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こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160629-00010001-bfj-pol
(以下は、コピーです)

「支持政党なし」「支持なし」。どの政党も支持できない、という意味で広く使われている言葉だ。

しかし、ご存じだろうか。7月10日投開票の参院選で、投票用紙にそう書くと、ある政治団体に投票してしまうことを。

その政治団体の名は、「支持政党なし」(略称:支持なし)。

今回の参院選では、比例区(全国)と、5選挙区(北海道・東京・神奈川・大阪・熊本)に候補者を出している。

ネットなどでは「勘違いする」と物議をかもしており、「間違って投票しないように」注意を呼びかける声が出ている。

そもそも、どんな団体?

総務省の資料によると、団体の本部は東京都大田区にあり、佐野秀光という人物が代表をつとめている。

代表の佐野氏は、2009年の衆院選・比例代表北海道ブロックに「新党本質」という団体で立候補し、7399票に終わった。

2010年の参院選・東京選挙区では、3662票。

2012年の衆院選東京4区では、2603票だった。

当選には程遠い票数だ。

「支持なし」で大躍進、当選の可能性も

ところが、「支持政党なし」として出た、2014年の衆院選・比例代表北海道ブロックでは、10万票を獲得した。これは、公明党のおよそ3分の1、社民党の倍という数だ。

得票率は4.19%。定数8の北海道ブロックでは議席を確保できなかったが、全国区でこの得票率を再現できれば、話は変わってくる。

今回の参院選に、「支持政党なし」は比例代表で2人、選挙区(北海道、東京、神奈川、大阪、熊本)で8人の立候補者を出している。

参院選の比例区は全国区で、定数が48もある。仮に得票率が2%を超えた場合、議席を確保できる可能性が出てくる。2010年の参院選比例区、社民党は3.84%の得票率で、2議席を得た。.

「支持政党なし」の政策とは

「支持政党なし」は公式サイトで、「現在の日本の選挙制度では、支持する政党及び候補者がないとしても支持政党なし、該当者なしという選択肢がない」ことから、支持政党がない人の受け皿を目指すと主張している。

公式サイトには「政策一切なし」と書いてある。当選した場合、法案ごとに支持者に賛否を聞き、その結果に沿って行動するとしている。

問題はないのか?

問題は、「支持政党なし」「支持なし」と書かれた投票のうち、どれだけが「『支持政党なし』という政党に投票したい」という考えで投じられた票なのかわからない、という点だ。

「支持政党なし」という政党の存在を知らず、勘違いや棄権票の意味として、投票する人も少なくないとみられる。

はたして「支持政党なし」を政党名(団体名)とするのは、適切なのか。

総務省に問い合わせたところ、「公職選挙法上の問題はない」という回答があった。

だが、ネット上では「無党派の人が間違えて投票する可能性も」など、注意を呼びかける声が後を絶たない。後から「そんなつもりではなかった」という人が続出しなければいいが……。



Posted by いざぁりん  at 01:52