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Posted by いざぁりん  at 01:01
こちらです。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170330-00000004-jnn-soci
(以下は、コピーです)
 森友学園が経営する幼稚園のPTA会長だった男性がJNNの取材に応じ、籠池理事長が証人喚問で証言を避けた問題について、籠池夫人が語ったという話を暴露しました。キーワードは、「鉛筆」と「ブタ箱」です。

 「園児がいる前で、そういった話をされるのは、私自身不愉快に感じたし、不適切な発言だったと感じました」(塚本幼稚園 前PTA会長 図越 寛さん)

 怒りを隠さないのは、幼稚園のPTA会長を務めていた図越寛さん。学園の教育方針に共鳴して娘を幼稚園に入れ、PTA会長も引き受けましたが、一連の問題が発覚した後、籠池理事長の対応に不信感を抱き、先日、PTA会長を辞任しました。

 図越さんが問題だとする発言が飛び出したのは、卒園式のことでした。

 「籠池諄子副園長は、請負契約書3通に関して、『(籠池理事長が)鉛筆をナメナメしたかもしれませんが、それぐらいいいじゃないですか』と」(塚本幼稚園 前PTA会長 図越寛さん)

 国会の証人喚問でも追及された、小学校の校舎建設をめぐる金額が異なる3通の契約書。大阪府の小学校設置認可を受けやすくしたり、補助金を受け取るためではないかと指摘されました。

 これについて、副園長で籠池理事長の妻・諄子氏が「鉛筆をなめた」と発言したというのです。

 「(籠池理事長は)鉛筆をナメナメはしたかもしれません。なぜそれがいけないのですか。日本のために頑張っているのだから、それくらいいいのではないですか」(籠池諄子氏の発言)
 「とんでもないことを言うなと」(塚本幼稚園 前PTA会長 図越寛さん)

 「刑事訴追を受けるおそれがあるのでお答えできない」(森友学園 籠池泰典 理事長【23日】)

 国会で証言を控えた籠池氏ですが、図越氏はこんな証言も・・・

 「大阪府庁から偽計業務妨害で告発され、園長はブタ箱に行くかもしれません」(籠池諄子氏の発言)
 「副園長が園児の前で発言した。卒園児の娘から『ブタ箱ってどういう意味ですか』と」(塚本幼稚園 前PTA会長 図越寛さん)

 4月から瑞穂の国記念小学院に娘を通わせる予定だった図越氏。

 「連日ニュースの報道を娘が見る機会もある。最終的に(小学校を)解体して、国に返すという現実があるとすれば、大人でも戸惑う。ましてや子どもにとっては、精神的なダメージを受けるような話。親としても申し訳ない」(塚本幼稚園 前PTA会長 図越寛さん)

 そして、国土交通省は29日、森友学園に支払った補助金およそ5600万円が返還されたと発表。大阪地検特捜部も、3つの契約書を提出していた問題で出されていた告発状を受理しました。  


Posted by いざぁりん  at 00:49
こちらです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170331-00000574-san-soci
(以下は、コピーです)
 ベストセラーとなった新書「日本会議の研究」(菅野完氏著)の販売差し止めを命じた1月の東京地裁の仮処分決定の異議審で、東京地裁(中山孝雄裁判長)は31日、「出版差し止めが認められるほどの名誉毀損(きそん)はない」などとし、出版元の扶桑社の異議を認め、1月の決定を取り消した。

 同書は、宗教法人幹部だった男性が、機関誌の発行部数を増やす運動を進めた結果、「自殺者も出た」などと指摘。男性は名誉を毀損されたとして、販売差し止めなどを求める仮処分を申し立てていた。1月の仮処分決定で東京地裁の関述之裁判長は、この記述について「真実でない可能性があり、男性の社会的評価を低下させる」として、販売差し止めを命じいた。

 しかし異議審で、中山裁判長は「記述が真実でないと断じるには疑念が残る上、公益を図る目的で執筆されたと認められる。社会的評判の低下の度合いも低い」などと指摘。出版差し止めが認められるほどの被害はないと判断した。

 この問題では、1月の決定を受け、扶桑社は該当部分を削除した修正版を販売。一方で、決定を不服として地裁に保全異議と執行停止を申し立てていた。仮処分決定をめぐっては、日本書籍出版協会と日本雑誌協会が「国民の知る権利を大きく阻害する」との抗議声明を発表するなどした。  


