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こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160723-00000507-san-pol
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 東京都知事選(31日投開票)は、小池百合子元防衛相(64)、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)、増田寛也元総務相(64)の3氏が激戦を繰り広げ、連日メディアをにぎわせている。だが、今回は過去最多の21人が立候補している。「3強」の陰に隠れがちだが、存在感を放っている個性派の候補者を追った。

 19日夜、酔客や買い物客でごった返す新宿・歌舞伎町。政治団体「スマイル党」総裁で実業家のマック赤坂氏(67)が選挙カーの演台に立った。都知事選は4度目の常連だ。

 ピンクの帽子にピンクのTシャツという奇抜な服装。アップテンポな音楽を流しながら両手に持ったペンライトをクルクルと回すなどのパフォーマンスを披露した。

 「スマイル!」

 時折そう叫んで得意の「スマイルポーズ」を披露すると、見物人たちがスマートフォンのカメラを構え、若い女性2人組からは「マックさーん!」と声援が飛んだ。

 夜間とあってマイクを使用した演説は行わなかったが、昼間の街頭演説では都庁改革を中心に主張を展開。また、出馬表明の記者会見(6月20日)やスマイル党ホームページでは、都立学校の朝礼にスマイルダンスを導入、東京スマイル大学の創設、銀座の歩行者天国をスマイルで歩いた人に商品券支給-などを掲げている。

 歌舞伎町での街頭活動前には、鳥越俊太郎氏を激励するため、東京・永田町の国会前で行われた市民団体主催の集会を訪ねたが、鳥越氏のスタッフに阻まれて接触できなかった。

 16日には銀座の街頭で小池百合子氏に遭遇し、「デートしましょうよ」と誘った。さすがに断られたものの、握手を交わし健闘を誓い合うなど、他の候補者とも積極的に“交流”を図っている。

 記者がマック氏に取材をお願いすると、選挙カーの演台に上がるよう求められた。衆人環視の中、マック氏の隣で選挙戦の手応えを聞くと、「メディアが3バカ(小池、鳥越、増田の3氏)ばかり取り上げるから、厳しいのは自覚している。中身は言えないが、これから奇策を打っていく」と決意を述べた。

 無礼を承知で、立候補のたびに「泡沫(ほうまつ)候補」と呼ばれていることへの感想を問うと、力強い答えが返ってきた。

 「(共和党の米大統領候補に指名された)ドナルド・トランプさんだって最初は泡沫といわれていた。だから私も絶対に諦めない。泡沫経験は私のほうが長いですからね」

 奇抜な選挙活動とは裏腹に、「スマイルあふれる東京にしたい」との思いは真剣そのものだった。

 さらにエッジの利いた主張を展開しているのが、出馬に伴い千葉県船橋市議を自動失職した立花孝志氏だ。

 「私の公約はただ1つです。それはNHKをぶっ壊す!。私が当選するわけはないが、当選しなくてもぶっ壊す。確実にやります」

 JR蒲田駅前(大田区)で19日夕に行った演説では、こんな過激な訴えを展開した。さらに、最近のNHK社員らによる不祥事をいくつも羅列し、通行人に対し受信料を支払わないよう呼びかけた。

 実は、立花氏は元NHK職員だ。同氏によると、週刊誌で「裏金作りに手を染めた」と内部告発をし、依願退職したという。その後、政治団体「NHKから国民を守る党」の代表を務め、船橋市議にも当選した。

 街頭演説の傍らでは、スタッフの女性がチラシに加え、訪ねてきた集金人を追い返す効果があるという「NHK撃退シール」を配布していた。なんと、通行人のほうが次々に受け取りに来るではないか。これは「3強」の演説でもなかなか見られない光景だ。

 立花氏は10万票ほど獲得できるとの手応えを感じているといい、産経新聞の取材に「注目度の高い都知事選を通してわが党の知名度を上げ、党勢拡大につなげたい」と語った。

 自営業の後藤輝樹氏(33)も強烈な個性を放っている。

 まずは選挙ポスター。軍服姿で写り、肝心な名前などの候補者情報は一切なしという異色のデザインだ。昨年4月の東京都千代田区議選に出馬した際には、股間部分だけを文字で隠した全裸ポスターがインターネット上で話題となった。

 また、22日未明の日本テレビ系列での政見放送では下ネタを連発しながら「東京五輪・パラリンピック中止」と「築地市場移転中止」を熱弁した。

 また、「政治とカネ」をめぐり辞任した舛添要一前知事に批判が集まったことに触れ、「世間のあれはやり過ぎ。普段、いじめはダメですとかきれい事を言っておいて、お前らが率先して舛添をいじめてるんだよ。死んじゃったらどうすんだ!」と怒った。

 25日に放送予定のNHKの政見放送の収録では、さらに過激な下ネタを連発。後藤氏のブログによると、「自主規制が過ぎる近年のメディアに対して自分なりの個性的な表現」で訴るのが狙いだったようだが、実際に放送されるのかどうか未確定だという。

 かつて「政界の牛若丸」と呼ばれたものの、乱脈融資事件で失脚した山口敏夫元労相(75)。告示日の14日は、JR新宿駅西口(新宿区)で黒いジャージー姿で第一声を上げ、東京五輪関連の税金の無駄遣いを止めさせると訴えた。

 さらに、組織委員会会長の森喜朗元首相を名指しし、こんな独自の批判を展開した。

 「首相として落第した人が世界のオリンピックに取り組んだところで、失敗の連続ではないか」

 「あの頭の悪い無能な人が会長になっているために、都民はこれから5兆円(の負担)ですよ」

 また、山口氏は都知事にとって健康問題は最優先だとして20日、小池、鳥越、増田の3氏に診断書を提出するよう求める公開質問状を送付した。

 このほかにも大勢の候補者が個性的な主張をしている。ただ、今回はあの名物候補が出馬しておらず、一抹の寂しさを覚える有権者も少なくないだろう。

 平成11年の都知事選から前回まで6回連続(通算7回)で挑戦し、派手なパフォーマンスで注目を集めてきた発明家の「ドクター中松」こと中松義郎氏(88)である。

 中松氏は平成25年12月、「末期がんで余命は27年末まで」と宣告されたものの、今年6月に米寿を迎え、記者会見を開いて「復活」を宣言した。さすがに立候補に至らなかったが、「都民に告ぐ」と題した自作のラップをインターネット上で公開。有権者に向け、候補者の資質を見極めるよう、韻を踏みながら熱いメッセージを送っている。

 「余命2年の末期がん、損得なしの渾身(こんしん)の提言

 真実すぎてアイムソーリー、世界内閣中松総理

 都知事の仕事は大変さ、だから資質を身体検査」

(政治部 田中一世)

 【その他の立候補者】

 高橋 尚吾32 無新

 谷山雄二朗43 無新

 桜井  誠44 無新

 山中 雅明52 諸新

 岸本 雅吉63 無新

 上杉  隆48 無新

 七海ひろこ32 幸新

 中川 暢三60 無新

 関口 安弘64 無新

 宮崎 正弘61 無新

 今尾 貞夫76 無新

 望月 義彦51 無新

 武井 直子51 無新

 内藤 久遠59 無新



Posted by いざぁりん  at 01:02