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教育勅語自体が全く誤り、です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170308-00000080-mai-pol
(以下は、コピーです)
 ◇参院予算委 「勅語の精神は道義国家を目指すこと」

 稲田朋美防衛相は8日の参院予算委員会で、明治憲法下の教育理念である教育勅語について「『日本が道義国家を目指すべきだ』という精神は、取り戻すべきだと考えている」と述べた。教育勅語は1948年、「基本的人権を損ない、国際信義に対して疑いを残す」として衆参両院で排除と失効確認が決議された。稲田氏に対し、資質を問う声が上がる可能性がある。

 大阪市の学校法人「森友学園」の幼稚園で園児が教育勅語を暗唱させられていたことに関し、福島瑞穂氏(社民)が見解をただした。稲田氏は「勅語の精神は親孝行、友達を大切にする、夫婦仲良くする、高い倫理観で世界中から尊敬される道義国家を目指すことだ」と説明。「勅語自体が全く誤っているというのは違う」と語った。

 福島氏は「教育勅語が戦前、戦争への道につながり、道徳規範として問題を起こしたのでは」とただしたが、稲田氏は「そういう一面的な考え方はしていない」と否定した。

 稲田氏はまた、学園の籠池泰典理事長との関係について「私のパーティーに来ていた記憶はあるが、10年ぐらい会ったことも話したこともない」と述べた。  


Posted by いざぁりん  at 22:55
こちらです。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51103
(以下は、コピーです)
金正男暗殺事件が、世界を震撼させているが、「もう一つの重大情報」に、安倍首相官邸は大揺れとなった。それは、トランプ大統領からもたらされた「金正恩影武者説」。仰天のミステリーを追う。

「あれは影武者だ」

金正男暗殺事件は、発生から約2週間を経て、国際問題の様相を呈してきた。

2月22日に会見したマレーシア警察庁のカリド・アブバカル長官は、北朝鮮による国家ぐるみの犯罪であることを示唆した。北朝鮮国籍の容疑者4人がすでに北朝鮮に帰国したばかりか、在マレーシア北朝鮮大使館の二等書記官と高麗航空のスタッフも関与していた疑いがあるとして、北朝鮮政府に身柄の引き渡しを求めたのだ。

これに対して翌23日には、これまで沈黙していた朝鮮中央通信が反撃に出た。

〈外交旅券を持つわが国民が心臓マヒで死亡したとマレーシア外務省や病院側がわが国に伝えてきたのに、マレーシア警察は客観さと公正さを欠き、われわれに嫌疑をかけている〉

在マレーシアの北朝鮮大使館の外交官たちも連日、取り囲んだ各国メディアに怒りをぶちまけたり、声明を発表したりしている。果ては「南朝鮮(韓国)当局が事件を以前から予見し、脚本まで作っていた」として、韓国による陰謀説まで展開した。

こうした罵倒合戦により、マレーシアと北朝鮮は、いまや断交寸前の状態だ。そればかりか、この事件を巡ってアメリカや中国など大国も巻き込んだ国際諜報戦に発展している。

それは日本政府も、例外ではない。

話は、2月10日から12日までワシントン及びフロリダで行われた、安倍晋三首相とドナルド・トランプ大統領の公式・非公式の日米首脳会談に遡る。

両首脳はアメリカ時間11日夜10時40分、北朝鮮が中距離弾道ミサイルを発射したことを受けて、緊急の共同記者会見を行ったが、北朝鮮に関しては多くの話をした。

そうした会話の中で、トランプ大統領の口から、安倍首相が思いもよらない発言が飛び出したのだった。

「北朝鮮の若い独裁者(金正恩委員長)は、ひょっとしたらもう死んでいるのではないか? そうでなかったら、病魔に冒されて伏しているのではないか?

つまり、いま表に出てきている男は、本物ではなくて、ダミー(影武者)だということだ」

後ろに控える通訳が、トランプ大統領の発言を訳して聞かせると、安倍首相は、驚愕してしまった。

「金正恩がすでに死んでいるだと? 本当にそんな情報がもたらされているのか。とにかくその件については、帰国後に、わが国としても全力を挙げて調べる」

安倍首相としては、そうフォローするのが精一杯だった。

耳たぶの形が違う

安倍首相は、2月13日夜に帰国すると早速、関係各部署に、「金正恩ダミー説」に関する極秘調査を命じたのだった。

翌14日夜には、「マレーシアの空港で金正男が暗殺された」というビッグニュースが飛び込んできた。以後、首相官邸は、そちらのフォローに忙殺された。

「金正男の暗殺は、2月16日の故・金正日総書記生誕75周年に向けた金正恩委員長への〝プレゼント〟として、朝鮮人民軍偵察総局が企画・実行した犯行であると推定されます。韓国に亡命していた金正男の従兄弟・李韓永が'97年に殺害されたのも2月15日でした」

安倍首相のもとには、そのような報告が上がった。

実際、北朝鮮は2月15日に平壌体育館で、「金正日総書記生誕75周年慶祝中央報告大会」を開催。2月に89歳を迎えた金永南最高人民会議常任委員長(序列2位)が、「継承問題を完璧に解決したのは、千年、万年の未来と共に末永く輝く最も尊い業績である」と宣言した。

いくら北朝鮮国内で情報統制が敷かれているとはいえ、前日夜のニュースは、口コミで平壌の幹部たちにも伝わっているはずである。そのため、平壌体育館に勢揃いした幹部たちには、「継承問題を完璧に解決した」という発言が、異母兄の暗殺と重なって捉えられたことだろう。

当の金正恩委員長は、壇上中央に鎮座し、硬い表情を崩さないまま、金永南常任委員長の演説を、じっと聞いていた。

その表情に見覚えがあると思ったら、'13年12月17日に開催した金正日総書記三回忌の記念式典の時に見せた様子とソックリだった。

その5日前の12日に、叔父(父金正日総書記の妹の夫)にあたる張成沢党行政部長を処刑したばかりの金正恩委員長は、終始硬い表情を崩さず、スピーチもなかった。

金委員長は、75周年の報告大会を終えた夜、2月16日午前0時に、党や軍の最高幹部たちを引き連れて、金日成・正日父子が眠る錦繍山太陽宮殿を参拝したのだった。

こうして金正日総書記生誕75周年の一連のイベントは終了したが、それから数日のうちに、安倍首相官邸に、先の「トランプ発言」を裏付けるような情報が、続々と寄せられた。

例えば、アメリカやロシア、韓国などの諜報機関も、「金正恩ダミー説」の各種証拠を握っているといったものだ。

中でも、最も有力だったのは、安倍首相に上げられた次の報告だった。

「2月15日と16日に朝鮮中央テレビが報じた金正恩委員長の映像を、以前のものと詳細に比較してみたところ、耳たぶの形が違うのです。また歯形も異なっているように見受けられます。

特に耳たぶの形は、変えようがないものなので、やはりダミーが登場していると見るべきかと思います」

安倍首相は半信半疑のまま、そうした報告を聞いた。

たしかに、'10年10月26日に朝鮮中央通信が配信した写真と、今年2月21日に朝鮮中央通信が配信した最新のものを見ると、昔は耳たぶの先が頬にくっついていたが、最近の写真では、離れているのだという。さらに笑った時の歯形も、7年前と異なっているというのだ。

金正恩委員長は日常のストレスによる暴飲暴食がたたって、体重が7年前の約80㎏から130㎏に急増したと韓国の国家情報院は推定している。

そのせいで、糖尿病を患っているとも推定している。ダミーを置いて静養しているとかもう死んでいるとかいう説は、そういうところから来ている。

実は、北朝鮮トップのダミーが取り沙汰されるのは、金正恩委員長が初めてではない。

いまから20年ほど前、かつて金日成主席の警護を担当していた脱北者をソウルでインタビューした時のこと。彼は私に、こう証言した。

「金日成主席に顔や体型、年齢がそっくりの人間を全国から集めて、一ヵ所に住まわせていた。平壌医科大学病院の隣にある白頭山研究所だ。そこでは、金日成主席の長寿の研究をしていて、ソックリさんの健康診断をしたり、様々な薬を投与したりしていた」

