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こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170315-00010003-abema-soci
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 14日、『AbemaPrime』に出演した評論家の竹田恒泰氏が、森友学園の姿勢を批判した。竹田氏は、保守系の著名論客たちとともに、同学園のウェブサイトに賛同者として掲載されていた。

 実際に、平成23年と25年の二度、森友学園系列の「塚本幼稚園」での保護者向け講演会に講師として登壇したという竹田氏。「園児たちが教育勅語をバーッと暗唱してましたから、凄い幼稚園だと思いました。色々悪く言われてますけれど、園児たちはビシーッと整列してて、ハキハキと挨拶していて。保護者たちも講演を聞き入るような感じでちゃんとした印象を持ちました」。

 その一方、「問題なのは、2回目の講演が終わった後、“小学校を作るので金を出してくれ、応援してほしい“と言われた。そのときは検討しますと答えたのですが、お金の集め方が強引でした。さらに見てみると、“安倍晋三記念小学校“となっていて、これはまずいだろう、許可は取っているのかなと思って。下手に寄付金出して応援したら、宣伝に使われてしまうかもしれない。責任取れないですから。それでお断りをして、お金も出さなかったですし、協力は一切しませんと言ったんです。それなのに私の名前が“推薦者“として推薦の言葉もウェブサイトに載ってて。許可を得ないでそういうことをやるところなんですよ」と、森友学園への不信感を露わにした。  


Posted by いざぁりん  at 01:45
こちらです。
https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20170313-00068645/
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政府がただ同然の安値で、学校法人「森友学園」に、国有地を払い下げた問題で、その土地が国有化される前に住んでいた住民達の代表が、筆者のインタビューに応じた。元々の地権者たち157名は、皆、森友学園による学校建設に憤っており、また生活ゴミや廃材などの大量の埋設物がその土地に埋まっていたという政府の主張に対しても疑問視しているという。

○裏切られた元地権者達

今回、インタビューに応じたのは、乗光恭生さん。森友学園が「安倍晋三記念小学校」こと、「瑞穂の国記念小学院」を建設している大阪府豊中市野田町で町内会長をしている。今回問題になっている土地には、かつて157人の住民がいたと乗光さんは言う。航空機の騒音対策や阪神淡路大震災を受けての避難場所確保という目的から、1970年代から1990年代にかけ、国は豊中市の協力のもとで土地の国有化を進めてきた。だが、乗光さんは当初の目的と違うかたちで土地が使われていることに、「裏切られた」と憤っているという。

「今、森友学園が小学校を建設している土地は、本来、そこに災害時の一時避難地としての役割も担う公園を建設するということを豊中市議会が平成11年(1999年)決議した土地です。野田町も阪神淡路大震災で大きな被害を受けましたから、私たち住民は地域のため、被災者支援のためにと、区画整理に応じ、あの土地から立ち退き、多額のお金を投じて新たに住居を立てたのです。私自身、元の家の解体と今の家の建築に3000万円ものお金を使いました。全ては、地域のため、公園をつくるためにしたことです」(乗光さん)

野田市による公園建設の計画書。公園の右側になるはずの土地を森友学園が取得

ところが、豊中市はその後、いつまでたっても公園の建設を始めない。森友学園による国有地取得の経緯について、最初にその問題を告発した木村真・豊中市議会議員はこう語る。

「乗光さん達が住んでらっしゃった土地の確保やその後の公園建設という使い道については、国と豊中市で合意していたはずでした。ところが、国は急に態度を変え、公園をつくりたいなら、土地を相応の値で買え、と強硬に迫ったのです。豊中市は財政的事情から、本来、公園するはずだった土地の半分しか買えませんでした。買えなかったもう半分の土地というのが、森友学園が国土交通省大阪航空局と財務省近畿財務局から取得し、『瑞穂の国記念小学院』を建設している土地なのです」。

既に報道されているように、豊中市が本来取得するはずの土地の半分に支払った金額は、14億2300万円。他方、豊中市が買えなかった、もう半分の土地は評価額が「9億5600万円」とされ、さらに土地の地下にある埋設物の除去費用を差し引いて、1億3400万円で森友学園に売却された。その上、国側は埋設物除去や土壌汚染対策として、1億3200万円の有益費を森友学園を支払った。つまり、本来は地域の人々のための公園になるはずだった土地を、国は豊中市に対しては値下げしない一方、森友学園には実質200万円で売却してしまったのである。乗光さんは、やるせない思いを吐露する。

「あそこが公園になって、(住居の移転のため)お金を出した価値が戻るのであって、そうならないのなら、私たちにとっては損失ばかりです。しかも、あんな酷い学校を建てるなんて…」「もう、私も年ですから、そう長くは生きられないでしょう。妻にも去年、先立たれました。あの土地が公園になって地域に残せてこそ、私も安心して逝けます」(乗光さん)

○埋設物は本当にあったのか?

