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こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20151228-00000043-jnn-int
(以下は、コピーです)
 慰安婦問題をめぐる日韓外相の合意に対する中国政府の反応です。

 「韓国と日本の関係が改善し、地域の安定と発展に役立つよう希望する」(中国外務省 陸慷 報道官)

 中国外務省の陸慷報道官は慰安婦問題をめぐる日韓の合意について、「韓国と日本の関係が改善し、地域の安定と発展に役立ち、関係国の平和的発展につながるよう希望する」と述べ、歓迎の意向を示しました。

 また、陸慷報道官は「慰安婦の強制連行は日本の軍国主義による重大な反人道的犯罪だ」と指摘し、日本に対し「侵略の歴史を直視、反省し、責任ある態度で問題を適切に処理するよう」求めました。

 中国は、慰安婦に関する資料をユネスコの世界記憶遺産に申請していて、韓国との共同申請も検討しています。  


Posted by いざぁりん  at 10:31
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20151229-00000006-nnn-int
(以下は、コピーです)
いわゆる従軍慰安婦問題で日韓両政府が、元慰安婦支援のため韓国が設立する財団に日本政府が約10億円を拠出することなどで合意した。この合意は、韓国側ではどう受け止められているのか。

 韓国・朴槿恵大統領が「現実的条件のもとで最善の努力を傾けて成し遂げた成果」と強調した今回の合意。韓国政府は、安倍首相からおわびと反省の言葉を引き出したとして、国民に成果を強調する方針と見られる。

 韓国メディアはおおむね評価をしているが、「法的責任までは認めさせられなかった」と批判する記事も出ていて、韓国の市民からは肯定的な声と批判的な声の両方が聞かれた。

 「(慰安婦問題は)障害と感じていたが、(合意で)日韓関係が改善してほしい」
 「もっと慎重に合意すべきだった」

 また、共同会見の様子をテレビで見ていた元慰安婦の女性らからは、合意の内容に戸惑う声もあがった。

 焦点の一つだった日本大使館前の慰安婦像の撤去について、韓国側は、「関連団体と可能な対応方法を協議し、適切に解決されるよう努力する」としているが、慰安婦問題の解決を訴え続けてきた市民団体「挺対協」は、慰安婦像の撤去はあり得えず、「被害者や国民を徹底的に裏切った外交的談合」だと強く非難した。

 「日韓関係改善の見地から合意について被害者と国民は理解をしてほしい」と呼びかけた朴大統領。

 今回の合意が、両政府が目指す最終的な問題解決につながるのか。今後、韓国政府が影響力のある市民団体を説得し、世論を抑えられるかどうかにかかっていると言える。  


Posted by いざぁりん  at 10:30
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151229-00000047-san-kr
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ソウルの日本大使館の前に違法に設置された「慰安婦像」の撤去・移転について、韓国の尹炳世(ユンビョンセ)外相は日韓外相会談で、「関連団体との協議を通じて適切に解決するよう努力する」と確約した。しかし、韓国では慰安婦問題は“聖域”と化しており、誰も異を唱えられない雰囲気が広がっているのが実情だ。元慰安婦の多くや支援団体「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会」(挺対協)は合意に反発しており、世論の説得も容易ではない。

 現在、解体され工事中の日本大使館の前に2011年、慰安婦像を設置したのが挺対協だ。地元の行政当局は設置許可さえ出しておらず、外国公館に対する侮辱行為はウィーン条約にも違反している。

 しかし、韓国政府は「民間団体が自発的に設置したものだ」(外務省報道官)とし、違法行為を黙認してきた。日本大使館前では毎週、像を囲んで対日非難の抗議集会が開かれている。

 今回、韓国政府は「公館の安寧・威厳の維持の観点から懸念していることを認知」(尹外相)したとし、ようやく日本の抗議を受け入れた。しかし、合意を受け28日に記者会見した元慰安婦の間では「韓国政府の決定に従う」との声が出た一方で、「合意は無視する」といった反発が強い。

 挺対協は合意を「被害者や国民を裏切る外交的談合だ」と非難し、像の撤去・移転に関し「韓国政府の介入はあり得ない」と猛反発した。韓国紙も「韓国社会での合意で移転はできようが、その象徴性のため政府が一方的に移転できない」(朝鮮日報)と否定的だ。

 また、慰安婦像が日本大使館前から撤去されても、別の場所に移される可能性が高い。像は韓国各地で増え続け、昨年から今年にかけてソウル市内や地方で新たに複数設置された。

 韓国だけでなく、米国各地にも慰安婦の碑や像が設置されている。外相会談で韓国側は「第三国での慰安婦関連の動きは支持しない」との認識を示したが、韓国紙は「韓国政府が海外の像に、何ができるのか」と断言している。

 韓国では来年新学期から小学高学年から高校までを対象に、新たに「慰安婦教育」の授業が始まる。「最終的かつ不可逆的な解決」で合意したにもかかわらず、慰安婦像は撤去どころか今後も増え続け、慰安婦問題が韓国国内で“歴史の真実”として語り継がれていく可能性は残っている。  


Posted by いざぁりん  at 10:21
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20151228-00000070-nnn-pol
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いわゆる従軍慰安婦問題で日韓両政府が歴史的な合意に至った。日本の岸田外相と韓国の尹外相は28日会談し、元慰安婦支援のために韓国が設立する財団に日本政府が10億円程度を支出することなどで合意。日本テレビの伊佐治政治部長に聞く。

 Q:今回の歴史的合意をどう評価するか?