Posted by いざぁりん  at 00:49
戦争遂行に使われたこと、天皇が国民に国のために死ねと命令していること、国会決議で失効・排除されていること、を教えることは、重要です。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170331-00000060-asahi-pol
(以下は、コピーです)
 政府は31日、戦前・戦中の教育勅語を学校教育で使うことについて、「勅語を我が国の教育の唯一の根本とするような指導を行うことは不適切である」としたうえで、「憲法や教育基本法等に反しないような形で教材として用いることまでは否定されることではない」との答弁書を閣議決定した。民進党の初鹿明博衆院議員の質問主意書に答えた。

 勅語については、太平洋戦争後の1948年、衆参両院が排除・失効の確認を決議している。

 また、稲田朋美防衛相が国会答弁で「親孝行や友達を大切にするとか、そういう(勅語の)核の部分は今も大切なもの」と述べたことの是非について、答弁書は「政治家個人としての見解」とし、政府としての見解を示さなかった。  


Posted by いざぁりん  at 00:48
こちらです。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170331-00010013-agora-pol&p=2
(以下は、コピーです)

■炎上の燃料は様々あったが……

もちろんそこには様々な燃料がくべられた。前述した幼稚園の映像はもちろん、中川淳一郎氏が指摘する籠池一家を始めとする登場人物のキャラの濃さ(http://president.jp/articles/-/21678)、著述家の菅野完氏や昭恵夫人、三通の契約書、「忖度」、夫人同士のメールのやり取りなどだ。新たな展開の材料が多々飛び出した証人喚問自体も、森友騒動を盛り上げるイベントの一つになってしまった。

だが騒動が初報から2カ月にもなろうかという今、本質から大きくずれる部分まで広がりながら、ここまで燃え上がった燃料は何だったかと考えると、誠に僭越ながら安倍総理自身の、なかでも二つの発言だったのではないかと思う。

A「私や妻、事務所は一切関わっていない。(設置認可や敷地の国有地払い下げに)もし関わっていれば首相も国会議員も辞める」

安倍首相としては自分の職を賭けることで、この問題に対する自身や妻の関与を強く否定し、国会での論議を収束させたかったものと思われる。「今は森友どころじゃないだろう」という思いもあったのかもしれないが、逆に言えば「森友問題程度に首相のクビ(いわば一国の行く末)」を賭けるべきではなかった。

事実、この発言が反安倍陣営の火に油を注ぐことになり、「どんなにみみっちいものでも『関与』を証明できれば退陣に追い込めるかもしれない」と期待させることになった。

さすがにこの点については、安倍首相を長く取材してきた山口敬之氏も「軽率だった」とコメント。『NewsWeek』(2017年4月4日号)の森友関連記事でも、首相のこの発言が森友疑惑の拡大を招いた一因だと解説している。もちろんこの発言を、問題の本質からずれた報道や国会議論の元凶とすることには一切くみしないが、要らぬ燃料投下だったことは指摘しておきたい。
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■「しつこい」発言の余波

B「非常にしつこい」

これは「安倍晋三記念小学校」の名称について聞かれたくだりでつい口を突いて出たもので、「名称についてしつこく依頼された」と言いたい文脈だった。そもそも国有地払い下げや小学校の設立認可に首相や夫人がかかわっていないことを説明するうえで、籠池氏の人間性に言及する必要はないわけだが、あまりにも言葉の表現が悪かった。この点、実は稲田大臣も一緒で、関係が疎遠になっていることだけを話せばよかったのに、「大変失礼なことをされた」などと言ったばっかりにやぶ蛇となった。

何より問題なのは、この「しつこい」発言が籠池氏の「安倍首相からの100万円の寄付」発言に繋がっていると考えられる点だ(ただしこれも国有地問題の本質から外れた話題であるが)。

証人喚問(参院)で「なぜ今になって、献金の話をしようと思ったのか」と聞かれた籠池氏は「安倍総理から『しつこい人』と言われ……」と述べている。「え、それだけ?」と思うかもしれないが、偉人、敬愛するとまで讃えていた人物からの人格否定ともとれる発言は本人にとっては重かったのだろう。

さらには、これまで「同志」である如くふるまってきた(稲田大臣を含む)政治家や保守系言論人が、こぞって「森友学園とは無関係」との無情な態度を取ったことも、籠池爆発に追い打ちをかけたと見られる(その破壊力は自身や学園、園児や保護者までも爆風に巻き込んでしまった)。