証言する乗光さん(撮影:志葉玲 編集:増山麗奈)

森友学園による国有地取得の際の8億1900万円の控除と、1億3200万円の有益費の根拠とされている地下埋設物についても疑問が残る。乗光さんは「あの土地にゴミなんか埋まってないですよ」と語る。

「1960年代、私があの土地に家を建てた際、それまでは水田や畑でしたから、3メートルほど地面を掘ってコンクリートをしくなど基礎工事をしっかり行いましたが、その時もゴミなんか出てきませんでした。私たちが立ち退きする際、それまであった住宅は全て解体し、産廃業者が運んでいきました。立ち退き後も、土地はフェンスに囲まれ、関係者以外立ち入りできないようになっていました。私達の新たな住居も、あの土地のすぐそばで、私たちは毎日のように、土地の状況を見続けてきました。しかし、(処理費8億円に相当する)トラック4000台のゴミが運び込まれたり、そのために大きな穴を掘り返したりというようなことが行われている様子を、私たちは今まで見たことがありません」(乗光さん)

もし、乗光さんの言うように、トラック4000台分という膨大な埋設物が実際に埋まっていないとしたら、最初から森友学園に激安で土地を提供するため、埋設物についての調査結果をねつ造したのではないか―そんな疑念が出てくる。そして、仮にそうだとしたら、なぜ官僚たちがそこまでしたのか、誰からの圧力があったのか、ということも明らかにしないといけないだろう。

○疑惑の解明はこれからだ

「瑞穂の国記念小学院」については、森友学園側は認可申請を取り下げ、籠池泰典理事長も辞任する意向を表明した。だが、あくまで森友学園側は、土地を所有し続け、「瑞穂の国記念小学院」の認可もあきらめていないという。国側が買い戻すにしても、国有地が不正に払い下げられた疑惑を解明するべきだ。そして、その土地の国有化の経緯を考えれば、乗光さんら元地権者の意見を尊重すべきだろう。
  


Posted by いざぁりん  at 01:41
こちらです。
https://news.yahoo.co.jp/byline/akazawatatsuya/20170315-00068712/
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稲田朋美氏の虚偽答弁騒動を巻き起こした作家・菅野完さんによる「籠池泰典氏緊急独占インタビュー」。この取材が行われた長い一日を随伴者として同行した立場から書き起こしてみる。まずは以下のサイトの菅野さんの投稿を読んでもらいたい。

【森友学園問題】籠池泰典氏 緊急独占インタビュー! あの会見で語れなかったこと

不倶戴天の敵同士が醸し出す不思議な雰囲気

今回の森友学園問題で常に取材の先頭を走ってきた菅野さん。批判の筆鋒はするどく、彼がメディアに提供した塚本幼稚園の軍国主義的教育の映像は数週間にわたってワイドショーを賑わした。

そんな菅野さんが森友学園の創立者である森友寛氏の仏前で手を合わせている。その横には御年82歳となる未亡人の佐代子さんがちょこんと座り、その前には籠池泰典理事長の長男・佳茂さんがあぐらをかいている。本来なら刺し違えてもおかしくない2人。なぜか同じ空間で静かに座っている。なかなかシュールな光景だった。

森友学園問題の取材を続けるなか、僕は主に塚本幼稚園での人権問題にフォーカスして記事を書いてきた。取材対象は菅野さんから紹介してもらった元保護者の方々だ。お話を聞かせてもらった5人はいずれも魅力的でパワフルな人ばかり。物証があるうえ、証言も極めて具体的であり、信憑性は高かった。

事の次第を確かめるため籠池泰典理事長に取材を申し込んだものの、受けてはもらえなかった。仕方なく2月17日の午前7時半、自宅前で直撃。その後、報道合戦が過熱していくと、さらに聞きたいことがでてきたため、再度自宅前で張り込んだ。3月9日の「瑞穂の國 記念小学院」の視察立ち会いの際は、ほかのメディアとともに敷地内で籠池理事長にボイスレコーダーを向けた。そんな僕もずっと追い続けていた籠池家の人たちと同じ空間でお茶を飲んでいる。不思議な感じがした。