私はこの証言が気になって仕方なかった。そこで、'02年9月に「小泉首相訪朝」の同行記者として訪朝する機会を得た際に、宿泊先の高麗ホテルをこっそり抜け出して、その脱北者が証言した場所まで行ってみた。

すると、たしかに門の前に、「白頭山研究所」という看板が出ていた。門の奥には、白い壁が剥がれ落ち、蔦が絡みついた2階建てのコンクリートの建造物が建っていた。

建物の屋上には、「21世紀の太陽 金正日将軍様万歳!」と書かれた朱色のプラカードが掲げられていた。しばらく門の前に立っていたが、この研究所で何をしているのかを窺い知ることはできなかった。

金日成主席は、長寿の研究も虚しく、82歳を迎えた'94年7月8日、妙香山の別荘で「怪死」した。いまもって長男の金正日総書記による暗殺説が消えない、謎の多い死である。

2代目の金正日総書記は、もっと本格的に影武者を使っていた可能性がある。

私がそのことを認識したのは、'08年8月に、金正日総書記が脳卒中で倒れた後だった。

この時、パリのサント・アンヌ病院で神経外科医を務めるフランソワ・グザビエ・ルー医師が、計3度にわたって平壌へ赴き、金総書記はなんとか一命を取りとめた。

北朝鮮は、当時まだ友好関係にあった中国にも、救援要請を出していた。私は後に、中国の病院関係者から、次のような話を聞いた。

「人民解放軍の病院に勤務する脳外科医で、『神の手』と呼ばれる医師を責任者とする医師団が組まれ、平壌に向かった。だが北朝鮮側から約60人分ものダミーのカルテを見せられたため、医師たちは『北朝鮮にはこんなにダミーがいるのか』と呆れて、帰国してしまった」

金正日総書記のダミーに関しては、韓国の聯合通信('96年5月22日付)も、次のように報じている。

〈金正日にダミー二人 公式行事に代理出席

金正日は'80年代半ばから、二人のダミーを用意していた。二人は金正日の代役として、公式行事に出席している。

屋外での式典など、狙撃の危険がある場所では、ダミーが登場する。'95年10月10日に行われた朝鮮労働党創建50周年の記念式典は、金日成広場で行われたので、ダミーが登場した。本物の金正日は、同じ時間帯に室内で行われた記念レセプションに姿を見せた〉

金正日総書記に関しては、声紋が過去のものと異なっているという分析が出されたり、果てはダミーと実際に会ったという人まで現れたりした。金総書記がダミーを使う理由は、暗殺を恐れているからだとされた。

暗殺と粛清の異常国家

そんな金正日総書記も、'11年12月17日早朝に突然死した。北朝鮮の公式発表によれば、地方視察へ行く途中に、専属の「1号列車」の中で心臓発作に見舞われたことになっている。

だが、アメリカの偵察衛星が捉えたこの日の「1号列車」は、列車が停め置かれた竜城駅から動いていないし、金総書記の地方視察に伴う軍や幹部たちの移動もない。つまり、金日成主席と同様、謎に包まれた死なのである。

金正日総書記の後継者となった三男の金正恩委員長も、短期間のうちに祖父や父親の時代以上に側近の幹部たちを粛清していることから、死んではいないと思うが、常に暗殺を恐れている。実際にこの5年余りで、何度か暗殺未遂が起こった。

例えば、'13年4月下旬、平壌市内を走っていた金正恩委員長を乗せた特殊装備のベンツに、自爆テロを狙った軍の車輌が突っ込み、ベンツが大破した。この時、李敬心という22歳の交通保安員(婦人警官)が金委員長を救出し、金委員長は九死に一生を得た。

これによって李敬心は「共和国英雄称号」を授かった。同時に朝鮮人民軍では、金格植人民武力部長(国防相)と玄哲海同第一副部長(副国防相)が、責任を取らされて更迭された。

今回、金正恩委員長の異母兄である金正男氏が暗殺されたことで、その息子の金ハンソル氏(21歳)に危険が迫っていると、日本メディアは連日、報道している。

だが、最も危険が迫っているのは、金正男氏への暗殺指令を出した可能性が高い金正恩委員長の方ではないのか。

2月15日と16日の朝鮮中央テレビの映像からは、秘密警察のトップとして張成沢党行政部長以下、多くの幹部を死に追いやった金元弘国家保衛相と、かつてナンバー2だった崔竜海党中央政治局常務委員が、姿を消していた。

今年に入っても側近たちへの容赦ない粛清を行う金正恩委員長は、もはや自身がいつ暗殺されても不思議ではない。
  


Posted by いざぁりん  at 16:57

2017年03月08日

籠池氏 経歴詐称?

佐村河内氏、小保方氏、…。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170308-00050011-yom-soci
(以下は、コピーです)
 学校法人「森友学園」(大阪市)が建設している小学校の設置認可をめぐり、大阪府が審議のために作成した資料のうち、同学園の籠池(かごいけ)泰典理事長の経歴が事実と異なっていることがわかった。

 自治省(現・総務省)から奈良県に出向したと記載されていたが、同県は新卒で採用したとしており、学園側が経歴を偽った可能性もある。

 学園側から提出された資料をもとに府が作成した籠池氏の経歴では、1976年3月に「関西大学法学部卒業」、同年4月に「自治省入省 奈良県へ出向」となっている。ところが、読売新聞が入手した関西大の卒業生名簿などによると、籠池氏は77年3月に商学部を卒業。奈良県幹部によると、同年4月に新卒で同県庁に採用された。総務省によると、76年11月発行の職員録に籠池氏の氏名はなく、在籍した事実は確認できないという。  


Posted by いざぁりん  at 16:21
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170308-00000015-ann-soci
(以下は、コピーです)
 森友学園は建設中の小学校の認可を巡り、雇用予定の教員名簿に別の学校で働く男性教員の名前を無断で載せていたことが分かりました。
 大阪府によりますと、森友学園は先月、小学校の認可を議論する審議会のため、小学校で雇う予定の教員らの名簿を府に提出しました。このうち非常勤講師として名前が載っていた大阪府内の公立小学校に勤める男性教員は、ANNの取材に対して「籠池理事長から打診されて検討はしたが、正式に引き受けたことはない」と証言。学園側が男性の名前を無断で使用した疑いがあります。学園側は、大阪府に対して「承諾していなかったという事実はなく、男性が辞退しただけ」と説明しているということで、府は事実確認を急ぐとしています。  


Posted by いざぁりん  at 16:18
こちらです。
http://lite-ra.com/2017/03/post-2970.html
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 いったいなぜ、この連中はこうも平気で嘘をつくことができるのか。学校法人森友学園問題で籠池泰典理事長と面識がないなどと弁明していた安倍首相の嘘が次々とバレ始めたと思ったら、今度は稲田朋美防衛相のあからさまなゴマカシが明らかになった。

 稲田防衛相は先月末、防衛省が森友学園の籠池理事長に感謝状を送っていた問題を国会で取り上げられた際、籠池氏と面識があるか問われ、「面識はありますが、ここ10年お会いしておりません」「か、ご、い、け?やすのり?さん」とたどたどしく読み、「面識はあるが、どういった機会で会ったか定かではない」などと曖昧な答弁をしていた。塚本幼稚園を知っていたかについても、「聞いたことはありますけれど、その程度でございます」と答えていた。


 しかし「聞いたことがある程度」とは笑わせるではないか。実は、稲田防衛相は過去に、塚本幼稚園をめぐって、文科省に圧力をかけていたことがあるのだ。文科省が塚本幼稚園の教育勅語暗唱を「適当でない」とコメントしたのに対し、「なぜいけないのか」と恫喝していたのである。

