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こちらです。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=244231
(以下は、コピーです)
イロコイ族は、アメリカのそもそもの建国のお手本になった種族であると言われており、多数決では無く、老若男女子供までも含めた皆が理解するまで話し合って決めるような平和的な部族であったようです。

そんなイロコイ族にせまってみます!

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イロコイ族は、三種の作物(トウモロコシやカボチャ、豆)を「三姉妹」として崇めているといわれ、女が農耕を行い、男が戦士を勤める
軍士だったといわれています。

伝統的に母系社会であり、現在も「クラン・マザー(氏族の母)」として、女性首長が全権を握っています。リンク

南北アメリカの原住民たちはどこでも、農業を発案したのは、耕された畑の唯一の持ち主である女性であると述べています。妻方居住婚および家という場所を母系所有することが、習慣となっており、古代ギリシアにおけるように、父親は部族の中では、「よそ者」であった。女性は「土の主人」であった。他のどこと比べても劣らぬほど、女性は部族の中で、大いなる勢力を持っていた。本来酋長たちを任命するのはいつも女たちであった 。イロコイ族がアメリカ政府に土地を譲渡したとき、書類には女たちのしるしが必要とされた。男たちのしるしでは、部族の中で有効性が全くなかったからである 。リンク

【イロコイ族の家】
東西20m、高さ6mもある巨大なものだ。
彼らの言葉でホーデノショーニと呼ばれている。
国家の名前もこの住居に由来している。
結婚すると、夫婦は妻の母親の家に同居する。
妻の姉妹が結婚すると、その夫もここに同居する。
部屋が足りなくなると、家をさらに長くした。
40人が同居していた家もあった。

【イロコイ族の特徴】
多くのアメリカインディアンの社会と同じように、イロコイ連邦は母系社会。大家族を取り仕切るのは女性。
ホーデノショーニで暮らす大家族を取り仕切るのは女性。
女性の家長は家の中の一切を取り決める権限を持っていた。
子供の世話をし、農作業を始める時期、内容、役割などを家族達に振り分けていた。
彼らの考え方には、もう1つ特徴がある。
食料や財産を個人で所有する発想がなかった。
ある家族が窮乏すれば、他の家族が蓄えの続く限り食料を分け与えるのが当たり前だった。
イロコイ連邦の母系制度とは、女性がリードする平等なシステムだったとも言える。
そうした考えは、イロコイ連邦の人だけでなく、他の人にも向けられた。
食料だけでなく、人権も平等だった。
1620年12月メイフラワー号が102人の移民を乗せ、アメリカ大陸に到着し、新天地に希望を燃やした彼らだが、過酷な自然環境に耐えられず、一冬で50人以上が命を落した。
その窮地を救ったのがアメリカインディアン達の惜しみないほどこし、トウモロコシのプレゼントだった。
しかし入植者達はその後、アメリカインディアンの土地を奪っていった。
アメリカインディアンには、こんな言葉が残っている。
「欲しいと言ってくれれば持っているものはいくらでもあげるのに、白人達はなぜ、銃で殺して奪うのか。」

ジェニーン・ジューミソンさんは、クランマザーとしてアクロン小学校でイロコイ連邦の歴史や文化を教えている。
男性社会における争いは、人々を不幸にするばかりでなく、地球環境にも大きな被害を与えている。
平和であることは、自然を維持することに他ならない。
氏族の長として、次の世代にほどこしと、平等の精神を受け渡すクランマザーの役割は重要。
フランスやフィンランドなどでは、閣僚の半数近くが女性になっている。
これは多くの先住民族の社会では常識だった。
Mother Earth(母なる大地)という言葉があるように、女性は宇宙や地球を創造したとされ、イロコイ族でも天空から巨大なカメの背中に乗って降り立った“スカイウーマン”といわれる女性が人類を誕生させ、農耕を指導したと言われている。



Posted by いざぁりん  at 03:20