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こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151119-00000040-bloom_st-bus_all
(以下は、コピーです)

過激派組織「イスラム国」の最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者は、黒い長衣とターバンを身に付けイラクのモスク説教壇に上り、世界のイスラム教徒16億人の支配を目指すと昨年宣言して以来、終末思想の象徴と化している。

バグダディ師の服装だけではない。イスラム国の英語機関誌には、スンニ派の教えの中でイスラム教のアルマゲドン(最終戦争)が起こる場所とされるシリアの町の名前であるダービクが使われている。シリアとイラクのカリフを自称するバグダディ師に外国人戦士の多くが引き付けられたのは、この世の終わりを最前列の席で見れるとの約束だ。

パリ同時テロを受けて世界の大国はイスラム国への報復とイスラム国の勢力拡大阻止で団結しているが、これは終末思想を掲げるジハーディスト(イスラム聖戦士)グループとその指導者にとって思うつぼだ。イスラム国に関係する武装集団による少なくとも129人の殺害やベイルートやアンカラでの自爆テロ、エジプトでのロシア機墜落事件は、バグダディ指導者がこうした反応を煽っていることの表れであり、戦争はエスカレートするだろう。

イスラム国のプロパガンダを研究し、最近ジョージア州立大学のシニア研究員に起用されたチャーリー・ウィンター氏は、「これらの攻撃は全て、挑発戦略の中で機能している。ジハーディスト組織としての信用をイスラム国に与えるものだ」と指摘した。

イスラム国がフランスでの大虐殺を「嵐の始まりにすぎない」と呼ぶ中で、イスラム国に対抗する国際的な同盟は拡大し、断固たる姿勢を強めている。シリア内戦をめぐって意見が食い違っていたロシアと米国がここにきて、オランド仏大統領の共同戦線の呼び掛けに同調する兆しが出てきた。オランド仏大統領はイスラム国が事実上の首都とするシリア東部のラッカへの空爆を強化しており、シリア人権監視団によると、3日間の空爆でイスラム国戦闘員少なくとも33人が死亡した。

ブルッキングズ研究所の中東政策センターのシニアフェロー、シャディ・ハミッド氏は、イスラム国が「カリフの府を築きたいのかもしれない。だが、文明同士のこの世の終わりの戦争を引き起こそうとするだけでいいのかもしれない」と指摘した。



Posted by いざぁりん  at 00:10