一方で、籠池氏は安倍首相からの献金について「墓場まで持っていくつもりだった」と述べているという。確かに、2月24日の安倍首相による「しつこい」発言から3週間近く、籠池氏はこの件を公言しなかった。

時系列で追ってみると、籠池氏の安倍首相・稲田大臣に対する態度が急変していることがわかる。3月8日にyoutubeにアップされた理事長の演説動画でも、また3月10日の会見でも、安倍総理の献金や稲田大臣との関係は口にしていなかった。動画でも「大阪府庁へ行け」と述べていた。ところが3月12日に菅野氏の直撃取材を受けると、インタビュー動画の公開に同意し(公開日は3月13日)(https://hbol.jp/133139)稲田大臣との関係を暴露、続いて3月16日、「献金」発言をしている。

献金の真偽も含め当事者以外にはわからないことだが、証人喚問でも公明党・富田議員が〈(3月)10日から16日の間に何かがあったとしか考えられない〉と述べている。籠池氏には小学校開校計画の頓挫により背負う多額の借金や刑事訴追への心配もあったに違いないが(ただし仮差押えに対する危機感からの暴露ではない、と明確に否定)、仮に菅野氏の「悪知恵」の囁きが影響していたとしても、その言葉が深く浸透する余地を作り、「100万円寄付」発言を招いた要因の一つは、安倍首相の発言だったと言えそうだ。
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■口は災いの元

ほんの一言、当事者同士の認識のずれ、言葉の行き違い、関係者同士の相性などによって生じたわずかなひずみが、大事に至る最初の一歩だったという事例はままある。森友学園騒動どころか、そういった行き違いで国家間の戦争に発展した例もある(参考:『なぜ国々は戦争をするのか』上下)。

今回は朝日が引いた導火線に火が付き、そこに様々な燃料とともに、安倍首相自らもみすみす燃料を投下してしまった。こうして並べて振り返ってみても、この二つの発言は事態を悪化させこそすれ、好転させてはいないことは明らかではないだろうか。
  


Posted by いざぁりん  at 00:47
政権を忖度?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170328-00000105-asahi-soci
(以下は、コピーです)
 「安保法制や特定秘密保護法に関するテレビの報道は反対ばかりに偏っており、放送法違反だ」と主張するグループ「放送法遵守(じゅんしゅ)を求める視聴者の会」が28日、東京都内で記者会見し、代表呼びかけ人が作曲家のすぎやまこういち氏から、作家の百田尚樹氏に交代したと発表した。

 百田氏らは、学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題について「テレビが『安倍昭恵夫人を証人喚問すべきだ』という意見ばかり伝えることはバランスを欠く」と主張。NHKと民放でつくる第三者機関「放送倫理・番組向上機構」(BPO)について「第三者性に疑義がある。BPOを解散し、国民の声を反映した独立規制機関をつくるべきだ」とした。放送法や電波法にもとづく放送事業者の行政処分や業務停止などについて研究する、とも述べた。  


Posted by いざぁりん  at 00:47
こちらです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170329-00000038-jij_afp-int
(以下は、コピーです)
米シンガー・ソングライターのボブ・ディラン(Bob Dylan)氏が今週末、スウェーデンのストックホルム(Stockholm)でノーベル文学賞(Nobel Prize in Literature)を受け取ることが明らかとなった。

 同賞の選考委員会であるスウェーデン・アカデミー(Swedish Academy)のサラ・ダニアス(Sara Danius)氏が自身のブログにて明らかにしたもので、「うれしいことに、スウェーデン・アカデミーとボブ・ディラン氏は、今週末に会見すると決めた。その際、ディラン氏に賞状とメダルを授与し、ノーベル文学賞受賞をお祝いする」と投稿した。

 またダニアス氏によると、賞金の800万スウェーデン・クローナ(約1億円)を受け取るための唯一の要件とされる、受賞に伴う講演が行われる予定はないため、週末の訪問で賞状とメダルを授与するとしても、ディラン氏に賞金が渡されることはないという。

 ノーベル賞の講演は短いスピーチ、または歌や演奏でも、さらに映像配信によるものでも構わないが、同賞の創設者であるアルフレド・ノーベル(Alfred Nobel)の命日で、毎年授賞式の行われる12月10日から6か月以内に行われなければならない。