八方ふさがりの出口戦略

「ちょっと、ご相談があります」

菅野さんから電話をもらったのは3月11日の夜だった。

私はそれまでの取材に際し、菅野さんから数多くの情報提供を受けていた。ネットメディアから彗星のように論壇へのデビューを果たした菅野さんは既存メディア出身の記者のように情報を囲い込まない。ひたすら出して出して出し続けることにより、彼のもとに最新の情報が集まってくる。まったく新しいタイプの書き手である。

とはいうものの、もらうばかりでは申し訳ない。少しは恩返しがしたいと思っていた矢先だったので「喜んで手伝わせてもらいたい」と答えたのだった。

その夜は籠池理事長の長男である佳茂さんと三人で会った。前日、父親と並んで「瑞穂の國記念小學院の認可申請取り下げ」の記者会見場に登壇し、目もくらむほどのフラッシュを浴びた佳茂さんはさすがに疲労困憊の様子だった。これまでずっと表に出て来ていなかった佳茂さん。

「結婚相手のことで、親と仲がよくなかったという報道は事実です。でも、もうこういう事態に立ち至ったからにはほっとけませんから……」

悲壮な決意が感じられた。

翌日12日の朝10時、今度は佳茂さんのほか経営コンサルタント・川田裕介さんを交えて四人で懇談した。川田さんは3月2日発売の週刊文春にて「安倍晋三記念小学校"口利き"したのは私です」と実名告白した人物だ。

当初、川田さんは国有地8億円値引きの問題から安倍首相を引き離すため、官邸サイドの意向のもと記事作成に協力したとにらんでいた。タイトルには安倍晋三と打っているものの、中身を読んでみると「鳩山邦夫事務所 参与」の名刺で統括国有財産管理官に会ったということになっている。まさに死人に口なし。政治的な意図を持った告白記事だという認識だった。

ところが川田さんの話を伺っていると、彼の目的はまったく違うところにあったことが判明する。彼はマスコミの集中砲火から籠池家を守るため、あえて火中の栗を拾いにいっていたのである。

「私には小さい子どもも妻もいます。それにこんなことをしても何の得にもなりません。そりゃあ、随分迷いましたよ」

川田さんの説明は極めて合理的であった。強い信念に基づいた行動であったと知り、みずからの不明を恥じた。

会合では森友学園がどうなっていくのか、今後どうすべきなのかについて話し合った。小学校の開校はさておき、経営する幼稚園や保育園でも補助金の返還問題が取りざたされている。予想されるであろう事態は暗いものばかりなので、重たい雰囲気が漂っていた。

テレビ的にはもう終わりですかね

そもそも9日の「瑞穂の國 記念小学院」の籠池理事長による視察立ち会いは完全な見世物と化していた。ワイドショーの時間帯に姿を現した籠池理事長は数多くの疑念には答えることなく自説を開陳。その様子は派手なナレーションとともにお茶の間に流された。夜のニュースでは、視察の際の映像の後、大阪府私学課の吉本課長が「同席していた籠池氏の妻が『マスコミに情報を流出させたのはあなたか』と職員のひとりを指さし、カメラ付き携帯電話で撮影。やめるよう何度も求めたが応じなかった」と話す様子が続く。

奇矯な性格の夫婦が引き起こした混乱劇。誰もが「こんな人たちに学校経営などできるはずがない」と感じただろう。確かにわかりやすい。そして次の日の森友学園側による「認可取り下げ」記者会見。こちらの方もまた100人を超えるマスコミが集まり、生中継された。籠池理事長は「マスコミに袋だたきにされ、報道が加熱して園児や保護者のプライバシーに危険が及ぶと感じた」とメディアへの恨み節を開陳。さらに独特の歴史観も披露するなど、こちらの方も視聴者に特異な印象を残してしまう。

会見が終わってから某テレビ局のディレクターはこういった。

「今回はなかなか、おいしい取材でした。でもテレビ的にはもう終わりって感じですかね」

おいおい、ちょっと待てや。そりゃあ、視聴率が大事なんはわかるでぇ。民放やもんね。でも、今回の件って森友学園だけが糾弾されて終わる話なん? 責めを負うべきは籠池夫妻だけなん? もっともっと隠された大事なことがあるんとちゃうのん……。

