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こちらです。
http://mainichi.jp/articles/20170307/k00/00m/040/083000c
(以下は、コピーです)
 大阪市の学校法人「森友学園」が4月に大阪府豊中市に開校を予定する「瑞穂の国記念小学院」の設置認可を巡る問題。校舎もほぼ出来上がった小学校の4月開校が困難な状況で、敷地の取り扱いはどうなるのか。土地の売買契約書によると、学園は3月31日までに必要な工事を終え、小学校として使用する義務を負う。開校できなければ、国は売買額と同額の1億3400万円で買い戻せる。学園が違約金を支払う条項もある。

 外見上、校舎や体育館は完成に近い状態だが、国の買い戻しが決まれば原則、学園は土地を更地にして返還しなければならない。設置が認可されなければ建物だけが「たなざらし」となる。財務省は6日の国会審議で「大阪府の私立学校審議会の議論を踏まえて対応したい」と答弁した。

 敷地には今も土砂が山積みで、豊中市によると、その傍らには廃棄物も積み上がったまま。市が聞き取った施工業者の話によると、土砂と廃棄物をふるい分け、土砂は3日から順次、残土処理場に運び出している。

 問題は廃棄物だ。コンクリート片から生活雑品まである。市の担当者は「目視なので厳密ではないが、全体の9割が土砂、1割が廃棄物ではないか」。廃棄物を搬出する業者は見つかっておらず、7日以降も未定という。

 一連の廃棄物の搬出を巡り、大阪府私学課は学園に作業予定を照会したが、学園側の代理人弁護士は6日、メールで「15日までに搬出を終え、16日から新しい土を持ちこんで埋める」と回答した。しかし府は「業者名も明記されず、細かい工程も書かれていない。計画書として不完全」として再提出を求めた。

 課題だらけの開校計画。学園の設置認可申請に、府の私立学校審議会は条件付きで「認可適当」と答申しているが、文部科学省の私立学校の担当者は「答申が出ただけで認可権限がある知事、教育長は何も判断していない。事実誤認などがあれば、答申取り消しは理論的に可能」と話す。

 松井知事が認可は困難との見通しを示したことに、教育行政に詳しい寺脇研・京都造形芸術大教授(元文科省大臣官房審議官)は「虚偽申告なら認可は無理。(入学希望の)子どもを他校で受け入れる準備を考えれば、このタイミングでサインを出したことはよかった」と評価。一方で「今後は私学審も事務局も厳正にチェックしてほしい」と注文した。



Posted by いざぁりん  at 02:25