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驕る自公政権。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201507/2015071600671&rel=y&g=pol
(以下は、コピーです)
与党は16日、安全保障関連法案を衆院通過させた。報道各社の世論調査で法案に反対や慎重な意見が広がり、安倍晋三首相が「残念ながら、まだ国民の理解は進んでいる状況ではない」と認める中で採決を強行したことは、拙速との批判を免れない。
 首相が今国会での成立を急ぐのは、来年夏の参院選を意識した対応だ。秋に予想される臨時国会や来年の通常国会まで審議を継続すれば、選挙戦への影響が強まる。首相周辺からは「成立すれば国民は忘れる」との本音が漏れており、国民の理解を求める真摯(しんし)な姿勢に欠けると言わざるを得ない。
 安倍内閣の支持率に響きかねない課題を他に抱えていることも背景にある。首相は8月上旬にも戦後70年談話を発表する予定。九州電力は政府方針に沿って、同月中旬の川内原発(鹿児島県)再稼働を目指す。環太平洋連携協定(TPP)交渉も大詰めを迎えている。いずれも内容、手順次第では世論を二分しかねない課題であり、支持率が高いうちに安保法案を処理しておこうとの思惑が透ける。
 民主党の対応も明快だったとは言えない。岡田克也代表は「安倍政権が進める集団的自衛権の行使が必要とは考えていない」と強調したが、集団的自衛権そのものについての立場は曖昧で、追及は迫力不足だった。対案を示さない執行部の対応には、党内から不満も出ている。
 今後、論戦の舞台は参院に移るが、法案の「合憲性」や武力行使の「歯止め」の議論は、衆院で尽くされたとは言い難い。政府・与党は国民の理解を得るため、さらに具体的かつ丁寧な説明に努める必要がある。



Posted by いざぁりん  at 01:28