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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170116-00000061-mai-soci
(以下は、コピーです)
 東京都の小池百合子知事は16日、都庁で毎日新聞のインタビューに応じ、豊洲市場(江東区)の地下水モニタリングで環境基準を大幅に上回る有害物質が検出されたことを受け、移転を決めた都議会の審議の在り方が、今夏に予定される都議会議員選挙の争点になるとの見解を示した。また移転の可否については、必要となる土壌汚染対策費用や移転後の運営費も判断材料とするとした。

 小池知事は、最終9回目の地下水モニタリング調査で国の環境基準値を上回る有害物質が、72カ所の調査地点で検出されたことについて、改めて「市場業者のために早期に再調査する」と表明。その上で「(議会などで)いかにして豊洲に決まり、課題と問題を議論し、(整備に)お金をかけたのか。都議選で争点から外すことがおかしい」と明言した。

 移転を中止すれば、整備費の約6000億円が事業を撤退・縮小しても回収できない費用の「サンクコスト」になると指摘する一方で、移転すれば有害物質が検出されたことによる土壌汚染対策費や、運営に必要な光熱費などが増大するとの見方を示した。小池知事は「土壌汚染対策だけで900億円近くかけたのに安心・安全が確保されていないのは、いかがなものか。サンクコストにならないためにどうすべきか、客観的・現実的に考えていくべきだ」と述べた。

 また、知事就任前に結果が公表された7回目までの地下水モニタリングで有害物質が不検出だったことについては、検証が必要としながらも「ちまたには(私が知事になった途端に基準値を超える数値が出始めているので)、何かあるのではとの見方をする人がいるかと思うが、都はきっちり調査してきたと信じるしかない」と語った。

 ◇主な一問一答

 小池知事のインタビューの主な一問一答は次の通り。

 --豊洲市場の問題は(夏に予定される)都議選でも焦点になるか。

 ◆当然そう。市場は都が運営しており、大家さんだし、管理している。議会でも議論してきた。いかにして豊洲に決まり、課題と問題を議論したのか。そこを争点から外す方がおかしい。

 --都議選の争点にするとなると、移転の可否判断は選挙後になるのか。

 ◆全体の流れで判断する。食の安心・安全にこだわることだけは譲れない。

 --豊洲には既に6000億円をつぎ込んでいる。

 ◆これまでいくらかけてきたか、今後かけるべき費用、豊洲から得る費用(の検証)。市場がフル稼働すれば光熱費はさらに高くなる。市場が耐えうる費用なのか。これはまさしく経営だ。

 --築地市場をもう一度活用するとか、あるいは第三の場所の検討は。

 ◆これまで都も、ありとあらゆる方策を考えてきたのだろう。豊洲という場所に決めたことには私自身、もともと疑義がある。サンクコストにならないためにどうすべきか客観的、現実的に考えていくべきだ。本当に胃が痛い。

 --なぜ最終9回目の地下水モニタリングだけ違う調査会社になったのか。

 ◆モニタリングは(整備中は)事業者や建設関係が担うケースが多い。9回目は建設が終わった後だったので、別の会社にしたと報告を受けている。



Posted by いざぁりん  at 00:19