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こちらです。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12578657.html?rm=150
(以下は、コピーです)
(へぇな会社)サンヨネ 利益の7割還元、社員は家族

 なんでもおいしくて安心、とスーパー「サンヨネ」(愛知県豊橋市)は地元で支持絶大。愛知県内だけのチェーンだが、牛乳や調味料など様々な自社ブランド品があり、新鮮で高品質な農産物は生産者との直接取引で安定した価格。そして売り場には活気がある。競争が厳しい流通業界にあって、同社ログイン前の続きは「パートナー(従業員)第一主義」を掲げ、従業員の表情が明るいのだ。

 お客さんが大事、は当たり前。明るい食卓を応援する仲間と働く職場も明るくなければ、と創業家4代目で営業本部長の三浦和雄さん(60)は言う。「従業員はファミリー。“家族”で分けるお金を人件費と称して切り詰めるのは変です。うちは福利厚生も含め、粗利益の7割近くを還元しています」

 2004年開業の蒲郡店は、にぎわう売り場の2階が広い休憩室。大きな窓のそばには、しゃれたテーブルと椅子。一角には掘りごたつも。床はブナとクリの板張りで、壁などの塗料は健康に配慮したドイツ製品をみんなで塗った。快適に仕事できるように、例えば水を使う鮮魚の作業場は床素材の工夫で冷え対策。さらに家族と過ごす時間も大切、と営業時間延長に背を向け、全店が午後7時閉店だ。

 その気があれば70歳まで働ける体制なので、査定では健康を重視。筋力がアップすればプラス査定になる。その査定表には笑顔の写真添付を求め、笑った表情が不自然、といった異変にもすぐに気づいて相談に乗る仕組みだ。

 「いい会社をつくりましょう」の社是で知られる伊那食品工業を手本と仰いで10年以上。「最初は『何か裏がある』と思われていたようですが、すっかり浸透した今は以前とは別の会社になっちゃいましたね」。社員もパートも全員が豊橋市公会堂に集まる6カ月に1回の「パートナー総会」では、この精神を繰り返し直接伝えている。

 職場が楽しければ、人は自発的に動き、どんどん成長する、と三浦さんは実感している。「そこが機械とは違うんです」(織井優佳)

     *

 1892年創業。小売業を始めた1945年から無借金経営。店舗は愛知県内に計5カ所。従業員はパート含め約650人。昨年度の売り上げは186億円。


 ■社員のつぶやき 蒲郡店店長・宮路基(もとし)さん(41)

 30歳で住宅業界から転職で入社。みんな楽しそうに働いてるし、お客さんも笑っているのが印象的で。休憩室は明るくアットホームな雰囲気で、食事時はおしゃべりが弾む。ストレスが少ないのか喫煙者が少なく、僕も自然にやめちゃいました。



Posted by いざぁりん  at 01:35