 伊佐治政治部長「手放しに評価できるのかどうか。会談前の日本と韓国の立場。まず日本政府がもっともこだわったのは『最終的・不可逆的な解決』。つまりもう二度と蒸し返さないように文書で確約を取ることだった。韓国政府は過去首脳間で合意してもひっくり返しゴールポストを動かしてしまうと日本政府の不信感はきわまっていた。これについては『最終的かつ不可逆的に解決』と記者会見で両国外相が表明した。ただ、文書にはならなかった」

 「次にソウルの日本大使館前に民間団体が設置した慰安婦像の撤去。これについては『韓国政府が解決に努力する』との表明にとどまった。岸田外相は適切な移転がなされると認識していると述べたが、尹外相は不可逆的な解決と切り離した発言をしていて、最終的に移転が実行されるかははっきりしない。民間団体は移設に強く反対していて実際に動かそうとすれば激しい反発が予想される」

 「もう一点、慰安婦問題でユネスコ(=国連教育・科学・文化機関)の記憶遺産登録について、韓国が申請に加わることはないとの認識を示した」

 「一方、韓国が求めてきた日本の国家的責任をめぐる安倍首相の謝罪については、日本政府は責任を痛感している、心からのおわびと反省の気持ちを表明すると岸田外相が発表した。日本政府はあくまで50年前の国交正常化の際に法的には解決済みとの立場を変えていないが、歴代首相が出したおわびの手紙を踏襲し、道義的におわびすることは認めた。安倍首相の周辺には『総理が元慰安婦のところに行く用意もある』との声もある」

 「また法的な賠償についても韓国が財団を設立し、日本政府が10億円の資金を出し、心の傷をいやす事業を行うことになった。国家責任とは切り離した形としている。全体として政府間で最終決着に合意したことは極めて大きな前進といえる」

 Q:年の瀬に急転直下の進展の背景には何があったのか?

 伊佐治政治部長「アメリカの圧力があったことが大きいといえる。アメリカは対中国の安全保障上、日本と韓国がこれ以上反目し合うことを良しとせず、日韓関係の改善を働きかけてきた。政府関係者は『最終的には、日韓首脳会談の場にアメリカも加わって、きちっと確認する形になるだろう』と述べている」

 Q:今回の合意で最終的な解決になるか?

 伊佐治政治部長「政府間では合意されたが政府関係者はこの問題は『政府対政府ではなく世論対世論だ』と述べている。韓国の国民が今回の合意についてどう反応するかによって朴槿恵政権がまたぐらつくことになっては元も子もない。韓国メディアの伝え方も大きな意味を持つが、韓国政府は今回、発表に先だってメディア各社の幹部に内容を事前に説明するなど丁寧な対応もした。経済面、そして安全保障面でも、過去最悪といわれる日韓関係がこれ以上続くことは望ましくないとの世論は高まっているともみられるが、なお状況をみる必要がある」  


Posted by いざぁりん  at 02:15
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151228-00000044-asahi-pol
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日韓両政府の合意について、韓国側では元慰安婦の支援団体などから反発の声が上がった。

【写真】日韓外相会談の中断を求めて韓国外交省前に集まった市民団体のメンバー=28日午後、ソウル

 日韓外相会談が行われたソウルの韓国外交省で28日午後、「法的責任に背を向けた安倍政権糾弾」といったプラカードを掲げた市民団体のメンバーら約50人が「会談中止」を求めて集まった。

 元慰安婦の支援団体「韓国挺身(ていしん)隊問題対策協議会」(挺対協)は会談終了後、「屈辱的だ」と反発する声明を発表し、「慰安婦は日本政府が主導した犯罪であり、不法という点が明らかになっていない」と批判。安倍首相による直接の謝罪もなかったとして「真心がこもった謝罪と受け入れるのは難しい」とした。さらに真相究明や歴史教育などの「再発防止措置」の言及もないと指摘、韓国政府が受け入れたことは「衝撃だ」とした。

 一方、韓国のYTNテレビは「政府が年内に解決しようとしてくれたのだから、努力してくれた人たちのことを考えて、政府が決めたことに従いたい」という元慰安婦の女性のインタビューを放送した。

 一方、日韓関係の悪化をめぐっては、経済界から「政治と経済の分離」を主張する意見があった。韓国の経済団体・全国経済人連合会は「両国政府が慰安婦問題で和解の合意を得たことを歓迎する」という声明文を発表。「国交正常化50周年を迎える特別な年に問題解決の合意がなされたことで、両国が新たな希望の百年を進むことを期待する」とした。  


Posted by いざぁりん  at 02:09

2015年12月29日

ネトウヨに説明必要だ

こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151228-00000114-mai-soci
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<日韓慰安婦問題合意>日韓関係に詳しい識者5人、こう見る

 岸田文雄外相は28日、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相とソウルの韓国外務省で会談し、慰安婦問題での最終決着となる妥結で合意した。日韓関係に詳しい識者5人に聞いた。

 ◇謝罪、心に届くかが重要

 アジア女性基金で専務理事を務めた和田春樹・東京大名誉教授の話 日本政府が謝罪の意味を込めて10億円の公金を支出し、財団が作られることは前進と言える。問題は、日本の謝罪が元慰安婦たちの心に届き、納得して受け取ってもらえるかどうかだ。私は1990年代から問題解決に当たってきたが、元慰安婦の約3分の2が償い金の受け取りを拒んだ。元慰安婦たちは今回の岸田外相の記者会見では、日本側の謝罪のトーンをくみ取ることはできなかったのではないか。今後、安倍首相が謝罪の気持ちを分かりやすく示さないと、彼女たちにまで気持ちが届かない可能性がある。高齢で入院している人もおり、お金ではなく人生を狂わされたことへの謝罪を求めている。韓国で活動する支援団体がどう反応するのか、韓国の世論がどう動くのか見通しはつかず、問題が収束するかどうか現段階では分からない。

