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安保法案を、成立させてはなりません。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=3621811&media_id=168&from=ranking
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国会前では17日、法案反対の抗議行動が朝から続いた。午後4時半過ぎ、採決の結果が伝わると、「徹底弾劾(だんがい)」のコールが響いた。


 明治大学の「オール明治の会」の黒田兼一経営学部教授(67)は「国民の声を聞かないままの採決強行。ルール無視だ」と厳しい表情。同会には教職員や学生、OB千人以上が集まった。「昔のデモのような動員ではない。これが本当の民主主義だ」


 参加者は主催者発表で3万人。夕方には歩道がすし詰め状態になった。午後6時半に抗議集会が始まり、間もなく車道が開放された。壇上では創価学会員の中年男性が「戦争法案を進める公明党をなぜ応援しないといけないのか。学会員はだまされた」と声を張り上げた。


 「安全保障関連法案に反対する学者の会」の発起人で思想家の内田樹(たつる)さんは「賛成した議員は全部落とす。この運動をやっていこう」と述べた。俳優の石田純一さん(61)は「戦争は文化ではありません。誇るべき平和を戦後100年に続けていこう」と訴えた。樋口陽一・東京大学名誉教授は「めちゃくちゃな法案をめちゃくちゃな形で進めようとしている。憲法だけでなく、日本社会の骨組みが危ない」。作家の落合恵子さんも「民主主義は抵抗し続けることで前に進む。市民の力を見せてやろう」と訴えた。
  


Posted by いざぁりん  at 00:24
安保法案を、通してはなりません。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=shared_ranking&id=3620258
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 作家の赤川次郎(67)さんが、安保関連法案を強行に採決しようとする安倍政権に絶望しているという。

*  *  *
 東日本大震災が起きた際、しばらく原発は稼働しない方向に舵を切らざるを得ないだろうと思っていました。それがもう原発再稼働。オリンピックもある。大地震の起きる可能性が数億分の1でも、起きてしまえば100%です。

 これらの議論を置いておいて、安保関連法案の審議とは、よくもできるものです。

 大震災での原発事故など刑事責任を問われて当然なのに、だれも問われなかった。数年前に恋愛禁止のアイドルグループの女性が恋愛問題を起こして、その子が世間から責められて丸坊主になったことがありました。これはリンチに近い。

 攻撃しても大丈夫な相手は皆で責めるが、大きな事件の責任は問わない。そういう時代があまりに当たり前になって、それに対して「変だ」という声も上がらなくなっているのが怖い。

 安保法案ができたことで自衛隊員が世界のどこかで死んだって、当然のことながら誰も責任を取らないですよ。万一、自衛隊員が死んだら国会議員たちの責任。今度の法案に賛成した人の名前を石碑にでも刻んでおくべきでしょう。

 法案審議についての安倍首相をはじめとした政府与党の発言は、むちゃくちゃです。たとえば、「核兵器輸送は排除していない」などという説明は、非核三原則を知っていれば出てこない。ホルムズ海峡封鎖の説明も、発言内容が次から次へと変わっています。

 まともに答える気がないんですね。採決まで辛抱すれば通るのだからと、それまでのらりくらりと自説をしゃべっているだけ。

 戦後70年談話も日本語として変でした。主語がなく、侵略や植民地支配を誰がしたのかもわからない。どう英訳したのでしょう。言葉で表現することこそが人間の知性。最近の政治レベルの低さに愕然(がくぜん)とせざるを得ません。

 世の中もおかしい。

 社会や権力が自分に牙をむく──。検察官と反権力ジャーナリストを主人公にした小説『東京零年』(集英社)は近未来の日本を描いたつもりですが、今でも起こりうると思います。 この本の中に、美術館で主人公の学生を不当に注意する社会人が出てきます。最近、このような人が多いですね。自分より立場の弱い人を攻撃することで、自分が正当に評価されていないことへの鬱憤(うっぷん)をはらす。

 これは間違っています。ちゃんと評価されないのは政治が間違っているからだと考えるべきでしょう。不満は下ではなく、上にぶつけるべきです。

 私たちは歴史をもっと学ばねばなりません。第2次世界大戦で日本はどこをどう間違えたのか知らないままに、急に民主主義の国になりました。ドイツのように、戦争で自国がしたことを徹底的に教えなければならない。

 学ぶことは難しいことでも退屈なことでもありません。知的な喜びだと思うのですね。学べば、今世界で起きていることがわかるようになります。本も読んでほしいですね。活字から何かを学ぶということは、想像力を働かせる訓練になります。

 安保法案が通っても、戦争が起きないよう一人ひとりが歴史を学び政治を見ていれば、いつか安保法案をひっくり返すこともできるでしょう。私は説教臭くならず、あくまでエンターテインメント作家として、小説の中で主人公を通して社会の怖さを描いていきたい。
  


Posted by いざぁりん  at 00:19