 実は、この事実は稲田防衛相が自ら認めていることだ。「WiLL」(ワック)2006年10月号の新人議員座談会で稲田は自慢げにこう語っているのだ。

「教育勅語の素読をしている幼稚園が大阪にあるのですが、そこを取材した新聞が文科省に問い合わせをしたら、「教育勅語を幼稚園で教えるのは適当ではない」とコメントしたそうなんです。
 そこで文科省の方に、「教育勅語のどこがいけないのか」と聞きました。すると、「教育勅語が適当ではないのではなくて、幼稚園児に丸覚えさせる教育方法自体が適当ではないという主旨だった」と逃げたのです。
 しかし新聞の読者は、文科省が教育勅語の内容自体に反対していると理解します。今、国会で教育基本法を改正し、占領政策で失われてきた日本の道徳や価値観を取り戻そうとしている時期に、このような誤ったメッセージが国民に伝えられることは非常に問題だと思います」

 ここで稲田が言う“教育勅語の素読をしている大阪の幼稚園”というのはもちろん現在渦中の森友学園が経営する塚本幼稚園のことだ。そしてそこを取材した新聞というのは東京新聞。同紙は06年7月2日付紙面で「教育勅語 幼稚園で暗唱 大阪の2園 戸惑う保護者も 園長『愛国心はぐくむ』」と題し、こう書いていた。

〈大阪市の私立塚本幼稚園(淀川区、約二百三十人)と私立南港さくら幼稚園(住之江区、約百八十人)が、年長組の園児約百二十人に、教育勅語を暗唱させていることが一日、分かった〉
〈園側は「幼児期から愛国心、公共心、道徳心をはぐくむためにも教育勅語の精神が必要と確信している」と説明〉
〈ある保護者は「こういう教育をするとは知らずに入園させた」と戸惑いをみせるが、園側は「保護者の不満の声は聞いていない」としている〉

 ちなみにこの私立南港さくら幼稚園というのは、現在、閉園になっているが、同じく籠池氏が経営していた幼稚園だ。記事には、籠池理事長本人も登場し、「戦争にいざなった負の側面を際立たせ、正しい側面から目をそむけさせることには疑問を感じる」などと当時からトンデモなことを語っていた。

 そして、同記事では、取材を受けた文部科学省幼児教育課が、塚本幼稚園の教育について「教育勅語を教えるのは適当ではない。教育要領でも園児に勅語を暗唱させることは想定していない」とコメントしており、稲田はこれに噛みついたのだ。

 当時、稲田は前年05年に郵政選挙で初当選。例の「百人斬り裁判」の極右弁護士として名を馳せ、次期総理が確実視されている安倍晋三からスカウトされたというフレコミで注目を集めていた。そんな人物が「これから教育基本法の改正の妨げになる」とクレームを入れていたのだ。これはどう見ても政治家による役所への圧力と呼ぶべきものだろう。

 事実、文科省はその圧力で見解を変えることを余儀なくされていた。東京新聞に対しては「教育勅語を教えることは適当でない」としていたのに、稲田に対しては「教育勅語が適当ではないのではなくて、幼稚園児に丸覚えさせる教育方法自体が適当ではないという主旨だった」と完全に後退してしまったのだ。

 実は、稲田と森友学園の間には、数日前から、ネット上で「以前、顧問弁護士を務めていた」という噂が広まっていた。稲田も顧問を務める「保守の会」会長の松山昭彦氏が2年前、15年3月のFacebookに「塚本幼稚園の籠池園長とは今後も連絡を取り合うことにしました。ちなみに国会議員になる前の稲田朋美先生は塚本幼稚園の顧問弁護士だったそうです。驚きました。^^」と書き込んだ投稿が発掘され、騒ぎになっていた(現在は削除)。

 これについては、昨日6日の国会で稲田自身が「顧問弁護士だった事実はない」と否定。デマだったということになっているが、当の松山氏は一昨日夜、2年前の書き込みを削除した上、新たに「顧問弁護士だったのは稲田先生の旦那さんの方でした。この場を借りて訂正いたします。お騒がせしました」「反日左翼の皆さん、残念でした」と投稿した。

 これを受けてニュースサイトの「BuzzFeed」が稲田の夫に取材したところ、「あるとかないとかも含めてお答えできない」という回答が返ってきたという。

 稲田と夫は同じ弁護士事務所で、政治的にも一心同体の関係。もし、稲田の夫が森友学園の顧問弁護士なら、稲田と森友学園もそれなりの関係にあったと考えるべきだろう。 

 いずれにしても、稲田と森友学園・籠池理事長の関係は、「どういった機会で会ったか定かではない」「名前を聞いたことがある程度」のものとはとても思えない。

 しかも、両者が緊密な関係かどうか以前に、もうひとつ重要なのは、稲田朋美というこの国の防衛大臣が、あのトンデモ学校法人とほとんど大差ない思想をもっているということだ。

 稲田は2月23日の衆院予算委員会で民進党の辻元清美議員に教育勅語について質問され、こう答えている。

「教育勅語の中の親孝行とかは良い面だ。文科省が言う、丸覚えさせることに問題があるということはどうなのかと思う。どういう教育をするかは教育機関の自由だ」

 しかし、稲田の教育勅語礼賛はそんなレベルではない。前述の座談会で、稲田は麻生太郎財務相が「教育勅語を全部覚えている」という話を紹介したうえ、麻生が教育基本法特別委員会で、「教育勅語の内容はよいが、最後の一行がよくない」「『以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ』と言ったような部分が良くない」と指摘したことをこう批判したのだ。

「教育勅語は、天皇陛下が象徴するところの日本という国、民族全体のために命をかけるということだから、(略)教育勅語の精神は取り戻すべきなのではないかなと思ってるんです」

 稲田が擁護し、教育勅語の肝だと主張する「以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」という部分はまさに、国や天皇のために命を投げ出せ、という意味だ。こんな人間を自衛隊員を統括する防衛大臣に就任させて、この国は大丈夫なのか。

 しかも、稲田はたんに自分が森友学園そっくりのトンデモ思想をもっているというだけでなく、安倍首相とともに、その極右軍国主義的思想を「日本の教育の常識」にしようと、文部科学省やメディアに圧力をかけてきた。

 そして、それは確実に現実になっている。事実、10年前は新聞取材に「教育勅語を教えるのは適当ではない」と明言していた文科省が、いま国会で教育勅語をはじめとした森友学園の教育理念ついて問われても、教育勅語も「安倍首相がんばれ」も「安保法制国会通過よかったです」も一切否定せず「大阪府が判断すること」と逃げ続けているではないか。

 森友学園のトンデモぶりが次々と明らかになって、右派は籠池理事長にだけに責任を押し付けようと躍起になっているが、森友学園と籠池理事長をつくり出したのは、そのトンデモな人物を明らかに政権中枢、日本会議まわりの評論家たちが、お墨付きを与えもち上げてきたからだ。その最大の戦犯が安倍首相であり、稲田防衛相なのである。
  


Posted by いざぁりん  at 01:26
こちらです。
http://lite-ra.com/2017/03/post-2956.html
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 安倍夫妻の関与が疑われている学校法人森友学園の国有地格安払い下げ問題。安倍首相はいまごろになってまるで森友学園や理事長の籠池泰典氏が「何の関係もない学校、一面識もない団体」であるかのように弁明しているが、これはとんでもない大ウソだ。

 実際、ここにきて、森友学園や籠池理事長が、安倍首相の極右ネットワークの一角を形成していることを証明する事実が発覚した。

 いま、ネット上に「シンポジウムin芦屋 これからの歴史教育を話し合おう」と題された一枚のチラシの画像が出回っている。これは、「日本の歴史文化研究会」なる団体の主催のもと、今月3月19日に兵庫県芦屋市で催される「第50回記念講座」の告知だ。

 そこで「パネリスト」として記載されている人物のひとりに、聞きなれた苗字が見当たる。籠池町浪(ちなみ)氏。肩書きは「瑞穂の国記念小學院準備室長」。そう、彼女は籠池理事長の娘で、塚本幼稚園の教頭も務めている人物である。