 ◇ネトウヨに説明必要だ

 ヘイトスピーチ問題に詳しいジャーナリスト、安田浩一さんの話 日韓外相の今回の合意は、今年夏に発表された安倍首相の戦後70年談話よりも踏み込んだ印象があり、とても驚いた。気になるのは、私が「ネトウヨ(ネット右翼)史観」と呼ぶ考え方を持つ人々の受け止め方だ。「慰安婦問題などは存在せず、補償の必要はない」という主張を持つ彼らは、ヘイトスピーチ・デモの参加者であり、安倍首相の熱烈な支持層でもあった。今回の合意は彼らと距離を置くもので、実際、一部は「首相に裏切られた」という思いを抱いているようだ。政権には今後国内向けに、なぜ今回の合意が必要だったのか説明が求められる。さもないとネトウヨ史観を持つ人々が、それこそ「不可逆的」に暴走しかねないだろう。

 ◇時間はない 解決模索を

 在日コリアン2世で作家の深沢潮さんの話 歴史の証人に会っておきたくて今月上旬、元慰安婦が暮らす韓国の施設を訪ねた。90歳の元慰安婦を目の前にすると、同じ女性として質問を切り出せなかった。彼女はアルバムをめくりながら、これまで問題解決を求め国内外で活動してきたことを語ってくれた。日本で支援してくれる人たちが大勢いたことも。なぜ日本政府は謝ってくれないのかと話していた。日本に苛烈な感情を抱く人は少なくないが、実は元慰安婦の数だけ個別の事情も思いも異なるはずだ。高齢であることを考えれば時間はない。一人でも多く納得できる解決策を日韓両政府で模索してほしい。慰安婦問題は両国間の懸念事項であり、在日コリアンはブランコのように揺れる日韓関係に左右される生活を送ってきた。長い時間がかかったが、2国間で解決しようとする政治的な動きに光明を見た気がする。

 ◇韓国野党は反発 注意を

 「コリア・レポート」編集長の辺真一さんの話 安倍首相のおわびと反省の気持ちの表明は、元慰安婦たちに対する責任、反省と謝罪の三つが実質的に盛り込まれた踏み込んだものだった。韓国は2016年に総選挙を、17年に大統領選を控えている。日韓どちらが結果を急ぎ、譲歩したかと言えば朴政権だ。李明博政権で解決できなかった問題を解決し、日韓関係が改善されれば、大きな外交的成果になると考えたのではないか。ただ、今回の合意の問題は拘束力がないこと。日本側は「最終的、不可逆的に解決」とくぎを刺したが、既に韓国では野党から「受け入れがたい」と反発の声が出ている。問題を蒸し返さないためには、韓国野党にも同意してもらい、日韓双方の政治家は慎重に行動しなくてはいけないと思う。

 ◇合意に米国の支持期待

 八木秀次・麗沢大教授(憲法学)の話 慰安婦問題は、いま振り返ると、戦争で一部の女性の人権が侵され、日本にも道義的な責任があるという意味で、今回の合意は日韓両政府が協力して支援を行うと表明したと捉えられる。韓国政府が日本政府にのみ一方的に責任を押しつけてきたこれまでのパラダイム(土台)を大きく転換するものといえる。しかしながら、日韓の口約束であれば、韓国側は今回定まったゴールを動かす可能性がある。第三者である米国が今回の合意に対し支持を表明すれば、外交的に確定した形になり、画期的な最終解決になるだろう。法的責任は負えないが、両政府が慰安婦問題に同情し、反省もし、生活も支援するということだ。  


Posted by いざぁりん  at 02:03
こちらです。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151228-OYT1T50110.html?from=y10
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 安倍昭恵首相夫人は28日、自身のフェイスブックで、東京・九段北の靖国神社に参拝したことを明らかにした。

 昭恵夫人はこの中で、「戦後70年を迎えた平成27年。残すところあとわずか。今年最後の参拝…」と書き込んだ。神社側によると、本殿への昇殿は確認できていないという。日韓両政府が慰安婦問題で合意した当日の参拝表明については、「首相の固い支持層である保守系に配慮したのでは」との観測もある。
  


Posted by いざぁりん  at 01:50
こちらです。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151228-OYT1T50091.html
(以下は、コピーです)
岸田外相と韓国の尹炳世ユンビョンセ外相は28日、慰安婦問題を巡って会談し、合意に達した。

 元慰安婦支援のため、韓国政府が設置する財団に、日本政府が10億円程度を基金として一括拠出する。両外相は事業の実施を前提に、慰安婦問題が「最終的かつ不可逆的に解決される」と表明した。1990年代に外交問題化して以降、日韓両国が慰安婦問題で合意に達するのは初めてだ。

 両外相はソウルの韓国外交省で約1時間20分、会談した。岸田氏は共同記者発表で、「慰安婦問題は、当時の軍の関与のもとに多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、日本政府は責任を痛感している」と言及。その上で、「安倍首相は慰安婦としてあまたの苦痛を経験され、心身にわたり癒やしがたい傷を負われたすべての方々に対し、心からおわびと反省の気持ちを表明する」と述べた。
  


Posted by いざぁりん  at 01:47
合意文書を作成し、記者からの質問を受け付けなければなりません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151228-00050123-yom-pol
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 岸田外相と尹炳世(ユンビョンセ)外相は28日の会談後、慰安婦問題の合意を並んで表明したが、会談の正式な合意文書はなく、記者からの質問も受け付けない異例の形式となった。

 日韓外交筋によると、合意文書の作成は、韓国国内の世論の動向を懸念する韓国側の要請で最終的に見送られた。これにより、外相2人の発言で会談の成果を確認することとなり、両外相とも手元の紙を時折見つつ、一言一句、慎重に発言していた。

 外相会談が行われた韓国外交省前では、盾を持った警察官が、日本の植民地支配について謝罪や賠償を訴える市民団体約20人を取り囲み、ものものしい雰囲気となった。  


Posted by いざぁりん  at 01:45
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151219-00010002-norimono-bus_all
(以下は、コピーです)

