京つう

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再放送は、5月16日(土)午前1時10分~午前1時58分(金曜深夜)総合、です。
http://www.nhk.or.jp/professional/2015/0511/index.html
(以下は、コピーです)

ファンドマネージャーという仕事の使命は、投資家から託された金(かね)を株式投資などを通じて増やすことだ。7年前、それまで働いていた世界最高峰の資産運用会社を辞め、仲間とともに金融ベンチャーを立ち上げた新井は現在9千人の顧客から140億円を託されている。さまざまな要因によって上がり下がりを繰り返す株式市場において、安定した成果を上げるために新井はある流儀を貫く。それは、「徹底的に、読まない」というものだ。現在新井が株式を通じて投資しているのは46社。新井はそのすべてに、同じ金額を投資するようにしている。そうすることで、ある1社の株が暴落しても、全体で大きなダメージを受けないようにすることができる。
そして日々の売り買いでは、株価が値上がりした分を回収し、再び全体が均等になるように振り分ける作業に徹する。自身が投資する会社全体の成長に合わせ、資産を堅実に伸ばすというこの方法で、新井が運用するファンドは東日本大震災以降、日本の株式市場全体が下げた時期でも、下げ幅を小さく押さえることに成功した。ファンド開始時に預かった出資金は、5年間で170%にまで増えている。


新井にとってもうひとつ大事な仕事、それは投資先の企業をいかに選定するのかということだ。新井はまず、社会的に意義があるなど、その事業に心から共感しないと、投資先にはしないことに決めている。その上で新井がこだわるのが、候補先として挙げた会社の「社員面談」だ。出来るだけ若手の社員と話をすることを心がける新井。
見定めようとするのは、「自分の会社が好きかどうか」だ。どの会社もよいときばかりは続かない。苦境に陥ったとき、踏ん張れるかどうか。それを左右するのは、社員の仕事に対する気持ちだと新井は考えている。そして、それは投資をする上で最大のリスクヘッジになると考えている。

新井は株式投資を通じて得た利益を元手に、4社に対して破格の低金利で資金を貸し出している。たとえば、環境にとことん配慮しながら高品質のタオルを目指す愛媛のタオルメーカーや衰退する地域の林業を再生し地域の活性化を目指すベンチャー企業。どちらの企業も、ほかの金融機関から借り入れが出来ず運転資金が底をつきかけたとき、新井の会社で資金を貸し出し窮地を救った。新井がみずから立ち上げた金融ベンチャーで本当にやりたかったこと。それは、まだ小さくとも社会に貢献しようという志を貫く企業を思い切って応援することだ。新井が思い描くのは、戦後、銀行がリスクを冒して小さな企業に融資し、育てあげた姿。バブル崩壊以降は「貸し渋り」「貸しはがし」が起こった。しかし、新井は「あるべき金融」の姿を追い求め、日々地道な挑戦を続けている。





Posted by いざぁりん  at 02:55