 この期に及んで、人前で教育論を語ろうという厚顔無恥ぶりもすごいが、ポイントは、このシンポの共催団体だ。そこには「日本教育再生兵庫」とある。これは、日本教育再生機構の地域組織だ。日本教育再生機構といえば、新しい歴史教科書をつくる会から分派した団体。子どもたちに愛国心を押し付ける道徳教育の充実を掲げ、歴史改竄主義の育鵬社歴史教科書の採択運動を展開するなど“極右教育”を推進している。理事長は、あの八木秀次麗澤大教授だ。

 八木氏といえば、ご存知、安倍首相の“極右教育政策”におけるブレーン中のブレーン。安倍政権のもとで首相の諮問機関「教育再生実行会議」の委員を務め、昨年、官邸が生前退位の有識者会議ヒアリングメンバーにもねじ込んだ日本会議系の学者である。実際、安倍首相自身、2012年に日本教育再生機構が主催した大阪での集会に出席しているのだが、実はこのとき松井一郎大阪府知事も参加しており、安倍首相と維新の蜜月を支えるのに一役買っているとも言われている。

 その安倍首相の息がかかった集会で、何が行われるのかは明白だ。シンポのお題目は「これからの歴史教育を話し合おう」だが、これはつまり、南京事件や慰安婦などの歴史を否定する運動の一環であり、そこで森友学園に見られるような極右洗脳教育が宣伝されるのは火を見るより明らかだ。

事実、森友学園は、塚本幼稚園の運動会で園児に「日本を悪者として扱っている中国、韓国が心あらため、歴史教科書で嘘を教えないようお願いいたします」と言わせているし、町浪氏自身、「別冊正論」(産経新聞社)27号のインタビューでこのように語っていた。

「左の人は(教育)勅語を先の大戦に結び付けて軍国主義を思わせようとします。でも、教育とは結局は勅語の十二徳目に行き着きます。(略)日本では日教組など左翼勢力が教育勅語や国旗を敵視、否定するのは、日本人のまとまりを阻害し、日本を弱体化させることが真の狙いなのではないでしょうか」

 まいどのことながら、この種のネトウヨ並みの妄想も大概にしてほしいが、ようするに、籠池氏の娘が安倍首相の息のかかった極右教育団体に関与している事実は、森友学園が安倍首相の極右人脈と完全に一体化していることの証左だろう。

 しかも、この集会には籠池氏の娘のほかにもう一人、見逃せない人物が参加を予定している。兵庫7区選出の自民党・山田賢司衆議院議員だ。山田議員は2012年の衆院選で安倍チルドレンとして初当選。14年8月に行われた自民党のヘイトスピーチ対策等に関する検討PT初会合では、こんなトンデモ&ヘイト発言で注目を浴びた。

「国連に“チンコロ”しているのはどんな団体か。ネットで調べると、ほとんどが朝鮮総連など朝鮮系の団体だ」
「右翼車両よりもむしろ左翼のほうがうるさい。取り締まりや、排除をすべきではないか」

 安倍首相のブレーンが実質的に仕切る集会に、籠池理事長の娘と安倍チルドレンが仲良く参加……。やはり、今回の国有地問題は、安倍首相が印象づけたいように「私たちはたまたま名前を利用されただけの被害者」という話ではありえないのである。

 森友学園問題で、安倍首相は尻尾切りと口封じに必死だが、騙されてはならない。安倍首相を個人崇拝し、ヘイトと軍国教育をぶちまける幼稚園の問題は、安倍首相の極右思想が実を結び、この国がグロテスクなファシズムに覆われていることの象徴的な“事件”である。安倍首相の極右教育ネットワークも含め、今後もこの問題を徹底追及していく必要がある。
  


Posted by いざぁりん  at 01:20
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http://lite-ra.com/2017/03/post-2964.html
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 ようやくテレビでも連日取り上げられるようになった学校法人森友学園への国有地格安売却問題。先日も、「籠池理事長とは1回も会ったことがない」と言い切っていた安倍首相の国会答弁に対し、フジテレビは昭恵夫人が塚本幼稚園での講演会で「前々から、塚本園長(籠池理事長)からは主人にもお手紙をいただいたり、電話で話をしていただいたり、実際にもお会いしていただいたりしていたりしていました」と語っていたVTRを放送。安倍首相の「嘘」がどんどんと暴かれている状態だ。

 そんななか、同じように醜態をさらしているのが、森友学園が運営する塚本幼稚園を礼賛してきた極右文化人たちだ。塚本幼稚園で開かれる講演会には、昭恵夫人以外にも、さまざまなネトウヨの神とも言うべき“極右芸人”たちが揃いも揃って登場、HPでも熱烈な推薦文を寄せていたが、その彼らがいま、ある者は「俺は無関係!」と強調したり、ある者はなんとか問題をすり替えようと必死になっているのである。

 その筆頭は、昨年11月19日に塚本幼稚園で講演をおこなった作家の百田尚樹センセイだろう。2月28日放送の『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHCシアター)では、国有地払い下げ問題を、国会で日本維新の会の丸山穂高議員が主張した「国有地の格安払い下げは朝日新聞や読売新聞、朝鮮学校にも行われている」という質疑を取り上げるかたちで紹介。その上で百田は、「たかだか一小学校の払い下げを問題とするなら、こういう問題もひっくるめて問題にせなあかんのですね、本当はね」と、問題をすり替え。「朝日新聞は国家の恩恵を受けているんだから、国益にかんする報道をしっかりしてもらいたい」「反日的な報道、捏造報道、これだけはやめてもらいたい」と、朝日新聞批判に話題を移したのだった。

 たしかに、朝日新聞社や読売新聞社だけでなく、百田センセイの大好きな産経新聞社も含め、ほとんどの大手新聞社、テレビ局が国有地を時価の半分以下という格安の価格で払い下げてもらっている。こうしたマスコミの行為は報道の自立を妨げるもので、当サイトでもしばしば批判してきたが、かといって森友学園の不正は別次元の話。そんなことを理由に森友学園の不正が肯定できるはずもない。

 そもそも、新聞社の国有地払い下げはほとんどが40年以上前の話であり、売却価格も最初から明らかにされ、とりあえず言論機関の公共性を考えて優先的に土地を提供するという大義名分もあった。しかし、森友学園の問題は、たったいま起きていることであり、価格の隠ぺい、新聞社やテレビ局の比ではない値引きがおこなわれ、かつ、政治家への口利き依頼までが明らかになっているのだ。


 つまり、百田は自分が絶賛してきたトンデモ学校法人をかばうために、昔の話をもち出して、ごまかしているにすぎないのだ。橋下徹も同じ論法で、森友学園からの要望を受けて私立小設置基準の規制を緩和した自分たちの責任を回避しようとしていたが、見苦しいとしか言いようがない。

 しかも、百田は、これだけでは飽き足らず、こんなデマまで語っていた。

「『サンデーモーニング』でしたっけ。TBSの。あんなかで岸井ナントカという人がですね、『教育勅語はヘイトだ』と言ったらしいですね。教育勅語がヘイトって、頭おかしいんちゃうかと思いますね」

 念のため指摘しておくが、『サンデーモーニング』で、岸井はそんなことを語っていない。教育勅語を暗唱させている場面につづいて、幼稚園が「よこしまな考え方を持った在日韓国人や支那人」と書いた文書を配布していたことをVTRで紹介。それを受けて岸井は「幼稚園児に教育勅語を暗唱させるなんて、いまどき考えられない上に、ちょっとヘイト的なあれがある」と語っただけだ。つまり「教育勅語がヘイト」と言ったのではなく、配布された差別文書を指して「ヘイト的」と指摘したに過ぎないのだ。

