2025年04月16日
「万博の丸見えトイレ 基本的には1組で、もし了解が取れた場合には他の組み合わせ」との報道
経験のないトイレ利用法の未来社会のデザイン。
報道は、こちらです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a4a7975d59331615b192a65592eeb5c7c6b6bca
(以下は、コピーです)
万博の“丸見えトイレ”を国会追及→審議官「基本的には1組で、もし了解が取れた場合には他の組み合わせ」→立憲議員「無理がありすぎる」と呆れ
4/15
15日、参議院・内閣委員会において、立憲民主党の石垣のりこ議員が大阪・関西万博の“トイレ問題”について議論した。
石垣議員は「間仕切りがない」とSNSで戸惑いの声が上がった万博のトイレについて「トイレを利用しているところが第三者に見えてしまうような状況になることは、プライバシー権や名誉の保持を規定する子どもの権利条約第16条に反するのではないか?」と質問。
これに対し経産省の村上大臣官房審議官は「SNSの投稿なども見たが、若干誤解がある。あくまでこれは小学生や幼稚園児が扱うことを想定したものではなく、0歳から2歳児の利用を前提に設計をされたものだ。まだ自分だけではちょっとトイレには行けなくて、親の助けが必要ということになるので、その利便を考慮して設計されたものだ」と述べた。
だが、石垣議員は「今説明していただいたが、ホームページを見ても詳しい説明があまりなく、インフォメーション不足というところがある。写真では男児用の小便器が2つ、男女兼用の幼児用洋式便座トイレが3つ、合計5つの便器が並んでいるが、洋式便座の方にはトイレットペーパーホルダー一体型のU字型の手すりがあるが、基本丸見えだ。なぜ仕切りがないのか。主に親子が利用するにしても、見ず知らずの大人に丸見えの状態で、いくら乳幼児とはいえ、子どもが用を足すということに対して抵抗を感じる親もいるのではないか。子どもへのプライバシーの配慮に欠けているのではないか?」と追及した。
村上大臣官房審議官は「0歳児から2歳児の利用前提ということで、あくまで自分だけではトイレ行けない子どもを念頭に置いているので、助けるのは保護者だったり、あるいは同行の見知った大人の方だと想定される。今、この施設の中には会場のスタッフがおり、このトイレを使っている時には無断で他の人が入らないような形で運用されている。したがって、利用者のプライバシーに関してはきちんと担保された形で運用されていく」と回答。
石垣議員はこの回答に納得がいかず「だから、最大5人のお子さんが使える場所を、もちろん知り合いの方たちが団体で入るんだったらまだ気心が知れていていいかもしれないが、遊びに来た見ず知らずの親子が並んで使うことになると抵抗を感じる方もいるのではないかと私は問題提起を申し上げている」と追撃。
これに村上大臣官房審議官は「そこにはスタッフがおり、管理をしながら使ってもらうことになっている。もしご同行の方の同意が取れた場合、同時に2組以上が使うことがあり得るということで運用はされるようだが、基本的には見知った人たちだけが使う空間として、例えば子どもが2人3人いる、そういう意味ではこういうスペースがあると利便性があると考えている」と答えた。
石垣議員はここで首をひねりながら挙手。
「(トイレが)5つあって、男の子用が2つ、男女兼用が3つあって、基本的に1組でその場所を使うということか?」と確認した。
村上大臣官房審議官は「基本的には1組で、もし了解が取れた場合には他の組み合わせが付くことがあるということだ。ただ、トイレは子ども用のものも含めて、敷地内に別のところ、普通に個室で仕切られてるものもあるので、そっちを使っていただくこともできる。あくまで選択肢としてこれが用意されている」と述べた。
石垣議員は「相当説明としては無理がある」として「設計ミスがあるのであれば、それをきちんと言って何らかの仕切りを作るなど改善すればいいだけの話だ。これを『1組の方が基本的に使うように設計をしてるんです』ということ自体無理がありすぎる。こういう過ちがあった時にはきちんと認めて別に変えればいいだけの話だ」と述べた。