子どものヘルメット着用は増えたが…

 ここ最近、子どもたちがヘルメットをかぶるようになりました。昨今の自転車にまつわる動きのなかで、最良のもののひとつでしょう。

電車で子どもがぐずったら 専門家が教える親が取るべき行動

 特に「子乗せ(幼児用の座席)」に乗る子どもたちは、もはや当然。自分で自転車に乗る幼児たちもほぼ全員ヘルメットをかぶります。子どものヘルメット姿は何だか「キノコのキノッピー」という感じで、可愛らしいんですよね。

 でも、話は「可愛らしい」どころではありません。ヘルメットはいわば「必需品」なのです。

 自転車に乗っていて、不幸にして事故で亡くなる人の死因、その68%は頭部損傷によるものなのです。特に幼児に関しては、身体全体にアタマが占める率が大きくて(つまりアタマが重くて)、転んだ際に必ずアタマを打ちます。

 頭部(つまり脳)損傷のたまらないところは、よしんば死に至らない場合であっても、後遺症が残ることが多いことです。

 これがほかの部位ならば、たとえば腕を折ったり、脚を折ったりしたとしても、ほとんどの場合、やがて回復するでしょう。ところが脳の場合、いったん損傷を受けると二度と元には戻りません。脳細胞はリカバリーのきかない細胞だからです。その結果、後遺症を一生ひきずるという結果になってしまいがちなのです。

 ということは、話は子ども本人だけではありません。その子どものために、親もかぶろう、みんなかぶろう、ヘルメット。

自転車の安全妨げるドカヘル 多感な中学生への逆教育


「ドカヘル」とも呼ばれる一般的な通学用ヘルメット(2013年、疋田 智撮影)。


「ドカヘル」による中学生への“逆教育”

 しかしながら、以前から見過ごせない「ヘルメット事情」もあります。

 ずいぶん前から中学生たちはヘルメットを強制されてきました。私(疋田 智)の郷里・宮崎県でもそうで、中学時代、白地に青線のヘルメットを義務づけられていたものです。もちろん、工事現場用ヘルメットの流用品。通称で「ドカヘル」とも呼ばれます。

 これが、典型的な「逆教育」となっていると思います。逆教育、すなわち「しないほうがいい教育」です。

 本来の自転車ヘルメットというものは、硬質発泡スチロールと樹脂でできたもので、軽く、スリット入りで(風が通り)、もしも何かにぶつかったとき、ヘルメット自体が割れることで衝撃を吸収する構造になっています。

 ところが中学で強制される「ドカヘル」は、おおむね“その逆の性質を持っている”といえます。硬質プラスティック製で、まず重いです。次に空気が通らないので、蒸れます。男子中学生がかぶっていると、1か月ほどで臭くなります。汗をかく年頃ですから、すぐに剣道着や柔道着のような“かぐわしき香り”を漂わせてしまいます。

 さらには、もしも何かが起きたとき、ヘルメット自体が割れてくれないため、衝撃をそのままアタマに伝えてしまう。これは構造上当たり前で、もともとの工事現場用のヘルメットは金槌なり、鉄筋なり、鋭角のものが頭上から降ってきた際に、そのダメージを防止するものだからです。

 一方、自転車事故による頭部損傷は多くの場合、衝突後、平たいアスファルトにアタマを打ちつけてしまうことで起きます。つまり「ドカヘル」の性質は、そもそも自転車に向いてないわけです。

中学生のことを考えていない「ドカヘル」

「ドカヘル」のまずいところは、それだけではありません。一番は、何をおいても「かっこ悪い」ことでしょう。

 多感な中学生時代、生徒たちの一番の関心は「これを付けたら異性にどう見られるか」に決まっています。そういう中学生たちにとって、自転車ヘルメットは「スゲーかっこ悪い」、さらには「重くてかぶるのがイヤ」、なおかつ「臭い」というものになってしまいます。でも、学校で強制されるからイヤイヤかぶっています。そもそも先生たちからして、かぶっていません。

 その結果、彼らは中学を卒業すると、二度とヘルメットをかぶらなくなります。「ヘルメットはイヤなもの」との認識が固定化されるからです。

 そうしてそのなかの0.何%かはある日、重大な交通事故に巻き込まれ、そのうちの68%が頭部損傷で亡くなってしまうのです。

 本当は重要なのです。自転車用ヘルメットは。

 そのヘルメットを嫌わせるような教育を、なぜわざわざ施さなくてはならないのでしょうか。学校が「ドカヘル」を強制する必要なんて皆無でしょう。「自転車用のヘルメットをかぶろう」「自分の好きなデザインの、安全性の高いものを選ぼう」で良いのではないのでしょうか。そうして「自転車にはヘルメット」というのを習慣化させていく、それこそが真の教育ではないでしょうか。

 いったんかぶりはじめたら、こういうものは習慣以外のなにものでもありません。クルマのシートベルトと同じです。自分のお気に入りのヘルメットをかぶっていれば、やがて「ヘルメットなしで自転車に乗るなんて!」と思うときがくるはず。私がすでにそうなのであります。
  


Posted by いざぁりん  at 00:13
こちらです。
http://www.dailyshincho.jp/article/2015/10290900/?all=1
(以下は、コピ^-です)
 経団連が大学生の採用面接解禁日を来年は今年よりも2カ月早める方針を固めたという。その通りになれば今年は8月だった解禁日が6月になる見通しだ。昨年は4月解禁だったのだから、この3年、毎年のようにコロコロ、ルールが変わることになるわけである。

