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憲法改正を、阻止しなければなりません。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12971596.html?rm=150
(以下は、コピーです)
 「与党内を説得できないのに、『自民党の憲法改正草案がいい』と言っているのは護憲運動をやっているのと同じだ」。安倍晋三首相は5月中旬、都内であった会合のあいさつで訴えた。実現できない案にしがみつくのではなく、賛同を得やすい形で憲法改正をめざす姿勢を鮮明にした。

 首相は、こうも語った。「自民党で一番の保守強硬派の私が言うのだから、『それならば仕方がない』となる。何とか党内をまとめたい」。悲願とする憲法改正への決意表明だった。

 その約2週間前。5月3日の憲法記念日にあった憲法改正を求める集会で、首相は戦争の放棄などを定めた9条1、2項は残し、別途自衛隊の存在を明記するという新たな考えを公にした。持論だった戦力不保持を定める9条2項の改正論は封印。公明党や民進党内にも提唱者がいる「9条加憲」に軸足を移し、改憲論議のウィングを広げる狙いをにじませた。

 村山談話など歴代内閣の歴史認識を形式上受け継いだ戦後70年の安倍談話。慰安婦問題の解決に向け、首相の「おわびと反省」を盛り込んだ日韓合意。自民党内や支持基盤である保守層の反発を抑え込んだこれまで2度の「成功体験」が、今回の自衛隊明記の改憲提案にも及んでいる。

 昨年7月の参院選に勝利し、憲法改正に前向きな改憲勢力が衆参で3分の2を占めてから、首相は改憲戦略を具体的に練り始めた。「2項は変えるべきだが、各党がテーブルにつかない。新たに自衛隊の規定を加えることもあり得る」。昨秋には側近議員らとそんなやりとりを交わした。首相周辺では、最速で2018年夏ごろの発議を狙う案も語られ始めた。

 国会で「3分の2」が保証される期間は、いまの衆院議員が任期満了となる来年12月中旬までで、あと1年半余り。首相側近は「3分の2があるのに、憲法改正に挑まないという選択肢はない」と話す。

 首相は5月21日のラジオ番組の収録で、憲法改正の原案について「年内にまとめてお示しできれば」と期限を区切った。持論を抑え、改憲実現を優先させる姿勢が強まっている。



Posted by いざぁりん  at 11:07