創立者、森友寛の霊に突き動かされて

冒頭の部分に戻る。川田さんが所要のため、抜けた後、われわれ三人は佳茂さんの祖母、森友佐代子さん宅へと移動していた。藍綬褒章を受賞するなど、地域の幼児教育に多大なる功績を残した森友学園創立者・森友寛の暮らした家でもある。

籠池佳茂さんは祖父の思い出を語る。「いまの僕はずっとおじいちゃんにつき動かされているんです。僕はやっとわかりました。今日のこの日のために僕はいままで生きてきたんです」。籠池家を、そして幼稚園を守ることこそ自分の天命なのだというのだ。

さらに森友佐代子さんが先代との長い長い年月を語った。暗かった晩年の寛氏のことや、籠池泰典理事長と諄子夫人のなれそめなど、興味深いヒストリーについては菅野さんの筆を待とう。

午後3時を回ったころ、佳茂さんは立ち上がり、「親父の話、菅野さんしか理解できへんかも。豊中、行こ」と言い放つ。そしてわれわれは佳茂さんの運転する車に乗って豊中の籠池邸へと向かったのだった。自宅へ乗り込むと、菅野さんの記事にあるよう、押し問答が繰り広げられる。理事長は「君はなんの権利があってあそこまでするんだ、いくらなんでもやりすぎだろう」と叫んだ。

ようやく両者が椅子に座り、話し合いが始まる。ここからが菅野さんの真骨頂。あれほど激しく攻撃をしていた籠池理事長の懐に飛び込み、いけしゃあしゃあと、いや胸襟を開いて説得にあたる。次第に心を開いていく理事長夫妻。だんだん丸め込まれて、いや理解を示していく。その胆力と人たらしの能力には瞠目せざるを得ない。

さらに籠池夫妻をメディアから守るための様々な秘策を伝授。その語り口調は同行者である僕でさえ引き込まれてしまう。「菅野さん、怖いやっちゃなー」と思っていた矢先、塚本幼稚園の副園長である諄子夫人は叫ぶ。「あんた、ホンマに悪知恵が働く男やなー」。思わず僕も同調する。「ホンマにそうですねん」

もしかしてスクープ?

面談のなかで稲田朋美大臣の話がでた際のこと。

「まあ、稲田先生はうちの顧問弁護士でもあったし」

「えっ」

「顧問弁護士やったし」

「龍示さんでしょ」

「まあ、両方やな」

「紙、ありますのん?」

「ここにはないけど、幼稚園にあるよ」

われわれは目が点になった。こりゃ大変や。ビッグニュースやがな!

菅野さんは動画でのインタビューを提案した。彼のロジックはこういうものだった。

かつて塚本幼稚園で講演してその教育を絶賛していた鴻池祥肇参議院議員は悪し様に「オバハンオバハン」と諄子副園長を罵った。昨年の10月22日に感謝状を贈っていた稲田朋美防衛相は森友学園問題が浮上すると、「面識はもちろんありましたけど、10年ほど前、大変失礼なことをされたということがありまして、それ以来、私は関係を絶ってきているということでございます」と突き放した。

今まで褒めそやしていた仲間がいざ窮地に陥ると、後ろ足で砂をかけて去って行く。平気で水に落ちた犬を打つ。そんな人間たちが「美しい日本」などとカッコイイことをのたまっている。

このままでは「籠池夫妻という特異なキャラクターがしでかした混乱劇」という形での幕引きとなってしまうのではないか? 事件を矮小化して責任をすべて森友学園に押しつける気ではないのか? このまま全部ドロを被って静かに隠遁生活するおつもりなのか?

籠池泰典理事長は事態を少しでもいい方向に展開させるため、持論を述べた方がいいだろうと判断し、インタビューを受けることを納得してくれた。

森友学園の"女帝"の素顔

豊中のご自宅にわれわれが滞在している間、理事長は常に静かに話していた。その一方、諄子副園長のテンションは高かった。

とにかく声が大きい。僕の前に「これ、食べ」と言ってマドレーヌを持ってきてくれるのだが、手をつけないとわざわざ袋を開けて「はい、食べ」と促してくれる。ありがたくいただくと、また5分後には「これ、食べ」といってマドレーヌの袋を開けてくれる。数十分後には私の前にマドレーヌの空き袋が散乱していた。親切の押し売りと言うか、とにかく愛情表現過多なのだ。

