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壮大な無駄遣いの未来社会のデザイン。
万博を廃止しなければなりません。
報道は、こちらです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ea7a90e2da90e73fd486fe5e3c5d0285547e695
(以下は、コピーです)
344億円かかった「大屋根リング」はたった3年で劣化してしまう… “万博の後始末”はどうなるのか
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再利用は全体の1割程度に
“後始末”にも不安が…

 始まったばかりなのに後始末の話になるが、大阪・関西万博が閉会すると、ほとんどのパビリオンが解体・撤去される。もちろん、万博のシンボル「大屋根リング」も一部を残して取り壊す予定だ。幅30メートルで1周2キロ、344億円もかけただけに、解体後の建材を欲しがる企業(あるいは団体)が殺到しそうなものだが、意外にも人気がない。

【写真を見る】大屋根リングを近くでよく見てみると… 「薄い板を何枚も接着剤で張り合わせた」“集成材”が使われている

「今年1月、大屋根リングの再利用に関する説明会が大阪市内で開かれました。解体した後の木材価格は有償となり、運搬費用も買い手が負担する前提です。ところが、思っていたより使い道がないことが分かって、再利用は全体の1割程度になりそうです」(社会部デスク)

 なぜ再利用が難しいのだろうか。説明会を主催した大阪府木材連合会に聞いてみた。

「大屋根リングに使われている木材は集成材といって、薄い板を何枚も接着剤で張り合わせたものです。一辺が42センチあって、万博の開催期間は強度が持つようにJAS(日本農林規格)に適合させてありますが、それ以上の長期使用は規格上難しい。だから普通の建築用に転用できるかといえば、無理なのです」(連合会の幹部)

持って20年
 それならいっそのこと解体せずにリング全体をモニュメントにして残してはいかがだろう。地元・大阪ではそんな声も出ているのだ。

「そう簡単にはいきません。万博終了後もそのままにしておけば、2〜3年で傷み始めると思います。万博協会は一部を残すようですが、持つのは20年ぐらい。『太陽の塔』のようにずっと市民に親しまれるものにしたいのなら、しっかりと防腐処理をしなければなりません」

 このままでは、大半が廃材となる運命なのか。連合会の幹部が続ける。

「例えばバス停に設置するベンチや机。街角で日光を遮る衝立のようなものになら使えます。大阪の夏は暑いですからね。これらはJAS規格とは関係ないので、比較的自由に造作できる。そうしたご提案もしているところです」

 リングに使われている木材は丸太に換算して約6万本。ベンチや机に転用するだけでは余ってしまいそうだが、

「だから、まとまった再利用法を私たちも考えているんです。ご存じのように2027年には横浜で国際園芸博覧会が開かれます。ここに、リングの木材を持っていって、使ってもらえないか国土交通省に打診しているところなんです」

 環境に優しそうな木材なのに、優しく手を差し伸べてくれる相手はなかなか見つかりそうにないのだ。



Posted by いざぁりん  at 00:23