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こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160213-00000003-at_s-l22
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 静岡県が12日に発表した2015年国勢調査の速報値で、静岡市の人口は70万5238人だった。前回の10年国勢調査と比べ、県内最多の1万959人減。政令指定都市の目安とされる70万人はかろうじて保ったものの、市関係者は厳しい数値と受け止めた。

 同市の人口をめぐっては、「静岡型県都構想」を掲げる川勝平太知事が「人口70万人を切ったら政令市の資格はなく、その段階で行動を本格的にスタートさせる」と発言していて、国勢調査の結果が注目されていた。

 市企画課の担当者は「推測していた数字ではあるが、1万人超の減少は大変なこと」と危機感を口にした。特に清水区は8692人減と際立ち、市が総合計画の目標に掲げる「25年に人口70万人維持」のハードルは相当高い。市は若者の流出を防ぐため、新幹線通学費用の貸付制度など新たな対策を始める。

 これに対し、県幹部は「もっとスピード感を持って施策を打つ必要がある」と求める。住民票に基づく人口推計では、15年の1年間で同市は3568人減り、「70万人割れが現実味を帯びてきた」と指摘する。

 全国20の政令市のうち、前回調査で人口最少だった岡山市は、今回は1万人増えて71万9584人となった。各自治体の数値は2月下旬の総務省発表で判明するが、静岡市は政令市の中で人口低位に沈みそうだ。

 一方、浜松市は人口80万人を割ったものの減少率は0・3%にとどまった。鈴木康友市長は「一定程度減少するのは仕方がない。長期的に捉える課題であり、一喜一憂しない」と冷静に受け止め、16年度当初予算案で産業力の強化や子育て支援の拡充を図る。

 ■静岡県内市町「予想以上の減少速度、ショック」

 「予想以上の減少速度。ショックだ」。静岡県が12日に発表した2015年国勢調査の県人口速報値は、県内32市町に人口減少が拡大し、首長や担当者に衝撃を与えた。各市町は雇用創出や子育て環境の整備など対策を急ぐが、加速する人口減に歯止めをかけられるかどうかは見通せない。

 伊豆半島の人口減はひときわ目立ち、西伊豆、松崎、南伊豆、東伊豆の4町で減少率が1割を超えた。減少率が県内最高の13・0%だった西伊豆町の杉本功企画防災課長は「出生数は近年50人に満たず、働く場所も少ないので転出が止まらない」と深刻に受け止め、16年度から始める幼稚園・保育園の保育料や給食費の無料化の効果を期待する。

 減少率10・7%の松崎町の山本公企画観光課長も「(5年前の)前回調査からかなり減っている印象だ」と語り、総合戦略に掲げた移住定住や雇用創出の実現を目指す。減少率8・3%の下田市の須田信輔企画財政課長は「人口減対策は一朝一夕に進まず、腰を据えて取り組むしかない」と話した。

 「子どもを安心して産める環境や若い人が働ける仕組みづくりが大切」。人口減少率10・8%と県内2番目に高い川根本町で地域おこしに取り組むNPO法人かわね来風の浜谷友子事務局長はこう指摘し、住民と行政の連携の必要性を訴えた。



Posted by いざぁりん  at 00:52