 就活生にとっては、こうしたルール変更もさることながら、同様に面接そのものの中味も気になるところだろう。

 その面接時の定番の質問の1つが「尊敬する人は誰ですか」というものだ。これに対して「両親」と答える人も多いようなのだが、それに対して疑問を呈しているのが作家の百田尚樹氏。25万部を突破したベストセラー『大放言』の中から「尊敬する人は両親というバカ」の項を紹介しよう(以下、同書より引用)

 ***

■美談の小道具

 先日、某企業の取締役をしている友人にこう訊かれた。

「お前、尊敬する人物はいるか?」

「いくらでもいるよ」

「たとえば?」

「ベートーヴェン、勝海舟、ソルジェニーツィン、出光佐三、マザー・テレサ、木村政彦、フルトヴェングラー、幻庵因碩、ビクトル・フランクル、ジョン万次郎――」

「何人挙げるねん」

「100人以上は言えるで」

「もういいよ」友人はそう言った後に訊いた。

「尊敬する人の中に両親は入らないのか」

「親父とお袋か――。2人とも大好きやけど、尊敬するリストには入らんな。さっきのリストの中に俺の親父とお袋の名前があったら、どう見ても浮いてるやろう」

 友人は苦笑した。

「なんでこんなことを訊いたのかと言うと、実はこの何年か、就職試験の面接を担当してるんだけど、学生に、尊敬する人物を挙げてくださいと訊くと、大半が胸を張って両親です、と答えるんだ」

「ほう」

「会社では辛い仕事をしているはずなのに、家庭ではそんな面を見せずにいつも私たちに暖かく接してくれた父、仕事と家事を両立させて、父を支え、子供を大切に育ててくれた母――そんなふうに、いかに尊敬すべき素晴らしい両親であったかを説明される」

「ええ話やないか」

「たしかにいい話だ。両親を尊敬するのは悪いことじゃない。大学までやってくれた親を尊敬できない若者では情けない。親殺し、子殺しのニュースもあるくらいの世の中だから、むしろ『素晴らしい若者』と言えるかもしれない。でもな、就職の面接は別に美談を聞きたいわけじゃないんだ」

「お前の言いたいことはわかる。つまりはこういうことやな。こどもにとって両親というのは、世界の誰よりも自分によくしてくれる人間や。あかの他人は20年以上も生活の面倒をみてくれへんし、高い大学の授業料なども払ってくれへん。そんな両親に対して愛情を持つのは当然といえば当然や。そやけど――『尊敬』は『愛情』とは違うと」

「そう、まさにそこだ。愛情と尊敬は違うんだ。たとえば父や母が、自分以外の誰かのために尽くしたり、社会的に大きな業績を残した人物なら『尊敬します』と胸を張って言うのもいいと思う」

「小泉進次郎とか杏なら、『尊敬する人は父です』と答えても、ええわけやな」

「まあ、そういうことだな」

 友人は苦笑いして言った。

「普通の家庭に育った若者が、両親を尊敬する理由として、『家族のためにこつこつと真面目に働いてくれました』とか『常にこどものために自分を犠牲にしてくれました』とかいうのは、あまりにも個人的な話ではないだろうかと思うんだ。こちらとしては、尊敬する人物を通して、彼がどういう生き方を目指しているのかということを知りたいのにね。極端な話、尊敬する人物がキムタクでもいいし、漫画『ワンピース』の主人公ルフィでもいいんだ」

 なるほどなと思った。たしかに友人の言うように、こどもである自分に愛情を注いでくれたというだけで、その人物を、他人に向かって「尊敬する人」の筆頭として挙げるのは個人的にすぎる。

■息子よ、私を尊敬するな

 もし私の息子が就職試験の面接で「尊敬する人は父」と答えたと聞かされたら、相当情けない思いをするだろうと思った。

 ベストセラーをいくつか出したという理由で尊敬しているとすれば、息子の浅はかさにがっかりするし、また世界を知らないことにも失望する。世の中には真に尊敬すべき偉大な人がたくさんいる。愚息にはそうした人たちの立派な生き方を知ってもらいたいと思う。

 もっとも何を持って「偉大」と見るかは、その人の価値観次第である。そしてその価値観こそが、彼(女)という人間を測る物差しになる。

「たしかに、家族のために頑張ってくれたというのが尊敬の理由なら、隣のオッサンや向かいのオバサンを尊敬してもええわけやもんな」

 友人は笑った。

「要するに、面接官としては、あまりにも幼い個人的な世界に生きているというのが気になるというわけやな。大学4年生にもなれば、もっと大きな視点で社会を見ろ、と。自分の生き方の目標となる人物を掲げろと」

「そういうこと」と友人は言った。

「けど、ものは考えようやないか。家族のために働くのが素晴らしいということをわかっている学生なら、スケールは小さいけど、むしろいい社員と言えるんやないか」

「ところが、同じ学生に、当社でどういう仕事がしたいですかと訊くと、仕事を通じて社会に大きく貢献したいとか、世界を変える仕事をしたいとか、とてつもなくスケールのでかいことを言うんだ。中には、自分は給料には興味がないです、自分にとっての報酬は、より高い次元の仕事です、なんて言うのもいる」

「夢が大きくてええやないか。若者はそうでないと」

 友人はため息をつきながら言った。

「でも、その若者が尊敬する人物というのが、家族のためにこつこつと働いてきた父――だからね」

 ***

「それでも私は両親を尊敬している」と反発するのも自由、「それはそれとして面接時には気をつけよう」と思うのも自由だが、面接をする側は「両親」と言われても多くの場合、あまり相手に興味を持たないという面はあるようだ。
  


Posted by いざぁりん  at 00:12
飛行そのものを、すべてやめなければなりません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151218-00000020-asahi-soci
(以下は、コピーです)
 航空自衛隊小松基地(石川県小松市)に所属するF15戦闘機の訓練飛行の開始時間が今秋以降、慣例の午前8時から約10分早まっていることが分かった。

 市によると、基地側が地元町内会長らに、「NHKの連続テレビ小説を視聴する住民から騒音の苦情があり、早く飛ばしている」と説明したという。

 訓練開始時間に明確な取り決めはなく、基地渉外室は「訓練の内容と住民からの要望を照らし合わせた」。ただし、あくまでも「できる範囲で」という。  


Posted by いざぁりん  at 00:11
こちらです。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/enokieisuke/20151213-00052389/
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「STAP現象」はあります?!