 一方でダニアス氏は、今後スウェーデン・アカデミーに、何らかの収録物が送られてくると信じるに足る理由がある」とも述べている。  


Posted by いざぁりん  at 00:46
愛「敵国」心を、養うことが重要です。
http://president.jp/articles/-/21610?page=3
(以下は、コピーです)
戦後より戦前のほうが凶悪犯罪は多かった

普遍主義と共同体主義の相克は、21世紀の今日、グローバリズムとナショナリズムのそれにあたる。

日本は、厳しいグローバル競争に勝ち抜くため、世界に通用する人材を育成しなければならない。その一方で、国際政治の基本単位である、国民国家を担う国民も育成しなければならない。理想の日本人像の構築は、今日も英知を結集して取り組むべき、たいへん重大な課題である。

それなのに、「君が代」や軍歌を歌い、「教育勅語」を暗唱し、天皇皇后の写真を飾れば愛国心が養えるなどと考えるのは、あまりに安直すぎはしないか。戦前風の記号を継ぎ接ぎすれば、それらしい「愛国教育」ができあがる。これは、左翼的な教育が強かった55年体制下にはアンチテーゼとしてありえたかもしれないが、いまとなっては時代錯誤にすぎない。

森友学園の「愛国教育」を支持するものは、いまいちど、戦前風の記号をひとつひとつ取り出し、本当に現代社会で役に立つのかどうか、しっかり検証する必要がある。

たとえば、「教育勅語」を復活させれば、凶悪犯罪はじめ、さまざまな社会問題が解決するという主張が昔からあるが、いうまでもなく空論である。すでに述べたとおり「教育勅語」は日本が弱小国だった時代の産物であり、明治後半には見直しの動きがでていた。社会がより複雑になった今日では、到底通用しない。そもそも「教育勅語」が暗記されていた時代のほうが、現代より凶悪犯罪も多かった。たんなる復古主義で社会問題が解決すれば苦労はない。

教育はよく国家百年の大計といわれる。グローバリズムにも、ナショナリズムにも、あるいは新たな時代の局面にも、臨機応変に対応できなければならない。「教育勅語」によい部分があるというのならば、それをいかして新しい文書を作ればよい。

単純な「愛国教育」は日本を滅ぼしかねない

もちろん、グローバリズムやナショナリズムの弊害には注意しなければならない。

森友学園が運営する幼稚園では、2015年秋の運動会で「日本を悪者として扱っている中国、韓国が心を改め、歴史教科書で嘘を教えないようお願いいたします。安倍首相がんばれ。安保法制、国会通過、よかったです」などと園児に唱えさせていたという。単純すぎる外国批判に、やみくもな政権賛美。これは「愛国教育」の弊害そのものだ。

とはいえ、グローバリズムやナショナリズム自体を排除すれば済む話でもない。

イギリスの首相を務めたチャーチルはかつて「民主主義は最悪の政治制度だが、ほかの政治制度にくらべればマシだ」という主旨の発言を行った。その顰(ひそみ)に倣えば、グローバリズムやナショナリズムはろくなものではないが、よりよい代替物がない以上、その問題点を十分に認識しながら、適切に使っていくしかない。

そこで愛国心であるが、この言葉をあえて使うのであれば、それは、あくまで冷静に、国民国家というシステムを無理なく維持・管理・運用する志向を意味しなければならない。稚拙な排外主義や指導者崇拝などは、このシステムを蝕む毒であって、まっさきに取り除くべきものである。

最初の問いに戻ろう。「軍歌を歌う幼稚園」で愛国心は育めるか。もはやいうまでもない。答えは明確に否である。それどころか、このような教育は日本を滅ぼしかねない。

日本の教育は今後も、世界や社会の変化を睨みながら、普遍主義と共同体主義のバランスを柔軟に取っていくべきだ。見せかけの安易な「愛国教育」に惑わされてはならない。
  


Posted by いざぁりん  at 00:45
こちらです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170328-00000007-jct-soci
(以下は、コピーです)
 高校野球の公式試合が、0対91のスコアで終わった。5回コールドだった。

 目を疑うような大差だが、敗れたチームの監督はツイッターで胸を張った。そこには、この野球部の歴史があった。

■62被安打17失策

 2017年3月27日に行われた第64回春季東海地区高校野球・三重県大会の南勢地区1次予選、私立英心(えいしん)高校と県立宇治山田商業高校の試合は、英心が0対91で敗れた。英心は後攻の宇治山田商に、1回に8点、2回に31点、3回に41点、4回に11点を失い、5回ウラを待たずにコールド負けした。62被安打17失策だった。