報道は、こちらです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a4a7975d59331615b192a65592eeb5c7c6b6bca
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万博の“丸見えトイレ”を国会追及→審議官「基本的には1組で、もし了解が取れた場合には他の組み合わせ」→立憲議員「無理がありすぎる」と呆れ
4/15
15日、参議院・内閣委員会において、立憲民主党の石垣のりこ議員が大阪・関西万博の“トイレ問題”について議論した。
石垣議員は「間仕切りがない」とSNSで戸惑いの声が上がった万博のトイレについて「トイレを利用しているところが第三者に見えてしまうような状況になることは、プライバシー権や名誉の保持を規定する子どもの権利条約第16条に反するのではないか?」と質問。
これに対し経産省の村上大臣官房審議官は「SNSの投稿なども見たが、若干誤解がある。あくまでこれは小学生や幼稚園児が扱うことを想定したものではなく、0歳から2歳児の利用を前提に設計をされたものだ。まだ自分だけではちょっとトイレには行けなくて、親の助けが必要ということになるので、その利便を考慮して設計されたものだ」と述べた。
だが、石垣議員は「今説明していただいたが、ホームページを見ても詳しい説明があまりなく、インフォメーション不足というところがある。写真では男児用の小便器が2つ、男女兼用の幼児用洋式便座トイレが3つ、合計5つの便器が並んでいるが、洋式便座の方にはトイレットペーパーホルダー一体型のU字型の手すりがあるが、基本丸見えだ。なぜ仕切りがないのか。主に親子が利用するにしても、見ず知らずの大人に丸見えの状態で、いくら乳幼児とはいえ、子どもが用を足すということに対して抵抗を感じる親もいるのではないか。子どもへのプライバシーの配慮に欠けているのではないか?」と追及した。
村上大臣官房審議官は「0歳児から2歳児の利用前提ということで、あくまで自分だけではトイレ行けない子どもを念頭に置いているので、助けるのは保護者だったり、あるいは同行の見知った大人の方だと想定される。今、この施設の中には会場のスタッフがおり、このトイレを使っている時には無断で他の人が入らないような形で運用されている。したがって、利用者のプライバシーに関してはきちんと担保された形で運用されていく」と回答。
石垣議員はこの回答に納得がいかず「だから、最大5人のお子さんが使える場所を、もちろん知り合いの方たちが団体で入るんだったらまだ気心が知れていていいかもしれないが、遊びに来た見ず知らずの親子が並んで使うことになると抵抗を感じる方もいるのではないかと私は問題提起を申し上げている」と追撃。
これに村上大臣官房審議官は「そこにはスタッフがおり、管理をしながら使ってもらうことになっている。もしご同行の方の同意が取れた場合、同時に2組以上が使うことがあり得るということで運用はされるようだが、基本的には見知った人たちだけが使う空間として、例えば子どもが2人3人いる、そういう意味ではこういうスペースがあると利便性があると考えている」と答えた。
石垣議員はここで首をひねりながら挙手。
「(トイレが)5つあって、男の子用が2つ、男女兼用が3つあって、基本的に1組でその場所を使うということか?」と確認した。
村上大臣官房審議官は「基本的には1組で、もし了解が取れた場合には他の組み合わせが付くことがあるということだ。ただ、トイレは子ども用のものも含めて、敷地内に別のところ、普通に個室で仕切られてるものもあるので、そっちを使っていただくこともできる。あくまで選択肢としてこれが用意されている」と述べた。
石垣議員は「相当説明としては無理がある」として「設計ミスがあるのであれば、それをきちんと言って何らかの仕切りを作るなど改善すればいいだけの話だ。これを『1組の方が基本的に使うように設計をしてるんです』ということ自体無理がありすぎる。こういう過ちがあった時にはきちんと認めて別に変えればいいだけの話だ」と述べた。
Posted by いざぁりん
at 19:07