佳茂氏は「愛の爆弾」と表現していたが、マンガみたいな人である。

面談の最中でもちょいちょい面白コメントを挟んでくる。

「菅野さんって常識ある人やねんなぁ。わざとアホみたいになっとったんやね」とか、

「鴻池さん、オバハン、オバハンって、そりゃ私はオバハンやけど、言い方が気に喰わんねん。アンタ、なに笑ってんねん」バシっとぶったたいたり、

菅野さんが「忙しすぎて、この鴻池先生の面談記録の処理ができなんだ」と言うと、

「私を追及するのに忙しすぎてな」と突っ込んできたり……。

菅野さんは籠池理事長とインタビューのコンテについて打ち合わせに入った。その間、僕は諄子副園長との雑談タイムを持つことができた。

3月9日売りの週刊文春「安倍晋三記念小学校『無礼オバハン籠池諄子夫人』と昭恵夫人の嘘」の記事を見せると「見てこのブサイクな顔、わたしこんな変な顔? むちゃくちゃ悪者になってるねん。ひどいわぁ」と大声を上げる。記事を読みながら「あー、これウソ、これウソやで、私が警察署で2日間勾留されたって書いてるけど、ホンマは18日間やねん」、「あー、年齢も間違ってる。なにが57歳や、60やがな」と自分が不利になるような情報でも平気で開陳する。

僕が「妻は(近畿財務局で)表情を一変させ、突然机をバンバン叩きながら『話になんないわ!』と怒鳴るなんて書いてありますよ」と言うと、「うん、確かに机を叩いて言うたった。だって腹立つねんもん」。とにかく開けっぴろげでいちいち面白い。直情的というか、直球しか投げられない人なのだ。

僕は塚本幼稚園を強制的に退園させられた元保護者の方々の話を聞いている。先にも書いたよう、誰もが園の仕打ちに対して心から怒っていて、その言葉には説得力があった。一方、目の前にいる諄子副園長が悪人であるようには見えない。感情の起伏は激しいようなので、もしかしたら怒りモードになると、フルスロットルで炸裂してしまうのだろうか?。諄子副園長の様子を見ていると、塚本幼稚園でなにが起こっていたのか、より一層わけがわからなくなってきた。

いよいよインタビュー開始

8時半を過ぎ、いよいよ撮影開始の段になった。お嬢さんが櫛を使って理事長の髪を整える。そして諄子副園長と手を握り合って菅野さんの第一声を待った。その姿は誇りに思う夫、そして父親を気遣う仲の良い家族のものだった。

自宅にお邪魔する前、菅野さんはこんなことを言っていた。「籠池理事長が奥さんを見るときは目つきが必ず優しくなる」と。そして、実際にそうだった。「夫婦相和シ」を実践していることだけは確かなようだ。教育勅語を推奨しながらも、政治資金を愛人に突っ込んで逮捕された元航空幕僚長とは大違いである。

それほど大きくはない豊中の家の前には常にマスコミが張り込んでいる。前日までは僕も向こう側にいた。あらためて、衆人環視のなか部屋に閉じこもりながら新聞テレビでの連日の報道を目にせざるを得ない立場をおもんばかった。僕は加害者の側なので、こんなことを言う資格などまったくないのだが、それでもメディアスクラムに押しつぶされるご家族の心痛、親御さんを守らなければならないという子どもたちの悲壮な決意を実感せざるを得なかった。

理事長夫妻が命がけで取り組んできた小学校開設が風前の灯火となり、母体である塚本幼稚園は櫛の歯が欠けるように園児が去っていっている。森友学園は籠池泰典理事長が退任し、長女の町浪(ちなみ)さんが後継者になると発表した。課題は多かろう。訴訟案件にもなっている元保護者とのトラブルを一日も早く解決し、正常化することはできるのだろうか?