 この結果を27日にツイッターで伝えたのは、敗れた英心の豊田毅監督(31)だった。過去に例のないほどの大敗にもかかわらず「選手はダメじゃないです」と投稿した。

 この豊田監督のツイートに

  「あなたのチームは日本で一番応援したくなる高校野球部だ」
  「この悔しさを糧に夏に向けて!! これからも応援させていただきます」
  「お疲れ様でした!ほんとこれからのみなさんの成長期待しています」
  「必ず喜べる日はすぐ近くにあると信じています」

といった反応が寄せられた。

 豊田監督は15年7月にツイッターを開始して以来、野球部の練習や試合の模様を時には写真・動画つきで伝え続けている。しかし、発信する内容は競技そのものばかりではない。部員の卒業後の進路が決まるたびに我が子のように喜んで報告し、16年11月23日には「英心高校野球部に入って欲しい」人物として「野球と人生、どっちも真面目に考える人」など5項目を紹介した。16年12月には「高校の友人は一生の友人になります。なぜなら、自分の意思で選んだ場所には同じ志を持った人が集まりやすいからです」と述べるなど、野球を通じて生徒に何かを学んでもらおうという考えを投稿し続けている。

 豊田監督は3月28日、J-CASTニュースの取材に応じ、野球部の歴史を明かした。2008年に現在の校名に変わった英心高校は、もともと不登校の子どもを多く受け入れる学校で、その中には休み時間にキャッチボールをする生徒もいた。そこに野球経験のある豊田監督が、週1回程度のクラブ活動でみんなが楽しめるようにと、野球部を2015年5月に創設した。男子5人、マネジャーの女子1人から始まった。少しずつ野球に興味のある生徒が入部し、10人まで増え、日本高等学校野球連盟(高野連)への登録申請が通り、対外試合を組み始めた。

 バット1本、ボール10球、ヘルメットを相手から借りるというチームで挑んだ7月の最初の試合は、0対26で敗れた。投手の生徒は「打たれたくない」と嘆き続け、豊田監督は「この日を機に『エースの自覚』が芽生えた気がします。他の部員も高校野球の厳しさを知り、負けん気が出て野球にのめり込んでいきました」と振り返った。

「最後まで投げさせてください」に相手チームも拍手

 それから約1年半後、0対91で敗れた今回の試合だが、豊田監督は「そりゃ悔しいですよ。悔しくて悔しくてたまらない。何人も泣きました」としながら、「でも、光栄だなとも思いました」という。

  「今までは、ピッチャーがストライクに入らず四球が続く試合ばかりでした。すると、相手チームは20~30点も差がつくと、試合を終わらせようとバントして自らアウトになるんです。でも今回の宇治山田商は県屈指の強豪ですが、フルメンバーで最後の最後まで攻撃の手を緩めませんでした。うちのピッチャーもストライクを入れられるようになりました。これは『終わらせてもらっていた試合』と違い、勝負の中ではっきりとついた91点差だったと思っています。初めてチームとして認められたという感覚でした」

 試合中に起きたこんなシーンも明かした。4回の英心の守備、ピッチャー返しの打球が投手の腹に直撃し、立ち上がれなくなった。豊田監督が「交代だな」と告げると、「最後まで投げさせてください」と食い下がった。監督が折れて続投させると、宇治山田商のベンチが立ち上がり、マウンドに再度立ったエースに拍手を送ったという。4回の守備を終えてベンチに戻ると、「投げさせてくれてありがとうございました」と豊田監督に礼を述べた。この投手は中学まで不登校だった。

 豊田監督は「点差がついても全員が最後まで声を出し続けていました。30点取られても『1点ずつ取り返そう』と言い続け、誰も諦めませんでした」と話す。翌日の練習には部員全員が参加した。

 「不登校だった子が、ただ学校に来るようになるだけではダメだと思っています」とした上で「私は野球を通じて心がしっかりと育ってほしい。自分の将来に前向きになり、人間性が形成されていってほしいです。うちの高校の生徒は体力的にもちょっとひ弱なので、野球で受験勉強のための持久力や忍耐力もつくと考えています」と話している。
  


Posted by いざぁりん  at 00:45