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こちらです。
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(以下は、コピーです)
「歯磨きは1日3回毎食後、3分以内に1回3分の3・3・3磨き」と子どものときに教えられ、それを習慣化してきた人は多いのではないでしょうか。筆者は歯磨きが趣味で、外出先にも歯ブラシを持参し、必ず毎食後に磨いています。ですが、歯学博士で江上歯科(大阪市北区)の江上一郎院長は、「食後に神経質に磨く必要はないですよ。意味がないんです」と言い切ります。ええっ!? いったいどうすればいいのでしょうか。詳しく聞いてみました。



■食後の歯磨きはだ液を洗い出すので、むし歯予防にならない



筆者の周囲の30人に、「歯はいつ磨いていますか?」と聞くと、26人が「食後。特に家にいる朝と夜」と答えました。しかし江上医師は、

「食後は、むし歯の原因となる口の中の細菌が食事とともに胃に流されてあまり存在しないため、磨く必要がないんです」と言います。



「かつて、『3・3・3運動』と呼ばれて食後の歯磨きが推しょうされていたときがあります。しかしいまでは、歯科の研究や歯磨きグッズの開発はどんどん進んで、むし歯ができる過程や予防の方法も明らかになっています」と言う江上医師は、むし歯ができるメカニズムと歯磨きタイムを関連付けて、次のように説明を続けます。



「むし歯とは、歯の表面が溶け出してやがて穴があく状態です。口の中の糖分をえさにするむし歯菌が歯の表面にねばねばを作り、それが固まると歯垢(しこう。プラーク)になります。その歯垢から出る酸が歯の表面を溶かします。



初期の段階では、溶け出したカルシウムやリンをだ液が歯の表面に戻すように働きます。これを『再石灰化』と呼び、むし歯を予防しています」



むし歯のできはじめなら、だ液の働きで再生できるということですね。

「そうです。むし歯の予防には、だ液の働きが重要なのです。食後はよく噛(か)んだ直後なのでだ液量が多くなっています。歯磨きをするとそのだ液を洗い流すことになり、逆に歯の再石灰化を妨げることになりかねないわけです。



特に、界面活性剤が含まれる市販の歯磨き剤を使うと口の中を洗濯したような状態になり、だ液が一気に減ります。



食後のケアとしては、歯と歯の間に残っている食べかすをつまようじや歯間ブラシなどで取り除き、口の中が何やら気になるときは水でゆすぐ、うがいをする程度で十分です」(江上医師)



食後の歯磨きが、むし歯予防のじゃまをすることがあるとは、驚きです。



■歯磨きは、1に夜寝る直前。2に朝起きてすぐが効果的



では、むし歯予防のためには、いったい、いつ磨くのがよいのでしょうか。

「むし歯予防にとって最も役に立つのは、自分のだ液です。歯磨きも大切ですが、だ液の分泌を促すことが重要なんです。



1日のうちでだ液が一番減る時間帯とは、寝ている間です。つまり、むし歯は就寝中に作られると知っておいてください。



朝起きたときは、口の中、特に歯の表面がねばねばしているでしょう。これは就寝中にだ液が減るため細菌が増えて、歯に付着している状態です。むし歯や口臭の元になります。年齢とともにだ液の分泌は減るので、この現象は強くなっていきます。



ですから、1日に1回だけ磨くとしたら、1番適している時間帯は、『夜寝る直前』です。寝る前に歯を磨いて菌を一掃しておきます。そのうえで、殺菌効果のあるうがい薬やオーラルリンスを使用するとより効果があります」(江上医師)



また江上医師は、「2番目に有効な時間帯は、『朝起きてすぐ』です」と付け加えます。

「起きてすぐは、口の中は菌のかたまりがいっぱいです。3分ほど丁寧に歯磨きし、ねばねばを流し出しましょう。その後、朝食をとると自律神経が目覚め、だ液がたくさん分泌されるので、ねばねばはなくなります」

むし歯予防にとって最も有効な歯磨きタイムは、「1に寝る直前」、「2に朝起きてすぐ」ということが分かりました。確かに、起床時はいつも口の中がねばねばしていますが、これこそが菌のかたまりだそうです。今日からすぐに歯磨きタイムを変更し、だ液に注目した「歯活」をするようにします。





Posted by いざぁりん  at 00:01