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こちらです。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12096307.html?rm=150
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 微生物のミドリムシからつくる燃料でジェット機を飛ばす計画が進んでいる。ベンチャー企業のユーグレナや航空大手の全日本空輸などは1日、ミドリムシを原料にバイオジェット燃料をつくる工場を横浜市に建設すると発表した。2018年に稼働させ、20年に全日空が実際に運航する飛行機に使うことを目指す。


 年間125キロリットルの燃料をつくることができる工場を、約30億円投じてつくる計画。工場を設計・建設する千代田化工建設や、ミドリムシ以外のバイオ燃料の原料を調達する伊藤忠エネクス、燃料を使うバスを開発するいすゞ自動車も計画に参加する。

 ユーグレナは、ミドリムシを増やし、体内の油脂を燃料に使う研究や開発をしている。工場ではまず、ユーグレナが石垣島で培養しているミドリムシから取り出した油脂を使ったバイオ燃料をつくる。これを通常のジェット燃料(ケロシン)に約10%混ぜて使う。

 全日空は20年までに、羽田―大阪(伊丹)間のような近距離路線でバイオ燃料を使い、週1往復程度運航するという。

 ジェット機は大量の燃料を使うため、地球温暖化を進めてしまう負の側面がある。ミドリムシは成長したり増えたりするときに光合成を行うため、二酸化炭素を吸収できる利点があり、バイオ燃料の活用は、環境への負荷を減らすことにつながる。ただ、普及には現時点では通常のジェット燃料より高いとされる製造コストの引き下げが課題となる。

 ユーグレナなどは20年以降、さらに400倍の生産能力を持つ工場をつくり、競争力のある価格に引き下げることを目指すという。ユーグレナの出雲充社長は、「革新的な技術をもってこの世界に貢献したい」と話した。



Posted by いざぁりん  at 01:12