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子育てに理解が無いのが、日本社会。
こういう社会は、将来つぶれます。
報道は、こちらです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190608-00000004-mai-pol
(以下は、コピーです)
 「たった10分だが、その10分が大きい。でも、どうしてもわかってもらえなかった」。自民党のある女性議員はため息をついた。党の部会の多くは午前8時に始まる。開始を8時10分に遅らせてほしいと求めたが、受け入れられなかった。

 保育園に子どもを送る母親にとって朝の10分間は決定的な意味を持つ。一方、部会は政策を議論する場で、当選回数の少ない議員には意見を表明できる貴重な機会だ。

 保育園の送り迎えか、部会か。女性が子育てか仕事かの不幸な二者択一を迫られるのは国会議員も同じだった。

 ◇小さな子がいない国会

 国会とその周辺には学齢前の子どもがほとんどいない。参院で0歳児の傍聴が可能になったのは2018年7月のことだ。しかし、私自身も日常的に国会で取材しているが、これまで子どもがいないこと自体に気がつかなかった。

 立憲民主党の西村智奈美衆院議員は、16年に第1子を出産し、衆院議員会館にある認証保育所に申し込んだが「落ちた」。

 私は西村氏が結婚し、出産したことは知識としては知っていた。しかし、西村氏が子育てをどうしているか、などということは考えたこともなかった。

 ◇批判される「子育て中の議員」

 私は、今の政治では子育て政策が重視されていて有権者も関心があるのだから、子育て中であることは議員にとってもアピールになるはずだ、となんとなく考えていた。

 しかし、必ずしもそうではない。2人の子育て中の国民民主党の伊藤孝恵参院議員は、議員会館事務所におもちゃやぬいぐるみなどを置いて、子どもが過ごせるようなスペースを作っている。ところが、そのことが紹介されると1500件以上の批判が寄せられた。

 また、自民党の鈴木貴子衆院議員は妊娠を公表した際に「職場放棄」などの声が寄せられ、ブログで思いをつづった。鈴木氏は「(妊娠8カ月だったが)どうしても説明したいと思い、ベッドにあおむけでパソコンのキーを打った」と話してくれた。

 選挙を勝ち抜かなければならない議員にとって、有権者の批判は特別に重い。伊藤氏や鈴木氏のように表で語ることができる議員ばかりではない。

 ある女性議員は出産のために法案採決を欠席し、周囲から「有権者から委任された権利の行使を怠った」と批判された。その女性議員がつらさを打ち明けたのは、政策的には隔たりのある、しかし、やはり子育て中の他党の女性議員だった。

 「歳費をたくさんもらっているのに、ぜいたくな悩みだ」と言う人もいるだろう。自らの子育てについては口が重くなる女性議員は少なくない。そうした批判にさらされていることを意識しているからだ。

 しかし、国民の代表である国会議員は社会の矛盾を反映する存在でもある。男性議員も含めて国会議員自身の子育てがあまり大きな声では語られてこなかったことは、我々の社会のあり方と無縁な話ではない。



Posted by いざぁりん  at 00:24