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こちらです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161226-01757166-nksports-ent
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 フジテレビ系「SMAP×SMAP」最終回が26日夜、放送され、20年の歴史に幕を下ろした。エンディングはやはり、5年間休まず続けてきた東日本大震災への義援金告知だった。メンバー間の溝が浮き彫りになる一方で、「被災地を忘れない」という思いは、最後まで5人一緒に貫いた。ネット上には「最後まで義援金の呼びかけなんて立派すぎて涙が出る」「最もスマスマらしい終わり方」と称賛の声が相次いだ。

【写真】スマスマ最終回 稲垣、草なぎ逮捕包み隠さず

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 フジテレビによると、最後の義援金告知は、11月に歌収録をした際に撮られたもの。中央にリーダー中居正広が立つバージョンだった。

 東日本大震災復興支援財団の振込先が映る画面で、中居は「東日本大震災から5年が経ちましたが、まだ皆さまからの応援が必要です」と、いつものメッセージを視聴者に訴えた。今年4月以降は、熊本地震へのお悔やみと支援金の受付も追加されている。最後に5人そろって「よろしくお願いします」と一礼して最終回を終えた。

 映像はこの5年間、歌収録で5人集まる際に撮り直して続けてきた。今年8月、SMAP解散とスマスマの年内終了が正式に発表されて以降も、このスタイルは変わらなかった。同局では「スマスマの中では絶対になくさないという5人の強い思いで始まった呼び掛け。やめる理由がない」。最終回を義援金告知で締めたことも「メンバーと番組の総意だった」という。5人はこの5年間、常に最新の思いで募金を呼び掛けてきた。

 呼び掛けの発端となったのは、震災後初めての放送となった2011年3月21日。バラエティー自粛ムードの中、「いま僕たちに何ができるだろう」と題した生放送を行い、視聴者とともに考えた。被災地に何度も足を運び、個人として巨額の募金もし、あの時受けた衝撃と「忘れない」という思いを、5人で持ち続けてきた。当時「息の長い支援が必要」と訴えた芸能人は多いが、本当に番組で5年間、休まず実践してきたのはSMAPだけだ。

 当たり前のようにやっていたけれど、さまざまな人の損得勘定が交錯するテレビ業界ではまず実現しないことだ。何をやっても「偽善」と言う人はいるし、カラフルな番組の最後にシリアスな締めというのも、バラエティーのつながりから浮く。発言力のないタレントには通せない話で、タレントが本気でなければ続かない。すべてSMAPだからできたことだと思う。

 衝撃の“生謝罪”が行われた今年1月18日の放送でさえ、エンディングは支援金の呼びかけだった。香取慎吾の当番で「震災から4年が経ちましたが-」。あの時は4年だったのかと思うと、あらためてこの1年の重みを感じる。タレント、放送局、スポンサー、視聴者がこれほど志を共有してきた番組はほかにない。

 実は震災3年の節目の時にも同じテーマで原稿を書いた。当時も、彼らの決断と継続に圧倒させられた。あの時の文末を私はこう結んでいた。「義援金の告知は、復興宣言が出るまで、番組がある限り続けるのだろう」。こんな形で途切れて、彼らはどれだけ無念かと思う。でも、もう十分伝わった。彼らが積み上げてきた偉大な15秒は、受け取った人の胸に、ずっと刻まれるのだと思う。



Posted by いざぁりん  at 05:51