14日になって大阪府が刑事告発を検討しているとの報道も飛び込んできた。しかし、ここは要注意である。大阪府の私学審議会は誰が見てもおかしな認可のプロセスを踏んでいる。その部分の闇が解明されぬまま、「籠池ファミリーという風変わりな人達の引き起こした学園事件」というフレーミングされた形での幕引きを図ろうとするのは許されない。

政治家がかんでいるのであれば、その政治家の、もしそうでないのであれば、みずからの覚えがめでたくなるよう忖度した役人の責任が問われなくてはならないのだ。

ビデオの収録を終えると諄子副園長が食事を用意してくれた。温かいにゅうめんは美味しかった。いざ辞去する段になると、諄子副園長は玄関先に土下座し、床板に顔をこすりつけながら「ありがとうございます。よろしくお願いします」と叫んだ。最後までオーバーリアクションは健在だった。

収録前に籠池理事長の放った言葉が印象に残っている。

「日本会議のバッジ、ほら、してないだろ。外したよ」

赤澤竜也
作家 編集者  


Posted by いざぁりん  at 01:36
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170315-00000117-mai-soci
(以下は、コピーです)
 大阪市の学校法人「森友学園」の小学校建設計画を巡り、籠池泰典理事長(辞意表明)に継続的にインタビューしているノンフィクション作家の菅野完氏が15日、東京都内で報道各社の取材に応じ、籠池氏から同日聞き取った内容を明らかにした。菅野氏は、籠池氏は人を介して政治家から資金を受け、小学校建設計画に充当した、という趣旨の話をしたと説明した。

 菅野氏は15日午後、都内で籠池氏夫妻と面会した。菅野氏は「物証はなく証言しかない」とした上で「籠池氏から、ある政治家との金銭授受を含むやり取りを聞いた。メールの履歴も確認した。今まで出てきた政治家と違う名だった」と説明。「お金の流れは皆さんが考えている方向と逆だと思うが」と述べ、籠池氏側に政治家から資金提供があった可能性を示唆した。

 ただ、その政治家の氏名については「籠池氏から話があると思う」と述べるにとどめ、その政治家が与党国会議員、現職閣僚かと問う質問に「そうですね」と答えた。

 また、「籠池氏は野党が共同で調査チームを組み、大阪に来てくれれば、知っていることを物証を添えて話すと語っている」と語った。国会の招致にも応じる考えを示したという。

 籠池氏は15日午後に予定していた日本外国特派員協会(東京都千代田区)での記者会見を急きょキャンセル。かわりに菅野氏と面会した。  


Posted by いざぁりん  at 01:05
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170315-00000520-fnn-soci
(以下は、コピーです)
森友学園の籠池理事長と15日に面会したジャーナリストの菅野 完氏が、15日午後、報道陣の取材に応じて、籠池氏との面会の内容を一部明らかにした。
菅野氏によると、籠池理事長は、小学校の建設をめぐって、金銭の授受を含む、ある国会議員とのやりとりについて、明かす用意があるとの態度を示したという。
菅野氏は、その実名を明らかにしていないが、これまでに、国会でも答弁している現役の閣僚だと話している。.

最終更新:3/15(水) 19:26
  


Posted by いざぁりん  at 01:04
こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170315-00000085-jnn-pol
(以下は、コピーです)
 稲田防衛大臣の進退をめぐる、政府与党内の様子について、国会記者会館から報告です。

 15日午後、ある公明党議員が、「虚偽答弁は結構重い。防衛大臣、あまり向いていないんじゃないか」と言っていました。自民党内では「大した問題ではないし、辞める必要はない」という意見がほとんどですが、これまでも、連立政権を組んでいる公明党の発言が引き金となって、大臣の辞任につながるケースがありました。この日の公明党の動きが、「これからは気をつけて下さい」と注意するような意味合いだけなのか、それとももっと事態を深刻に考えているということなのか、そのあたりもポイントになってきそうです。

スタジオ)
 Q.それからもう一つ、食い違いがあらわになったのが、籠池氏が「身を隠してくれと言われた」と述べたことについて、財務省が明確に否定したわけですが、籠池氏の話としては「顧問弁護士が財務省の佐川理財局長から言われた」と、名前まであげて話しています。これは今後の野党の追及の大きなテーマになると思いますが、どうなっていくのでしょうか?

記者)
 その佐川理財局長は、まさに15日の国会で、「財務省として隠れてくれなどと言った事実はない」と否定した本人です。

 佐川局長は今回の国有地売却の問題が国会で取り上げられた当初から財務省を代表して「取引は適正だった」と説明を続けてきた人です。仮にそんな電話をかけていたのが事実であれば、これまでの説明は本当にすべて正しかったのかと、大変なことになります。こうなってきますと、籠池氏をはじめとした関係者を、なぜ国会に参考人として呼ばないのかと、自民党などに対する風当たりは一層強まりそうです。  


Posted by いざぁりん  at 01:01