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良いことです。
こちらから、どうぞ。
http://togetter.com/li/849256
http://digital.asahi.com/articles/ASH7L7K7HH7LUTIL01N.html
(以下は、コピーです)
 デモには欠かせないプラカード。手書きに代わってコンビニで印刷したものが増えている。共感するメッセージをすぐに入手できる手軽さが受け、幅広い世代に広がる。18日午後1時には、安全保障関連法案の採決を強行した安倍政権への抗議を込めた同じプラカードが各地で一斉に掲げられた。

 「PEACE NOT WAR」

 17日夜の国会前。千葉県松戸市の男子大学生(18)は、白地に赤と水色でカラフルに書かれたプラカードを高く掲げた。「NOT」の「O」にはピースマークをあしらった学生団体「SEALDs(シールズ)」のデザイン。「おしゃれでかっこいい。若者らしく、スマートに活動したいから」

 3週間前に初めてデモに参加する際、直前にコンビニに立ち寄って印刷した。「参加しようと思ったその日にプラカードを持って行ける。もっと多くの人に知って欲しい」と話す。

 メッセージ入りのプラカードを多くの人が共有できるのは、コンビニで画像を印刷できるサービスを活用しているからだ。

 メッセージを発信したい側は、専用ホームページにパソコンやスマートフォンから画像を登録。印刷に必要な番号などをツイッターやフェイスブックなどで画像とともに拡散する。それを見て「いいね!」と感じた人が、セブン―イレブンやローソン、ファミリーマートなどにある複合機で番号を入力すると、印刷できる。

 A3サイズなら白黒は1枚20円、フルカラーは100円。セブン―イレブンでサービスを展開する富士ゼロックス広報宣伝部の担当者は「サッカーのサポーターがスタジアムで共通のプラカードを掲げるために使う例もあるようです。その派生的な使い方でしょう」と話した。

 衆院特別委で安保法案の採決が強行された際、委員長を取り囲んだ野党議員は「アベ政治を許さない」と書かれたプラカードを掲げ、抗議した。同じプラカードは18日午後1時、全国各地で一斉に掲げられた。

 ノンフィクション作家の澤地久枝さん(84)、ジャーナリストの鳥越俊太郎さん(75)らが呼びかけ、プラカードはセブン―イレブンやネットで入手できるようにした。

 約6千人(主催者発表)が集まった国会前デモ。東京都多摩市の女性(72)はコンビニで印刷してきた友人にプラカードをわけてもらった。「気軽に思いを伝えられる。便利な時代になりましたね」。千葉県市川市のパート前原紗樹さん(37)は小学生の息子と初めて参加。「テレビで見ているだけではなく、自分で声を上げたいと思った」。プラカードは自宅のプリンターで印刷し、車にも縮小したものを貼り付けた。

 澤地さんは「反対だと思う人が手をつないだ時、政治は変わります」と話した。事務局は「18日午後5時までに、ほぼ全ての都道府県から500通以上の活動報告メールが寄せられている」と話す。(遠藤雄司、国吉美香)

■「同じ経験、させてはいけない」 俳人の金子兜太さん

 「アベ政治を許さない」の文字を書いたのは、俳人の金子兜太(とうた)さん(95)だ。

 「どれだけ頼まれても、戦争は二度と行きたくない」

 終戦の前年、海軍の主計中尉として南太平洋・トラック島に赴任した。手製手投げ弾の実験が失敗し、目の前で工員の腕が吹き飛び、背中がえぐれた。即死だった。「これからの人たちに同じ経験をさせてはいけない」。その思いを筆に込め、一気に書き上げた。

 「許さない」と書きつつも、米国に「夏までに成立する」と約束し、法案成立へとひた走る日本の首相の言動をみると、「気の毒にも思える」という。「でっち小僧が旦那になだめられたり引っぱたかれたり、時々菓子をもらったりして、いいようにされている姿を想像してしまう」

 揮毫(きごう)は旧知の作家、澤地久枝さんから6月上旬に依頼された。色紙を受け取った澤地さんは「素晴らしい迫力だった」と感激してくれた。金子さんは、自分の文字が揺れるデモの光景をテレビで目にし、「『反対』の声はじわじわ効いてくるはず」と感じている。



Posted by いざぁりん  at 20:55