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こちらです。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160414-00048423-gendaibiz-soci&p=1
(以下は、コピーです)

24時間営業。酒も食事もタダ

 暴力団が仕掛ける「裏カジノ」という危険な場所に誘い込まれ、バドミントン男子の桃田賢斗選手は、夢のオリンピック出場を逃し、田児賢一選手は競技人生を終わらせた。

 自業自得とはいえ、裏カジノに出入りする“素人”が少なくないなか、2人は野球賭博でプロ野球界を放逐された巨人3選手と同じく、有名税を支払わされた。

 そもそも裏カジノとはどういう場所か。

 「都内に、50坪以上あるような大バコからバカラ台が1~2台の小ぶりな店まで含めると100近くはあるでしょう。かつては調度品などにも贅を凝らした店が多かったけど、今は、摘発を逃れるために月に一度は場所を変えるので、簡素で勝負に集中できる環境にしている店が中心です」(裏カジノ経営者)

 24時間営業で食事も酒もタダ。世話をするウェイトレスと黒服がいて、評判の店ほど腕のいいディーラーを置く。

 そんなディーラーは、客に見破られることなくイカサマができる。勝たせるのも、遊ばせるのも、負けさせるのも自由自在。もちろん、流れを読み、勝ち逃げのできるギャンブラーもいるが少数である。基本は、店が勝つことになっている。

 摘発要員としてダミーの経営者がいて、オーナーは表に立たない。そしてカジノ荒らしのようなトラブルや借金(店には負けた客に貸し付ける金融業者がいる)の取り立てなどのために、ケツ持ちの暴力団がいてオーナーと組んでいる。
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「飲む、打つ、買う」をセットで提供

 そんな広域暴力団幹部が、裏カジノの“効用”を説明する。

 「シノギが年々厳しくなるなか、裏カジノを通じて築く人脈は大きい。まず、客層はその時々に、旬な事業で稼いでいる連中。除染のピンハネで儲けている土建業者、IT関係やゲーム関係は、引き続き景気がいい。

 最近は、ゼロ金利政策のせいで、不動産、建設、マンション業者などのカネ回りがいい。そういった連中と、オーナーや(企業)舎弟を通じて仲良くなれる」

 裏カジノは、暴力団が得意とする“ビジネス”の起点になるという。カジノ好きは、概して他のギャンブルも好きだし、女好きで遊び好き。巨人3選手がそうだったように、カジノの常連は野球賭博にもハマり、こちらの胴元も暴力団だ。

 暴力団とその周辺者は、客を裏カジノと事実上の提携関係にある会員制の飲食店やクラブ、ガールズバーなどの店に誘い込み、モデル、芸能人など「ワンランク上の女」をあてがうことができるし、そこまでの関係になれば、相手の希望によってはクスリも調達する。

 まさに「飲む、打つ、買う」をセットで提供するわけで、各種規制により、表の経済社会への進出を阻まれている暴力団にとって、「シノギの起点」となっている。

 それだけに、山口組が6代目山口組と神戸山口組に別れてから、両者が裏カジノを巡って争っている。

 その結果、六本木、歌舞伎町、渋谷、横浜、錦糸町といった裏カジノが群雄割拠している場所で、カジノを開帳する物件の獲得競争、顧客争奪戦が激化。そのあげく、密告合戦も活発で、互いが警察に相手のカジノ情報を流しているという。



Posted by いざぁりん  at 09:39