ここ数日、にわかに騒がしくなってきた。何が?それは、「STAP現象」なるものが証明されたというニュースだ。

小保方晴子さんの発見は真実だった!ネイチャーにマウスの体細胞が初期化して多能性を持つ「STAP現象」がアメリカの研究者により発表されました

サイエンティフィックレポーツという論文誌に出た論文がその根拠とされる。

Characterization of an Injury Induced Population of Muscle-Derived Stem Cell-Like Cells

この論文は、いったん筋肉(骨格筋)になった細胞(筋肉に分化した細胞)が、損傷という刺激によって、様々な細胞に分化する能力を持つ多能性幹細胞になるというものだ(幹細胞については、粥川準二氏の連載など参照)。著者らはこの細胞にinduced muscle-derived stem cell-like cells (iMuSCs)という名前を付けている。iMuSCsは生殖細胞などにはならないので、「多能」ではあるが「万能」ではない。

確かに、昨年Natureに掲載され、撤回された論文で提示された「STAP現象」なるものも、リンパ球が、弱い酸の刺激により、多能性幹細胞になるというものであった。刺激によって、分化した細胞(今回の場合は筋肉、「STAP現象」の場合はリンパ球)が多能性幹細胞になるという点で共通点はある。

では、この論文に書かれたiMuSCsは、「STAP現象」なるものと同じメカニズムによって生じたものなのだろうか。

「刺激で脱分化」は知られた現象

いったん分化した細胞は、基本的には他の細胞に変わることはない。しかし、植物では、傷ができると、分化した細胞が様々な細胞に分化する能力をもった細胞になる、いわゆる脱分化を起こすという現象はよく知られている。それがカルスだ。

動物でも、イモリの指や眼は再生することが知られている(こちらなど参照)。これには脱分化がかかわっている。だから、動物の細胞に刺激を与えれば、分化した細胞が脱分化を起こし、多分化能を持つ細胞になるのではないか、という発想自体はわりとすぐ出てくる。当初STAP細胞が「アニマルカルス」と呼ばれていたのは、まさに植物のカルスから着想を得ていたことを示す。

iMuSCsの方が先

哺乳類では、何らかの物理的刺激によって幹細胞に類似した細胞ができることは知られていなかった。今回の論文は、筋肉を傷つけることで、多能性幹細胞ができることを報告した。もしSTAPを文字通り「Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency;刺激惹起性多能性獲得」と広く解釈するならば、今回の論文もそれに含まれるようにみえる。

けれど、iMuSCsは2011年の著者らの論文ですでに述べられている。STAP細胞の論文より3年前だ。

Study of Muscle Cell Dedifferentiation after Skeletal Muscle Injury of Mice with a Cre-Lox System

だから、「STAP現象」をあとから来た人に証明されちゃった、という話ではない。確かにハーバード大学のバカンティ氏らは2000年代初頭から、細い管に細胞を通すことで脱分化が起こるという仮説を言っていたが、たとえ仮説を考えた時期が先だとしても、証明できていないのならなんの説得力もない。

少なくとも撤回された論文のやり方では、「STAP現象」は確認されていない。筆頭著者が参加した再現実験は成功せず、著者の一部が所属するハーバード大学での再現実験も成功しなかった。

研究不正は消えない

このほか、論文の査読者が一人しかいない等、この論文に様々な問題点があるとの指摘がある。詳しくは幹細胞の専門家のご意見(たとえば八代嘉美さんのツイッターの発言)等で確認いただきたい。

百歩譲って、このiMuSCsが「STAP現象」なるものと同等のものであったとしても、研究不正を行ったという事実は消えない。「STAP現象」のありなしは、研究不正のありなしとは別次元の話だ。「STAP現象」があろうがなかろうが、ずるしちゃいかん、ということだ。

2014年8月27日に私が書いた記事を引用しよう。



よいたとえか分からないが、新しい説を提唱し、それをほかの科学者に認めてもらうことは、犯罪の容疑者を逮捕、起訴し有罪にすることに似ている。研究論文は、科学の歴史という法廷に提出する起訴状のようなものだ。

ある人を有罪にするには、証拠がなければならない。犯行に使った凶器や指紋、DNA鑑定など……どんなに状況証拠がそろっていたとしても、証拠が不十分なら容疑者を起訴することはできないし、起訴できて裁判に持ち込んだとしても、有罪を勝ち取ることはできない。有罪になるまでは、容疑者はあくまで容疑者、つまり無罪だ。

科学の新しい説も、まずは証拠をそろえて論文という形にして、科学の歴史という法廷に提出する。起訴状である論文に不備があれば、不起訴処分になるし、形式的に問題がなかったとしても、論理に不備があったり、再現性がなかったりすれば、新説が認められない。不十分な証拠では裁判で有罪判決を勝ち取ることができないのと同じだ。

論文は、あらゆる角度から吟味される。正しいと認められるまでは、新説は単なる仮説にすぎない。刑が確定するまで容疑者というのと同じだ。

科学者は、科学の歴史という法廷に新説という犯人を起訴するために、必死で証拠集めをしている。それこそ、犯行現場に落ちていた物質を全部調べるみたいな果てしない努力を続けているのだ。