 このデマを見ると、以前から囁かれていた“百田センセイはネトウヨまとめサイトをネタ元にしている”説がにわかに信憑性をおびてくるが、いずれにせよ、天皇に命を捧げよと洗脳する軍国教育の象徴たる教育勅語を「素晴らしい」などと褒めあげるあんたの頭こそ「おかしいんとちゃうか」という話だろう。

 だが、こうして問題のすり替えをおこなっているのは、百田だけではない。やはり塚本幼稚園で講演をおこなったことがある参院議員の青山繁晴は、百田と同じ『真相深入り!虎ノ門ニュース』において、塚本幼稚園が教育勅語を暗唱させていることを「それ(教育方針)とこれ(国有地売却問題)とを一緒にするのはまったくおかしい」と報道を批判し、こう述べた。

「(テレビ局は)よく言うよ、洗脳なんて。いままで日本軍は悪いことばっかりしましたって洗脳を放送でやってきて」
「教育勅語だから悪いという根拠は一体何なんですかね」
「教育基本法に基づいての歴史教育が結局、中国、韓国の嘘を生んだ」「どれだけ嘘を教えられてきたか」

 しかも青山議員は、“日教組が優遇されてきたんだから教育勅語を教える学校は逆に排除されるはず。だから森友学園は特権的な扱いは受けていない”などと持論を展開させたのだ。ネトウヨ脳ここに極まれり、である。


 また、青山議員と同様に「国有地問題と教育方針は別問題だ!」と主張したのは、塚本幼稚園の愛国教育を〈超ユニークな教育〉などといち早く喧伝した産経新聞に所属する久保田るり子編集局編集委員だ。

 久保田編集委員は2月28日放送『みんなのニュース』(フジテレビ)に出演、同番組では前述の選手宣誓で園児が「日本を悪者として扱っている中国・韓国が心改め、歴史教科書で嘘を教えないようお願い致します」と言わされていたことに対し、中国・韓国メディアが批判的に紹介していることを伝えたのだが、これを受けて久保田編集委員はこんな発言をおこなった。

「中韓の批判は自分たちの国絡みでですね、虚構の歴史観に基づいてる教科書をつくってる国にこんなこと言われる筋合いまったくなくて、プライベートの学校でどんな教育しようとそれは勝手だと思うんですね」

 幼稚園児がこんなグロテスクな宣誓をさせられていることが問題になっているのに、久保田編集委員は中韓批判に話をスライドさせたのだ。しかも「(私立という)プライベートの学校でどんな教育しようと勝手」とは、この新聞記者は、教育基本法を読んだことがないのか。

 少なくとも、教育基本法は「特定の党派支持」を禁じており、これは私立学校にも適用される。あの選手宣誓は明らかに教育基本法違反だろう。

 さらに閉口してしまうのは、塚本幼稚園の推薦の声をHPに寄せていた田母神俊雄だ。田母神はTwitterで、塚本幼稚園の元園児の保護者らが同園の教育実態を訴えていることについて〈私はこの人が本当に保護者であるのかわからないと思っています〉などと、あろうことか保護者らを標的に。また、〈国会では相変わらず安倍内閣倒閣運動が行われています。左翼偏向マスコミもこれに加担しています〉〈国会議員が入学予定の児童や父兄のことはそっちのけで権力闘争に明け暮れている〉と、当然の疑惑追及を「安倍内閣倒閣運動」と言い出す始末なのだ。

 選挙資金を不透明なかたちで処理し、運動員を買収したとして公職選挙法違反で起訴されている御仁がいったい何を偉そうに語っているのだろうか。

 ほかにも、やはり同園HPに推薦の声が掲載されていた竹田恒泰は、〈講師として招かれたので講演したことはありますが、小学校設立に当たって推薦した事実はありません。安倍さんも勝手に名前を使われていたようですね〉とTwitterに投稿。同じく推薦人だった日本のこころを大切にする党の中山成彬も〈私も園児に教育勅語を斉唱させている幼稚園ということで視察したことがあるが、経営者自身が勅語の精神を理解していないようだ〉と、同じように逃げ腰の投稿をおこなっている。

 このように、塚本幼稚園を絶賛してきた応援団たちは、無関係を装いつつ問題の核心をはぐらかし、この期に及んでも「教育勅語の何が悪い!」「中韓の教育も一緒だろ」などと塚本幼稚園の教育を擁護するのである。

 そして、櫻井よしこ、曽野綾子、渡部昇一など塚本幼稚園を絶賛し協力してきた文化人・知識人は他にもまだまだいる。きっとこういう連中がこれから、「月刊Hanada」「WiLL」「正論」などで見苦しい話のスリカエと開き直りを展開するのだろう。

 いや、それは文化人・知識人だけではない。現に、3月1日の参院予算委では、共産党の小池晃議員が塚本幼稚園の件の選手宣誓を取り上げると、自民党議員の席からは「素晴らしい!」「正しい!」などというヤジが飛んだ。さらに、教育勅語の暗唱に対しても、「いいじゃないか!」と声があがったからだ。

 既報の通り、明治初期に発布された教育勅語は、皇国史観を植えつけ、いざ戦争があれば公に身を捧げ永遠に続くべき皇室の運命を助けよと命じる軍国主義的イデオロギーそのものであり、このなかでは基本的人権は認められていない。こんなものを幼稚園児に叩き込むことは洗脳以外の何物でもないが、国会の場でおいてさえ、自民党議員たちはそれを肯定してみせるのである。

 いま、多くの国民が塚本幼稚園の教育に異常さを感じているが、現在の安倍首相率いる自民党はあれを異常とはまったく感じていない。このことの恐ろしさを、いまこそあらためて考えるべきだろう。

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Posted by いざぁりん  at 01:15
こちらです。
http://lite-ra.com/2017/03/post-2969_4.html
(以下は、コピーです)
 しかも、いま森友学園の問題で園児に教育勅語を暗唱させる教育が問題視されているが、実は、安倍自民党には同学園の籠池理事長と同じく、教育勅語を礼賛し、その復活を望んでいる人間が少なくない。たとえば、安倍側近で元文科大臣の下村博文は教育勅語について「中身はまっとうなことが書かれている」と発言。稲田朋美防衛相も過去の雑誌の対談で「教育勅語の精神は取り戻すべきなのではないか」と語っている。また昨年、自民党は「子供たちを戦場に送るな」という教員たちを取りまる“密告フォーム”を設置したが、これを実施した党文部科学部会長・木原稔の事務所には、教育勅語全文を額に入れて飾っているという(毎日新聞16年7月28日夕刊)。そしてなにより安倍自身、官房長官だった2006年6月、国会で教育勅語についての認識として「大変すばらしい理念が書いてある、このように思うわけであります」と答弁していた。

 改憲と人権制限で“戦争のできる国づくり”を推し進め、国民に“お国のために血を流させる教育”を徹底する安倍政権。そうした意味では、安倍の総裁任期延長で日本全体が“森友学園化”していくと言っても過言ではないのだ。悪夢のような話だが、これが現実である。わたしたちはいい加減、目を覚ましたほうがいいのではないか。
  


Posted by いざぁりん  at 01:09
保守とネトウヨは、どこが違うのでしょうか?
http://lite-ra.com/2017/03/post-2967.html
(以下は、コピーです)
 ますます疑惑が深まっている学校法人森友学園の国有地格安払い下げ問題。さすがにまずいと思ったのか、籠池泰典理事長と直接、何度も会っているにもかかわらず「面識はない」と言い張った安倍首相を筆頭に、維新や自民党の政治家、さらに同学園の運営する軍国教育の塚本幼稚園を絶賛してきた極右文化人たちも、話のすり替えや言い逃れに必死になり始めた。

 そんななか、あの団体も同様の「籠池切り」に入っているらしい。そう、この間、一貫して安倍首相を支え、政権の別働隊として戦前日本の復活に邁進してきた極右組織「日本会議」だ。


