらいでソファに倒れ込んで、死んだように寝て。本当にありがたいです、お仕事いただいてありがたいけど、身体に気をつけて長~くこの仕事を続けてほしいと思っています」

 先月七日のイベントに出席したときの淳子のコメントだ。

 公の場で息子を“クン付け”で呼ぶ淳子にも首を傾げるが、それはさておき、残念ながら高畑容疑者が“長~くこの仕事を続ける”ことはできないだろう。彼女の溺愛する息子は、身勝手な欲望から、蹂躙という卑劣な行為で女性の人生に深い傷跡を残したのだから。

 高畑容疑者は、多くの役者が経験する“下積み”を知らなかった。なりふり構わず母親が営業し、スタッフを口説き回ったから役をもらった高畑裕太は、だから下積み時代の苦労も、仲間が先に売れて行く悔しさも知らないまま、いまに至っているのだろう。経験から滲み出る演技力を持たない俳優に限って、バラエティー番組への露出が増えるのかもしれない。

  “女性を見て欲求を抑えられなかった”のではなく、“演じることへの欲求が抑えられなかった”ら、どれほどよかったか。

 この事件が冤罪だったというどんでん返しでもない限り、十八歳でデビューを飾った高畑容疑者の俳優人生は、わずか四年で終幕を迎える。(文中敬称略)

 参考記事:デイリースポーツ8月23日・24日・25日付
スポーツ報知8月23日・24日付他
日刊スポーツ8月24日付



Posted by いざぁりん  at 18:31