STAP細胞はいったん科学法廷に起訴された(論文が提出された)。けれど、起訴状である論文には問題が多く、証拠にはなりえない状態だと分かった。犯行現場に落ちていた物質ではないものを証拠に使ったりしたようなものなのだ。だったら、不起訴処分(論文撤回)になって当然だった。

STAP細胞の問題の本質は、いわば不完全な証拠で人を起訴してしまったことのようなものだ。たとえるなら、捜査官の教育体制の不備、起訴状のチェック体制、捜査官の指導体制の不備、証拠の保全の遅れ、隠ぺい、不完全な検証体制、犯人の検挙率を過剰なまでに競わせる競争的環境、過剰な演出をした広報体制、捜査官個人を過剰にたたえた報道の在り方などが問題の背景にある。報道が容疑者の段階で犯人扱いしたことも問題だ。

捜査官を研究者に、起訴状を論文に、犯人の検挙率を論文の数、質、容疑者を仮説、犯人を事実にでも言い換えてほしい。意図することがお分かりになるだろう。

だから、たとえSTAP細胞があったとしても、問題はチャラにならない。いわばせいぜいあいつ怪しいね、犯人かもしれないね、という段階で、証拠をでっちあげて逮捕してしまったようなもので、たとえそれがたまたま真犯人だったとしても、問題が起こった構造を改善しなければ、誤認逮捕や冤罪は繰り返されるだろう。

出典:STAP細胞があろうがなかろうが
iMuSCsも、これから追試などが行われ、科学の歴史の法廷に立つことなるだろう。

研究不正を犯しても、結果があっていればおとがめなしということになれば、研究者のモラルは崩壊してしまう。

対立を乗り越えよ

筆頭著者の小保方晴子さんや、故笹井芳樹さんへの常軌を逸したバッシングは、強く批判されるべきだ。スケープゴートを叩くだけで終わっては、問題が発生するに至った構造が何ら変わらない(拙稿「叩いて忘れる社会」参照)。

しかし、今回のように、「STAP現象」はある、研究不正なんて小さなこと、批判したやつ謝れ、という過剰な「擁護」は不毛な対立を生み出すだけで、逆の意味で「叩いて忘れる」ということになる。

この問題は擁護派、否定派に分かれるような問題ではないはずだ。感情的にならず、冷静に問題点を議論し、今後に生かす、こういう地に足が付いた議論をしていくことが必要なのだ。

  


Posted by いざぁりん  at 00:10
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151214-00000007-jct-soci
(以下は、コピーです)

STAP現象について、アメリカの研究者らが存在することを突き止めたとの真偽不明の情報がネット上で流れ、一時騒然とした。この情報については、専門家からも発言が相次いでいる。

 研究者らの論文が載ったのは、英科学誌「ネイチャー」の出版社が運営するサイト「サイエンティフィック・リポーツ」だ。

■STAP細胞のあるなし巡って、ネット論議に

 タイトルは、「損傷誘導による筋肉由来の幹細胞様細胞の特性評価」で、米テキサス医科大学の研究者らが2015年11月27日に論文を投稿した。

 この論文の内容が12月10日になってブログで取り上げられ、まだ再現されたことのないSTAP現象の存在を研究者らが突き止めたと紹介された。つまり、元理化学研究所の小保方晴子氏らが提唱したSTAP細胞はあったというのだ。小保方氏らがSTAP論文を発表したのは「ネイチャー」だったこともあり、2ちゃんねるなどでもブログが話題になった。

 その後、まとめサイトが次々に取り上げるようになって、ネット上でちょっとした騒ぎに発展した。ネタとして書き込んでいる可能性はあるが、「実はSTAP細胞あると思ってた」「小保方さん、逆転サヨナラ満塁本塁打!」といった声が上がり、中には、過剰なバッシングの結果、アメリカに研究成果を横取りされたという嘆きさえ出た。

 ただ、STAP現象については理研でも再現できず、研究不正があったという結論になっている。世界各国の研究者が確かめようとしたものの、現象の再現に成功したという報道はない。このことから、ネット上では、「どうせデマだろう」「小保方に謝れと言ってる人はなんなんだ」と冷ややかにみる向きも多い。

 騒ぎになった米国研究者らの論文については、専門家らからも、ブログやツイッターで次々に発言が出ている。
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理研や文科省「特にコメントはありません」

 近畿大学医学部附属病院の榎木英介講師は、ヤフー・ニュースに投稿した記事で、米国研究者らの論文は、筋肉の細胞が損傷という刺激によって多能性幹細胞になるという内容だと解説した。論文では、これは「iMuSCs細胞」と名付けられている。

 STAP細胞は、リンパ球が弱い酸の刺激によって多能性幹細胞になるというものだ。榎木氏は、この点で共通点はあり、STAP現象に見えるかもしれないものの、iMuSCs細胞は、生殖細胞にはならないため、万能細胞ではないと指摘した。また、論文の査読者が1人しかいないことも問題点に挙げられるという。

 そして、たとえSTAP現象があったとしても、小保方氏らが研究不正をしていた事実は変わらないと厳しく批判した。

 STAP問題を取材してきたライターの粥川準二氏も、医療情報サイト「Medエッジ」で同様な指摘をした。

 粥川氏は、米国研究者らの論文は、小保方氏らのとは多能性幹細胞を作る方法がまったく違い、iMuSCs細胞は生殖細胞にはならなかったとして、「小保方氏らが『ネイチャー』論文で成功したと称したこととは異なる」と述べた。そして、「100歩、いや1万歩譲って、テキサス医科大学の研究者らの実験結果は小保方氏らの主張する『STAP現象』の再現に成功したものだとむりやり解釈しても、そのことは、研究不正がなかったということを意味するわけではありません」と言っている。