 テレビなどではあまりクローズアップされていないが、実は森友学園の籠池理事長はこの「日本会議」の大阪支部の運営委員という職に就いている。

 ところが、先月末、「週刊文春」(文藝春秋)と「週刊新潮」(新潮社)が籠池氏を日本会議大阪「代表」などと報じるや、日本会議はホームページで即反応。「同氏は本会の『運営委員』として名前は連ねておりますが、『代表』ではありません」との抗議文を両誌の編集部へ送付したことを明かした上で、「このたびの土地取得に関して全く関与していない」と釈明した。

 さらに驚いたのは、3月3日の毎日新聞朝刊の記事だった。この日の同紙は森友学園の保守人脈を特集していたのだが、そのなかで「籠池氏を知る日本会議関係者」がこんなコメントをしていたのだ。

「森友学園の考えは神道でも保守でもなく、ネトウヨ(ネット右翼)に近い。あれが日本会議の活動と思われるのは心外だ」

 このコメントは13版まで掲載された後、なぜか14版やネットにアップされた記事では削除されてしまったが、それはともかく、まさか日本会議が、森友学園を「ネトウヨ」呼ばわりとは……これこそが“目くそ、鼻くそを笑う”というやつではないか。

 まず、指摘しておくが、籠池氏は日本会議大阪の代表ではないとしても、同団体にいる約50人の運営委員のひとりで、幹部的な存在であることに変わりはない。

 しかも、「同じと思われるのは心外」どころか、日本会議は森友学園とまったく同じことをやっている。それは、思想教育と批判が集中している例の子供たちへの「教育勅語」唱和強制だ。

 たとえば、2011年、建国記念日を祝う日本会議鹿児島の集会で小中校生が教育勅語を奉読しているし、2014年、日本会議沖縄県本部などによる実行委員会が主催した「祖国復帰42周年記念大会」でも、保育園の園児たちが教育勅語を唱和している。

 つまり、園児たちがわけもわからず「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ(危急の事態が生じたら、公のために奉仕し、永遠に続く皇室の運命を助けよ)」などという時代錯誤な言葉を唱和させられているあの光景は、日本会議でも繰り広げられていたものなのだ。

 しかし、それも当然だろう。森友学園の教育方針はほとんど日本会議のそれと同一だからだ。森友学園のHPには「天皇国日本を再認識」「皇室を尊ぶ」。「愛国心の醸成」「日本人精神の育成」「道徳心を育て」などと言った言葉が羅列されているが、これらの多くは日本会議の活動方針の中にも書かれているものだ。また、籠池夫妻がインタビューや行事あいさつで語っている歴史修正主義や軍国主義丸出しのセリフもほとんどは、日本会議のイデオローグたちがふだん、語っているようなことばかりだ。

 森友学園は日本会議の運動にも協力してきた。塚本幼稚園では保護者に対して憲法改正を求める署名用紙を配布していたことも明らかになっているが、この運動の大元は「美しい日本の憲法をつくる国民の会」。そう、15年の武道館決起集会では安倍首相もビデオメッセージを送った日本会議の別働隊だ。

 よくもまあ、これで「森友学園はネトウヨ」「同じに思われては心外」などといえたものではないか。両者の思想はほとんど同一、それどころか、時系列で追っていくと、むしろ、森友学園や籠池理事長をネトウヨ化させたのは日本会議なのではないか、という疑念さえ生じてくる。

 複数のメディアが報じているが、森友学園の運営する塚本幼稚園がこうした軍歌を歌わせたり、教育勅語を暗唱させるような極右愛国教育を始めたのは、そんなに昔のことではない。先代、つまり籠池理事長の義父が経営していた時代にはそういう教育は一切行っていなかったし、1985年、籠池氏が理事長を継いだ後もしばらくは行っていなかった。

 各メディアの報道を総合すると、塚本幼稚園が園児に軍歌を歌わせ始めたのは2002年、教育勅語を暗唱させるようになったのは2005年くらいのことだ。

 実は、この少し前、2002年頃に日本会議と深い関係にある「谷口雅春先生を学ぶ会」が発足している。菅野完氏の『日本会議の研究』(扶桑社)によれば、この「谷口雅春先生を学ぶ会」は生長の家の路線変更で教団を離れた元信者たちが展開し始めたファナティックな原理主義運動の中心団体で、稲田朋美防衛相や衛藤晟一総理大臣補佐官など、現在の安倍首相周辺の政治家をはじめ、百地章氏、高橋史朗氏など、安倍首相の極右ブレーンが参加していた。

 そして、「週刊朝日」(朝日新聞出版)2017年3月10日号によると、2004年、この「谷口雅春先生を学ぶ会」の機関誌「月刊 谷口雅春先生を学ぶ」5月号に、森友学園・籠池理事長の妻で塚本幼稚園副園長の諄子氏が登場しているのだ。諄子氏は同誌で、病気をきっかけに「生長の家」の創始者・谷口の著書『生命の實相』に触れ、積極的に「生長の家」の活動に参加するようになったことを告白。こう紹介されていたという。

〈籠池さんのご主人靖(泰)憲さんは日本会議大阪の代表・運営委員(※)や多くの会の役員として、淳(諄)子さんは同女性部会理事として活躍し、ご夫妻ともに、公の場においてかけがえのない存在となっているのである〉

 その後、籠池夫妻は同会と決裂したようだが、籠池夫人がある時期から「生長の家」の信者で、路線対立がきっかけで夫とともに原理運動である「谷口雅春先生を学ぶ会」や日本会議に参加。そして、極右路線に影響されていたことは確実だろう。

 しかも、彼らが安倍首相を個人崇拝するようになったのも、日本会議がきっかけとなっている可能性が高い。森友学園が軍歌や教育勅語を園児に強要し始めたのは、北朝鮮拉致問題をきっかけに当時、小泉政権で官房副長官を務めていた安倍氏が頭角を現し、急速に日本会議への影響力を強めていった時期でもある。

 安倍は首相に就任した後、日本会議の特別顧問に就任し、日本会議自体も安倍政権の別働隊のようになっていく。その過程で、籠池氏は安倍の歴史修正主義や戦前復活思想に共鳴し、園児に「安倍首相ガンバレ」と宣誓させるくらいに心酔していったのだろう。

 いずれにしても、森友学園のトンデモ思想教育は日本会議、そして安倍首相の思想の延長に出てきたものだ。もし、「森友学園はネトウヨ」というなら、日本会議も安倍首相もネトウヨということである。
  


Posted by いざぁりん  at 01:06
こちらです。
https://hbol.jp/132289
(以下は、コピーです)
 3月5日に本欄でもお伝えした、「森友学園による瑞穂の国記念小学院学校説明会」のルポはメディアの注目を浴び、筆者の元には録音データ提供の要請が多数寄せられた。無論、素材を手元に留め置く理由などない。要請に応じてそのまま各社に提供した。

 同日夜に放映されたフジテレビ『ミスターサンデー』もこの音声データを利用した番組の一つ。あのデータだけでなく、フジテレビ独自取材で獲得した「塚本幼稚園の副園長である籠池夫人の講演風景」や「安倍昭恵講演会の様子」など、筆者のこれまでの取材では手に入らなかった素材をふんだんに利用した番組作りで、「さすが組織ジャーナリズム」と感嘆する出来栄えだった。

 その感嘆もつかの間。番組終了後しばらくして、筆者の電話が鳴った。すでに取材でお会いしていた塚本幼稚園の元保護者からの着信だ。

「さっきの、『ミスターサンデー』観ました?」

 電話の声は小さく不安げだ。放映内容に何かまずいことがあったのだろうか?

