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こちらです。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/167479/1
(以下は、コピーです)
「厳しい状況になっているのはご承知の通り。それをはね返せるように。皆の取り組み方が見られている」

 巨人の堤辰佳ゼネラルマネジャー(GM)は、23日に始まった秋季練習で、主力選手らにこう訓示したが、「取り組み方が見られている」のは球団の方である。

 野球賭博を調査する日本野球機構(NPB)の調査委員会の中間報告によれば、3選手(福田聡志、笠原将生、松本竜也)ともメールを削除していたが、それらを再現し、新たな関与が明らかになったという。

 巨人は6日に全選手、首脳陣、職員を対象にヒアリングを開始した。その際、笠原と松本は野球賭博を含めた賭博行為、賭博常習者との金品授受などを否定していたから、内部調査やヒアリングの甘さを指摘する声が相次いだのは当然だ。

 そもそも「野球賭博をやったか」「賭博をやっている人を知っているか」と聞かれて、正直に答える者などまずいない。

2010年から相撲界を揺るがせた野球賭博と八百長問題の時も、決め手になったのは力士の携帯のメール復元だった。中には「携帯は妻が踏んで壊した」と、つまらない嘘をいって提出を拒んだ者もいたが、やましいことをやってる者は携帯を調べられるのが一番困るのだ。

 巨人の久保球団社長は再発防止に向けて、今後も個別面談を繰り返し、指導していく考えを明らかにした。ならば、全選手、全職員に携帯電話を提出させて、交友関係なども含めて徹底的に調査するべきだ。それが久保球団社長のいう「模範になる」調査というものだろう。

 1970年前後に起きた黒い霧事件(プロ野球の八百長事件)を知るプロ野球経営評論家の坂井保之氏がこう語る。

「巨人の対応を見ていると、真剣に真相を解明する気があるように思えない。黒い霧事件でプロ野球はどれほどファンの信頼を失ったことか。選手同士が疑惑の目を向け、勝つことに集中できない期間が長くあった。そもそも親会社から出向してくるフロント幹部に、プロ野球の事件史を知っている者、過去から学ぼうとする者が果たしているのか。調査が甘いということは、事件の重大さを認識していないのか、それとも続々と賭博関与者が出てくることを恐れてのことではないか」

 このままでは球団の本気度が疑われる。



Posted by いざぁりん  at 23:28