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戦争法案は、狂気の沙汰です。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161840
(以下は、コピーです)
ここまで民主主義を蹂躙した首相は過去にいなかった。世紀の悪法である「戦争法案」は16日、衆院本会議を通過し、参院へ送られた。狂気の首相は、「違憲」「審議が尽くされていない」という国民の批判にまったく耳を貸さず、強行採決に踏み切った。

 言うまでもなく、この安保法制は「法律」によって「憲法」を無効にするものだ。

 憲法9条が禁じる「集団的自衛権の行使」を、法律によって可能にしてしまった。本来、憲法は権力を縛るものである。なのに、内閣による解釈変更という禁じ手を使い、立憲主義を無視し、権力の手で憲法を機能不全にしてしまった。まさに憲法破壊のクーデターと言うしかない。かくて、この国から民主主義は消滅し、戦前の専制国家に逆戻りしたのである。

 象徴的だったのは、15日の安保法制の衆院特別委員会の締めくくり質疑における、安倍首相のこの発言だ。

「国民の十分な理解を得られていない」

 採決強行は「国民の理解が深まった」からだとしてきた認識を、最後の最後に一変させた。裏を返せば、安倍首相にとって国民の理解など、どうでもいいということだ。一体、民主政治をどう考えているのか。

「夏には安保法案を成立させると、米国と約束してしまっているから、安倍首相は採決を急いだ。安倍首相がやっているのは、まさに米国の属国としての米国のための政治。日本国民のことなど念頭にないのです。解釈改憲は法の支配の下で成立している民主主義の終焉を意味する。時の政権が、自分の好きなように解釈を変えられたら、もう憲法ではないし、法治国家ではありません。法の支配の否定とは、野蛮な古代独裁国家に戻ったということでもあります」(政治評論家・森田実氏)

 狂乱首相はこれからますます独善政治を強め、国民を無力化させるつもりだろう。

すでに、秘密保護法が成立し、戦時情報統制に突入している。そこに人文学系の学部や大学院の廃止で“知性”を奪い、国民を愚民化させる。労働法制の改悪で格差拡大を進めるのは、「米国方式」で安上がりの労働力を兵士に仕立てるためだ。

 権力を縛るはずの憲法なのに、自民党の憲法草案は「すべての国民はこの憲法を尊重しなければならない」と逆に国民を縛ろうとしている。国民を国家のために奉仕させる――。亡国政権の企みは着々と完成形に向かっている。



Posted by いざぁりん  at 00:19