「あれ観てたら、うちの子がね、『あ、副園長先生や。なんか悪いことしたんか?』と聞いてくるんです。しかたないから、『副園長先生が、子供を叩いたりはたいたりしてるんちゃうか?ってテレビは言うてるよ。あんたもなんかされたんか?』と聞いたんです。そしたら……」

 保護者は言葉を詰まらせる。了解を得て、ここから先は電話の内容を録音させてもらうことにした。保護者の証言、いや、子供の証言は続く。

「『あんたもなんかされたんか?』って聞いたら、『うん。何回も叩かれたよ』って言うんです」

「おもらしすると叩かれる」

 この保護者の子供は、現在小学2年生。塚本幼稚園を卒園してからそろそろ3年の月日が経っている。子供の3年は大人にとってのそれに比べ、長い。久しぶりに副園長の姿をテレビで見かけて色々な記憶が蘇ってきたのだろう。親からの問いかけにこう答えた。

「うん、何回も叩かれたよ。年少さんの時とか、おもらしすると、呼ばれて、お尻ペチンペチンペチンって何回も叩くねん」

 排泄に関する虐待まがいの行為は、おもらしをしたパンツがそのままカバンに入れられていたことや、園児がトイレに行かせてもらえないことなど、これまでも複数の証言が出てきた。(※前回記事参照)

 だが今回のこの証言は、これまでの証言と明らかに性質が違う。これは体罰ではないか。

 にわかには信じがたい証言だが、筆者はこの証言に符合する別の証言を以前にも拾っている。大阪府内の幼稚園関係者にインタビューをした際、「塚本幼稚園から転職してきた先生が『塚本幼稚園ではおもらしをした子のお尻を叩くよう指導され、それが辛くてすぐ辞めた』と面接の席で聞いたことがある」との証言を得ているのだ。保護者と別の幼稚園関係者の証言が符合するのだから、信じがたい話だが、信憑性は高いと言わざるを得ないだろう。

 電話口の保護者は、反省まじりにこう証言する

「確か、年長組になった直後にも、子供からこう言う話を聞いたんです。ちゃんと問いただすと、『もう忘れたぁ』とか言うて、ごまかすんですよね。あの時、もっとちゃんと聞き質していたら、早く気付けたのに……」

 もうそろ小学三年生になろうというのにこの卒園園児は、未だ排泄にプレッシャーを抱えているらしく、おねしょがまだ続いてると言う。

子供らが『鬼の部屋』と呼ぶ部屋

 保護者の証言は続く

「うちの子や周りの子の話を聞いてるとね、どうも、塚本幼稚園の中には、『鬼の部屋』と子供らが呼ぶ部屋があるみたいなんですよ。悪いことしたらそこに入れられる。で、副園長と二人きりになる。で、殴られるらしんです」

 インタビューの最中に、耳を塞ぎたくなるのは久しぶりだ。にわかには信じられない。信じたくない。

 塚本幼稚園には「児童虐待まがい」の行為に関する噂がついて回る。さらには、副園長自身、塚本幼稚園が発行する「おかあさん新聞」のコラム欄で、自身の暴行傷害行為を自慢げに書いている痕跡もある。

⇒【画像】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=132290


おかあさん新聞 副園長が園の保護者向け通信「おかあさん新聞」に寄稿したコラム。「がまんならない」と題している おかあさん新聞 街中でキスしていたカップルに腹を立てて女性をつねったら警察に突き出されたと書いている

 あの幼稚園に様々な形で携わった人たちの証言がほぼ全て同じ内容を示唆している点や、副園長自身が書く「街中での暴行自慢」文書などを読むと、この話も、残念ながら、「おそらく、本当のことなのだろう」と結論づけざるを得ない。

 もしこれが事実ならば、事態はあまりにも深刻だ。愛国だの教育勅語だの以前の話ではないか。

 森友学園の籠池理事長及び理事長夫人には、本件についてのことも含めて、これまで、電話、メール、ファックスで取材を申し込んでいる。しかし、いずれも返答がない。

<文/菅野完(Twitter ID:@noiehoie)>

※菅野完氏の連載、「草の根保守の蠢動」が待望の書籍化。連載時原稿に加筆し、『日本会議の研究』として扶桑社新書より発売中。また、週刊SPA!にて巻頭コラム「なんでこんなにアホなのか?」好評連載中  


Posted by いざぁりん  at 01:00
愛国=森友、のイメージとなりました。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170307-00000022-pseven-soci
(以下は、コピーです)

 運動会の選手宣誓で園児らに「安倍首相がんばれ」と連呼させ、「教育勅語」を暗誦させ憲法改正を啓蒙する──国有地払下げ問題の渦中にある森友学園が経営する“愛国幼稚園”が波紋を呼んでいる。世間はこれを異端視するが、実はこうした“愛国幼児教育”は、全国で広がりつつある。
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 意外にも森友学園の籠池泰典理事長は、関西の保守系教育界では名の知れたちょっとした“スター教育者”だった。“愛国教師”を自認する大阪の高校教師は言う。
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「籠池さんが頑張ってはるのはよく知っている。幼稚園児に教育勅語を教えて、我々の間では評価されています。籠池さんはいろんな講演会に呼ばれて、私も何回も聞きに行ったことがあります。
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 籠池さんは“幼稚園でやっても小学校に行くと忘れてしまう”ということで、“小学校を作りたい。幼稚園から小学校という流れでないとダメ。小学校に行くと日教組(日本教職員組合)の先生に考えを捻じ曲げられてしまう”と心配されていた。籠池さんの考えに同調する教育者も多く、講演会で横のつながりもできる」
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 籠池理事長が表に出づらい今でも、この3月19日に兵庫県で開かれる「日本の歴史文化研究会」の歴史教育セミナーには、籠池理事長の娘で瑞穂の国記念小学院開校準備室長の籠池町浪(ちなみ)氏がパネリストとして呼ばれている。このセミナーには、自民党・山田賢司衆院議員も出席が予定されている。
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 いまでこそこの学園を批判しているが、産経新聞はほんの2年前(2015年1月8日付大阪版)、「安倍首相夫人・アッキーも感涙 園児に教育勅語教える“愛国”幼稚園」という記事で、〈安倍晋三首相夫人が同園を訪れたとき、園児らのかわいらしくもりりしい姿を見て、感涙にむせんだという〉と、昭恵夫人の様子を伝えながら、この幼稚園を称賛する記事を載せていた。
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◆3歳児から君が代
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 森友学園の過剰な愛国教育ぶりに注目が集まったが、実はその流れは政府の意向に沿ったものとも言える。


 2月14日、政府は、2018年度からの保育所保育指針改定案を公表したが、そこには3歳以上の幼児を対象に、「保育所内外の行事において国旗に親しむ」「正月や節句など日本の伝統的な行事、国歌、唱歌、わらべうたや日本の伝統的な遊びに親しむ」と盛り込まれている。学校の経営コンサルティングなどを行なう森上展安・森上教育研究所代表は言う。
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「この改定は、平成18年の第1次安倍政権での教育基本法改正で盛り込まれた内容が、形になったと見て間違いはないでしょう。教育基本法の改正では、伝統、文化の尊重が盛り込まれた。それが第2次安倍政権になった今、具体的な指針、要綱になったということです」
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 一昔前までは、教育現場ではリベラル系の日教組の力が強く、国旗国歌の強制に強烈な抵抗を示し、国旗国歌法が制定されてからも、中学や高校の卒業式では国歌斉唱に反対して立ち上がらない「不起立教師」の存在が話題になった。
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 それが今や3歳児から日の丸や君が代に馴染むべしというのだから“反動”は激しい。
  


Posted by いざぁりん  at 00:59
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170307-00000550-san-pol
(以下は、コピーです)
 日本維新の会の馬場伸幸幹事長は7日午後の記者会見で、学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地払い下げ問題に絡み、民進、共産など野党4党が求めている同学園の籠池泰典理事長らの参考人招致に賛成する考えを示した。「理事長が国会へお見えにならないと分からない部分も多々ある。賛成する方向で考えていきたい」と語った。

 維新は国会運営で4野党と距離を置く場面が目立つが、馬場氏は「4党とも足並みをそろえてやっていきたい」と強調した。  


Posted by いざぁりん  at 00:59
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170307-00000565-san-pol
(以下は、コピーです)
政府は7日の閣議で、幼稚園などで教育勅語を教材として用いることの是非について「学校教育法の規定に基づき、文部科学相が定める幼稚園教育要領において規定は存在しない」とする答弁書を決定した。答弁書は「学校教育法などの法令に違反するか否かについては、個別具体的な状況に即して判断されるべきものだ」と指摘した。民進党の逢坂誠二衆院議員の質問主意書に答えた。  


