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こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160308-00000003-withnews-sci&p=2
(以下は、コピーです)

虫が多かったコンビニは…

 それだけではなく、コンビニ各社の店舗で使われている照明の状態も「コンビニ昆虫」の多寡に影響しているのではと西川君は考えました。

 西川君はまず、簡易分光器を使って光のスペクトルを調べました。すると、いつも昆虫が少ないコンビニはLED電灯を多用しているなどの理由で光がとても弱いことがわかりました。

 次に紫外線透過フィルターでも調べました。紫外線のほかに青、青紫に敏感な「虫の目」になってコンビニの光を検証してみたのです。結果、虫が少ないコンビニは店内の照明だけが青っぽく目立ったり、外の看板も店内も暗く見えたりしました。これは、セブン―イレブンやローソン、ファミリーマートがそうでした。

 ただ、一つだけ青っぽく浮かび上がるコンビニがありました。「サークルK 津大里店」です。同店で採集できた昆虫の数は他店よりずっと多く、西川君は「神コンビニ」と命名。周囲は山や池、田んぼに囲まれていますが、海辺でよく見られるコガネムシ科のシロスジコガネもたくさん発見できたそうです。
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「虫が集まるコンビニもずっとあって欲しい」

 研究報告のために作ったパネルでは、こう締めくくられています。

 「今後、コンビニの虫対策が進んでいくと、コンビニに虫が集まることはどんどん少なくなっていくかもしれません。でも、コンビニに集まる虫を採集観察することでその地域の自然環境や昆虫の分布状況などを知ることができると思います。そしてそのことをもとにして、昔と比べて環境の変化が激しい現代において、それぞれの地域の自然保護に必要な対策を考える足がかりにできると思います」

 「虫が集まらないコンビニは掃除も楽で便利かもしれませんが虫が集まるコンビニもずっとあって欲しいと思いました」
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博物館、再展示を検討

 今回の「コンビニ昆虫」の中では、コガネムシ科のミツノエンマコガネの老化した珍しい個体を発見しました。今月27日には、大阪府立大学中百舌鳥キャンパス(堺市)で開催される日本昆虫学会大会で、コンビニ昆虫研究のポスター発表を行います。西川君は「たくさんの人に話を聞いてもらいたい」と意気込んでいます。

 学芸員の大島さんは「自分も小学生のころから博物館に通って虫好きになってこの仕事をしています。西川君も将来は学芸員になるのかな」とぽろり。同館でのコンビニ昆虫研究の展示はすでに終了していますが、近いうちに再び展示することで調整しているそうです。



Posted by いざぁりん  at 02:20