 米国研究者らの論文について、理化学研究所の広報室や文科省のライフサイエンス課では、「特にコメントはありません」とだけ取材に答えた。
  


Posted by いざぁりん  at 00:09

2015年12月27日

聖☆おにいさん

Posted by いざぁりん  at 00:19
こちらです。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151226-00504429-shincho-soci&p=2
(以下は、コピーです)
■ブラック企業の正社員にはならない

 会社から一定の評価を得ているのだろう。そうであれば、正社員にならないかと打診されたりしないのだろうか。

「そういう声をかけられることもあります。でも正直なところ、ぼくのような立場の、会社が責任を負わずにすむ人間を大勢雇っている会社は、本質的にブラック企業なんですよ。一部のポストに就ける人は潤っていますが、そうでない人は、精神を病むほど異常な量の雑務をやらされ、追い込まれているのを見ていますから。安易に正社員になったりすれば、それこそ病気やケガをするのと同じ結果が待っていると思います」

 そう冷静に分析する高田さんだが、その口調は重くはなく、意外なほど飄々としている。ただし、達観しているのではない。諦観しているのである。

「この時代にいまから正規雇用されることなんて、まずないと思っていますから。独身ですし、最後は国のセーフティネットに頼るしかないですよね」

■失われた20年で非正規雇用が爆発的に増加

 高田さんのような非正規雇用の、いわゆるフリーターが目立ちはじめたのは1990年代半ばごろのことだった。以来、その数は増えつづけている。

 厚生労働省によると、雇用者に占める非正規雇用者の割合、すなわち非正規雇用率は、80年代半ばには十数%だったものが、今年は40%近くにまで達している。いまや、この国の労働力の5人に2人、実に2000万人以上が非正規雇用者というのが実情なのだ。

 労働経済ジャーナリストの小林美希氏によると、

「80年代後半、自由な働き方を示すものとして“フリーター”という言葉が誕生する一方、労働者派遣法などが改正され、企業が責任を負わずに簡単に労働力を確保できるようになりました。その後、折からのバブル崩壊で、93年大学卒業組からはじまる、いわゆる“就職氷河期組”がどっと社会に出ました。彼らが不本意ながら非正規雇用で就労した結果、非正規雇用者は爆発的に増えたのです」

 それから、およそ20年が経過したが、

「景気は回復せず、“失われた10年”が“失われた20年”になるとともに、フリーターたちは中年世代にさしかかっています。彼らの多くは、老後を考えて生活を変えたくても、いまの職場から動けないという状況におかれている。休んで収入がストップしたら、生活が立ち行かなくなるからです。ほかの可能性を考える精神的な余裕もなくなっています」
  


Posted by いざぁりん  at 00:18
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151216-00010002-newswitch-bus_all
(以下は、コピーです)
日本の甲冑からヒント。人間機械の登場と社会への受け入れを予感?

 「彼は今や人間というより機械だ...」
禁欲的なジェダイマスターであるオビ=ワン・ケノービは、映画『スター・ウォーズ』3部作の中で、サイバネティクス技術で機能を強化した敵役のダース・ベイダーについて、こう断言した。この架空のサイボーグは長い間、シリーズでの最も注目される人気キャラクターとなっているが、とくに日本でその傾向が強いのは偶然ではない。

 『スター・ウォーズ』の生みの親かつ原作者で、監督を務めたジョージ・ルーカスは、黒澤明監督を賞賛し、彼の日本映画に大きな影響を受けた(特にスターウォーズは『隠し砦(とりで)の三悪人』の物語を元に考えられた)。当然のことながら、スター・ウォーズの衣装は、伝統的な日本の甲冑(かっちゅう)からヒントを受けており、それはダース・ベイダーのロボットの体の上に載った象徴的なマスクとヘルメットからも見て取れる。これらはまぎれもなく、日本の封建時代の武士がかぶっていた頭形兜(ずなりかぶと)から派生したものだ。

 スター・ウォーズの宇宙に我々が出会ってから38年、12月18日には新作が一斉公開される。そのブランドは絶大で人気も相変わらずだ。スター・ウォーズをテーマにしたガジェット(オモチャ)、衣料品、家庭用品などは日本全国で手に入り、うちダース・ベイダーのキャラクターグッズが多くを占める。

 製品のブランド化に加えて、マントをはおったサイボーグは、グッドイヤーのタイヤや、福岡で毎年開催される博多どんたくの宣伝に使われ、スクウェア・エニックスとバンダイは両社ともサムライの姿をしたダース・ベイダーのフィギュアを販売している。自衛隊でさえ、2015年の札幌雪まつりで巨大なダース・ベイダーの彫刻を作ったほどだ。このような例はほかにもたくさんある。

 日本でダース・ベイダー人気が長続きしているのは、崇拝の対象ともなる歴史的なイメージに多くを負っている。だが、おそらく、人間に働きかける普遍的な何かがあるのだろう。

 映画のオリジナル3部作(エピソード4-6)の最後でダース・ベイダーが亡くなる前、彼は仲たがいをした息子の命を救い、いくらか人間性を取り戻す。一方で、我々は肉体の能力を高めるとともに、その肉体は着実に機械化してきている。架空の悪役サイボーグに対する我々の賞賛と共感はたぶん、いずれ人工的に機能が拡張された人間を日常生活に受け入れ、それが主流になることの前ぶれなのではないか。

 もちろん、こんなことはまったくの憶測にすぎず、私たちが彼に抱く魅力は、もっと単純なのかもしれない。邪悪ではあるが、最後に名誉を挽回した人間機械、そしてサムライのヘルメットをかぶり、めちゃくちゃ格好いいという理由で。どうか皆さん、新作映画を楽しんでください!

  


Posted by いざぁりん  at 00:18

2015年12月27日

オーシャンドラム

Posted by いざぁりん  at 00:17