Posted by いざぁりん  at 00:59
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170306-00000068-mai-pol
(以下は、コピーです)
 政府は6日の参院予算委員会で、大阪市の学校法人「森友学園」の国有地取得問題で、学園側が国有地を2016年6月に購入する前の賃貸期間中、賃料の滞納があったことを明らかにした。

 辰巳孝太郎氏(共産)が学園の財務状況を追及。学園は購入前、月額227万5000円で国有地を借り受けていたが、国土交通省の佐藤善信航空局長は「支払期日までに払われなかった月もあった。その後、延滞金も含めて全額支払い済みだ」と語った。

 また、辰巳氏は国有地の売却などを審査する「国有財産近畿地方審議会」に滞納を通知したか質問したが、財務省の佐川宣寿理財局長は「報告していない」と答えた。野党は十分な財務基盤がなかったとみられる学園に対し、財務省が審議会の判断を経ることなく土地の売却を決めたことを問題視しており、引き続き籠池泰典理事長らへの参考人招致を求める構えだ。

 一方、参院予算委は6日、国会法に基づき会計検査院に対する検査要請を議決した。  


Posted by いざぁりん  at 00:58
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170306-00000012-ykf-soci
(以下は、コピーです)
 大阪府豊中市の国有地を小学校建設用地として、評価額より大幅に安い価格で国から売却を受け、国会で集中砲火を浴びている学校法人「森友学園」(大阪市)。理事長の籠池(かごいけ)泰典氏(64)が、性急に小学校設立に動いた背景には運営する幼稚園が休園に追い込まれるなど同学園の経営難が関係しているという。与野党の人脈に度を超した陳情攻勢をかけてまで目的達成を図ろうとしたこの教育者はどんな人物なのか。取材を進めるとさまざまな雑音が聞こえてきた。

 関係者によると、休園しているのは大阪市住之江区の「開成幼稚園」。1982年に開園し、剣道やラグビーなどのスポーツ、珠算などを指導したほか、大阪市淀川区にある系列の「塚本幼稚園」と同様に愛国的な教育にも力を入れていた。

 近くの主婦(32)は「幼稚園は先生が厳しくて有名だった。籠池園長が園から車で出るときには全ての先生が園の前の歩道に出て、車が見えなくなるまで頭を下げ続けていた。普通の幼稚園では見られない異様な光景だった」と振り返る。

 2012年ごろには、塚本幼稚園で教職員らの退職が相次ぎ、人員が不足。登園した園児をスクールバスで開成幼稚園まで片道1時間ほどかけて往復させていたこともあったという。

 相前後して、開成幼稚園でも園児の退園や入園児の減少で定員割れが深刻化。14年春に休園となり、現在も再開できておらず、施設が残されたままになっている。

 塚本幼稚園の元園児の保護者は「学園が開催する運動会では塚本幼稚園と開成幼稚園の園児が合同で参加していた。数年前から開成幼稚園の園児だけが参加しなくなったが、学園の方からは何も説明がなく不思議に思っていた」と話す。

 今年4月に開校をめざしている「瑞穂の國記念小學院」をめぐっては、学園側は借入金のある学校法人でも小学校参入が可能になるよう府に基準改正を要求。12年4月の改正を受けて豊中市の国有地取得を計画し、開成幼稚園の休園直後の14年10月、府に認可を申請していた。

 ただ、認可の是非を検討する府の私立学校審議会では同年12月、委員から学園の財務状況について、借入金が資産を超えている点が指摘されており、小学校新設で経営難を脱却しようとしていたとみられる。

 開成幼稚園は12年までは「南港さくら幼稚園」として運営。運営法人も「森友学園」ではなく「籠池学園」としていた。

 学園の籠池理事長も当時、名を「靖憲」としていたが、現在は「泰典」で、いずれも本名ではなく通名とみられる。

 教育関係者は「籠池氏だけでなく、妻の塚本幼稚園副園長も知らない間に別名を名乗るようになった。開成幼稚園では職員の給料未払いなどの問題があったようで、経営失敗のイメージを払拭するためではないかとうわさされていた」と話している。

 仕事上とはいえ、名前をコロコロ変えながら教育ビジネスを展開する籠池氏とはどのような人物なのか。

 親族や知人によると、籠池氏の自宅は問題の国有地がある大阪府豊中市の閑静な住宅街の一角にある。10年ほど前に2階建ての中古住宅を買い取って改装し、学園が運営する「塚本幼稚園」近くから転居してきた。

 「引っ越してきた当初は息子さんもいましたが、今はご夫婦と塚本幼稚園に勤める娘さんが暮らしているようです。奥さんは幼稚園で子供を相手に仕事をしているからか、よく家の外まで大きな声が響いてくる。祝日には玄関先に欠かさず国旗が掲げられているのが印象的です」(近くの主婦)

 籠池氏は香川県出身で関西大学に進学後、奈良県庁に入庁。当時は周囲に思想的な発言をすることはなかったが、学園の前理事長の娘と結婚し、運営に参画し始めたころから様子が変わり、前理事長が他界した1995年ごろからは園児に「教育勅語」を朗唱させるなどしていった。

 妻との間には3男2女をもうけ、園児たちと同様に、自身の子供たちにも幼いころからスポーツに取り組ませるなど熱心に教育していたようだが、近年はとくに息子たちとの関係が疎遠になっているという。籠池氏は幼稚園で園長を名乗るものの、実質的な運営は、副園長の妻に任せ、政治団体の活動などに積極的だったという。問題の小学校「瑞穂の國記念小學院」でも当初、校名を「安倍晋三記念小学校」にしようとし、昭恵夫人を名誉校長に据えるなど、首相夫妻の名を園の運営に利用してきた。

 小学校新設のため、園児や卒園児の保護者らにも1口1万円で複数口の寄付を募り、親族や親しい知人にもことあるごとに寄付を募っていたが、多額の援助にも感謝を伝えることはほとんどなかったという。

 教育者の名を借りた荒っぽいビジネスマン。そんな横顔が浮かび上がってくる。  


Posted by いざぁりん  at 00:58
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170306-00000060-jij-pol
(以下は、コピーです)
 学校法人「森友学園」(大阪市)に小学校用地として国有地が格安で売却された問題について、安倍晋三首相は6日の参院予算委員会で「法令にのっとって手続きし、価格が合理的であれば問題ない。地中のごみ等を撤去する責任を森友側に渡すのだから、ディスカウントは当然だ」と述べ、売却額を1億3400万円まで値引きしたのは適切だったとの認識を示した。

 民進党の蓮舫代表への答弁。

 問題となっている国有地は、鑑定価格9億5600万円から地下の埋設ごみの撤去費として約8億円を差し引いた1億3400万円で売却された。学園側はごみを完全に撤去しておらず、蓮舫氏は「首相夫妻の知人に不当に安く国有財産が売られたのではないか」と述べ、学園の籠池泰典理事長との関係をただした。

 財務省の佐川宣寿理財局長は、31日までに小学校が認可されなかった場合、学園側が支払った売買代金で国有地を買い戻せると説明。買い戻しの判断時期については、「大阪府が23日に開く私学審議会の結論を踏まえ、適切に対応したい」と述べた。同党の福山哲郎氏への答弁。

 国は2010年、学園へ売却した土地に隣接したほぼ同規模の国有地(鑑定価格9億800万円)を大阪府豊中市に14億2300万円で売却している。共産党の辰巳孝太郎氏から対応の違いを指摘された佐川局長は、豊中市とは算定価格のすり合わせを行ったが、学園側とは時間的な制約などで行わなかったと説明した。   


Posted by いざぁりん  at 00:57