京つう

イベント  |伏見区

新規登録ログインヘルプ



過剰です。
報道は、こちらです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/98c2b955c5eacda50665f864f338b431176a5c55
(以下は、コピーです)
 各地で梅雨入りを迎えて蒸し暑い日が増える中、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言解除を受けて再開した学校現場では学習の遅れを取り戻す動きが本格化する。自治体によっては教員に対しマスクだけでなく、フェースシールドの着用を求めるほか、大阪市などでは児童生徒にもフェースシールドを配布した。現場からは既に暑さで体調不良を訴える声が出ており、感染予防と暑さ対策の両立が課題となっている。

 「暑いし、気持ち悪くなる」「息苦しい」。5月下旬、愛知県岡崎市教育委員会に複数の市立小中学校の教員の声が寄せられた。同市教委は学校再開を前に、教員にマスクとフェースシールドの併用を試してもらっていた。

 訴えを受け、市教委は学校が再開した今月1日から、どちらかの着用に変更。担当者は「万全の対策をと考えたが、併用すれば教員が倒れると判断した」とする。

 顔全体を覆って飛(ひ)沫(まつ)感染を防ぐためのフェースシールドの着用をめぐっては、自治体ごとにばらつきがある。大阪市教委は教員に対し、教室内ではマスクとの併用を基本とするよう通知したが、「状況に応じて、どちらか一方でもよい」との考えだ。児童生徒にも配布を進め、休み時間や、必要に応じて授業中も着用を指導するよう求めている。

 同じく児童生徒に配布した滋賀県甲賀(こうか)市教委は「話し合いでの学習や歌唱などでの使用を想定している」。一方、大阪府教委と神戸市教委は「飛沫感染の防止はマスクで十分」とし、教員に対してもフェースシールドは導入していない。

 文部科学省が5月に作成した学校での衛生管理マニュアルには、教員と児童生徒は「常時マスクを着用することが望ましい」とあるが、フェースシールドに関する記載はない。担当者は「各自治体の判断だが、一律に必要とは考えていない」とする。

 夏本番が近づく中、気がかりなのが熱中症だ。文科省は着用を推奨するマスクについても、同マニュアルで、熱中症を起こす可能性が高い場合には、換気などの対策をした上で外すよう求めている。マスクは体の熱を外に逃がす「放熱」を妨げるためというのが理由だ。

 「マスクの上にフェースシールドまですれば放熱がますます妨げられ、熱中症リスクがさらに高まる」と指摘するのは、熱中症予防を啓発する「教えて!『かくれ脱水』委員会」の委員長で小児科医の服部益治氏。「フェースシールドは医療現場で使うもので、学校現場では必要なく、マスクの代用にもならない。過剰な対策で教員や子供に余計な負担を強いるべきでない」との立場だ。

 萩生田(はぎうだ)光一文科相も今月2日、子供に併用させる学校に、「二次的な被害が起きないよう、有効性を現場で確認し、安全に気配りしてほしい」と訴えた。

 ただ、フェースシールドを導入するある市教委の職員は「不安の強い保護者もいる。感染症対策にフェースシールドが注目される中、使わないという判断はしにくい」と漏らした。



Posted by いざぁりん  at 01:10