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ロシアの皆さん、ごめんなさい。
報道は、こちらです。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190529-00562440-shincho-pol
(以下は、コピーです)
 長年かけて築いた信用を崩すには一瞬で足りる――。そんな古来の金言を、身を以て体現したのが東大卒、経産省出身で当選3回の酒乱男であった。

ロシアに“借り”

 元時事通信モスクワ支局長で拓殖大学海外事情研究所の名越健郎教授は、

「現在のところ、返還交渉は暗礁に乗り上げた感があります。6月のG20でプーチンが来日しても交渉は進みそうにない。それでも、外交は心理戦が重要。見えない部分での影響は少なからずあり、丸山発言をことさら問題視しないというロシアの態度は、日本側からすれば“借り”を作った形にもなりかねない。負い目を感じることで、交渉において弱い立場に立たされるおそれもあるのです」

 まさしく百害あって一利なし。長年、北方領土問題の解決に取り組んだ元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏も、あらためて指摘する。

「そもそも、ビザなし訪問というのは『ガラス細工』のようなものです。日本政府は国民に対し、パスポートを持ちビザを取得しての渡航はしないように、と自粛要請をしています。その代わり『我々の領土に行けないのはおかしい』からと、特別の枠組みである“ビザなし”を作っているのです」

 こうした訪問では、国内の手続きとして外務大臣が発行する「身分証明書」と「挿入紙」の二つが必要だといい、

「ロシア側はこの二つをそれぞれパスポートとビザと見なし、正式な入国手続きとしている。そこでは、お互いの立場については詰めないことになっています」(同)
.

恥の歴史となって

 かりに今回、丸山議員が宿舎から外出して大騒ぎし“戦争で領土奪還を”などと口走った場合は、

「逮捕・起訴される可能性があります。なぜなら、ロシアの法律では戦争扇動発言は刑事犯罪にあたるからです。付言すれば買春も禁止されているので、こちらも逮捕されるおそれがあったのです」(同)

 と言うのだ。

「もし逮捕されれば、日本政府は彼の釈放を求めざるを得なくなる。といっても彼を守るためというより、日本人が北方四島でロシアの法的管轄に服することはあってはならないという原則があるからです。それでも政府が釈放を求めれば“戦争で領土を取り返せと発言する議員を守っている”と見なされる。そうなれば、92年からガラス細工で作り上げてきたビザなし交流のメカニズムは完全に崩れ、領土交渉もストップしてしまうでしょう」(同)

 こうした事の重大さを、丸山議員が痛感しているフシはうかがえず、

「こんな人間が国会議員であることは国益の毀損に繋がりかねず、言論の自由という次元の話では決してない。本人は『辞めない』と主張していますが、いっそのこと簡単に辞めさせるのではなく、偽証罪の縛りをかけて国会に喚問し、何をしでかしたのかを洗いざらい説明させるべきではないでしょうか」(同)

 代議士の地位にしがみつくこんな男を、いつまで税金で面倒見なくてはいけないのか。日ロ交渉史に、恥ずべき一ページが刻み込まれてしまったのは間違いない。



Posted by いざぁりん  at 00:54